The Room 4: Old Sins

概評
クリア約4時間※
全実績解除約4時間
操作機器キーボード,マウス
難易度🌕🌕🌗🌑🌑
評価🌕🌕🌕🌕🌗
シリーズが好きなら本作も満足できると思います。

片手操作難易度：易しい
パズルアドベンチャーThe roomの4作目。
基本は今までと同じオブジェクトを手に入れて使っていく方式。
相変わらずギミックがガチャガチャ動くのが楽しい。眼鏡はシリーズではわりと使ってる感がある方。
今回はドールハウスのようなところが舞台で色んな部屋を行き来しますが、
部屋を連続はせず「部屋＜＞ドールハウス」の行き来がメイン、しかも完全に終わった部屋は入れなくなるため
前作などに比べると格段に遊びやすくなっています。
このシリーズの１以来楽しめました。

おすすめ。コズミックホラーめいた演出も見どころの脱出ゲームシリーズの4作目。脱出ものとしては群を抜いてビジュアルが凝っており、からくり箱のようなパズルを美しい演出とともに解いていくのはとても楽しい。複数の部屋を行き来しながら謎を解いていく形式のため、次にどこの部屋に向かえばいいのかわからなくなることもあるが、詰まったら一定時間経つとヒントも出してくれるため基本的に攻略に困ることはない。1→2→4（→3）の順でスケールが大きくなり、過去作も出来がいいため過去作から順番に遊ぶのもアリ。実績は普通にクリアすればすべて解除される。日本語化なし。

スコア 70/100
非常に評価が難しいゲーム。ポイント&クリック系のゲームで求められているポテンシャルは最大限表現できている↑ ただ、4作目ともなるとネタ切れ感が半端なく↓部屋を小分けに分けることで、部屋をまたいだギミックを使って新たな境地を作り出そうとしている =.
しかし、パズルを解いて渡されるオブジェクトが唐突すぎてヒント無しではどこに嵌め込むのかすら全くわからないオブジェクトが突然渡されるのも事実。その唐突なオブジェクトは別の部屋で使えというパターンがほとんどで、じゃあどこの部屋で使うのか? という部分は導線がまったくないので手当たり次第にクリックするしかない。解法も一意に定まるので、結局わからなければ攻略サイトを読み込んで、そのとおりなぞるゲームになってしまう側面がある。ゲームの品質自体は高品質であるが、唐突なオブジェクトをポンと渡されて手当たり次第に試せという古典的な部分があいかわらずネック。
全体的には過去三作を脱却できておらず、新規にプレイするプレイヤーであればおすすめであるが、過去作をプレイ済みであれば目新しいギミックはなく難易度も一定であるためマンネリ感は拭い去れない。扱いの難しいゲーム。
ワタシ的にはこの手のゲームは動画を見ればいいと思ってしまうので、やや評価が下がるかなぁ。

ギミックも質感もとても良い。
でも、Japanese Roomは絶対に日本じゃない。