Wasteland 2: Directors Cut
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From the Producer of the original Fallout comes Wasteland 2, the sequel to the first-ever post-apocalyptic computer RPG. The Wasteland's hellish landscape is waiting for you to make your mark… or die trying. With over 80 hours of gameplay, you will deck out your Desert Ranger squad with the most devastating weaponry this side of the fallout zone, test the limits of your strategy skills, and bring justice to the wasteland. Features: - One Size Does Not Fit All: Don't feel like finding the key for a door? Pick the lock, bash it down with your boot, or just blow it open! - Decision Making… with Consequences: With both short and long term reactivity, your choices ripple outwards, changing the game's events and forever altering the lives of those in the wasteland. - Huge & Customizable: Hundreds of characters. Thousands of variations on your Rangers' appearance. Over 150 weapons. No two players will have the same experience.
Steam User 281
1988年にリリースされたCRPG「WASTELAND」の正式な続編がこの「WASTELAND2」だ。
まず最初に言っておきたいのがこのゲームのメイン要素はあくまでRPGであって、ターンベースの戦闘パートは見た目こそ似た印象を抱く「X-com」や「jagged alliance 2」などと比べた場合かなりシンプルな作りである。
RPGの戦闘パートとして見れば充分な出来とも言えるが、自分などはその部分にも結構期待をしていたので多少肩透かしを食らったのは否めない、ただし全ての戦闘は平常時からシームレスに発生するので味方の配置など戦闘前のセットアップが直接的な戦闘力と同等に重要なのは他のストラテジーベースでは見られない面白い部分でもある。
デフォルトの難易度ではわりとゴリ押し出来てしまうため、緊張感のある戦闘を望む人は一つ上の設定で挑むと丁度いいかもしれない、またゲーム中はいつでも難易度変更可能だ。
さてメインとなるRPG要素だが、まず結構な量の英文を読む事になると思うのである程度英語に慣れている人でないとプレイするのがきついかもしれない、上記の通り戦闘パートだけを楽しむのにこのゲームを選ぶのはお勧めできない。
絵で魅せるゲームが多い昨今ではほとんどの状況説明と会話を文章で済ませてしまうのは時代を逆行している手法と言えるかもしれないが、だからこそのオールドスクールである。
会話を進めるにはピックアップされたワードを選んで進めていく形式だが同じ質問にしても相手が違ければ同じ返答が返ってくる事はほぼない、それは「この街ってなんて名前?」みたいな定型文で済みそうな返答にしてもそうである、そういったちょっとした違いがキャラクターへの肉付けとなっていき、またそれに対するプレイヤーのリアクションをも明確にしていく。
プレイヤーはあらゆるところで選択を迫られ、時にそれは残酷な選択であり、また夕飯に食べる物を決めるようなどうでもいい事だったりもする、そういった様々な自分のアクションがゲーム世界でしっかりリアクトしてくれるのがWasteLand2の大きな魅力だろう。
同じ問題に対しても多様なアプローチの方法が用意されていて、例えば開かない扉はピッキングスキルで開ける、無理なら蹴破る、それも無理ならダイナマイトで吹き飛ばそう、ダイナマイト持ってない? じゃあ鍵を持ってる奴を見つけ出して脅しとろう、脅しも効かない? じゃあ・・やっちゃうしかないよね。
こういった具合に大小含めてかなりの数の分技に対応しており、その結果を残しつつも物語は進行していく、中には救われた人間や救われなかった人間もいるだろう、いつか助けたあの人が、どこかで虐げたあいつが、様々な反応を生んでストーリーを紡ぎ上げて行く事になる。
自分などは分技の結果を確かめるのに夢中になってしまい、セーブ&ロードを繰り返してこのゲームを遊びつくしてやろうと躍起になっていたが、100時間を越えた辺りでどうもそれは無粋な事なんじゃないかと思い始める。
ゲーム世界の作りこまれたデティールに触れるという意味では正しいのかもしれないが、ロールプレイというRPGの本質を随分スポイルしてしまったように感じたのだ。
勿論ゲームの遊び方なんてのは人それぞれだが、これから遊ぶ人は出来ればリセットなどは控えて、自分の選択と起きた結果を受け入れて楽しんでみてほしい、それが自分の物語となるのがRPGの醍醐味であり原点だと思うからだ、WASTELAND2はきっとそれに答えてくれる。
世界感はFalloutとほとんど同じと言っていいがFalloutのオールディーズアメリカに見られるような陽気さはなく、よりシリアスで荒廃したポストアポカリプスの世界に困窮した人々が多く描かれている。
また環境音に溶け込みそうなBGMは地味なものの世界感に良くマッチしていて非常にクオリティが高い、コンポーザーのMark Morgan氏はFallout1.2の音楽も手がけていた、まさにファンのためのキャスティングと言えるだろう。
最後にこのゲームの開発者に少し触れたい。
初代からまさに四半世紀が過ぎた今、WASTELANDの開発者がこの続編勢作の発足人だと言うのだからなんだかすごい。
ゲーム開始時に大きく名前が写るBrian Fargo氏がそれである。
Steam上にある3番目のゲームトレーラーを見ると、Fargo氏がパブリッシャーにWASTELAND2のプレゼンをしに行き、むげもなく断られてしまうというコメディタッチのショートドラマがあるのだが、後半にこんなやりとりがある。
「それって10億ドルのフランチャイズになる?」
「たぶん成らないよ・・」
「じゃあ無理だね」
「ファンが望んでるんだよ!」
「うちはパブリッシャーだからね」
勿論ジョーク的な内容だが、思うに今までこれに近いやりとりをパブリッシャーと繰り返してきたのではないだろうか、彼はFallout1.2の開発にも関わっていたがWASTELANDの続編を作りたいという思いはずっとあったのだろう、こういった事のフラストレーションからなのかKickstarterのWASTELAND2のページには他にも彼がパブリッシャーとトンチンカンな問答をする三文ドラマがいくつか見られる。
ともかく結果彼はKickstarterでチャンスをものにする、最初に提示した金額を上回る資金を手に入れ、26年の歳月を経て、自身が手がけた名作の続編を自身の手でまた世に送り出せたのだ、人に歴史と想いありだ。
はっきり言ってWASTELAND2はゲームバランスや細かい点に言及すれば完璧とはとても言えない、それでも自分が100時間を越えてまでプレイしたRPGはここ最近ではなかった、このゲームに込められた情熱に当てられたと言っていいかもしれない。
プレイするにあたって色々と乗り越えなければならないハードルもあるだろうが、それでも間違いなくお勧めの作品。
Steam User 42
発売から4年、スパチュンのおま語から2年、とうとう有志による日本語化が完了したようです。オープンなプロジェクトでしたが、かなりの部分を一人で翻訳されたようでいくら感謝してもしきれません。
技術力の果てに荒廃してしまった世界で、どこまでが人間でどこからがロボットなのか?前作の精神的な続編がFalloutらしいですが、今作はFallout 4に影響を与えてるのかなと思いました。
見下ろし型のRPGで、敵との戦闘に入るとターンベースのシミュレーションになります。仲間キャラクターが多いのが特徴で、操作出来るキャラが最大7人、さらにゲストキャラを何人か連れて歩くことが出来ます。
人数が多いと単純に戦闘が楽しいと思います。反面、罠や鍵開けなどの戦闘以外のスキルを全てを極められてしまい、万能パーティになってしまうのが面白さを減らしているかもしれません。
難易度レンジャー(4段階中上から2つ目)で序盤手応えがあり終盤無双状態といった感じでした。With over 80 hours of gameplayとありますが、初見でサブクエこなしつつ53時間でエンディングでした。選択肢でストーリーの過程が大胆に変わりそうなので最高難易度でもそのうちやってみたいです。
Steam User 57
核によって荒廃した世界を舞台に、キャラクターを4人作成し、選択をしながら物語を進めていくゲームです。FalloutをSRPGっぽくした感じ?そもそもFalloutのルーツはWastelandらしい。
すっごく面白いのでおすすめなんですが、今の時点では日本語化されておらず、テキストをちゃんと読んでないと進めるのが厳しいゲームだと思うので、かなり英語が得意な人じゃないと進めていくのは大変だと思います。
気合と根性でやるぜ!って人以外は誰か偉い人が日本語化してくれるまで待った方が無難かもしれないです(翻訳してる方がいるみたいなんで多分そのうち出来ます)。
戦闘は先ほども書きましたがターン制で、戦闘開始する場所に陣取って攻撃開始(その前に見つかって向こうから仕掛けられたりすることもありますが)、速い順にAP(行動力)を消費して無くなるまで攻撃したり、リロードしたり、回復したりします。
弾は貴重品。ご利用は計画的に。
まだクリアしてませんが今のとこ自分的に魅力的だと思うポイントを挙げていきます。
・キャラクタークリエーション(名前、見た目はもちろん、能力値やスキル、宗教や吸うたばこの銘柄などを設定。妄想汁が出ました。)
・問題の対処法が複数ある(例えば開けたい扉があって、ロックピッキングに大失敗し、鍵が壊れてしまっても、鍵を修理スキルで直してまた開けたり、扉を叩き壊したりすることも可能)
・終末的雰囲気とそれに見合った難易度(高め)
・ストーリーが良さげ・・・いやまだ全然進んでないんですけどね。ところどころ笑えるんですよ。
あえて悪いとこを挙げるならいい所にも挙げたけど難しいことかなぁ?
ちょっと食らったらすぐ瀕死、回復手段も限られてる上にそのままだと完全にロストしてしまうんで。リアルで緊張感も出ていいところでもあると思うんですけど。自分は何も考えずに突撃するのですぐ死んじゃいます。まあとりあえず楽しいからいいや。
↓独断と偏見で勝手につける超適当な五段階評価
中毒性 ★★★★☆
リプレイ性 ★★★☆☆ (分岐もあるし一本道ではないけどボリュームがある分)
ストーリー ★★★★☆ (笑えるとこがたまにあってシナリオ書いた人のセンスを感じる)
難易度 ★★★★☆ (わりとシビアかな?)
グラフィック ★★★★☆ (特にいいわけでもないけど他のsteamゲーと相対的に考えて)
必要な英語力 ★★★★☆ (そんな難しい英語ではないけどとにかく文章量が多い)
Steam User 52
システム的にはバルダーズ・ゲートな、世紀末世界冒険RPG
世界観は良好、お話の分岐も多くやりごたえはたっぷりだが
世界観を形作るすさまじい量の英文に英語なれしてない人は躓くことになるだろう
戦闘のバランスは全体的にぬるめだが
武器間のバランスがかなり悪く、ハズレの武器種を選ぶと終始苦労することになる
さらに、罠と鍵開けがやけくそ気味に多く、解除の動作も短縮できないため
探索は楽しいのだが時間がかかって仕方がない
戦闘以外での高速化が実装されればそのあたりはいっきに良くなると思うが
現状ではとにかく時間がかかるのが困りもの
イベントの解方、スキルの意外な使い道
あちこちに挿入されている小ネタなどなど、
遊べば遊ぶだけ新しい発見にであえるゲームデザインが素晴らしいだけに
これらの欠点が少々気になる
しかしまあこのタイプのRPGが好きなら買いだと確実に言える出来です
Steam User 27
核戦争によって荒廃した世界を舞台とした大作RPG。プレーヤーは、Desert Rangersに志願した4人の新兵に扮して荒涼の大地を旅する。近時の作品では「Divinity: Original Sin」と似たシステムになっている。
[キャラクター]
主人公のレンジャー4人は自由にキャラクターメイキングができ、クラス(兵科)による縛りなどはない。ほかに、最大3名までのNPCをフォロワーとして随行させることができ、チームは最大7人となる。NPCがときどき喋る(追い剥ぎに惨殺された人を見て「ちくしょう!」とか)のに対して、レンジャー4人は無言のままなのが少し残念。
[戦闘]
あらかじめ配置されている敵のほか、ランダムな遭遇戦がある。ターン制で、各自のアクションポイントの範囲内で行動する。「射線」の概念があるため、敵と味方が直線上に並んでいると流れ弾に当たる可能性があり、位置取りを考えながら動く必要がある。
[会話・ミッション]
総じて文量が多く、話し言葉やスラングを多く含む。また、一見同じ会話のように見えても固有の内容を含むことがあるので、受け答えの選択肢が出なくなるまで話し続ける必要がある。会話も楽しむつもりがないと、やや苦痛に感じるかも知れない。また、ミッションは全般に「おつかい」型が多い。
[その他]
Mac版において、マップのロード時などにフリーズすることが少なくない。致命的ではないが、こまめにセーブしておかないと損失が大きくなるだろう。
[総評・比較]
会話パートがやや冗長で、チーム内ので意見対立がない点など、ストーリーの読み応えとしては「Divinity: Original Sin」の方が勝っている。一方で、戦闘の歯ごたえやスキルのバリエーションなどは「Wasteland 2」の方が楽しめるだろう。難点と言っても目をつぶれる程度なので、RPG好きなら是非プレイするべき良作としてお勧めできる。
Steam User 56
Falloutの元になった作品の続編。
(陸だが)大航海時代のようなシステムで探索して
エンカウントするとXCOMのような戦闘が始まる。
Fallout1や2が好きだった人はきっと楽しめると思うが、
問題は$59.99という価格設定である。
Fo3:GOTYや同じBethesda開発のTES Vが20ドル。
その辺の新作タイトルが40ドルなのを見てもやはり60ドルは高すぎる。
アーリーアクセス版には複数の特典が付いており、
正式リリース後はそれらをオミットして価格を下げるようだがどこまで下がるかは不明。
今は買わない方が良いと思うがゲーム自体は面白い。
Steam User 13
20世紀末、1998年。
宇宙からの隕石の飛来を警戒システムが他国からの核攻撃と誤検知したことから始まった全世界規模の相互確証破壊の嵐によって人類の文明は一日にして崩壊した。
その日アリゾナ砂漠の隅で作業していたために幸運にも被害を免れたアメリカ陸軍工兵大隊は、辿り着いた連邦刑務所を拠点に治安維持組織デザートレンジャーを結成、暗闇の中で救援を求める人々を守るため活動を開始した。
それからほぼ一世紀経った2087年に起きた、狂った人工知能による人類抹殺計画とそれを阻止せんとするレンジャーの死闘(一作目)からさらに15年後の2102年。
前作で世界を救った主人公部隊に技術支援していた、1人のレンジャー分隊員の不可解な死からウェイストランド2の物語は始まります…。
テーブルトークRPGを下敷きとしたCRPGと呼ばれるジャンルに属する本作はストーリー分岐の豊富さが特徴です。
気にくわないクエストキャラは大抵ぶっ殺せて、それがストーリーに関わるような、殺しちゃいけないような重要人物だったとしても、「その人物が死んだ場合」の代替のイベントやストーリーが平然と展開され、むしろ「正当なストーリー」という物が分からないほど。 物語の結末はそれほど用意されている訳ではありませんが、終わりに辿り着くまでの筋書きはプレイヤーの数だけ存在しているはずです。
「なに!貯水池のハイプールと食料生産地のAgセンターに重大な問題が起きてどちらか一方しか救えないだって!?」
両方見捨ててしまいましょう。 そのための分岐はもちろん用意されています。
弾薬代だってタダじゃ無いのに救助してもお礼の言葉しか言われないのは嫌?
片っ端から住民を虐殺してやりましょう。 そのための分岐はもちろん用意されていますし、スカっとしますよ!
有志日本語化可能