The Vanishing of Ethan Carter
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The Vanishing of Ethan Carter is a first-person story-driven mystery game that focuses entirely on exploration and discovery. It contains no combat or explosions of any kind. If our game leaves any scars, we hope you won’t be able to see them. You play the game as Paul Prospero, an occult-minded detective who receives a disturbing letter from Ethan Carter. Realizing the boy is in grave danger, Paul arrives at Ethan’s home of Red Creek Valley, where things turn out to be even worse than he imagined. Ethan has vanished in the wake of a brutal murder, which Paul quickly discerns might not be the only local murder worth looking into.
Steam User 420
日本語化ファイルを公開しました。ファイルの置き場や日本語化の手順については、以下のブログを参照してください。
Steam User 34
静的で寂寥とした舞台の描画は細かく豊かで、断片的な演出も呪術的で引き込まれる。
それらを結末へと収束させ、漂っていたおぼろげなイメージに意味が浮かび上がらせる構成は見事だったし、
ビデオゲームによる物語体験に非常に満足できた。
しかし、この作品はシステム面で随分と損をしている。
任意セーブが出来なくてスタート地点からやり直しとか投げそうになったし、
導入部にゲートを設けてプレイヤーに主人公の能力を理解させる等の誘導がないのも不親切に感じる(あえてなのだろうけれども)。
謎解きの位置づけはおまけ程度だと感じたので、
途中放棄するくらいならカンニングしてでも一気にクリアするすることを強くお勧めする。
Steam User 38
※ネタバレ無し。ストアーページの説明以上のゲームに関してのネタバレは控えています。
クリアまでのプレイ時間は5時間ほど。ストーリーは様々なホラー、ミステリー、探偵小説の影響を受けていると言う通り様々な影が見え隠れしています。特筆すべきはその美しいロケーションと先が気になるストーリー展開。戦闘も爆発も無いと発言しているようにこのゲームの売りは謎解きと物語です。説明するまでもなく。
謎が謎を呼ぶストーリーと余韻の残るラスト。小粒でありながらリッチな内容でアドベンチャーゲームとパズル(謎解き)ゲームが好きな人におすすめです。
まだ少し調整不足かゲーム中二度ほどCTD。一つ気になるのは基本的にBGMが常に流れている事。もちろん流れない時もありますが、せっかくの静かな森の雰囲気がTESシリーズみたいになってしまっています。
Steam User 42
■あらすじ
主人公の探偵ポール・プロスペロー。彼はサイコメトリー的な超能力を持ち、警察では解決できないような奇怪な事件を数多く解決してきた。そんな彼の元にウィスコンシン州の田舎に住むイーサン・カーター少年から助けを求める手紙が届く。手紙からは詳しい内容をくみ取れなかったものの、ポールは不吉な予感に襲われ、イーサンの住む村へ赴く。
しかし村に着いてもイーサンを見つけることはできず、それどころか何人もの死体を見つけることになる。
一体ここで何が起こったのだろうか?そしてイーサンはどこへ?
(日本語翻訳された方のサイトでこの部分を前日譚コミックとして読むことができます)
付近に散らばるオブジェクトを調べて手掛かりを得ることで進めて行くオーソドックスなスタイルですが、
基本的にどこから手を付けても良いようになっています。
ただ道なりに丹念に調べれば行ったり来たりすることなく最後まで進められるでしょう。
グラフィック面では、美しい自然と打ち捨てられた廃村がマッチしており、言い知れぬ寂寥感があります。
寂寥感の中にじわりとしたオカルト的怖さがあるところも良いですね。
ストーリーもまた寂しさ全開で胸を打たれます。各地のアーカイブが意味するものを深く考えるとよりストーリーの理解が進むことでしょう。
なかな良質なADVではありますが、システム面ではいただけない部分もあります。
特に、マップが広いにも関わらずマップ表示もなく、手掛かりが見つからずにウロウロしてしまうストレスが一番大きいです。
また、システムの説明が一切ないまま放り出されるので、何をどうすればいいのかと戸惑ってしまいます。
(近年の親切なADVに慣れ過ぎたのかもしれませんが)
あと途中でビックリ系ホラー演出があってキレそうになりました。ほんとやめて。
Steam User 93
とりあえず
日本語化しましょ、イベント発生時におこる文章での遅延は気にならないほど一瞬でした。
寂れた村の中を助けを求める少年を探す探偵。
何十年も人が住んでいないような場所で見つかる物や死体、それらに宿っている想いを具現化し過去の出来事を構築していく。
そこそこ広大なオープンフィールドの中地図もなく
ひたすら歩き事件の謎を探し解明していく。
助けを求める少年を探すうちに物語は斜め上の方向に向かう場合もあり、
じゃあそういう系の物語なのかと思いきや・・・
初回はパズルに手こずったりとある場所の探索で泣きそうになり6時間程。
内容把握している2度目は1時間半程でクリア
センスある方ならクリアは早いと思う。
Valiant Hearts、A Bird Storyと最近は当たりなADV遊べて幸せ
Steam User 22
約4時間でクリア。
全体を通してテキスト量は多くないが故に1つの事象で得られる情報に注意して
進めなければ物語のピースを見落としてしまうかもしれません。アドベンチャーとしては
やや広めのフィールドが進むべき道を分かりづらくしているのも拍車をかけています。
ですが、進むべき道筋は一つです。
ゲームの記録は全てオートセーブとなっており、その間隔はやや広めです。
1時間程度しかゲームをプレイできない社会人の方は画面右上上部にセーブ中の表示を
確認してからやめるようにした方がよいかもしれません。
ゲームは全篇を通してフォトリアルの綺麗な絵作りとなっており感嘆してSSを取り続けました。
UE4やUnityの無料公開に伴って、アセットを公開してもらえると主に私がとても喜びます。
ゲームは1度クリアすれば、それほどリプレイ性が高いとは言えません。
しかしながらゲームを終えた際に、きっとあなた自身が何かを感じ取ることができている筈です。
感受性を最大限に発揮して是非プレイしてみてください。
P.S.洞窟のお前だけは絶対に許さない。
Steam User 27
物語の内容には一切触れていませんが、本作の性質上ゲームプレイを解説することがややネタバレでもありゲームのマジックを奪ってしまうかもしれません
Pros
+ナラティブな体験を成立させるゲームの設計
+惹き込まれる物語
+フォトリアルに描かれた美しい情景
Cons
-手引きが無いゆえに迷ってしまうかも
-謎解きのアイテムが見つけにくい
超能力探偵の主人公によって語られるミステリー。
ゲームの開始時に「本作はナラティブなゲームであり、プレイヤーの手をとらない」という一文が表示される。このゲームには物語の導線やゲームプレイを誘導するものが無く、プレイヤー自身がゲームの世界に散りばめられた断片的な物語を読み取り、謎を解き明かしていく構成になっている。
ゲームと物語の進行に影響がない作りになっているが、ナラティブゆえに謎を解き明かす方法を理解するのに少し時間がかかってしまったり、迷ってしまうこともあるかもしれない。私自身が謎解きのルールを理解したのはゲームの中をかなり進んでからだった。また、謎を解くのに必要なアイテムがわかりにくいことがゲームの設計とは関係なく不親切に感じ、それも迷子に拍車をかけていると思った。おそらくSprintがあり全力疾走が可能なのはあちこちを探し回ることが前提なのかもしれない。
どういった順序を辿ってもそれらが収束し、物語の結末に辿り着ける構成と設計はとても良くできていると感心した。フォトリアル調に描かれたビジュアルやサウンドトラックも美しくて良い。
小説や映画とは異なる、ゲームによる物語の体験を求めている人にはぜひおすすめしたい。