What Remains of Edith Finch

まず音楽がいい。あと湿度ある不気味さが最高。フィンチファミリーの死の謎と哀しみを主人公エディスと共に体験していく連作短編。どの話もユニーク！ジャンプスケアやゴアはない。最初は家族関係が？？となったが系譜がメニュー画面になってるので助かった。随所にちりばめられたギミックが、シンプルかつ面白く心地いいものばかりなのも良かった。この孤独でいびつで哀しくも優しいフィンチ達の物語が静かに少しずつでも拡がりますように。

自分はこの手のウォーキングシミュレータ―ゲームが大好き故、大好物だった。
いきさつと生活感を感じる屋内、今は亡き住人一人一人の個性を感じる部屋の作り、
無人の部屋の中一人歩きまわって歴史をたどる静けさ。
どれをとってもさみしく物悲しく、地味で、だからこそ悲劇が生々しい。

また、ただ歩き回るだけでなく、住人のエピソードごとに
ゲーム性が変わり、飽きさせない工夫がされているのは魅力的だった。
漫画テイストになったり写真を撮ったり、空想の中のミニゲームだったり、
けっしてコミカルにはされていないものの、見目として代わり映えがしなくて苦痛、というようなことがないのが
とてもいい。

このゲームに起承転結はない。本当に「何が起きたか」を見るだけで、
そしてその原因もはっきり言ってわからない。
自分で動かせる、美しい一本の映像作品と思うと楽しめる人はもう少し増えるかもしれない。

ストーリーのあらすじや考察等はわざわざ書かなくても素敵な方々がまとめてくださっていると思うので、私の個人的な感想だけを描きます。
ゲームをしているというよりはディズ〇ーランドなどのアトラクションを楽しんでいるような感覚に近かったです。
歩いているだけでわくわくする舞台でしたので、雰囲気を楽しむだけでもかなり満足度は高かったです。
肝である一族のそれぞれストーリーへの追体験は様々な形で物語により没入できるように工夫されていて飽きることなく進めて行くことが出来ると思います。
かなり細かくお家等が作りこまれて歩くだけでも楽しいので雰囲気だけでも良いなと思う方は買って損はしないと思います！

非常に丁寧に作られたプレイアブルムービーといった趣の作品。
ゲームではなく、あくまで物語や雰囲気を楽しむアート作品であると考えて触れることをお勧めする。
まず、演出が多彩かつ非常に凝っており、かつ一つ一つの表現は簡潔なので、目や耳で直観的に楽しむことができる。
また、ウォーキングシミュレーター系ゲームの大きな課題の一つである誘導も、丁寧でありながら没入感をいっそう高めるような作りになっており舌を巻いた。加えて、進行に関わる主導権の多くをプレイヤーに委ねた仕組みになっているため、プレイヤー自身のテンポで読み進めることができるのも非常にうれしい。サクサクとテンポ良く読み進めることもできるし、じっくりと浸りながら一歩一歩を大切に踏みしめることもできる。惜しむらくは、何も考えず最短で進もうとするとテンポが良くなりすぎて字幕を見逃してしまう恐れがあることくらいか。
注意すべき点があるとすれば大きく三点。
実際の時系列に対して、語られる順番がちぐはぐになっていることが多いため混乱しやすいというのが一点と、
プレイ後も多くの謎が残され、全てがすっきり明かされるわけではないため、作品の雰囲気に浸り切れないと不完全燃焼を起こしてしまうであろうということが一点、
そして最後に、お世辞にも明るい物語ではなく、むしろお通夜のような鬱屈としたムードが常に漂う作品であるため、気分が極度に落ち込んでいる時のプレイには向いていないという点が一点。酷く落ち込んでしまっても支障がない日に触れるのがいいだろう。

映画を見ているようなストーリーの展開の仕方と
字幕の流れ方の斬新さ、一人一人違う形で表現される物語
部屋のデザインや仕掛けも凝っていてとても楽しめました。
一つだけ難点があるとすれば、一部非常に酔いやすいところがあるので
3D酔いしやすい方は気をつけたほうが良いと思います。

ラストシーンで鳥肌が立ちました
一人称視点のミステリーアドベンチャー
主役はフィンチ家で唯一の存在となった女性エディス
かつて住んでいた屋敷を再訪し、一族の身に起きたことを追体験する…というのが大まかなストーリーです
いやぁ面白いですね　最後までほぼ一気にプレイしてしまいました
圧倒的好評なだけはあります
※レビュー37,145件のうち95%が好評（2024年11月6日時点）　
ホラゲ程ではないですが怖いシーンも一部あります
というかホラーのタグ付いてますね
ホラゲは苦手だけど、ちょっと怖いゲームが好きな方に特におすすめです
エンドロールが秀逸でした
余韻に浸ることができました
気になる方はセールの時にでもぜひ！
※リリースから月日が経ってるのでセール時にはお得に購入できます
PS
自分は平気でしたが人によっては画面酔いする可能性があります
購入前にYouTubeのプレイ動画を最初の方だけでも見てみることをおすすめします

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