The Caligula Effect: Overdose
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Relapse into the virtual world Mobius. An idyllic world that exists for the sake of letting people forget about the pain and problems of reality. In this world created by a sentient vocaloid program, μ (Mu), reality and fantasy has become blurred, allowing people to relive their high school years in bliss. Yet in this seemingly beautiful and perfect world, something is amiss. Escape from this false paradise with your fellow students and return to reality in The Caligula Effect: Overdose! Key Features: An Overdose of New Features – The Caligula Effect: Overdose boasts enhanced visuals and gameplay! Explore new scenarios, endings, and the “Forbidden Musician Route” while escaping the virtual world of Mobius. The New Faces of Kishimai High – Play as the newly added female protagonist! Plus, meet two new members of the Go-Home Club, who each have their own new Ostinato Musician to face.
Steam User 21
トラウマを題材とした作品で、人に理解され難い現代病理に
苦しむ人間を理想郷へと誘う仮想空間が出現。
苦しくても現実に帰宅しようとする『帰宅部』と
現実に戻りたくない『楽士』派閥の戦いを描く。
ペルソナ1&2のシナリオを担当した里見氏が関わっています。
- 作品の特徴 -
・登場人物は全てトラウマ持ち(VRドールは除く)
・各ステージにボスの心情を歌詞にした
ボーカル曲が用意されている
・戦闘は独特のシステムで行動の予測を複数立てて
リプレイの確認をしながら戦う
・仲間も敵も口に出せない秘密を抱えており
そこに踏み込むかどうかの選択肢がある
・500人のNPCと交流できるシステムがある
- 個人的な評価 -
・シナリオ
完璧超人などおらず、むしろ全員社会不適合者という
センシティブな題材で起承転結を見事に成し遂げています。
生々しいトラウマの話が多いので、人は選びますが
ダーク系が好きな人には刺さるものがあります。
キャラが多いのに空気キャラがいないのも好印象です。
・音楽と絵師
ボーカル曲は好みもありますが、耳に残る曲は複数ありました。
敵の心の叫びや強迫観念を表現したものであり
クリアした後に聞き直すと「あぁ、そういうことね」となる
歌詞もあり上手く調和していたと思います。
絵は退廃&スタイリッシュなタッチで有名なおぐち氏。
里見氏の暗めのシナリオとマッチしていて
良い相乗効果を生んでいます。
- 個人的な欠点 -
・ゲームシステム
シナリオ・絵師・音楽は素晴らしいですが
ゲームシステムは最悪の部類です。
・戦闘システムのテンポが悪すぎる
1ターンキルしたくても、
3ターン分の行動を入力しなければならない
戦闘の倍速やオートも無し
・雑魚敵の種類は学生姿の人型オンリー
・500人のコピペNPCとの交流
・使い回しかつ口パクすらない3Dモデル
・BGMの切り替えがおかしい
ダンジョンをブラブラしている時に
敵が一言呟くだけで音楽を切り替える事がある
・紙に書いたラクガキの様な構造のダンジョン
・中途半端なアニメシーン
ゲームシステムの調整は、ゲームをロクに遊んでいない人材だと
思うくらい不自由&水増し&リソースの無駄遣いを感じます。
不自由さはデフォルトでナイトメアなので
ゲーマーでも難易度イージーを推奨します。
・スロースターター
物語が面白くなるのは、相手や仲間の深淵に触れられるくらい
仲が深まってからなので、序盤はパワー弱めです。
- 総評 -
個人的にはゲームシステムはアレですが
シナリオ・音楽・イラストは素晴らしく楽しめました。
里見氏のダークなシナリオに興味があるならお勧めです。
ただし、題材が現代的なトラウマなので人は選ぶと思われます。
ゲーマーは比較的陰キャ率が高いのに、そっちを弄る話もあるので
ナイーブな人はプレイしない方が良いかもしれません。
Steam User 1
難易度Extreme固定で全エンディングクリア時点の評価としては神ゲーです
やりこみは知らん
戦闘システムが秀逸でPV見ておもしろそうと思ったらぜひおすすめしたい
逆にストーリー重視で検討しているならメインシナリオの展開が大体予想できてしまうのでおすすめしない
ちなみに難易度Hard以下はヌルゲーで適当プレイで終わってつまらんので気をつけろ
低評価レビューのほとんどがそれ
戦闘システム
選択した行動の未来が見えるイマジナリーチェインが天才的におもしろい
ガード、カウンター、バフデバフ、叩きつけ、多段ヒット、浮かしやダウン技など技の種類が豊富で各キャラが覚える技種類や当たり判定にバリエーションもありPTメンバーの組合せで多彩なコンボができちゃう
命中率(最大95%)の概念があり未来視通りにいかないこともあるがこの不確定要素をうまいことやるのがおもしろいところでもある
シンボルエンカウントシステムで不意打ちで有利になるシステムはもちろんあるが動いてるシンボルが戦闘中に参加してくることもありこれがまじきつい
単体でエンカウントしたり敵が重なってるとこでエンカウントしたりなど戦闘中以外の戦略も必要でソウルっぽいフィールディングが求められる
伸びしろしかない戦闘システムの次回作以降に期待することを書きたい
主人公をPTから外させろ
命中率の仕様を撤廃してレベル差は攻撃力や防御力の補正にすることで背伸びや低レベル攻略をできるように
格ゲーのような浮かし中のコンボに補正をつけて叩きつけやブレイクでリセットなど
ダウン起こし技(今作でも多分1スキルだけある)の追加
戦闘中アクションに待機を追加
ガードも移動回避もカウンターもできないクソ技の撤廃
必殺技ゲージは戦闘開始時にリセットしてすぐたまるようなものに 溜めといて開幕ぶっぱとかクソだし
ボスをもっと強く
ストーリー
メインストーリーは全体の3割進んだあたりで結末が大体見えるような感じになってるタイプ
サブキャラストーリーはキャラによってはえぐい内容でおもしろい
サブクエはパッシブスキル集めるための作業ゲー 割と好き Steamメモが捗る
音楽
類似ゲーのペルソナには遠く及ばないのでノーコメント
Steam User 0
結論から書くと65点くらいのゲームです.
配分的にはシナリオ50点,ゲーム性50点で考えて
シナリオ45点,ゲーム性20点です.
開始難易度としてhard→中盤程度からeasyです.
個人的なおすすめできるところと嫌なところをレビューします.
オススメポイント
・シナリオがおもしろい
とにかくシナリオが面白い,帰宅部ENDと楽士ENDともに面白い
帰宅部ENDは素直に感動するし満足度の高いものです.
楽士ENDはゲームとしてあまりない体験ができるシナリオであり,個人的にかなり好きな分岐ENDです.
・キャラに感情移入できる.
トラウマを題材にしたゲームであり,現代人であれば大小あれど共感する内容のキャラ
がおり,非常に好感が持てるキャラが多いと感じました.
・ATB的にスキルから自分なりのコンボや行動で戦闘するシステム
PTが最大4人であり,行動予知ができますが1人の行動を確定すると巻き戻せないシステ
ムであり,ある程度
次のキャラの行動を考えながら技を組み立てるのは非常に面白いシステムであると感じ
ました.
オススメポイントが短いのは極力ネタバレ要素を少なくしたいのでご容赦ください.
(ネタバレ込みで各キャラの好きなところを語りたいですが省略します.)
嫌なポイント
・戦闘システムがマジでくそ
前述したようにATB的に行動を組み立てるシステムだがこれが今作の命中度システムと
致命的に合わない.
今作の各スキルの最大命中度95%であり,敵の行動にカウンタプレイをして倒すのだが
これが例として
カウンタの打ち上げ→対空及びダウン時技という簡単なコンボでも95%×95%の90%と
いう確率を超えないと成功しないというシステムであるという点です.
(ポケモンのじゃれつくが命中90%です.)
さらに,hardでは5~10Lvの差で命中度に補正がかかるのか装備等で命中度を多少盛って
いようが65%以下のようなことになり,せっかくのジャイアントキリング的な試行錯誤
要素を削るようなシステムとなっているのが致命的に面白くないポイントである.
・シナリオ終盤全体としての敵の敵(敵たる原因)が帰宅部がほぼ関係なく数キャラが原因
これは話の流れとしては納得感があり,まとまりや共感があるのでシナリオとして面白
くはあるのだがゲームとしての帰宅部(味方陣営)としてのアウェー感が否めない.
以上が私のあくまでも個人的な評価となります.
Steam User 1
大体の感想は先人が書いてくれた通り。
ストーリーはとても良いのだが、欠点も非常に多い。おすすめのラインが50点としたら55点くらいの微妙な位置付け。2018年の作品ということを考慮してもプレイヤーに優しくない仕様がとても多い。
ざっと上位レビューで見当たらなかった感想を追記したい。
・ストーリーについて
敵味方全員が何かしらのトラウマを持っており、各ストーリーではそれぞれのトラウマに少し触れるようなシナリオが組まれている。が、敵はもちろんとして味方もトラウマ絡みの話題では急に語気を荒くしたり暴言を吐くことがある。具体的に1つ挙げると、序盤で"デブ""醜い"等の発言が味方キャラからあるため、実際にコンプレックスを持っている方には些か辛いかと・・。
・仲間キャラ500人問題
モブと仲良くなりトラウマクエストを受けるためには、一部キャラ以外は「隣接しているキャラと知り合いになっている」という条件がある。これが人数の多さ以上に曲者で、そのモブがどの場所に出てくるかなんていうヒントは一切ない。更には同じマップで数分経過しないと現れないなんてのもゴロゴロいる。そして、後半のマップでしか仲良くなれないキャラの隣に序盤のマップで出てくるモブがいるなんてこともある。
つまり、どこにいるか分からないモブを探すためクリア済みのマップをひたすら走り回る羽目になる。
また、トラウマクエストの攻略には特定のスティグマを要求されるものもあるが、これもストーリーを進めていたら勝手に手に入るというものではなくどこかの雑魚敵がランダムで落とすものだが、当然どの敵が何を落とすかはゲーム内に記載がない。
唯一の救いは、一度仲良くなったモブはWIREを使い呼び出せることくらいか・・。
実績解除や主人公強化のためトラウマクエストを進めようとする人はもちろん、524人と仲良くなろうと茨の道を歩む方は、上記の理由で非常に時間がかかることに留意してほしい。
Steam User 0
曲が素晴らしい