The Path
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There is one rule in the game. And it needs to be broken.
There is one goal. And when you attain it, you die.
Six sisters live in an apartment in the city. One by one their mother sends them on an errand to their grandmother, who is sick and bedridden. The teenagers are instructed to go to grandmother’s house deep in the forest and, by all means, to stay on the path! Wolves are hiding in the woods, just waiting for little girls to stray.
But young women are not exactly known for their obedience, are they? Will they be able to resist the temptations of the forest? Will they stay clear of danger? Can they prevent the ancient tale from being retold?
The Path is a game about growing, about changing, about making choices, about accepting the consequences of these choices. A game about playing, and failing, about embracing life, perhaps by accepting death.
Key Features:
The Path is a short horror game inspired by older versions of Little Red Riding hood, set in modern day. The Path offers an atmospheric experience of exploration, discovery and introspection through a unique form of gameplay, designed to immerse you deeply into its dark themes. Every interaction in the game expresses an aspect of the narrative. The six protagonists each have their own age and personality and allow the player to live through the tale in different ways. Most of the story, however, relies on your active imagination.
The Path is designed with accessibility in mind. There are no ticking clocks or monsters to defeat. No hard puzzles will ever halt your progress. Most activities in the game are entirely optional and voluntary. The player has all the freedom in the world to explore and experience.
While The Path does not contain any graphic violence or sexuality, it does allude to these themes. The overall melancholy mood of the game and the potentially unsettling course of events, make The Path unsuitable for children. Despite of its origins in fairy tales, The Path is decidedly a game for the mature mind.
The game features a complete realtime 3D environment that can be explored through third person navigation. The characters in this virtual world, including the player’s avatars, are governed by a form of artificial intelligence that gives them some autonomy. As a result, nobody knows exactly what you will encounter on your journeys.
Next to the multi-layered stylized graphics, The Path features a continuous soundtrack composed by goth rock diva Jarboe (ex-Swans). In fact, there are hardly any sound effects in the game. Instead the music is continuously changing according to what is happening in the game. Like the behaviours of the characters, the music too is never exactly the same twice.
For a satisfying experience, it takes about 6 hours to complete the game.
Steam User 116
あるところに6人の姉妹がいました。彼女達は母親にある頼みごとをされます。森の奥深くにあるおばあさんの家にお使いに行ってほしいと。そして、ひとつだけ忠告を受けます。絶対におばあさんの家へと続く道からは外れてはいけないよ、と。森は不思議なものにあふれていますが大きな危険も潜んでいます。うっかり道を外れてしまえば狼に襲われてしまうかもしれません。しかし、彼女達はまだ10代、危ないと分かっていても謎めいた森に対する好奇心を抱かずにはいられません。もしかしたら道を外れて探検に行ってしまうかもしれません。果たしてこのお使いはどうなってしまうのでしょうか。
本作は一部に大きな反響を呼んだ墓ババアこと「The Graveyard」と同じゲームメーカーによって開発されたアドベンチャーゲームです。童話「赤ずきん」をモチーフとしてしていますが、あくまでモチーフであり赤ずきんと全く同じストーリーというわけではありません。
6姉妹の中から一人を選択し、その少女を操作して3D空間の森の中を歩き回りお使いをします。ですが、このゲームの主軸はお利口に母親からの忠告を守り上手にお使いをこなすことではなく、好奇心に流され怪しげな森へと探検に行ってしまうことにあります。森の中には何故かテレビやバスタブなどのアイテムが落ちていたり墓場やコンサート会場があったりします。これらのアイテムを集めたり特別な場所を見つけたりすることがこのゲームの目的のひとつです。森の奥で何かと出会うことによって探検は結末を迎えます。全ての少女達が探検を成功させたときゲームクリアとなります。お使いを成功させることも出来ますが、それではクリアにはなりません。アドベンチャーといっても拾ったアイテムを駆使したり、暗号やパズルを解いたりするようなことはありません。ただ単に森を歩き回るのみです。
ストーリーは前述した大まかなものだけです。これ以上明記されることはありません。また、森で唐突に見つかる様々なものについても明確な説明はなく、アイテムを拾っても少女が何か意味ありげな台詞を呟くのみです。しかも、この台詞以外に文章がゲーム中に表示されることはほとんどありません。こう書いてしまうと分からないことだらけに思うかもしれませんが、実際そのとおりです。
では、一体何が楽しいの? と思われるでしょう。その答えは人それぞれですが筆者が一番の楽しみだと感じることを挙げると、それは純粋な探検にあります。任務をクリアする達成感や便利な道具、お金、役に立つ情報などの報酬目当てではなく、純粋に好奇心を満たすために未知の危険な世界へと繰り出していく体験が味わえます。あの怪物を討伐してほしい、あのアイテムを取ってきてほしいといった目標を誰かに決められることはありません、むしろ行ってはいけないと言われています。まさにRPGでありがちなお使いとは全く正反対です。誰にも命令されていない、何の見返りがあるのかもわからないことによって、ゲーム的な損得から外れ、より当事者としての視点で、少女に感情移入しながら、あるいはプレイヤー自身の好奇心を働かせながら探検することができます。主観的に見れば見るほどこの探検を、さらにその結末をより深く体験出来るのです。これこそがこのゲームの最大の楽しみです。他にも少女達の背景や起こった出来事を推測し補完していく考察や、独特のアートワークと音楽による雰囲気も楽しみのひとつです。
Steamストアページではホラーゲームと表記されていますが、残酷なシーンやショッキングな描写、ドッキリするような演出はありません。そういったものが苦手な方でもおそらくプレイに問題はないでしょう。もし不安ならば体験版も用意されていますのでそちらを遊んでみることを推奨します。また、標準で日本語字幕が用意されているため英語に困ることも煩わしい日本語化の手間もありません。
ぜひ、ゲームだから目的達成のために頑張るという目線からは一旦外れて気軽に言いつけを破り、自由気ままに探検して欲しいと思います。そして、その結果を目の当たりにしましょう。他のゲームではなかなか味わえない体験が出来るのではないでしょうか。
Steam User 24
「赤ずきんちゃん」をモチーフにしたホラーっぽいADVです。
6人姉妹の中から1人の女の子を選択しておばあちゃんの家にお使いに行くのですが、おばあちゃんの家へはまっすぐ行けばすぐ着いてしまいます。しかしそれだとお使い失敗。道の周囲に広がる森の中に入り、積極的に道草を食っていく必要があります。
そして森のどこかにいる「狼」と出会っておばあちゃんの家に行くとお使い成功となります。
「狼」は概念的なものなので、一見狼とわからないことが多く、どこにいるかもわかりませんが、画面内の足跡マークを追って行けば見つかります。
お使いに成功するとその赤ずきんちゃんの結末が何となくわかる程度に表示されるものの、結局何だったのかと言われても誰にもわからないと思います。10代の女の子にありそうな悩みとかそういうものを暗示しているようです。
陰鬱な森と、明るいけど不気味なBGMの雰囲気を楽しむゲームみたいな感じでしょうか。
Steam User 14
アスファルトの道路を車で進み、道が土の小道に切り替わるところで、女の子は車から降ろされる。「おばあちゃんに届け物をしなさい。小道から離れてはいけませんよ」。振り返れば舗装された道路の先には高層ビル群が立ち並ぶ都市が見える。やってきた場所だ。向き直ると未舗装の土の小道はずっとまっすぐに続いている。左右には森がどこまでも広がっている。The Pathの物語はここから始まる。
このゲームを初めてするときは、言いつけ通り寄り道せず、まっすぐおばあちゃんの家に向かってて欲しい。おばあちゃんの家の中真っ暗で先に何がいるかわからなくて怖い。やっとの思いで寝室にたどり着くとベットで横になっているおばあちゃんがいる。おばあちゃんの隣に潜り込んだとき、唐突にゲームは終わる。そして「失敗」だったと結果が表示される。
その後のプレイでは小道を離れて存分に森の中を探索するといい。森の中ではさまざまなモノを見つけるだろう。そのモノは姉妹達に何かを考えさせ、思い出させるかもしれない。飽きたら引き返して(引き返せるのなら)おばあちゃんの家に向かってもいいし、ひょっとすると狼に出会うかもしれない。
あなたは姉妹が感じたこと、考えたことをそのまま体験する。寓意による寓話という体験を。全てのものに寓意が込められており、それらの寓意のみで構築された寓話、それがThe Pathだ。込められた寓意をあなた自身が読み解いていくこと、そうすることで姉妹達の体験はあなたの本当の体験になっていくだろう。
Steam User 14
童話「赤ずきんちゃん」を題材としたゲームです。6人の姉妹を操作して森の中のおばあちゃんの家にお使いに行きます。森の中にはいろいろなものが転がっていて、女の子たちがそれを見て思ったことが文字として浮かび上がり女の子たちがどんなことに憧れを持っているのかとか他の姉妹をどう思ってるのかがわかります。日本語でプレイできますが日本語はゴシック体で、英語は手書き風で女の子によって字の形が変わるので英語版でプレイすることをオススメします。
Steam User 5
人を選ぶゲームです。
ホラーゲームとありますが、雰囲気ホラーで狼がうわーと襲ったりとか そういったものは、まったくないです。
ゲームが苦手な人でも遊べるゲームです。近いゲームといえばMOONとかかな…?ひたすら歩くゲーム笑
ハマる人は、他のゲームにない音楽や世界観にはまると思います。
私は残念ながら、ハマってしまった!笑
操作性や爽快なアクション性よりも、カルト系や雰囲気やアート的な世界観を楽しめるジャンキーな人は
実況動画などをみて、好きだと思ったら、購入をしても良いと思います。
Steam User 10
スコア:90 / ジャンル:アート+アドベンチャー+ホラー / 難易度:中 / パズル:∞
The Graveyardを開発したTale of Talesの作品。六姉妹の内の誰かが母親から祖母へのお使いを頼まれるお話しで、多分、赤頭巾ちゃんが元になっている。しかし、内容はもっと解釈が難しく、プレイした人たちが最終的には断片的な情報から解釈するしかない。ゲーム性はとても乏しいし、純粋にゲームとして評価すれば操作性が悪く若干のバグもあるので、それほど高得点にはできない。だが、これを3Dゲームエンジンを使ったアートとして捉えれば、もの凄く深みのある楽しみ方ができる。視覚的、聴覚的、そして脳内での想像。ゲームとして捉えれば拍子抜けするかもしれないが、アートや小説、映像表現や音楽表現に興味がある人たちにはお勧めできます。
Steam User 2
過剰な説明や補足をそぎ落とした結果、ミステリアスで寓話的。
受け手に自由に想像させる余地を与えるゲームになっています。
ウォーキングシュミレーターは数あれど、プレイした後にいろいろと考察したくなる、稀有な作品だと思います。
BGMの良さも評価のポイント。音楽が良すぎてプレイしているのに眠くなってくるのが玉にキズ。
使い古されたテーマである「赤ずきん」になぞらえた、年齢の違う少女たちが辿る結末は、短編小説を読むような感覚でたのしめました。