The Town of Light
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
12 March 1938. Renée, 16 years old, is ripped out of her world, locked up and deprived of everything. Her only fault was that she didn't know what her place in the world was. "A danger to herself and others and a cause of public scandal" wrote the police headquarters. The only horror you will find in this game is the truth: a blow to the solar plexus, much more intense than any supernatural presence The Town of Light is a psychological adventure told in the first person. The story is set in Italy in the first half of the 20th Century in a place which really existed and has been meticulously reconstructed. Exploring and interacting with the environment you will relive the history of the main character through her confused viewpoint and on the basis of your choices, the story will develop in different ways. Characteristics: Realistic 3d graphics Based on real facts and events. Strong narrative component No zombies or supernatural presences. Original sound track.
Steam User 88
実在した精神病院で起こった出来事を、そこに入院した患者として体験できる探索型ゲーム。
まだ精神疾患に対する医療体制が整ってない時代の劣悪な環境を、非常にリアルに体験できる。
記憶喪失になった入院患者、Reneと共に廃墟となった病院を探索し、様々な証拠(文書やアイテム等)を集め、事実を追求していく形式となっている。プレイヤーが見つける証拠の集め方により、Reneの体験した記憶が変わっていく所がとても興味深い。
エンディングについては言及できないが、リプレイ要素がある。
ビックリ要素は一切なく、一般的なホラーゲームではない。だが、表現技法がとても優れており、進めることがとても恐ろしく、おぞましくなるという感覚を得ることができる。
プレイヤーを怖がらせるのではなく、ゲームを通じて本当にあった出来事を体験してもらいたいというディベロッパーの強い意思を感じた。
題材が題材だけに、メンタルが相当削られるため、弱い方は要注意。だが、強烈な体験をしたいという方には強くお奨めしたい。
Steam User 35
【言語】日本語
【難易度】簡単
【実績難易度】普通
【実績コンプリート時間】約5時間
日本語が追加されました!
過去の英語Ver.時のレビューに書いた事ですが、主人公がリアルタイムに喋るので英語力が必須でストーリーを理解する事が難しかったです。
また選択肢もあるので雰囲気ゲームではありますが、文章量が結構多いです。日本語になったのは本当にありがたいと思います。この部分が一番残念な点だったので、今から遊びたいと思われている方はオススメだと思います。
※以下のレビューは英語で遊んだ時のレビューですので、少し参考にならないかもしれません。ご注意下さい。
英語Ver.時に感じた言語の壁
私は英語があまり得意ではなかったのですが、「海外ゲームはよくプレイするし、簡単な英語ぐらいなら……それに気になる単語は調べながら遊ぶし、わからなくても雰囲気メインのゲームでしょ?」と思って買いましたが、思った以上に英文だらけでした。
とにかく主人公がリアルタイムに喋るので、調べる事もできないし理解できなくなってしまいました。しかも結構な長文が多いし、途中では選択肢もありルート分岐するので大変。
ネタバレが嫌なので、何でも自分でプレイするタイプなのですが、最終的に攻略サイトと考察サイトを片手にプレイする事になってしまいました……。
それでも十分に自分では満足しています。
ゲームの内容
本作はイタリアに実在した精神科病院と実際の出来事から着想を得て製作された心理アドベンチャーゲームです。
ホラーゲームではないです。ビックリ要素等もなく、あくまでリアルさにこだわって制作されたようです。
またパズル要素や収集要素等もほぼない。さらに基本は一本道で迷う事もないです。
つまりゲーム性はないようなもので、「こんな事がありました」という事を見せられるウォーキングシミュレーターです。
合わない人は合わないゲームだと思います。
それでも良かった点
やっぱり実在した、というところにリアリティがでますね。背景もかなり綺麗ですし、小物だけでなく書籍等の図もかなりリアリティがあります。
海外物のホラーゲームでよくあるグロやビックリゲームに安易にしてないところがいいですね。
クリア後にボーナス映像として実写のPVのようなものが見れるのですが、実際の病院がゲームとまったく一緒で「本当にそのまんまや!」とビックリしました。それだけリアルに作ってある。本当に廃墟のまま残っているんですね。
キツイとこ
私はホラーゲームを全く怖がらない体質で、逆にヌルゲーすぎるとホラーゲームでも寝落ちするぐらい耐性があります。
有名な Outlast でも寝落ちしました (クリアはちゃんとしてます)。
ですが、このゲームはなんでしょう……実在した病院という事や、歴史的背景、入れば二度と戻れないと呼ばれるほど患者への対処は劣悪・事故や事件があたりまえの環境。とにかく胸糞展開で重たい話です。
なんかそう考えると、実際に被害にあった人の事を思っちゃって気分が悪くなりました。
ホントに吐き気がする感じになったので、感受性が豊かな人はプレイするのは注意した方が良いかもしれません。
(上記に書いた実写PVが一番怖い説。いや、だって、実際にその場所で酷い死に方した人が沢山いるんでしょ……そこで被害者のコスプレして撮影なんて……呪われそうです……。)
マイナス部分
追体験ウォーキングシミュレーターとしては完成されているので、ほぼ不満はないです。
あえていくつか言うなら、
移動速度は遅くダッシュも無いですが、マップは一本道で狭いのであんまり不満は無かったです。
後半は外にでたり、ちょっと広くなるのでやや面倒かな?
ネタバレになるので詳しく言えませんが、ひとつステージが迷路みたいな所があって、ウロウロさせられる。しかも一番面白くないところだったので、このシーンいる?ってなりました。
最後に
日本語化されないものだと思っていましたので、遅れながらも日本語化されたのはとても大きいと思います。とにかく英語が辛かった印象がありましたので、今ならばより深くストーリーを体験する事ができるのではないでしょうか。
好き嫌いは分かれそうな重い雰囲気ではありますが、興味を持たれた方はぜひプレイしてみてください。
Steam User 9
字幕だけ日本語化と思いきや、ほぼフルボイス日本語付き
この名作を味合わないなんてもったいない!!!!!
探索型です。
廃墟好きは買い。昔の精神病棟に惹かれる人は買い。
本当によくやってくれたと思う私の中で殿堂入りのゲーム(物語)です。
ホラーでビックリ!大好き!!敵とどんぱちしたり、
逃げたり隠れたり戦ったりしたい人は不向きです。
安心して、この建物がなんなのか、自分がなんなのか、雰囲気を存分に探索してください。
あとThe Graveyardを感じる。絶対分かる人はわかるこれ。
Steam User 10
イタリアに実在した精神病院を舞台にしたホラーADVです。
主人公のレネーは1940年頃にそこに入院しており、なんやかんやあったもののその間の記憶が曖昧になっています。
そこで2016年にその精神病院を訪れ、中を探索することになります。
病院は1970年代に閉鎖されたため廃墟になっていますが、放置された器具や設備が多々残っており、それらを辿って当時を思い起こしていきます。
このゲームについてホラーと前述しましたが、ホラーといってもお化けが出るとかではなく、1940年頃にレネーが受けた治療の様子(史実に基づいているそうです)が描かれるだけです。
しかしそれは現代から考えると非常に非人道的で劣悪なものであり、治療によって精神的に追い詰められていくレネーが痛々しくてたまりません。
治療だけでなく精神病に対する無理解や偏見も描かれており、時代的に仕方のない部分もあったとはいえ恐ろしさを感じます。
ストーリーだけでなくビジュアルやサウンド面でも怖さを煽ってくるので雰囲気が非常に良いです。
システム的にはただ指示通り歩いて順々に進むだけなので戦闘もパズルも何もありません。
次の行き先もはっきり伝えてくれるものの、妙に迷いやすかったりどこを調べればいいかわかりづらかったりでちょっとやりづらかったです。
歩くスピードが遅い上に走ることもできない点はよろしくなかったですが、年齢を考えればしょうがないよね…と納得してしまいました。
とにかくストーリーが暗くて重くてつらいので、覚悟を持ってプレイすることをオススメします。
Steam User 8
自分史上 鬱ゲーof鬱ゲー
PC版のローカライズが遅れていて、レビュワーの皆さんが「日本語対応するする詐欺や!」って言ってましたが、2021年2月25日ようやくローカライズされたというニュースを聞きつけプレイしてみました。
ローカライズそのものは吹き替え・字幕ともまったく問題なく、日本語ネイティブの私にもこのゲームの物語を正確に伝えてくれます。
ただ…それだけに世界観がダイレクトに伝わってきちゃうんだよね…。正直プレイ中は精神的に相当キツかったです。いや、プレイ後にもなんかドロっとしたものが残ります。
「おすすめ」にはしたものの、作品世界に入り込みやすい人、鬱ゲー耐性が低い人はやめといた方がいいかもしれません。
ゲームとはいえ、事実をもとにしたセミフィクションなので、世界を救ったりできる訳じゃない。
むしろドキュメンタリーのように起きたことを淡々と見せつけられるだけです。
結末で語られる『あれ』が本当に行われていた(しかも善意で)なんて、人類の黒歴史以外の何物でもない。
そういう事実を追体験できるこのゲームは貴重な存在ということで、やはり「おすすめ」にしときます。
これからプレイする人へ
プレイヤーたる“私”の存在や、道中の支離滅裂な内容は、感じたまま受け止めたらいいと思います。
3D酔いが激しい人は精神的ダメージも相まって少しツラいかもしれません。無理せず少しずつ進めてください。
Steam User 5
2017年に販売されたがPS4版のみ日本語に対応している状態でした。ようやく2021年2月末からPC版も日本語化されたので購入。
音声・字幕ともに日本語になっています。CS版は未プレイのためクソみたいな審査機関によって変更された規制部分がどうなっているかは不明。
FPS視点で進行するADV。20世紀前半頃の精神疾患、閉鎖的で隔離されたイタリアの精神病院の状況を再現しているようです。
ゲーム内のような虐待ともいえる患者の治療・看護は現代において劇的に改善されたと注意文が表示されるほどには再現しているようです。
日本においても80年代に起きた「宇都宮病院事件」をきっかけとして精神障害者を守る法律ができましたが、2020年の現代となっても精神障害者を虐待死させる「神出病院虐待事件 」が起きています。そういった点においてはとても身近な恐怖・狂気ともいえるかもしれません。
暗く、非常に気分が悪くなるゲームです。
わざわざ胸糞の悪い思いをしたくないという人、精神疾患の疑いを持つ方にはおすすめできません。ただし精神医学の歴史を知ってみたいという方やタフなメンタルを持っているのであればオススメです。
もし興味があるのであればセール時に購入するのがいいでしょう。
Steam User 5
とにかく何年も日本語化を待ってて良かった作品です。とりあえず終わったので。。。
とりあえずラストは衝撃です。何とも言えない気持ちになれます。
この辺は、クリア後にアマ〇ンプライ〇ビデオのロア1ー2恐怖の手術を見ると
脳内でリフレインされて最強に鬱な感じになります。なかなかの胸糞悪さです。
つい、この人の人生って・・・・と独りつぶやけます。
昔ながらのアドベンチャーゲームの操作性といいますか、PC88あたりのADV好きな世代なら
ぜひ一度プレイしてみて下さい。映像はかなり奇麗です。クリア後のムービーは唖然とします。
本当にゲームは完ぺきにこの病院を再現しております。恐るべき再現度です。
リプレイしようとは思いませんがおそらく忘れる事の出来ない作品です。
クリア後にせつなくなると言いますか何とも言えない素晴らしいゲームでした。
セールの時にでも是非おすすめの鬱げーです。