YIIK: A Postmodern RPG
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In this surreal Japanese-style RPG, when a mystery woman vanishes from an elevator in front of his eyes, fresh graduate Alex assembles a squad of internet misfits to investigate her disappearance. Tackle turn-based battles with a novel blend of twitchy minigames, weird weapons and weirder enemies.
Steam User 7
言葉では表現できない独特な感情がそこにあるゲームだった。
シナリオは極めて難解であり、その難解さはエンディングまで解消される事は無い。1.5によって様々なキャラクターのバックストーリーが追加され、考察の余地はそこにある。しかし、1.5の追加ストーリーをもってしても、全ての要素がくっきりと映し出される事は無い。
ゲーム部分はそこそこ面白く、おおよそomori程度の駆け引きは楽しめる。一方で、ダンジョン探索にいくばくかの退屈さがあるのも事実であり、触りやすいゲームプレイにはなったものの、未だにゲームをクリアするまでのハードルは高いように思える。
しかしながら、アレックスというRPGゲーム史上最大の性格の悪い主人公像。そして周囲のキャラクターの魅力的な言動によって、あまりにも難解な説明ゼリフと「what's」だらけの言葉にも、愛くるしい思いをゲームに感じてしまう。
これまでのYIIKがTVシリーズのエヴァンゲリオンだとすると、今回の1.5では旧劇場版エヴァンゲリオンぐらいまではシナリオは進む。けれど、シン・エヴァンゲリオンまで先には進まない。それもまた「Y2K」。つまり90年代末期風の作品ならではの着地だろう。
結局アレックスは何だったのか。彼は愛されない存在だったのか。全ての難解な説明ゼリフ。膨大な理解できないテキストに包まれて、ただわからないをたゆたう。けれど、さよならを教えても旧劇場版エヴァンゲリオンも、MGS2もきっと当時こんな感覚だったのだろう。当時lainを触った人はこんな感じだったという事を追体験できる作品でもある。
遊びやすく改善されて、ゲームテンポは3倍速まで上がり、遊びやすくなった。90年代末期のこじらせたシナリオはここについに完成した。遂にビジョンは達成されたのだ。
遊ぶ事をおすすめするか?選ばれる人間は少ないだろう。遊びづらいと感じる場面は多い。けれど、誰かにとって大切な作品になりうるゲームになった事は間違いない。わかったような事をただ口にするだけのテキストに振り回されて、退廃としたオタクの憂鬱を味わう。このゲームには美学がある。僕はそこに最高に魅了された。
アレックスはオタクだった。デリカシーの無い。差別をしまくる。配慮の無い、そういうオタクにとっての黄昏の詩。旧劇場版エヴァにおいて観客席が映し出されるシーンのように、退廃的で冷たい哀しさが終盤にはあった。だからこそ私はクリア後にずっとアレックスについて考えてしまう。
結局の所。これだけの感想を書いているという事は、僕にとって大事なゲームになったんだろう。これからも僕はこのゲームを時々思い出す。思い出としてアレックスの事を考える。そして、悪口しか言えないインターネットのオタクの黄昏を、ただ夢想する。そんな思い出になった事。それがこのゲームが僕にとって特別な理由だ。
愛くるしい音楽。RPGらしいゲームプレイ。難解なテキスト。オタクの黄昏。僕にとってこれは、まぎれもない傑作だった。
・良い点
◎素晴らしい膨大な曲
◎ひたすら印象に残る演出・キャラクター・テキスト
◯ターン制でシンプルながらに成長の楽しさと遊びごたえあり
◯難解で奇抜なストーリー
・惜しい点
△若干の古臭さの残るダンジョン構成
△終盤ストーリー重視となり戦闘が希薄に
△RPGとしてはもう一押し駆け引きのヒリつきは欲しい
Steam User 6
2024年12月3日、超大型アップデート到来!
あの色んな意味で話題になった癖つよ系RPGが大幅モリモリパワーアップして帰ってきた!!!「個人的には大好きだけど…これを人に勧めるのはなぁ………」なんて悩みとも金輪際オサラバですよ!
気になってたけど評判を見て手が出せなかった人やテンポの悪さに途中で投げた人も一回遊んでモヤモヤした人もありもしない隠しエンディングを探し続けた人たちも是非とももう一度プレイしてみて欲しい! なんと追加料金なしですよ! むしろ払わせてくださいよ????
旧バージョンで特に大きな問題だったいちいちQTEが挟まる長ったらしいバトルや、うんざりするほど時間のかかるレベルアップはかなり思い切った変更がなされておりもはや別物。もちろん非常に快適な仕様となっております。(早すぎてバトルスピード落としてしまうくらい!)
また、新キャラ・新ボス・新イベント・新シナリオ、更には立ち絵のみだったイベントにムービーが追加されるなど全体的にボリューム厚盛り+細かい演出追加多数となっており、既プレイながら新鮮な気分を味わいながらプレイさせていただいております。デモ版の時のクオリティで全部作り直したら開発者過労死するんじゃない???と、些か心配致しましたが無事やり遂げていただきまして感謝の念に堪えませんありませんありがたやありがたや……
著者のプレイもそろそろ終盤にさしかかったあたりですが、ワクワクやらなんだか感慨深いやらでで毎日ニコニコですありがとうございました!!!!!
Steam User 3
1999年、消えた少女を探す。抽象的な話が続く物語、頻繁なイベントシーンへの評価で好き嫌いが割れる。こう書くとキワモノっぽいがRPGの部分(どこへ向かい何をするか)は意外と素直でわかりやすい
I.Vアップデート(2024/12/02)によりそれ以前とゲームシステムが大きく変更されています。実績に関連する旧バトルモードは本編2周目に入るとオプションから選択可能です
Steam User 0
結論から言えば、万人向けとは言いがたい一方で、一部の人にとってはゲーム史に残る名作になり得るゲームでした。
例えるなら、往年の著名な創作たちを混ぜ入れて独自の感性で料理したような、そんな印象を受けました。
中でも本作の要は主人公の強烈な普遍性。主人公であるアレックスは、多くのプレイヤーが自分を投影できる存在です。個人的にも深く刺さって抉られて、辛くなる瞬間も何度かありました。
ストーリーとしてはJRPGと難解が2対1くらいで、正直ストーリーは考察が好きな人以外はあまり深く考えない方がいいかもしれません。
ゲームとしてはカルタの戦闘にも熱中できて、純粋に面白かったです。
Steam User 0
The new update has really turned my opinion about the game, combat is snappy and has several layers to it now, I feel like it really shines in the the first 2/3's of the game while if you now what you're doing you can really break it. by the end if you set your party well and your karta it just breaks by the end to the point where the enemies cant really keep up, or atleast thats how it felt to me but im willing to forgive that since I had fun at the end of the day where as in the old system I felt it was much too boring and tedious.
Story wise its more like new parts that recontextualize the game have be spliced in (my favourite parts overall, especially anything to do with michael, he's really fun to watch) while the old game story is the same , thankfully many new cutscenes have been added in scenes where it was just character portraits talking to each other while nothing happened in the background. Also important to note is how great the use of soundtrack is here, the new stuff is amazing while lots of old scenes have had their soundtrack changed, i even bought the soundtrack cause I enjoyed it so much.