Treasures of the Aegean

走って、飛んで、よじ登って
巨大アスレチックのような島で財宝を集め回れ！
時間制限で打ち切られる探索を繰り返し、ミノア文明の謎を解く。
最初のうちはリトライするたびストーリーが語られる。
毎回の出発と帰還のムービーはスキップ可能。
広大なマップを探索して回る、メトロイドヴァニアの一面を持つ。
ただしパンチ・踏みつけ・ショットなど攻撃要素は一切ない。
アクションはかなり楽しい。
難しそうな地形も、主人公が地味にハイスペックなためスルスル進めて、うまくやれた満足感が強い。
それと、ルートが上下左右に豊富に張り巡らされているので、ルートをミスっても平気なのが良い。
「おっと行き過ぎた。でもすぐ先にも登れる所あるからそっちでいいか。進んじゃえ。」
目まぐるしく動かして楽しいゲームにおいて、これは重要。
メトロイドヴァニアにありがちな「直感で動いたら別ルートで無駄足になった」がほとんどない。
財宝を獲得するための謎解き要素もあるが、基本的に簡単。
ただし「足りない機械のパーツ」などフラグアイテムを探すのが大変。
フラグアイテムは毎チャレンジごとに再取得が必要なのにマップに自動登録されないので、ひと手間かけて地図マーカーをつけないと「すでに通った形跡がある通路」から探しなおす羽目になる。
また、フラグアイテムと一般収集品の違いが分かりづらいので「あのときのアイテムがフラグだったのか！どこだっけ？」となりやすい。
やや不親切とも感じるが、バトルもない、遺跡探索がテーマなのでマーカーで探索感を入れたかったのだろう。
とにかく、マーカーは重要なのでマメに記入しよう。
細かい問題点として、底が見えない所へのダイブがたまにある。
基本的に床がほどよく設置されているので問題ないが、高さがあると落下ミスが発生してしまう。
とはいえペナルティがそこまでキツくない、登り直しも容易なため「あちゃー」くらいで済む。
ゲーム中に説明されず気づきにくい特殊挙動がある。収集品コンプには必須となる。
1.着地時にしゃがみでローリングし、ローリング中にジャンプすると超高速ジャンプになる。
2.崖際で下キーを押すと崖にぶら下がれる。