Whispers of a Machine
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Whispers of a Machine is a Sci-Fi Nordic Noir that tells the story of Vera, a cybernetically augmented special agent tasked with investigating a string of murders. These brutal killings obscure a sinister truth, as Vera soon finds ties to a group of fanatics committed to creating an AI superintelligence — a pursuit outlawed for nearly a century. Complicating things, a great loss from Vera's past comes back to haunt her, making her question her own sanity and everything she stands for. As an agent of the Central Bureau, Vera is equipped with an advanced nano-substance called Blue. This rare and sought-after technology allows her to develop superhuman abilities adapted to her psychological mindset. Choose your playstyle and utilize these augmentations to investigate, gather information, and solve puzzles with multiple solutions. Will Vera’s unique blend of skills and intuition be enough to solve the case, or will she discover that things are more ambiguous than they seemed? In this emotionally gripping story with existential twists and multiple endings, Vera's actions will have monumental consequences not only for herself, but for all of humanity…
Steam User 14
AIやコンピュータが非合法となった近未来、北欧の小さな町で発生した連続殺人事件に、「拡張能力」なる特殊な力を持つ女性捜査官ヴェラが挑む、SFサスペンス系ポイント&クリックアドベンチャーゲームです(日本語には非対応)。
よかった点としては、まずは世界設定。科学技術の水準が現代から大きく後退しているため、未来なのにどこかレトロな雰囲気が漂っていて、それが北欧の物寂しい雰囲気とマッチしています。また、物語の本筋とは関係ない部分に膨大なテキストが用意されているのもすばらしい。例えば、尋問中の相手に「〇〇さんのことをどう思う?」と聞くと、きちんと答えてくれるんですね。その相手にとっては当然、気心の知れた友人もいればそりの合わない人もいるわけで、狭いコミュニティにおける人間関係の綾を感じることができます。
次に、登場人物。主人公ヴェラは、クールなエリートでありながら内面に弱さも抱える魅力的なキャラクターですが、脇役たちも負けていません。被害者の検死を担当しながら不謹慎なジョークを飛ばす医師や、こちらが頼んでもいないのにロボット(実際は単なる腹話術人形)と漫才を繰り広げるおじさんなど、濃いメンツが揃っています。音声は正真正銘のフルボイスで、声優さんの演技も見事。ちなみに、オプションの Speech text time-out をオフにすればメッセージの自動送りを無効にできるので、英単語を調べながらプレイしたい人でも安心です。
そして、拡張能力を使った謎解き。ヴェラは〈ブルー〉という薬剤(?)の効果でサイボーグのような力を身につけており、この拡張能力によって、事件現場に残された痕跡を調べたり、目の前の相手の動揺を見抜いたりしながら捜査を進めていきます。また、中盤以降に覚醒する拡張能力は、ヴェラの性格(=プレイヤーの選択)次第で変化し、それによって謎解きの解法も異なってきます。二周目以降も新鮮な気持ちで再プレイできる、おもしろい趣向だと感じました。
一方で、好みが分かれそうな点としては、謎解きが結構むずかしいこと。とりわけ終盤には、ほぼノーヒント(だと思います)でかなりのひらめきを要求される展開が待っています。歯ごたえのあるアドベンチャーゲームを遊びたい人には最適ですが、そうでなければ詰まったらガイドに頼ってもいいかもしれません。
惜しかった点としては、ラストにおける主人公の行動が世界の行く末を大きく左右する……はずが、どのような選択をしても、妙にこじんまりとしたエンディングを迎えてしまうことでしょうか。もちろんこれは私の主観なので、逆に「そこがいいんだ」という人もいるはずです。
なお、終盤にキーボードから「_」(アンダーバー)を入力するシーンがあるのですが、私の環境(日本語キーボード)ではどのキーを押しても入力できないという問題が発生。結局、キーボードはそのままに、Windows の設定でキーボードレイアウトのみ英語キーボードに変更したところ、Shift+「-」(ハイフン)で入力できました。ご参考までに。
総評としては、細かいところまで丁寧に作りこまれたアドベンチャーゲームの力作です。まずはトレイラーを見て、世界観や登場人物に惹かれた人はぜひプレイしてみてください。
Steam User 3
全体としては
古いスタイルのポイント&クリックに
新しい要素を取り入れています。
しかし、良い部分だけではなく、欠点も生まれています。
まあ、アドベンチャーとしては、よく出来ており、
70-80点くらいで、必要なところは抑えています。
このスタイルが好きな人は買っても後悔することはないと思います。
世界観はSF系北欧ノワールとのことですが、
ベラの能力だったり、人工知能とかSFっぽい単語は使っているけど
個人的には北欧とは相性がイマイチに感じます。
やはりもっと大都市の方がそれっぽくなりますね。
登場人物も少ないし、調査の場所も限られ、半端な印象です。
まず、主人公のベラは、色々なところスキャン出来た利します。
これのおかげで、事件の解決方法に幅がでている点は良かったです。
ただ、あまり使わないものがあったり、
アイテムを試すところは薄れています。
操作スタイルは、他のゲームで言う属性や性格に近いもので、
選択肢によって捜査スタイルが変わります。
操作スタイルの変化で、シナリオはやや分岐しますが、
基本は一本道です。
むしろ、選択肢がやり直せないようにオートセーブになってるのは
どうなのかなと疑問を感じます。
つまらないわけじゃないけど、
値段を上げて、ボリュームを増やしたり、
もう少し工夫や掘り下げがあればよかった。
魅力はありますが、活かしきれていない惜しい作品です。
操作の相棒がいたり、調べたときにベラがもっと意味のない反応をしたり
遊びが足りない。
マウスクリックで、歩いて移動して遅いなと思っていましたが、
ダブルクリックで瞬時に移動します。
私は一度クリアしてから気づきました…
ここからはネタバレです。
最後に大きな分岐がありますが、
オートセーブのせいで全ての結末が見たい人は最初からやり直しです。
また実績を解除したい人も操作スタイルで最低3回はやらないといけません。
一応、展開が変わるとはいえ、時間稼ぎにも感じます。
6-8時間で終わり実績全解除で10-12時間程度です。
最後にキーボードから”アンダーバー”を入力する場面があります。
しかし日本語キーボードだと受け付けてもらえません。
これは音声ファイルを確認するのに必要で実はファイル名がわかれば問題なくいけます。
ファイル名は”log1”で数字が1から4まであります。
直接”play ファイル名”でアンダーバーの入力なしでも進めました。