VonGarland Castle : Sacrilege of the Night
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
VonGarland Castle : Sacrilege of the Night
is a love letter to 2D side scrolling action platformer classics like Castlevania I through III, Super Metroid & Mega Man X.
Take control of the Family VonGarland in their quest to slay the patriarchy, Baron VonGarland
& break the family’s terrible curse.
img]
*Hordes or victorious foes
*6 main levels to explore + intro level and final stage
*17 main items/weapons
*8 Charms
*16 hidden paintings
*Hidden Health Viles / E-tanks
*Deadly bosses and Mini Bosses
*and much more!
The family is cursed! 240 years ago our ancestor Lord Baron VonGarland promised the terrible vampire Gulacard untold riches & sanctuary within his castle walls if he would give Baron immortality. Baron then turned his first son, Buggie VonGarland into a vampire. his 2nd born Vanden VonGarland, whom he thought to be weak & undeserving he left a mortal human. tho this did not upset Vanden, for he rightly saw vampires for what they are, hideous abominations of nature! and so the bloodline was split into two, half Vampire, half those who would hunt them. & until we’ve driven a stake through Barron’s vile black heart our family lineage will be forever stained in evil!
Steam User 15
「呪われし一族の闘い!」
概要
VonGarland Castle : Sacrilege of the Night(フォンガーランド城: 夜の冒涜)は2D横スクロールアクションプラットフォームゲームである。作者は古典的な悪魔城ドラキュラ1~3、スーパーメトロイド、ロックマンXのファンであり、80年代後半から90年代前半のこれらの作品に強く影響されてゲームを作成したようだ。要するにVonGarland Castleはメトロイドヴァニア系ゲームということになる。
未役部分もあるが日本語がある。恐らく本編の大筋理解には問題ない程度の日本語。
物語
240年以上前にフォン・ガーランド男爵は己の権力への欲望に呑まれ、人類に追い詰められた怪物たちの一派である吸血鬼グラカードを保護することで不死の身体を手に入れた。
フォン・ガーランド男爵は長男のバギー・フォン・ガーランドを吸血鬼化したが、次男のヴァンデン・フォン・ガーランドは人間としての道を歩んだ。
これにより一族の呪いが始まり、一つは吸血鬼として人類に災いをもたらす存在になり、もう一つは人間として吸血鬼を狩る存在となる。
時は流れ、ヴァンデンの子孫たちは機会を見つけてフォン・ガーランド男爵を襲撃した。彼は不死ではあるが心臓に杭を打てば倒すことができる。だがその心臓は見つからなかったのである。
フォン・ガーランド男爵は闇の錬金術師を説得し、破壊することができない魔法の棺を作らせ、その中に己の心臓を封印したのであった。
魔法の棺を持ち帰ったヴァンデンの子孫たちは、その封印を解く方法を探すためにキャッスルタウン錬金術研究所に預けた。しかし、その後すぐにキャッスルタウンから煙と炎が立ち上がり、フォン・ガーランド男爵の魔手が及んだことを知る。
今度こそフォン・ガーランド男爵とバギー・フォン・ガーランドと決着をつけなくてはならない!
ゲーム性
基本部分は悪魔城ドラキュラやロックマンに近似しているので、これらのゲームをやったことがある人なら遊びやすいだろう。上下左右に広がるレベルの中を移動して雑魚敵と戦い、合間にアイテム類や隠し要素を探すことになる。そして各レベルの最終地点ではボス戦が待ち受けている。アクション性があるので個人的にはコントローラーでの操作を推奨したい。
キャラクターは一族の男女2名からの選択となるが、今のところどちらを選択しても大きな違いを感じなかった。このゲームは装備の強化やパワーアップができるので、もしかしたら後々には大きな変化があるのかもしれない。
キャラクターのサイズが大きめなので、それに合わせたレベルデザインや敵の登場の仕方になっている。これによるメリット部分はキャラクターの位置のわかりやすさや迫力の部分であろうか。デメリットとしては表示範囲が狭いので、敵の攻撃パターンが限定されたりアクション性が低下することだろう。ただ初代悪魔城ドラキュラがそうだったように、移動スピードが速いタイプのゲームではない(走ったりできるので遅くもないが)ので、そこを理解している人ならあまり問題とはならないと思う。
鞭の使い分けでギミックを操作できる場面があったり、商人から買い物ができたりもする。入手した武器をサブウェポンとして使って戦うこともできる。複数種のサブウェポンがあるのでそれぞれの特徴に合わせた戦術をとることになる。
ボスは大き目で派手な敵として登場する。各ボスは個性的な攻撃パターンを持つので、攻略方法を探すことになる。このあたりは古典的なこの手のゲームをやった人なら想像がつくと思う。
総評
まず筆者はファミコンやディスクシステム時代のメトロイドヴァニアしかあまりやったことがなく、それ故かはわからないが最初のチュートリアル的なレベルから高難易度に感じた。初代悪魔城ドラキュラや悪魔城伝説、そしてロックマンの1,2以降は、この手のゲームをあまりやっていないので慣れている人の参考にはならないかもしれない。ただ慣れていない人がやる場合には難しめであると理解しておくといいと思う。そして問題点としてだが、この最初のチュートリアル部分を越えないとこのゲームの真の楽しさを体験できる部分にたどり着けないことにある。チュートリアルを突破後に自邸宅(一族の邸宅)から始まることになる。こからは様々なことができるようになり、町があって人々や複数種の商人もいたりする。そこには謎も多く隠されており、ここまできて初めてこのゲームにワクワクする人たちも多いと思った。もう少しそこまでが簡単だったら入り込める人たちが増えただろう。
不満点としてはいくつかある。まず設定ができないことで痒いところに手が届かないことで、個人的には音量の設定ができないことが嫌であった。きっとコントロール設定を変更したい人たちもいるだろう。ここの改善には期待したい。次に階段の上り下りの判定がわかり難いことで、戦闘中等では問題が出る場合があった。大きなストレスではないがもう少しやりやすいとよかった。日本語も大方は理解できるのだが多少わかり難い部分がある。そして翻訳されていない箇所も散見されるのは残念。恐らくゲームの大筋は理解できるし問題ないのであろうが、一族についてやその他のことをもっと知りたい場合に残念に感じるだろう。これ以外は筆者の環境の問題であるが、ウルトラワイドモニタでは一部でキャラが見えない場所があったりしたので、このあたりの最適化も更に進めて欲しいところである。
グラフィックス、音楽、レベルデザイン、キャラクターデザイン等の全体のクオリティは十分に高く、個人的には商用として全く問題がないと感じた。チュートリアルの部分をクリアすれば、一気にこのゲームの魅力に惹きこまれるだろう。そこからはロックマン式のボス戦の選択のようになり、町の人々との交流もあり隠し要素も多くワクワク感が大幅に増してくる。後はメトロイドヴァニアが好きなのかどうかや、その中での細部の合う合わないが出る程度だと思う。爽快感を求めてやるタイプのゲームではなく、そこをきちんと理解していれば価格分は十分楽しめるのではないだろうか。特に古典的なメトロイドヴァニアファンが作ったゲームを体験してみたい人たちにおすすめだ。
長所
日本語がある。
全体的に商用のクオリティに達している。
古典的なメトロイドヴァニアファンへのサプライズ。
ワクワクできる内容。
短所
日本語にややわかり難い部分や未訳がある。
細かい設定ができない。
階段の判定や仕様にストレスが溜まる。
Steamキュレーターゲーミングチャイルドでは、近日発売予定のゲームの一口紹介を、あなたのアクティビティに毎日お屆けします。ぜひフォローしてください。