Transpose
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Transpose is a dreamlike VR puzzle game set in a universe where time and gravity are used as tools to manipulate the world. By creating and working with looped recordings of their actions, players must solve increasingly complex physics puzzles in a mysterious setting where notions of space and time no longer apply.
Steam User 6
過去の自分達と協力する面クリア型二度手間系VR主観視点パズルゲー。
■概要
リスポン用の台座から一歩でも踏み出せばそこからの行動が全て記録され、リスポンしてさっきとは違う行動をとっても先刻の行動をする自分をエコーとして残せる。
一辺20cm程のキューブを専用ソケットに嵌め込めばクリアなので、スライダを掴んで足場を動かす係、それに乗って向こう側でキューブを拾いこっちに投げ渡す係、スライダ係の横で待機してキューブを受け取り納品する係、などの分担作業を全部自分でやる。
ストアの表記上は着席でも遊べるとあるが、キューブの投擲はプレイヤー自身の身振り手振りで行うため、立ってやるほうが無難。投擲さえ上手ければパズルを無視して遠くのソケットに投げ入れてしまうことも可能。投擲技能が必須なのではとも思えるステージもあり。
またリスポン用の台座は床だけでなく壁やら天井やらあちこちにあり、重力も出現に使った台座の向きに依存する。一度手にとったキューブも持ち手の重力方向に倣うが、キューブが滞空中に記録を止めてリスポンするとキューブも宙空で止まる。
移動はかなりゆっくりなスムーズ移動と指定できる最大距離がやけに短いテレポートの併用。ロード時のTIPSまで「歩きとテレポート両方使ったほうが速いよ」と言ってくるので、歩きつつ前テレポを連打する感じになる。スナップターンは30度のみだが、アナログスティックを倒しっぱなしでリピート入力は可能。
なお日本語字幕をサポートしているが、「未来によって過去を変えられる」「世界は円環」「すべては循環している」みたいな思わせぶりテキストが出るだけだし、フル音声に関してはそもそも言語を問わずボイス自体が存在しないので嘘表記。
初回プレイでクリアまで6時間強。「ゲームをクリアする」の実績が一番グローバル取得率が低いので、普通にクリアするだけで実績は全部埋まるはず。
■感想
悪くはないんだが、決して良いとも言えない。パズルゲーなのに、パズルではない部分に悩まされてる気がしてならない。
例えば、子供向けお菓子のパッケージに書かれた迷路って別に難しくない。すぐ全体を見渡せるから。でも壁の向こうが見えない巨大迷路を自分の足で歩かされたら、迷路の構造が同じでも難しいと思う。移動も早くはないから、行き止まりと分かって分岐まで戻るのだって時間がかかる。
このゲーム、そんな巨大迷路っぽさがある。俯瞰できれば難しくないのに、地上視点がゆえに全体像が見えない。
あるステージでは中央に巨大なサイコロ状の足場が浮いていて、各面にリスポン用の台座があった。サイコロでいう1の目でリスポンした後、足元を掘り抜いた向こう側が6の目なのはわかる。でも前後左右どの地平線の向こうが3の目で、どこが5に繋がる縁なのかなんてサイコロの上に立ってしまうとわからない。
その状態で「2で仕掛けを動かすと5に反映される」ってことに気付くだけでも一苦労。重力方向を変えるには台座からリスポンし直すしかなく、その都度今自分がどっちを向いてるのかを把握するのにも手間がかかる。
レベルエディタだとつまんでぐりっと回転させたら2秒でマップ構造を把握できるんだろうが、こっちは主観視点なんだ。ステージ名を表示する時にその背景にちらっと全体像を表示しとくとかできたんじゃないのか。
パズル相手に苦戦しているのか、システム相手に苦戦してるのかわからなくなる。
Steam User 2
過去の自分の動きを記録した分身と協力してステージギミックを解いていくシステムのFPSパズルゲーム。
ステージ式になっており、各ステージ内で所定の数のキューブを目的場所にセットすることでクリアになる。
パズル自体の難易度はそんなに高くなく、厳密な解法を考え出さなくても試行錯誤でクリアできる。
ステージ数は全部で40程度。
【良かった点】
・過去の自分の動きを記録してパズルを解いていくというアイディアが良い。
・電脳空間的な場所を舞台としていて、現実と見紛うような…という方向性ではないがグラフィックはとても美しい。
・VR操作でエコー再生の早送りや、不要なエコーの削除などが直感的に行えるインターフェースになっている。
【悪かった点】
・コントローラーで移動しようとしても反応しないことが頻発する。
微妙にストレスになるが、何度か操作すれば移動できるのでパズルを解く上で大きな問題にはならなかった。
・クリア済みのステージを再度遊ぶことができない。