The Last Element: Looking For Tomorrow
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Welcome to the world of the future!
The ceaseless rumble of flying machines, whose dense streams have already become commonplace for this Cyberpunk City . . . .
A megalopolis that has become a "melting pot" of architectural styles borrowed from all over the world . . . .
Images from the West to the East merge to form buildings of many stories, which seem familiar and alien simultaneously.
In this city, movement stretches upward, reaching the highest towers under the clouds.
"The Last Element" is a new world in the arcade racing genre. Get behind the wheel of a flying car of the future and participate in dizzying races, where you can overtake the cars not only on the side but also from below or above.
Take a leading position in the ratings of drivers from around the world. Take a fresh look at races without borders!
In the game there are five detailed locations that convey all the stunning spirit of Cyberpunk! Are you ready to visit them!?
Steam User 15
サイバーシティを空飛ぶマシンで走り抜け、ポイントを稼いで世界ランカーを目指そう!
ゲームプレイ
ジャンルはアーケードレース。
レースとは言いつつも速さを競うものではなく、空飛ぶ車を操って、周囲の車や画面両端のビルにぶつからないようにひたすら進んでいくだけのゲームだ。ストーリーもなく、目的はなにもない。しいて言えば走り続けることこそが目的かも知れない。
走り続けることでPTS(ポイント)が加算されていき、一定ポイントを超えると新車や、Steam実績が解除されていく。ただし新車と言っても車の形状やカラーが変わる程度で性能変化はない。見た目と気分だけだ。
車には耐久値が設定されており、耐久値以上にミス(他の車やビルに衝突)を重ねると失敗となってしまうが、耐久値は時間経過で回復するので、一旦ぶつかってしまってもしばらく慎重に走れば元通りというあたりは親切設計だろう。
ダメージは速度依存のようなので高速でぶつかると一発アウトもある。
ポイントを得る手段はミスらず走ることだけ。基本は車の流れに沿って下のラインを進むが、進路上の邪魔な車を抜かすときには合間を縫うように走るか、上ラインに切り替えて抜かしていく。ただし上ラインは逆走状態になるので対向車には注意しよう。
オンラインランキングにも対応。
操作方法 (Esc以外はキーコンフィグ可能)
- W 加速
- A 左方向へスライド
- S 減速
- D 右方向へスライド
- Space 走行ラインの上下切り替え
- Esc メニュー
ウォーキング要素
Escキーでメニューを開くと「シーン」を選択でき、車を降りてサイバーシティをFPS視点で歩いて散策することができる。
意外と言っては失礼だが散策できるロケーションのつくりはなかなか良い。ただ本当に散策できるだけで、それ意外のことはなにもできない。ただのウォーキングシミュレーター的なおまけという扱い。
ローカライズ
日本語に対応しているが作中に会話などはないので、インタフェースのみの要素となる。使用されているフォントが日本語に最適なものではないので、若干漢字の表示がおかしい部分もあるが、プレイには支障はない。
総評
あなたはゲームになにを求めるだろうか。
現実にはできない体験をしたり、美しい景色を見たり、魅力的なキャラクターとの恋愛や、恐ろしいモンスターに恐怖を覚えることにある種の快感を覚えたりと様々だろう。
だが本作にはなにもない。無心で障害となる車を避け続ける以外にすることはなにもない。筆者はただ黙々と3時間ほど空飛ぶ車を走らせ、世界ランク6位となった。それによって得られたものはなにもなかったが、たしかに無心だった。
そう・・・これは「禅」の境地を学ぶゲームなのかも知れない。