Yakuza 6: The Song of Life
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Yakuza 6 is an action-adventure game set in an open world environment and played from a third-person perspective. It is similar to that of other Yakuza titles with exploration mixed with arcade style over the top combat. Kazuma Kiryu returns as the main and only playable character and the game features locations of Kamurocho, Tokyo and Onomichi, Hiroshima Prefecture. Several renowned actors voice the characters in Yakuza 6. Among them: Takeshi Kitano as Toru Hirose, Shun Oguri as Takumi Someya, Hiroyuki Miyasako as Tsuyoshi Nagumo, Tatsuya Fujiwara as Yuta Usami, and Yoko Maki as Kiyomi Kasahara, as well as other artists that have participated in the Yakuza series. While recovering from his injuries from the previous game, a hospitalized Kazuma Kiryu is approached by the police, who plan to arrest him for his past crimes.
Steam User 2
予想を超える素晴らしいゲーム体験だった。
圧倒的な表情の迫力や緻密なドラマ展開が見事で、「尾道の秘密」を命がけで守る人々の深い物語が印象的だった。登場人物たちも見どころ満載で、自分はビートたけしの出演が購入の決め手だったが、ほかにも有名俳優陣が多数出演しており、それぞれの俳優がどのように描かれるのか注目しながらプレイし、最後まで楽しむことができた。
ゲーム内の尾道というロケーションも魅力的。海沿いの風景、神社やロープウェイ、電車、商店街が見事に配置され、特に夜の静けさやもの寂しさがあり、神室町とは異なる独特の良さがあった。
ゲーム開始直後から物語に引き込まれる構成も素晴らしく、戦闘面もお気に入りの技を活かして戦える点が魅力で、自分は助走をつけたドロップキックを多用して楽しんだ。
スムーズにキャラクターを強化できる点も快適でよかった。また、赤ちゃんをあやすミニゲームや、ライザップトレーニングなども出てくる。お賽銭でのミニゲームには思わず笑った。個人的にはバッティングセンターにハマった。
また、自販機が多いので「自販機が如く」と呼びたくなるほどの存在感だった。全種類の飲み物を飲んだ。自販機の配列に少し詳しくなれた。
総じて、深い物語、緻密な演出、ユーモアあふれる要素が調和した、楽しいゲームだったのでオススメ!
Steam User 6
極→0→極2→3→4→5→6の順でプレイ。
「桐生一馬コンプリートセット」で7本セットで購入したのが昨年6月末、それからチマチマ8~9か月掛けてついに桐生一馬の物語のナンバリングタイトルとしての最終作である本作までクリアした。シリーズ全体についての評価は後述するとして、まずは本作についてのレビュー。
メインストーリーについてまずあまりネタバレにならない範囲で言うと、今回は遥がハルトという子供を産むのだが、とにかくそのハルトが可愛い。作劇上、遥が成長したので、主人公たちに保護される子どもというポジションが空席になっているのが気になっていたのだが、ハルトがその座に就いたようである。ハルトはまだ赤ん坊なのですごくかわいいけどすごく手もかかる。桐生はやらなければならないことが色々あるけれどハルトがいるのでなかなかできない。そんな中ハルトを預かってくれる大人たちのなんとありがたいことか。こういった感覚がここまでうまく表現されているゲームは他に見たことがない。ただし、桐生がハルトと一緒に行動するのは序盤のみである。
また本作のサブストーリーは、後述のようにコンプリートできなかったのだが、プレイできた範囲では、平均的に見てシリーズ中で比較的よくできていた方だと思う。
システム面では、なんといっても新エンジン採用とそれに伴うシステムの大幅見直しで3以降沢山あった細かい不満点が一気に解消したというのが最大の特長。特に電話ボックスとの往復から解放されたのは大きい。ただ、筆者のような順番で遊んだ場合、極2で既にこのシステムは体験済みであり、やっとあるべき姿に戻ったという印象。×ボタンを押さない限りダッシュしないのもいい。極2と比較した場合システムの大半は同じなのだが、発売順としてはこちらが先で極2が後となり、極2と比べるとこちらは「初期バージョン」であってやや違いがある。また、もちろん前作5とはかなりの違いがある。
戦闘面での本作の最大の特色は、手持ち武器を装備するというシステムがまったくないことである。元々このシリーズでの手持ち武器に対する扱いにはあまり一貫していないところがあり、第一作以来の、武器にかなりきつい回数制限があるというシステムは、素手での格闘戦闘を中心に戦ってもらいたいというゲームデザイン上の意図が反映したものと思うのだが、作品を重ねるごとに武器システムが肥大化してきたような傾向があり、また武器の種類も、現代日本におけるリアルなストーリーにはふさわしくないようなものも多くなってきていた。そういう意味で、原点回帰で戦闘は素手が原則、武器は拾ったものを使う程度で手持ち武器はなしにするというのは、個人的には悪くない選択のように感じられた。また技の習得についても、極2には控えめながら存在し、また前作までの伝統でもあった師匠システムは、本作ではバッサリリストラされてなくなっている。とにかく経験値だけ稼げば技を取れるわけで、この方が取り逃しはなくなるとは思う。ただし、経験値システムが食に偏りすぎという欠点は極2と同様である。
一方、極や0にあった戦闘のモード切替システムは、極2同様に搭載されていない。本作では技の種類もそれほど多いわけではなく、操作できるPCも桐生一人だけなので、戦闘がパターン化して単調になりやすい面はあったかも知れない。戦闘の方法という点では、敵をつかんで振り回す技が初期から使えるため、戦闘開始直後などで敵が多い状況では、自転車等を使うかこの技を使うかのいずれかが戦い方として第一選択であった。本作も全般に敵の数はやや多めなのだが、敵が多いということもまた、戦術の選択肢を狭めてワンパターン化させる効果がある。
細かい点では、本作だと5にあったPC側のHPの二周目がなくなってしまった。別になくてもいいのだけれど、個人的には少々残念である。これは確か極2にもなかったと思う。もう一つ細かい話だが、R1での虎落しは残ったものの、L1で防御したままのカウンター技がなくなって単にかわすだけになり、かつそれも条件が厳しくなってやりづらくなったのも桐生の弱体化につながり少々残念である。少々都合がよすぎる技であったのは確かだが…
最後に、戦闘中に自由に動けるケースが増えた代わり、落水すると一発ゲームオーバーとなった。これは記憶の限りではチュートリアルなどでも触れられておらず、また極2でもなかったと思う。全くの不意打ちなので、尾道では注意が必要である。
レベルデザイン面では、やはり新エンジンのおかげで神室町がずいぶん美しく表現されるようになった。極2で見てはいるけれど久しぶりに見ると旧エンジンに比べて段違いの美しさである。また、本作で追加された尾道は、こじんまりとした田舎がそのまま表現されている感じで、前作の観光地の寄せ集め臭さみたいなものは大分薄れたように思う。尾道に行った経験はないが、Googleのストリートビューで見ると、かなりリアルな雰囲気が出ているように見えた。一方で、神室町の一部は工事中ということで割愛されていること、追加マップが尾道の一つだけであること(蒼天堀も出てこない)から、前作と比べるとボリュームはダウンした感がある。
概して本作は、新エンジンへの対応に工数を取られたのか、レベルデザインに限らず、ボリューム面で前作と比べると劣る点が多い。ミニゲームの類も少な目だった。武器システムの変更や師匠システムのリストラも、ひょっとすると単に手が回らなかっただけかも知れない。ただし、個人的には、このくらいでちょうどいいと思う。前作はちょっと多すぎである。
ミニゲームといえば、極2にもあったクランクリエイター、正直何が面白いのか理解できなかった。極2のとき以上に戦略要素が少なく、本当にワチャワチャやってるうちに終わってしまうだけに思われた。また、コードを別途入力させて強化させるシステムもどうなのか、極2のときはよくわからないままに一応DLCを購入して強化したが、本作の場合はDLCとして購入できるわけでもないようで、結局ネットに掲載されているのを入力したが、こんなことをさせるのに意味があるのだろうか。0あたりからWeb系スマホゲーム(ソシャゲ)の悪い影響に感化されるようになってきたようである。ソシャゲのやり方がおかしいのは当たり前のことだが、信念がないままに製作しているとフラフラと方針がブレてしまう。そのあたりは海外メーカーの方がしっかりしている。
多分第1作から形式を変えつつも一貫して存在しているバッティングのミニゲームだが、本作のバッティングはかなり難しく、これを組み込んだバッティングセンターでのサブストーリーはクリアできず諦めた。結果として芋づる式に、尾道の野球チームのサブストーリーや、スナックのサブストーリーも諦めることになった。龍が如くを買ったプレイヤーだから今回のような形式のバッティングゲームが得意(もしくはそれにやる気がある)という想定はできないわけであり、ちょっとバランス調整を誤るだけでこうなってしまうからミニゲームというのはゲームデザイン上難しいのだが、今回はバランス調整に手が回らなかったのだろうか。前作の品田編アナザードラマはすべてクリアできていたのだが…
次にストーリーについて。ここからはネタバレ。
概して今回のシナリオは、前作5の品田編同様にミステリー寄りになっていた印象で、相変わらず上手くて緻密な面もあったものの、桐生の行動の動機が探偵のように事実を調べることになっていて、そこから無理が生じているところがあった。具体的には、本作の主要部分では、桐生の行動は「遥を妊娠させた犯人は誰か」を調べることが主要な動機であった。確かにこれはプレイヤーにとっても気になるテーマではあったが、遥を妊娠させることは犯罪でも倫理上許されない行為でもなく、あくまでゴシップ的な興味に過ぎない。意識不明に陥っている遥を東京に残してわざわざ尾道にあのタイミングで行かなければならない正当な理由になっていたとは思われない。ただ、このような状況でハルトの父親が遥のそばにいないことはおかしいので、父親を東京に連れて来るということであればある程度の正当性は出てきたかも知れない。しかし本作のシナリオだとそれはほとんど桐生の動機になっていなかったように思う。また、もし尾道に遥を轢いた犯人を調べるための有力な手掛かりがありそうだということであれば、それも正当な理由だったと思うが、桐生が尾道に行く時点では単に遥の携帯に1枚現地の画像があったというだけであり、そのような見込みが大してあったわけではなかった。
さらに、ハルトを病院から無理に連れていくに至っては正当性はほぼ皆無である。遥がもし意思表示できたら、このような状況下で桐生が連れていくことに反対しなかった可能性はあるが、だからといってあんな形で連れ出していいわけはない。桐生はアウトローに対しては硬派だが、カタギの問題に対してはむしろ小市民的だったはずであり、そうしたキャラクターにも反していたように思う。結局のところ、桐生は、遥が入院している時点での認識を前提とした倫理的・合理的行動としては、尾道に行かずに東京にいるべきだった。子供が施設に連れていかれるといっても、遥が意識を取り戻すなり、父親が判明するなりすれば後から取り戻すことは可能だっただろう。父親を捜すのは後でもよかったはずである。それにもかかわらずシナリオの都合で無理やりに桐生を動かした感がある。実のところ、ハルトを抱いて歩く尾道のステージ自体は楽しかったので、無理やりにでも連れていくことにしたかった理由はわからないでもないが、それでもドラマとしては問題である。
主人公の行為に正当性がない場合、その主人公は立派に見えず、観客はその主人公に肩入れすることがない。すると話が他人事のようになる恐れがある。今回はゴシップ的とは言え一応観客の興味に従って桐生が動いていたことと、広瀬一家の面々に対して個別のエピソードで男気を見せていたために、他人事感を生じることは免れたと思うが、危ういやり方と思われる。なお、そういった桐生の無鉄砲な行動をフォローしていたのは伊達であり、彼こそが本作の影のMVPであろう。
また、無理に話を長くしようとしてまとまりを欠いた感もある。本来なら、遥を妊娠させたのは勇太だと判明して勇太が遥の元に来た時点で今回の話は終わるべきだった。尾道の秘密の話は蛇足の感が強い。桐生の行動としても、それをわざわざ暴きに行く合理的な理由はほぼなかったように思われる。また長くなった分、話が必要以上に複雑になりすぎた感もある。
それからアサガオについてのエピソードは、短いながらも今回はシリーズ中で一番よくできていた。3の失敗の原因については今でも確信を持てないところもあるが、今回の成功は、子供たちを単なる被保護者として描かなかったところにありそうである。これは彼らがだいぶ成長したからこそ可能となったものかも知れない。
ところで、本作も前作5の結末に引き続いて賛否の分かれるストーリーになったようである。それは遥が若くして妊娠するという話だからのようで、確かにその設定は、ここまで皆のアイドルというキャラだったことを考えると少々メロドラマ的というか、悪趣味なところはあったかも知れない。
一方で、本作を桐生一馬編の一応の最終章ととらえた場合、ここまでシリーズを通じて桐生一馬がやってきたことを「澤村由美から預かった遥を育てる」ということだと整理することができるとすると(そして本作はそう整理したうえでストーリーが作られていると思うが)、ここでその「子育て」が終わったことにするためには、遥が結婚して家庭を持つという結末が必要だったのだろうと思われる。
一部に遥がふしだらな女だという批判があるようなのだが、それはどうかと思う。遥は既にアイドルでも高校生でもなかったわけだし、描写された遥の置かれていた孤立した状況と、勇太のした遥のための行動を考え合わせると、一度体を許すことがあったからといって特別ふしだらだったとまでは言えないだろう。ただ結婚を前提とした関係だったわけではなく、その後の状況を見ても、妊娠しない方が無難な状況ではあったので、たぶん避妊はしたほうがよかったとは言えるが……ただいずれにしても、中絶せずに出産したのはいかにも遥らしい選択だし、そもそも出産・結婚に結び付いた場合、少なくとも現代日本の価値観ではあまりその行為そのものをふしだらとは言わないのではないだろうか。
また、勇太がヤクザであるという点については、本シリーズは「良識ある人間は、相手がヤクザであるという属性だけで人間を判断したりしない」という倫理で動いている話のようであり、遥の選択はそれに沿ったものと思われる。ただその一方、0で描かれたように、「ヤクザと関わらないで済むならその方がよい」ということも認めているようである。
結局のところ、悪いところがあるとしたら、それはそのような選択をすることが必然となるような環境に遥を置いた作劇の問題だと思う。その意味で、やはりやや悪趣味な設定ではあった。直前に出た0のマキムラマコトとは大違いなので、その印象が強化された感もある。
芝居の面では、今回は菅井役の中尾隆聖が一番だろうか? 南雲役の宮迫博之も頑張っていたと思う。広瀬役のビートたけし、清美役の真木よう子は、活舌など演技の技術面では若干の問題があったかも知れないが、役どころがよかったこともあるのか、それほどいやな感じはしなかった。
ここからは、桐生一馬シリーズ全体について振り返ってみたい。
字数制限のためこちらでお読みください。
Steam User 1
宮迫の演技力の高さと、チンピラをレンチンできるゲーム
シナリオは5のラストがひどかったおかげで楽しめた
色んな作品でも言われているが……
ゴムつけろ
Steam User 1
このゲームを始めてから、コンビニでたむろしているヤンキーに絡まれた時は必ず胸ぐらを掴みレジの電子レンジで相手の頭部を600w3分半温めています。アツアツで美味しいです。
Steam User 2
最近セールでまとめ買いして6まで進めてきた
極2と同じ決定キーでダッシュはやりづらい
今までと同じかRBでダッシュでいいのでは?
スマホの着信音は消せるがバイブも消せるようにしてほしいブーブーうるさい
白い背景だと字幕が読みづらい
ダッシュしたまま視点変更がやりづらいし話しかけるときにダッシュしてしまう
極2ほど物理演算ヘンではないかな
ストーリーはまあ…うん賛否あるけど個人的にはひまわりと遥はからんでこない方がいいと思った
あとはいつもの如くだからそこは楽しい
Steam User 1
龍が如くシリーズの最初で最後?のフルボイス。
サブストーリーも全部声があります。
個人的には大好きですが、シリーズ中評判はそこそこ…低いです。
でも今のお値段なら買って損はしないクオリティです。
Steam User 0
遥関係のシナリオをネタバレで知って衝撃を受けてプレイを控えていた作品です。衝撃に備えてさえいれば、遥関係を除いて面白い話だと思います。登場人物も魅力的でした。しかし、遥はてっきり医者と結婚してやくざの世界から離れ、沖縄でへき地医療に尽くすとか、そういう最後を期待していました。やくざの世界に浸りすぎていたのでこういう行く末になったのは仕方ないかもしれませんが、1から見てきて娘のように感じていたので残念です