Tokyo Dark
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Collector’s Edition
In addition to the core game, Tokyo Dark: Collector’s Edition includes the game’s digital soundtrack, alongside a PDF art book containing imagery from throughout the game’s development process.
About the GameDetective Ito`s partner is missing, but what starts as a straightforward case soon spirals into a twisted nightmare that causes Ito to confront her past and question her own sanity.
Tokyo Dark places the narrative in your hands. Your decisions and actions change Detective Ito’s state of mind, opening doors to different possibilities as you attempt to find your partner and understand the dark and horrifying world around you.
KEY FEATURES
- The S.P.I.N (Sanity, Professionalism, Investigation, Neurosis) system keeps track of every decision you make, changing how other characters react and the actions available to you.
- A deliciously dark delve into the world beneath Tokyo, that will leave you questioning each and every decision.
- A branching narrative that delivers 11 exciting endings.
- A NewGame+ mode that positions you at the fork of each of Tokyo Dark’s 11 endings.
- Beautifully animated sequences produced by Graphinica – a world class anime studio.
- The exploration, discovery and puzzle solving found in Point and Click Adventures married with narrative depth and intrigue of visual novels.
- Original soundtrack by Reign of Fury front man Matt `Bison` Steed.
- Localization by Japanese novelist Ureshino Kimi.
Will the past come back to haunt you, or will you stand by your decisions?
Steam User 93
東京を舞台としたマウスで操作するタイプのアドベンチャーゲーム。ジャンル的にはミステリー+ホラーだがそこまで怖くはない。
プレイヤーは女刑事の伊藤刑事を操作し、行方不明となった相方の田中刑事を追う。
公式日本語対応。ローカライズは実際の小説家の方が担当しており、テキストが非常に読みやすい。
ゲーム内容はパズル要素などはほぼ無く、純粋なフラグ立てアドベンチャー。新宿、歌舞伎町、秋葉原、鎌倉などを探索し進んでいく。
一応、ストアページに書かれている会話によって正気値・プロフェッショナル値・探索値・ノイローゼ値が変化し、それにより行動が変化するというシステムが組み込まれているものの、極端なルートに行かない限りはあまり関係無さそうだった。
正気値落とすと伊藤刑事がサイコ顔になってかわいい。
日本に数年暮らしているイギリス人の方が作者であり、本当に海外の方が作ったのかな?と疑うくらいに日本文化(とその闇)を詳しく描いている。
古事記や太平記からの引用から始まり、果てはアイドルの枕営業からJKビジネスの溜まり場になってしまった秋葉原まで描かれてる。マジ凄い。
特に古事記・日本神話関連がストーリーの下敷きになっており、他では中々見ない設定。また、これだけ正確な現代日本をテーマにした作品も少ないためゲーム体験としては新しく感じた。
1周3時間程度。11個のマルチエンディングで2周目からセーブポイントと真エンディングが解放される。
欠点としてUI、操作性は悪い。
マウスでの自由移動と近寄ったら表示されるクリックポイントの相性の悪さや、周回プレイ前提なのに既読スキップが完全には動作しなかったり、逆に余計にスキップしてしまったり、色々改善できる点が垣間見える。
しっかり作られた&しっかりローカライズされたアドベンチャーゲームを遊びたい人におすすめ。
Steam User 66
数々のゲームファンであり、
日本に住んで6年になるイギリス人が
東日本大震災を直に経験した恐怖から構想を練り始めた作品。
デフォルトで日本語有りです。
ストーリー
東京で幸せに暮らしていたが、
主人公である伊藤絢美刑事の相棒が行方不明になり、
ある事件から伊藤刑事も精神に大きな傷を負ってしまう。
薬で何とか正気を保ち、奇妙な出来事に遭遇しながら
東京を歩き回って事件を解明していきます。
システム
主人公の行動や状態によって
展開が変わるクリックアドベンチャーです。
・正気度
・職務適正
・知力or判断力
・ストレスのステータスがあり、
行動によって変動していきます。
例えば、あまりに刑事らしくない行動をしていると
マスコミやネットで悪評が広まって反応が変わったり
主人公の人間性で選択肢が増えたり減ったりなど
能力値によって物語に様々な影響が出ます。
EDは公式発表では11種類あるそうです。
日本神話
プレイをした手応えでは日本神話ネタが割と多いです。
ニヤッとなる会話や ヒルコの船 など
アレな単語も割とあるので
日本神話を知っているかどうかで
シナリオの印象が変わるかもしれません。
プレイ中に感じた個人的な不満点
・細かいバグ
希にクリック判定が無くなったり
外にでるというコマンドがロードするまで
無くなったりなど、現状では細かいバグをチラホラ見かけます。
一度見たメッセージをクリック連打で飛ばしていると
顔グラの位置がバグるなどもありました。
スキップ出来るテキストと出来ない会話があったりします。
・二週目
二週目になると一週目とは違った要素が追加されますが、
その中の某EDが何がしたいのか直感的に理解し難く
電波じみているところがあります。
総評
外国の方なのに日本神話に詳しかったり、
日本寄りの作風を目指したミステリー作品。
経緯からどうしても贔屓目に見てしまいますが
個人的にプレイをしていて
制作者のゲームに対する熱意を感じました。
不自由な点もありますが
日本好きの外国人が製作した
東京を舞台としたアドベンチャー、というのは貴重なので
アドベンチャーゲームに飢えていたら
購入を検討してみるのも良いと思います。
Steam User 21
鎌倉のインディーズスタジオが開発したビジュアルノベルっぽいホラーアドベンチャーです。
主人公の伊藤刑事の相棒が行方不明になり、その手掛かりを見つけて現場に踏み込んだものの…といったあらすじになります。
ストーリーはオカルト色の強いものですが、全体的に人間の心の闇が表現されており、じわりとした恐怖が感じられました。
システム的にはオーソドックスなポイント&クリック形式で進めていくもので、調べられる場所は画面内に表示されますので、詰まったりはしづらいです。
謎解きらしい謎解きもほとんどありませんが、主人公の取った行動によってパラメーターが変化するのが一つの特色でしょう。
このパラメーターはS.P.I.N値と呼ばれており、( Sanity 正気値、Professionalism プロフェッショナル値、Investigation 探索値、Neurosis ノイローゼ値)の略です。
現実とは思えないような現象に遭遇したらSAN値が下がるとか、刑事として相応しくない行動(勤務中に酒を飲むなど)をしたらプロ値が下がるとかいう感じになります。
下がりすぎるとバッドエンドになるのでうまく調整していく必要があります。
もう一つの特色として、ゲーム中に遭遇する問題の解決策が複数用意されています。
例えば相手から情報を引き出したいとして、相手の要求に応えて何かしてあげてもいいし、ぶん殴って無理やり聞き出してもOKといった形です。
正攻法で行くか、乱暴なやり方で行くかくらいのパターンが多いですが、ここまで力技で行くかという選択肢の新鮮さはありました。
ビジュアル的には豪華で、少人数のインディーズスタジオが開発したとは思えないほどです。
イベント時の絵も豊富ですし、アニメーションもあり、とても満足しました。キャラもかわいらしいです。
また、日本語ローカライズもしっかりとされており、小説家を起用しただけあってテキストの質は高かったです。
気になった点としては細かいバグがちらほら見られたことです。
セリフウィンドウの位置ずれがあったり、調べられないのにカーソルが表示されたりといった感じです。
もし発生したら画面を切り替えるか、いったんメインメニューに戻る必要があります。
細かい粗はあれど、開発者の熱意が感じられる出来の良いホラーADVですので、是非おすすめします。
Steam User 18
4時間ほどでクリアしました。思いのほかエピソードが悪くなく一気にプレイしてました。JKビジネスやカルト教団、地下アイドルを取巻く闇ビジネスなど実際に起きてる社会問題がベースになってて、事件の概要がつかみやすかったのは評価すべき点だと思います。
メンタルヘルスのコントロールも作品の特徴になっていますが、いまいちどのように影響しているのかわかりにくかったです。ただ、精神が極度の不安定に陥るとそのエンディングも迎えてしまいます。1周目は選択肢のやり直しがききませんが2周めは大丈夫なのでご安心を。猫好きにもおすすめ。
Steam User 9
シナリオは普通
音楽が優れている
キャラデザは主役以外に手抜きを感じる
Graphinicaにアニメを作ってもらうお金があるのになぜCVを探しに行かないの?
S.P.I.Nは存在感が低すぎるだろう、ただふたつのエンディングのために?
10個以上のエンディングには良いのやつがありません
Steam User 3
ゲーム形式はポイントクリックADV、ストーリーのジャンルでいうとホラー・伝奇となります。
~ざっくりとしたあらすじ~
プレイヤーが操作するかっこかわいい伊藤絢美(あやみ)刑事は不思議な事件に巻き込まれ精神を病んでしまう。それでも真相を突き止めるため歌舞伎町や鎌倉といった日本の名所を奔走して捜査を進めるが、やがて事件はオカルティックな方向に… 正気を失う前に真相にたどり着けるのか!?
〇 ストーリー・グラフィック・演出について
ラヴクラフトやリングみたいなホラー小説を読んでるような気分でプレイさせていただきました。もともと小説として出すつもりだったらしいですね。大きな感動とか、どんでん返しがあるわけではないですが、"Sanity -5"とかいう表示を見るたびに絢美ちゃんがどんどん狂気にはまっていく悲壮感が楽しめます。怖い雰囲気になりたいときにやるとピッタリでしょう。あらすじはミステリーっぽいですが推理要素は無く、ひたすら不気味な雰囲気に浸かれるエンタメ作品です。
それとこのゲームはもしかすると原文は英語なのかな? だとすると日本語訳がとても優秀です(少々の誤字脱字はありましたが)。
グラフィックはかなり充実していますね。ほとんどのモブキャラにも立ち絵が用意されており、挿絵やアニメも豊富です。ヒロインにいろんな表情させたい、と思っていろいろ試してみたくなります。絵柄は日本のアニメ調でヒロイン以外もかわいいキャラが多く目を楽しませてくれます。グロいシーンはありますが鮮明に描かれるわけではないのでゴア耐性ない人も安心してプレイできると思います。
ホラー要素については、何かから逃げる、というような切羽詰まったシチュエーションはないので、アクションが苦手な方、心臓が弱い方でも問題なくプレイできるかと。一人でリング見れる人なら大丈夫です。
〇 ゲームボリュームについて
1週目は 4 ~ 6 時間程度。2週目以降は 1 ~ 2 時間くらいです。
2週目はセリフが大きく変わるパートがあるため、2週目前提の作りと言えます。
時間的に短いと思うかもしれませんが、挿絵の数、エンディングの数が多いので、ボリュームは値段相応か少し高いくらい、というのが個人的な感覚です。50% off とかだったら間違いなくお買い得お値段です。
〇 ゲームシステムについて
あまりいいとは言えません。
1週目はオートセーブしか使えず、2週目からチャプターごとのセーブが使えます(6個まで)。
またテキストやアニメーションのスキップ機能が使えるところと使えないところがあって、選択肢をいろいろ試して攻略するのがとても面倒です。
私はエンディングは11個中5個くらい見ましたが、それだけでも上記の2点がかなりストレスに感じました。
〇 総評
上でシステムに難ありと書きましたが、2週もすれば元が取れる価格とも思うので、そこで買うのを渋ってしまうのはもったいない作品です。
私が驚いたのは、制作人のほとんどは日本人ではないのに、日本の雰囲気というか感性がよく出ている点ですね。それでいて作者の独特な感性で日本が描かれていて新鮮に感じるところもあり、グローバルな作品だと感じました。とても楽しませていただきました。
日本人は島国だから他国がどう思っていようが興味がないと考える人が多いと個人的に思うのですが、この作品からは「日本を大好きな外国人から見た日本のイメージ」というのが伝わってきますので、いい意味でカルチャーショックを受けるのではないかなと思います。日本の方にこそ遊んでほしいと思いました。
Steam User 9
2時間ほどでクリアしました。ストーリーやキャラクター、グラフィックがとても良く、2周目から真相に近づけそうな雰囲気になっていることも合わさって、プレイを続けたいと強く思わされました。
ただ、2週目からセーブファイルを利用できるようになったのはいいのですが、セーブを行うことができるタイミングが固定されているのが少し不便だと思いました。
また、Collector's Edition を購入したのですが、セットとして付いてくるという‘デジタルサウンドトラックとゲーム制作過程のアートを含むPDFアートブック‘を閲覧する方法がよく分かりませんでした。