Utomah

ツインスティック横スクロールアクション
digipen学生作品。
進んでボスを倒してというオーソドックスなステージクリアタイプの横スクロールアクションゲーム。全3ステージ。攻撃ボタンを押すとスローになるので、その間に照準を定めて攻撃する感じ。グラップリングは常に使う必要があって、そのうちドッジも出てくる。グラップリングはターゲットを定めて跳ぶというより、ふわーっふわーっという感じで移っていくイメージの方がプレイしていて楽しいと思った。難易度はいくつかあるが、高難易度になるに連れてライフが少なくなっていくタイプ。
全体としてサクッと遊べて面白いと思うが、全体的に暗すぎる印象。ダークな雰囲気を出すために暗くするのは見づらくなるだけなので一考したほうが良いと思う。たぶんステージ3はそれなりの人が初見だと死ぬんじゃなかろうか。そんなに探索の楽しみを意識しているようには見えないが、そんな中でルートが見えなず「え？そういうステージだったの？」というのはどうかと。
学生作品なので仕方ないが、ボリュームはもう少し欲しいと感じた。グラップリングで跳ぶと思いきやわりとステージが狭く閉塞感が強いので、何やらその辺ももったいないと思う。せっかくだから開放的な世界でやればいいのに…。壁のぼりジャンプの方が生きている印象。
ゲームとしてはオススメ。