Baldur’s Gate 3
「仲間を結成し、友情と裏切り、そして生存と犠牲の物語を背景に、忘れられた王国を見つけ出そう。そして絶対の力を背景にして」
「脳内寄生虫を植え付けられて以来、あなたの中で奇妙な能力が発現しています。その邪悪な力に抵抗し、それを暗黒の力に対抗する手段として利用するか、または堕落を受け入れ、邪悪の化身となるかを決めてください。」
「Divinity: Original Sin 2のクリエイターによる、Dungeons & Dragonsの新世代RPG。」
「D&Dのプレイヤーズ・ハンドブックから12のクラスと11の種族から選んでキャラクターを作成するか、極めて豊かな背景を持つオリジンタイプのヒーローとなり、暗い衝動に操られたアバターとして自分の悪魔と対峙するかの選択ができます。忘れられた王国とその先で冒険し、戦闘を繰り返し、成長し、愛を見つけましょう。最大4人のプレイヤーでグループを組み、オンラインでプレイしましょう。」
「誘拐、感染、行方不明…あなたは次第に怪物に変わりつつあります。しかし、内に宿る腐敗が進行するにつれ、あなたの力も増していきます。これによって生き残ることができるかもしれませんが、それには必ず代償が伴います。そしてどんな能力よりも、おそらくは仲間との絆が最も大きな力となるでしょう。神々、悪魔、そして異次元の邪悪な力の争いに巻き込まれ、あなたと仲間は忘れられた王国の運命を決定しなければなりません。」
「Divinity 4.0エンジンを使用して制作されたBaldur’s Gate 3は、キャラクター、トリッキーさ、危険が溢れる世界を探索し、体験し、相互作用するための前例のない自由を提供します。物語とシネマティックの壮大な冒険は、キャラクターに今まで以上に近づくことができるでしょう。影によって腐敗した森から、巨大なバルダーズ・ゲートの都市、そして暗黒の深淵の魔法の洞窟まで、あなたの行動には影響があり、選択によってあなたが歴史に残す足跡が決まります。」
「忘れられた王国は、秘密と謎に満ちた広大で詳細な多様な世界であり、あなたの行動に影響を与え、ゲームの世界に自分自身の印を残すでしょう。自分をどのように記憶してほしいかを決め、仲間との関係を深め、敵を打ち負かし、自分なりの方法で問題を解決してください。すべてのプレイスルーが異なることを覚えておいてください。」 以下は、提供されたテキストの日本語訳です。
最大4人のプレイヤーまでのオンラインマルチプレイモード
あなたは共に戦い、敵を同時に攻撃するために力を合わせることができます。また、クエストと目標に基づいてグループを分割することもできます。一緒に完璧な計画を練るか、友人たちが最も予期しない状況で戦略に混乱をもたらすこともできます。しかし、注意が必要です。関係は複雑です…特に脳内に寄生虫がいる場合は尚更です。
オリジンタイプのキャラクター
7人のユニークなオリジンタイプの英雄が、より豊かなゲーム体験を提供します。それぞれが個性的な特徴、秘密、そして独自の世界観を持っています。彼らの物語は、多くの展開と驚きに満ちたシナリオ全体にわたって交錯し、あなたの選択がそれぞれのキャラクターの救済、贖罪、または究極の勝利につながるかどうかを決定します。これらのキャラクターの一人を演じて、その個人的な物語を最大限に楽しむか、彼らを仲間に加えて共に戦うかの選択ができます。
緻密なターン制戦闘
D&Dの第5版のルールに基づいており、チームのイニシアティブ、利点と不利、ダイスのモディファイアなどが組み込まれています。高度なAI、これまで以上に多様な環境との相互作用、戦闘における新しい滑らかさにより、戦略と先見の明を評価する戦闘が提供されます。3つの難易度レベルからお好みの戦闘スタイルを選択できます。チャンスを最大限に活かすためにダイスを振るか、特に難しいチャレンジを好む場合はタクティシャンモードを選びましょう。
前例のないゲームの豊かさ
出発点となる11種族(人間、ギシャンキ、半オーク、ドワーフ、エルフ、ドロウ、ティーフリン、ハーフリン、半エルフ、ノーム、ドラケイド)から31種の派生種族、さらに12の基本クラスから46種のクラス派生を選びます。600以上の魔法とアクションが、細部まで綿密に設計されたゲーム世界とのほぼ無限の相互作用の自由を提供し、探索を報い、選択が物語の展開を決定する世界を構築します。キャラクタークリエイターは、12レベルまでの冒険に出発する前に、外見を細部までカスタマイズするためのユニークなオプションを提供します。174時間以上のシネマティックが、何度も再プレイしても新しいシーンを発見できることを保証します。
複雑で豊かなロマンス
バルダーズ・ゲート地域にますます迫る戦争と、精神の鞭打ちの侵略が迫る中で、新しい同盟が結ばれ、友情が築かれています。それはどこまで進展するでしょうか?冒険中に出会う人々との非常にリアルな関係を通じて、あなたが決定します。各仲間には独自の倫理観があり、彼らの反応は好意的であるか否かに影響されます。あなたの意見を堅持し続けるか、彼らを不快にさせるか、あるいは敵対関係になるかどうかを決定してください。バルダーズ・ゲートへの道で築く関係は、キャンプでの休息の時や、冒険の過程で行う選択に更なる重みを加えることでしょう。
ストリーミング体験をカスタマイズ
生放送中にクマ、悪態、または下着の不足が配信を妨げることはありません。Baldur’s Gate 3では、ストリーマー向けに異なる3つのカスタマイズレベルを提供しています。ヌードと/または露骨なコンテンツを無効にしたり、Twitch統合を有効にして視聴者と直接対話することもできます。これらのオプションにより、プレイスタイルに関わらず、Baldur’s Gate 3をストリーミングすることができます。
Chief 0
The game is good and polished, first chapters are very well written and awesome in many other aspects - game design, story, visuals. Seashore and underground are great - goblins, ogres, drow and other characters behave as you would expect in a classic fantasy. However later at some point the game feels a bit childish. Undead NPCs and bosses mostly disappoint with their intentions and looks.
Steam User 62
個人的には、RPG史に燦然と輝く疑いようのない大傑作だと確信しています。
が。日本のゲームとは性質がかなり異なり、値段も安くないため、日本のゲームに慣れている方が買う前に注意すべき点が非常に多いです。
600時間・ストーリーを4周ほどプレイしましたが、買ってから後悔されることだけは避けたいため、あえて注意点に的を絞って簡単に書き残しておきます。多少興味を削ぐ内容になっているかもしれません。(語りつくせぬ魅力については他の方のレビューをご覧ください。)
[要約:こんな人なら神ゲー、こんな人には苦行]
向いている人:「自分で作戦を考えるのが好き」「物語の結末を自分で選びたい」「失敗も含めてTRPGのようなドラマを楽しみたい」
向かない人:「直観的に遊びたい」「爽快なアクションやバトルがしたい」「ストーリーは映画のように綺麗に魅せてほしい」「複雑なルールを覚えるのは面倒」
[ ↓ 詳しい説明 ↓ ]
───≪ランダム性が非常に強く、爽快な体験には向いていない≫───
TRPG由来のゲームルールを引き継いでいるため、すべての行動において手間と運が必要になります。攻撃が当たるか、鍵が開くか、説得が成功するか、そのすべてがサイコロを振って決まります。確率が90%あっても外れるときは外れます。
─────≪バトルシステムが日本のRPGとかなり違う≫─────
繰り返しですがTRPG由来のゲームルールを引き継いでいるため、有利不利やスロット制など、馴染みのない独自のシステムで戦闘を行うことになります。知らない要素によって混乱する可能性が高いです。
「高ステータス・強力な呪文でねじ伏せる」ことは不可能で、
「カツカツのリソース管理と状況の操作」がものを言うバトルになります。
詳しいことは適当にネットでプレイ動画などを見ていただければ分かるかと。これを面倒だと思うか、面白いと思う/気にせず楽しめるかが人によって分かれると思われます。
──────≪全体的に難易度は高め≫──────
以上のように、バトルを楽しむためには「戦術と複雑なリソース管理、運の考慮」が必要になり、敵の強さやフィールドも、多少の戦術眼とプレイスキルを前提に設計されています。ただ順番に殴り合うだけのバトルは一つもないことに留意してください(勿論、難易度は選べます)。
───────≪親切なガイドがない≫───────
自由度が高いため、裏を返せば「ストーリー・攻略のレールが敷かれている」という親切さはほぼありません。クエスト地点にたどり着くことすら、マップを眺めて首をひねる必要があるのはお約束です。
クエストの解決方法は多岐にわたり、詰みに見えても進み、最悪の展開を含めてメインストーリーは進んでいきます。正解のルートを探そうとすると、逆にストレスになるかもしれません。
────────≪膨大なテキスト≫────────
D&Dという海外のファンタジー世界の世界観に基づいているため、専門用語や前提知識が膨大なほか、作中で登場するテキスト量も桁違いです。ストーリーや仲間との会話をフルで楽しむためには、じっくり文字を読む根気が必要です。
───────≪バトルでの勝利よりもドラマが優先≫───────
ゲームを有利に進めるためのシステム的な正解よりも、物語としてのリアルな展開が優先されます。
ネタバレは避けますが、例えばある仲間の因縁の敵と戦う際、その仲間をパーティーに入れていると、イベントで強制的に捕らえられてしまい、戦闘は圧倒的に不利な状態からスタートします。勝敗の難易度だけを考えれば留守番にさせるのが正解ですが、当然ながらそれでは仲間の物語が完遂できません。
一言で言うと、勝つための最適解を選ぶゲームではなく、不利になると分かっていても物語的に必要な展開を選んで、その修羅場をどうにか生き残ることが求められます。
─────≪いくらでもある、取り返しのつかない事態≫─────
ネタバレ防止のために詳しいことは書きませんが、非常に自由度が高いため、ちょっとした失敗・選択で取り返しのつかない事態が容易に起こります。
一緒に冒険するはずだった仲間に離反されたり、ある決断が引き金となって善良な味方を全滅させてしまったり、シンプルにある敗北が連鎖的に悲劇を起こしたり。
身も蓋もないことを言えばデータロードで解決できるとはいえ、どんな決断・失敗も容赦なく悲劇に結びつくことには留意してください。
────────≪洋ゲー特有の表現≫────────
グラフィックや世界観の味付けも、リアルで泥臭いダークファンタジー仕様です。グロテスク・大人な描写も平然とあります。ご存じの通り、そもそもCERO:Z指定(18禁)ですので。
────≪個人的に伝えたいこと:世界観・設定・背景で動くキャラクター≫────
このゲームのストーリーは「お互いの感情や事情に共感できるストーリー」ではありません。BG3のキャラクターは、D&Dという世界観の歴史、過酷な暮らし、種族の習性、信仰、アライメント(善悪の属性)といった背景にシビアに基づいて行動しています。
味方にせよ悪役にせよ極端にも見える振る舞いをするのは、それまでそうして生きてきた人生、神への信仰やクラス(D&Dでは職業はシステムではなく、人生の軸です)、その種族・クリーチャーとしての絶対的な行動原理などがあるからです。「こいつはこの種族だからこうして生きてきたんだ」「こいつはあの神様の信徒だからこう行動するのが当然なんだ」という背景を知っていることで初めて、キャラクターたちの振る舞いを理解できます。また、そこに半端な同情の余地や共感できる要素はありません。
彼らの行動は「個人の事情」ではなく「D&Dの世界観」そのものが色濃く反映された結果です。その背景を理解しようとせず、表面的なセリフ・行動だけを見ていると「動機が浅い」「キャラ描写が薄い」と勘違いしてしまう可能性があります。
一言で言うならば、D&Dという世界観の歴史やルールの中で、必死に生きている奴ら(仲間たち含む)の生き様を観察する ゲームです。「キャラクターが世界で動くのではない、世界がキャラクターを作っているのだ」という環境を楽しめるかどうかで、ストーリーの見え方が変わってくることでしょう。
【それはさておき、個人的な感想】
自由度、ゲームシステム、ストーリー、クエストの分岐、グラフィック、キャラクターたちの魅力、RPGとしての深み、どれを取っても一級品です。
ゲームとして遊ぶ上で優れているだけでなく、D&Dの世界観・独自のストーリーにプレイスルーを通してどっぷり浸かることができ、日本とは異なる西洋のファンタジー観を存分に楽しめました。
あいしてるぞLarian。
Steam User 39
想像していたより100倍楽しかった。傑作と言って遜色ない。
まず、選択式のストーリーが楽しい。選択次第で物語は多彩に展開する。ダイスを振って能力値判定をするのも面白要素。次に、戦闘が楽しい。グリッドの制限がないターン制のタクティカルRPGといった感じのシステムなのだが、よく作られている。そして、ビルドを考えるのが楽しい。全12クラスある上、それらを組み合わせることができるため、ビルドの幅がかなり広い。次はどんなクラス構成で遊ぼうかと悩ませてくれる。
最後に、遊んでいると、ストーリーやキャラクターが好きになってくる。キャラクターごとに物語があるため、最初はいけ好かない奴だと思っても、長らく旅を共にしていると愛着が湧いてくる。4人でパーティが組めるのだが、プレイヤーキャラクター以外の3人を誰にしようか悩ましくなる。
海外CRPGというと、硬派でハードルが高いイメージがあるが、そのハードルを可能な限り下げてくれている。序盤からストーリー進行の目的がはっきりしているためか、遊んでいてモチベーションが途切れることがなかった。難易度についても、簡単ではないが、ノーマル難易度なら大休憩をいくらでも取れることだし、難しすぎるということはないはずだ。
壁となるのは、成長の選択肢が広すぎることだろうか。そこはレベル3辺りで体感することになると思う。魔法の種類が本当に多く、強力なもの、使いづらいもの、特殊な用途なものなど多岐に用意されている。自分はレベル3突入時点でいろいろ悩んだため、海外wikiなどで成長要素に関する情報を読み漁った。
自分はGrim DawnやPath of Exileなどを好んでプレイするタイプだが、同じようなハクスラ好きなゲーマーにこそおすすめしたい。新たな扉を開いてくれることだろう。
100時間遊べると言ったら長大作に聞こえるが、ストーリーそのものは決して長すぎるということはない。1章あたりの話も長くはなく、章の数も多くない。臆せず本作に挑戦してみてほしい。
Steam User 20
狂ったようにやって4周もしたけど評価が難しい。
善ルートでのクリア時の演出は素晴らしく、そこまでの長い道のりを乗り越えてきた甲斐があったなと感じられるだけのものだし、戦闘システムや選択肢と20面ダイスによるストーリー分岐等々の特有のシステムもD&D未経験の自分でも他のCRPGやってみようかなと思えるぐらいにはすごく楽しめた。ロマンスも良かった。
それでも評価が難しいと感じたのは、
①言われてるほど周回プレイが楽しくなかった
②奇襲/強いビルドが強すぎて、個人的に大量の縛りを設けてプレイしないとヌルゲーになる
この2点が大きい。
まず『①言われてるほど周回プレイが楽しくなかった』。
「エンディング数は約17000通り」という数字をどこかで目にしてこのゲームに興味を持ったけど、その数字は味方NPCとの関係性等で変わる僅かな差を含めたものであり、実際には大きなくくりで2通り、プレイヤー自身が関係するものを含めると10個あるかないか…という程度。それを見るために1周100時間(急いでも数十時間)かけて全部見ようという気力は周回を重ねるごとに削がれていった。種族や味方NPCの違いによる道中の変化も1周の手間を考えるともういいかな…ってなってくる。どうせ大した変化じゃないし。
そして『②奇襲/強いビルドが強すぎて、個人的に大量の縛りを設けてプレイしないとヌルゲーになる』。
これはMODで難易度上げろという話ではあるのだが、あくまでバニラを評価するとなるとどうしてもこう感じてしまう。奇襲が強い以上、2周目以降は敵と分かってるNPCには奇襲を仕掛けた方がいいということを分かってしまっているので、「奇襲を仕掛けて楽にクリアするか」「ロールプレイを重視してしっかり話しかけるところからやるか」で悩む羽目になる。
強いビルドに関しても同じようなことが言える。固有名詞は出さないが、特定の特技を取った特定の職や、特定の呪文を連打できるようになった魔法職がいるだけで容易にゲームバランスが崩壊し、最高難易度だろうが基本的に中盤以降はヌルゲーになってしまう(代わりにレベルが低くて自由度が低い序盤が難しかったりするが)。なのでそういうビルドをあえて使わない縛りを入れるかどうかで悩む。そして奇襲や強いビルドというのはほんの一例であり、このゲームを簡単にする方法は他にも山ほどある。そのうえで簡単にクリアしたくなくていろいろ縛りを考えてやってたけど、楽しむためにいちいち何個も縛りを作って破らないようにプレイして、何をやってるんだろうって気分になってしまった。
いろいろ書いたけど良い点は本当に良いので、万人にはおすすめできないけどおすすめです。世界設定を知るためにD&Dのことを勉強したり、20面ダイスで全てが決まるD&Dの面白さが知れたのはいい経験になったと思う
Steam User 28
評価:★★★★★(5)
史上初の5大GOTY制覇を成し遂げた作品。
世界最古のTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(以下、DnD)をビデオゲームとして限りなく再現した。
「RPG」の始祖とも言えるシステムだが、我々日本人が「RPG」と聞いてまず思い浮かべるであろう「ドラゴンクエスト」や「ペルソナ」とかとは全く異なるシステムで、正直別のジャンルのゲームだと思ってもらっていい。
JRPGとの大まかな違いは、
・多様に分岐するストーリー
・ロールプレイを助けるシステムが多い
・戦闘と探索の分断が弱く、滑らかに繋がっている
・レベル上げ作業が無い(というか出来ない)
・世界設定の分厚さが圧倒的
また、人を選ぶ要素としては、
・グロ有
・エロ有
・癖の強い仲間キャラクター
・頻出する専門用語
・高難易度
・チュートリアルが少ない
と、非常に人を選ぶ作風となっている。
とりわけDnD文化に慣れていない人では、楽しむ為のハードルはかなり高いだろう。
然し、2023年のGJA・GDC・DICE・TGA・BAFTAを総なめした実力は嘘偽りではなく、確実にあると断言する。そこは安心して欲しい。
◇評価点
・ロールプレイがとても楽しい
キャラメイクできる要素が、見た目、種族、背景(出自)、クラス、ステータス、技能(得意/苦手なこと)と多く、自分好みのキャラクターを作る事ができる。
用意されているクラスの数は、大きく分けて12種類あり、更にそこから幾つかのサブクラスに細かく枝分かれし実質的なクラス数は58種類にまで昇る。
マルチクラスシステムで別々のクラスを組み合わせる事も可能だ。
また本作の大きな特徴として、クラスや種族といった設定が戦闘能力だけでなくロールプレイにも反映されるという点がある。
例えば、
クラスがクレリックなら信仰する神に関する知識があったり、儀式を行えたり、
種族がドラウならゴブリンが反抗的でなくなったり、
逆に種族によって差別を受けたり、
...etc
設定に即した専用選択肢が豊富に用意されており、ロールプレイが捗る事だろう。
・浪漫あふれる異世界の冒険
本作はDnDと世界設定を共有しており、その為設定の作りこみ・膨大さは他のRPGよりも圧倒的である。
それによってゲームの舞台となる異世界の実在性が凄まじく、剣と魔法の世界を冒険したいという欲望を満たすには随一の作品であると言えるだろう。
この世界は、ゲームの為だけに用意された小さな世界ではなく、人々の幻想を詰め込んだもう一つの生きた世界なのだ。
このニュアンスの違いが上手く伝わって欲しい。
因みに、本作の舞台となるのは数ある主要都市の一つ「バルダーズ・ゲート」の半分程度とその周辺地域だけである。
「フォーゴトン・レルム マップ」と検索して、バルダーズ・ゲートを探してみて欲しい。きっと、この世界の広大さを知ることになるだろう。
このゲームを切っ掛けに、ダンジョンズ&ドラゴンズを始めてみるのも良いだろう。
・雑魚戦に歯ごたえがあり、面白い
本作は、雑魚戦も無策で突っ込めば普通に負けかねないと高めの難易度となっており、しっかり戦略を立てて戦う必要がある。
これが面白い。いわば、歯ごたえのあるボス戦がずっと続くようなものなのだ。
然し人によっては、これを聞いてげんなりする人もいるだろうが、ちょっと待ってほしい。
本作は雑魚戦の難易度が高めな代わりに、一度倒した敵が復活することは無く、そもそも戦闘の回数が少なめなのだ。
つまりどういう事かと言うと、本作はコンピュータRPG(或いはJRPG)の戦闘の作業的な部分を排し、コマンドバトルの一番面白いボスバトルだけを抽出している様なものなのである。
それに、戦闘を避けるという選択も可能だ。(と言っても、7割ぐらいは避けられない戦闘だが。)
戦闘を回避しても経験値を獲得できるので、レベルが低くなるという問題は無い。
この調整が合う合わないは人に依るだろうが、私は最高の調整だと思っている。
・魔法名がカッコイイ
私のお気に入りは、
Eldritch Blast/怪光線
Hellish Rebuke/地獄の叱咤
Hunger of Hadar/ハダルの飢え
Crown of Madness/狂気の冠
Eyebite/魔眼
Hunter's Mark/狩人の印
Conjure Barrage/弾幕召喚
Lightning Arrow/電撃の矢
ウォーロックとレンジャーはいいぞ。
・神BGM
自分は音痴であり音楽について褒める事は滅多にないのだが、本作の音楽はとても良かった。
メロディが美しく、印象的であった。
・公式がMODを公認している
本作にデフォルトで収録されていないクラスやらなんやらも追加できる!拡張性良し!
◇問題点
・非常にとっつきにくい
専門用語のオンパレードだし、
戦闘は難易度高めな上ルールもかなり特殊だし、
仲間キャラクターは一癖ある奴らばかりだし、
グロもエロもあるし、
それでチュートリアルもそれほど親切じゃないし、
マジでハードルが高い高すぎる。
これからやる人は頑張って下さい...
・持ち物UIが不便
拾える物は片っ端から拾っていく人、整理整頓しないと落ち着かない人は、かなり地獄を見る。
本作のプレイ時間の内100時間ぐらいは持ち物整理に使ったと思う。
・本当のTRPGほどの自由度は無い
TRPGだと他のプレイヤー・GMに了承さえ取れれば、世界観をぶち壊すようなキャラクターやとんでもないロールプレイをすることも可能であるが、本作のGMはコンピュータなので、その世界観の範疇に収まるキャラクターしか作れないし、採れる選択肢もシナリオの想定内のものにのみ限られる。
ノリとかを重視する人よりも、世界観を重視する人向きのゲームである。
◇総評
「RPG」というゲームジャンルの、本来の魅力を存分に引き出した作品。
刺さらない人にとってはとことん苦痛なゲームなのだろうが、刺さる人には一生忘れることのできない至高の宝となる。そんなゲーム。
買うかどうか迷っているのであれば、勇気を出して購入する事を薦める。
冒険に危険<リスク>は付き物だ。だからこそ、それを乗り越えた先の財宝が煌めいて見えるというもの。
この危険を冒す勇気が無い者は、悔やむ事はなけれど宝を手に入れることも無し。だが、それも良いだろう。
さぁ、購入するかどうかは貴方次第だ。
Steam User 11
最初は1戦でボロボロになるのを繰り返して楽しい。
慣れてくるとスマートに倒せるようになって嬉しい。
遊んでいながらも「次はこうしたい」が無限に出てきてウズウズする。
軽い難易度で遊ぶのも、難しい難易度で遊ぶのもどっちも味がして美味しい。
キーボード&マウスで遊びましたが、カメラ調整が難しい箇所があります。
見下ろし視点にしたりカメラリセットして頑張ろう。
ゆっくり遊べてとても好きです。
キャラクターも細かな表現が凄まじく、
英語音声でも声の抑揚などで相手の感情が言葉以上に伝わってきます。
冒険の合間に耳を澄ましたらもっと楽しくなるかもしれません。
Steam User 13
TRPGというジャンルは初プレイでクリアまで250時間でした。
なぜここまでかかったのかというのも書いていきます。
まずどんなゲームかと言うと、サイコロ振って遊ぶゲームをデジタル化したというゲームです。
何をするにしてもサイコロ。
会話の選択肢で駆け引きするにもサイコロの出目で決まる。
金庫の鍵をこじ開けるときもサイコロ、戦闘でダメージを与えられるかもサイコロ、どれだけのダメージで当たるかもサイコロ。
しかし、サイコロを事あるごとに毎回転がしてそれをじっと見ていなきゃいけないわけではないです。
裏で勝手に回って判定することが多いです。
そしてとにかく運だけで決まるという単純なものではないです。
それぞれキャラクターにはストーリーがあり、キャラが立っていて得意・不得意があってその種族の種類も膨大。
こうして1周目を終えたけど全てのストーリーを追って他の種族も使ってみてなんてしたら一体どれだけの時間がかかるやら…
正直1周目だけではこのゲームの一部分を味わったに過ぎないと強く思いました。
【なぜ250時間もかかったのか?"人を選ぶゲーム"と言われる所以】
その圧倒的なボリューム故にクリアするだけで250時間かかったのかというとそれ以外にもありますが、まずはボリューム面から。
■圧倒的ボリューム
まだ1周目なのでこのゲームがどれほどの広がりを見せるのか正確には計り知れませんが、とんでもないということはわかります。
自分が選んだ種族や誰をパーティーに入れるか、などによっても会話も変わるし選択肢も変わるというのでその広がりは2周目以降に楽しみたい。
(しかしこのゲームのタイトル画面に出てくるキャラ全員仲間になると思ってたのに4人しか知らないまま終わったな。やっぱこりゃすげーや)
200時間過ぎた辺りから「とりあえずエンディングまで見たい」と思い、最後にたどり着くひろーい街は駆け足で駆け抜けていった。
各キャラクターにストーリーがあってそれを拾っていくのも良いんだけど駆け足故に「ええーいうるさい、とりあえず皆◯しだ!」といって全員ぶっ◯して進んだ。
(何をするか、しないかも自由に決めれるのは大きな特徴。)
だから終えてないクエストなんてたくさんあるのにこれだけの時間かかったということはもうお察しですね…。
■システムを理解するためにかかる時間
そしてこれだけの時間かかった理由の2つ目はこれ。
システムを把握するのに時間がかかりました。
特に戦闘です。
このゲームにはたくさんのクラス(魔法で戦ったり武器使ったり素手で戦ったりと戦い方の違い)があります。
魔法だけでも数多くの魔法があり、魔法を使わない戦いでも色々なクラスがあります。
そしてなんといってもこのゲームは戦闘でも裏でサイコロを振っているわけですから、
どうやってそのダメージが計算されたか、なぜこの攻撃が当たらなかったのかなどは法則があるんです。
それは戦闘ログなどを見ると「ああ、こういう計算したのか」とわかります。(よくわからないときも…)
なので、その仕組みを理解するのにもかなり時間がかかりました。
別に適当にやってても勝てます。
でも、「理解してちゃんと戦いたい!」という私のようなタイプの人は時間がかかりがちになると思います。
それに自由度が高いので「これってこうしたらどうなるのかな?」と、色々試したいこともあるとどんどん時間が溶ける。
装備にしてもあれこれ考えるし、寝るときに「あれ、あのときあれやってればもっと楽に勝てたのかな」とか「あそこであの魔法使うと新たな展開があったのかな」などと考えられて楽しい。
このゲームが人を選ぶと言われるのはこういうところなんだろうなと思います。
「ただ適当にやっててもおもしろい!」というゲームとは対極にあるのです。
【それでも大丈夫!】
「なんかたいへんそうだし途中でつまづいてもいやだからやめようかな」と思った人へ、それでもハードルを下げる方法はあります。
■YouTube
まあわからないことあればだいたい自分で調べますよね、YouTubeとか見て。
そうです、このゲームにもその辺の込み入ったことを丁寧に解説してくれている動画があるのでとても役に立ちます。
■AIの活用
これが本当に大活躍してくれた。
わからないことあればAIに聞けば見事に答えてくれる。
ダメージ計算がどうやってなされたのかや、この魔法にどんな効果があるのかなど答えてくれます。
時には写真撮って「こういうダメージロール出たんだけどどういうこと?」など。
Grokを使っていたのですが、ゲームのハードルを下げてくれるので最高です。
【ストーリーについて】
最後に、ストーリーもこれまた凄い。
選択肢によって展開も変わるし、仲間のそれぞれの物語がちゃんとあって奥が深い。
しかし、深すぎてちょっと難解なのが逆にね…
なのでそこを随時AIに聞いたり、種族同士の関係性などを解説した動画でもっと理解を深めねばと思っております…
ちょっとこのレビューでゲームへのハードルを上げちゃってないか気になるところではありますが、評価は抜群に高い。
そしてそれも納得の内容でした。
どっぷりと沼にハマりたい人はぜひやってみてください。
バグや不満点(あまりないけど)も書こうと思ったけどとてつもなく長くなったのでこの辺で。
そうだ、まだMODもいれてないや…
Steam User 14
PS5で470時間プレイして、このゲームをやりたいが為にパソコンを買いました。おかげで無限に時間を吸われ、人生がかなり豊かになっています。
奥深い世界観と設定、個性的な仲間たちやNPCたちのストーリーに没入するならこれ以上のものはないな、と思わせてくれるぐらい素晴らしいゲームです。とはいえ大元であるダンジョンズ&ドラゴンズの知識を前提でストーリーが進んだり(一応最低限の情報はゲーム内にもありますが)、なかなか見ないゲームシステムや独特なUI操作性、かなりギリギリを攻めた露骨な性的描写など、特に日本人の感覚だと好き嫌いが分かれそうな感じです。一応性的な描写についてはオプションでオンオフ切り替え可能ですが、どの程度規制されるのかは不明。というかかなりストーリーに絡む部分もあるので流石に全部消える訳ではないと思います。
ゲーム性に関わる重要な部分として「文字を読んでいる時間が長い」です。色々な説明文だったり、登場人物とのお話だったり、物語のナレーションだったり。探索・戦闘以外だととにかく文字を読ませてくるゲームでありそこが面白さにも繋がってくる部分なので、それが好きじゃない人苦手な人は向いてないかも。
また、ゲーム内に公式MODマネージャーが存在しているため簡単にMODに触れられるという点も加筆しておきます。有志による様々なMODの存在がこのゲームの面白さを何十倍、何百倍にもしてくれるので。種族・職業・顔・髪型・お洒落な服・お洒落な武器など大体のものはMODで追加できます。そして無限にキャラクターが増えていき、無限にこのゲームをプレイすることになる訳ですね。MODの説明文が基本的に英語なところは注意。
(※ただしMOD入りで遊ぶ場合、しっかり管理しましょう。ゲーム側がある程度サポートしてくれますが、変にMODを消したり入れたりしてるとセーブデータが読み込めなくなる可能性があります!)
個人的な不満点としては、ハーフリングが頭でっかちな体型なところ。もうちょっとこう……ホ〇ットみたいな感じだったら好みでした。小さくてもかわいいけどね。