The Banner Saga
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Play an epic role-playing Viking saga where your strategic choices directly affect your personal journey. Make allies as you travel with your caravan across this stunning yet harsh landscape. Carefully choose those who will help fight a new threat that jeopardizes an entire civilization. Every decision you make in travel, conversation and combat has a meaningful effect on the outcome as your story unfolds. Not everyone will survive, but they will be remembered. Player choice that drives your own narrative – every decision you make in travel, conversation and combat has a meaningful effect on the outcome as your story unfolds. Over 25 playable characters from 2 different races, human and varl, the horned giants – embark on your epic journey with a variety of characters from 7 different classes, each with unique abilities and upgrade options to fit your play style.
Steam User 166
美しいイラストで構成されたSRPG。
戦闘などは目新しい要素はありませんが
キャラバンといいますか、行軍といいますか…
旅先で様々な人達と出会い、
何百人という仲間と共に旅をするシステムが見所です。
時間と食料の概念があり、
休まず長時間移動をしていると仲間は疲労します。
さらに人数分の食料が確保されていないと、
バタバタとメンバーが飢え死にします。
旅先で町を見つけたら補給をするか?仲間の装備を強化するか?
または人数を増やさないようにするか?
数はいるけど金や食料を持っている部隊を仲間に入れるか?
など個性的な戦略を楽しめます。
プレイ時間は1週6~7時間程度。
ED分岐有りです。
~ プレイ中に個人的に気になった点 ~
中々面白みのある行軍システムですが
キャラの歩いているアニメと華麗なイラストを見ろ!
と言いたげに早送りやスキップが出来ません。
歩くシーンを長々と眺める事になり、テンポが悪い欠点もあります。
最初は綺麗だなーと見ていますが、見慣れてきたら
早く次に進みたいのに時間ばかりが過ぎていきます、二週目なら尚のこと。
セガサターン版 北斗の拳が頭によぎりました、
いや、あっちより断然面白いですが。
あと仲間の種類は多いのですが、出入りが激しく
アイテムや経験値が無駄になる事もしばしば。
アート寄りでゲームとしては色々不自由な点はありますが、
個性的なイラストに行軍システム。
中々練られた戦闘バランスと楽しめる要素はあります。
セールの時なら有りな作品だと思いますが、
選択肢の要求が数十箇所もあるので、
英語が苦手な方だと少々辛いかもしれません。
※日本語化が可能になりました。
~追記 12月20日~
説明書っぽい簡易ガイドを作成しました。
駄文ですが、何か判らない部分があったら流し読みでもどうぞ。
Steam User 70
このゲームはタクティクスオーガのようなターン制RPGなのだが、ユニークなのはフィールド上の行軍システムだ。主人公の一団は村人や戦士などの随行者とともに目的地を目指すが補給の概念があり食料が尽きると随行者がバタバタと死に始める。行軍中にはさまざまなイベントが発生し、選択次第で仲間を増やせもすれば、減らせもする。食料は随行者が増えるほど必要となり戦略が必要となる。
戦闘は一人ずつ動かしていくターン制戦術RPGで特に複雑な要素がないので非常にとっつきやすくSLGに苦手意識がある人も得意なひとも楽しめる。
フィールドの移動中、背景がとても綺麗で見ていて楽しい。
バイキングとロードオブザリングが出会ったような世界観なので、ファンタジー好きにはおすすめだ。しかし個人的には全編英語テキストで音声もないのがちょっと辛い。
Steam User 26
難易度普通で15時間でクリアしました。
ターン制2DSRPGです。全体的にタクティクスオウガに似ています。
セーブはオートセーブのみでリセットすると章の最初からやり直しになるので
セーブ&ロードで有利に進めていく事はできません。
世界観は人間と角の生えた巨人族ヴァールと黒い鎧の怪物ドレッジが存在する
剣と魔法のファンタジー世界です。モチーフは北欧でしょうか。
人間とヴァールの王国はドレッジに突如侵略されます。
侵略によって人々の社会生活は破壊されていき、生き残った人々も相争う世紀末的な様相を呈していきます。
プレイヤーはドレッジに対抗する軍勢かドレッジから逃げるキャラバンを導く事になります。
システムは大きく分けてキャラバン経営、会話、戦闘の3パートに分かれます。一日あたりに消費する食料の量と士気を
経営では食料を購入したり、難民を受け入れるかどうかを判断したり、キャラバン内で起こる様々なトラブル
に対応していきます。
本作には時間と食料と気力の概念があり、キャラバンの人数が増えると一日当たりに消費する食料が増えます。
十分な食料を確保しなかったりすると気力が落ち、戦闘の際不利になります。
酔っ払いへの対処を誤ったり、悪徳商人に売りつけられた腐った魚を喰わせたりしても気力は落ちます。
寛容の精神で難民を受け入れ過ぎて食料が底をついて人々を餓死させるもよし
冷酷な指導者として弱者は容赦なく見捨て、時には奪い、逆らう物には容赦なく罰を与えるのも良いでしょう。
会話パートでは重厚なストーリーが展開されていきます。
選択肢が度々用意されていてその選択次第ではプレイヤーが手塩にかけて育てたキャラが
僅か数行の描写であっさり死にます。装備していたアイテムも一緒になくなるのであんまりです。
また戦闘が起きるのをそもそも回避したり、仲間を増やしたりもできますので会話の結果は非常に重要です。
慎重に選びましょう。
戦闘パートでは陣形を選ぶ時があります。陣形の種類によってキャラバンの損害が増減したり
後のマス目での戦闘で有利不利が出てきます。
マス目での戦闘システムは独特です。まずユニットの行動順ですが
味方ABCDE 敵abcde の5対5で戦闘を始めたとすると
A a B b C c D d E e の行動順になります。ですが、a の敵を倒したとすると
A b B c C d D e E b となります。
A B b C c D d E e とはなりませんので弱い敵から各個撃破していくと最後の方は
A d B e C d D e E d となって d と e の敵が強いと味方が逆にボコボコにされます。
敵が最後の一体になると集中攻撃モードになって
A B C D E e となってようやく敵を集団リンチする事ができます。
キャラのステータス設定も独特です。
HP=攻撃力となっておりダーメジを受けるとどんどん攻撃力が下がっていきます。
アーマー値が設定されていて 攻撃力 - アーマー値=ダメージ となっています。
また、アーマー攻撃力も設定されています。アーマー攻撃力=アーマー値へのダメージとなっています。
MPの様なものも設定されていて、攻撃力に上乗せしたり特殊攻撃を使う時に使用します。
攻撃する際はアーマー値に攻撃するかHPに攻撃するか選択でき、
防御力の高い敵にはアーマー攻撃力の高いキャラで攻撃してアーマー値を削り、その後
攻撃力のあるキャラで攻撃するのが基本となります。
ユニットには1×1と2×2マスの大きさが設定されていて
別のユニットを通り抜ける事ができないのでどこのマスに移動させるか
考えるのは重要になります。
よって前述の行動順システムと組合わさると敵のHPを1~5残しでわざと倒さず
泳がせつつ敵のHPをまんべんなく削っていくというのが基本戦略となります。
敵AIはお構いなく倒そうと殺到してきますので戦いは消耗戦になりやすく、泥臭い戦いを強いられるので
一人を強化して敵をバシバシ倒していくといったSLGが好きな人にはお勧めできません。
グラフィック面ですがキャラクターはおっさん同士や黒光りする鎧を剣でどつき合う女子供はすっこんでろという
おっすおっすな展開です。女性ヒロインはでてきますが、最初はかわいくないと感じる人が多数でしょう。
でも不思議と終盤になるとかわいく感じるので毛嫌いせずやってみる事をお勧めします。
また行軍中の光景はなかなか見ものです。細かに書き込まれており、
本作のタイトルである Banner =旗も掲げられています。
サウンド面ではBGMが世界観とよく合っています。
いまいちな点としては戦闘中敵味方がたらたら歩いてもっさりしている、
経験値が最後に倒した人にしか入らない、味方の出入りが激しいなどがあります。
色々と奥深い戦略を求められますが、難易度を落とせば楽にクリアはできますので
機会があればプレイする事をおすすめします。
Steam User 23
北欧・ノルド的な世界観のRPG。
(かなり大雑把に言うと)巨人族と人間族の住まう地を黒い騎士達が侵略してきたので、キャラバンを組んで逃げながら戦うといった感じです。
ゲームはキャラバンパートと戦闘パートに分かれており、キャラバンパートでは様々なイベントが起こります。選択肢によっては味方が減ってしまったり、食料を盗まれたり、士気が下がったりとデメリットのある結果となることも少なくありません。そのため、英語が読めないと少し厳しい部分があります。(有志の方による日本語化パッチがありますので、それを使うとスムーズに進められるかと思います)
戦闘においては「アーマー」と「ヘルス」がそれぞれ設定されており、アーマーを削る攻撃か、ヘルスを削る攻撃かを選択できます。キャラクターによってどちらを破るのに適しているのかが違っているので、オールラウンダー的な育成をするより、適材適所で特化した育成を行った方が戦いやすくなります。ヘルスが減り瀕死状態になると攻撃力も激減してしまうので、防御面にも気を遣いながら戦闘をしなければなりません。
戦闘不能になったキャラクターは数日間の間戦闘に参加できなくなります。permadeathではありませんが、深追いをしてやられると次の戦いが厳しくなります。引き際を見極めるのも肝心です。
システム面も然ることながら、絵や音楽が良いところも好印象です。北欧神話風の神秘的な雰囲気を持ちながら、少し寂しげなツンドラの空気を感じることが出来るでしょう。
Steam User 28
The Banner Saga―
それは旗に縫いこまれた、人の記憶。旅の記録。そして旗の物語。
ストーリー
昔々、人間と巨人族《ヴァール》は領土や支配権を巡って争いを続けていた。そこで神は黒き破壊者《ドレッジ》を創った。
新たなる脅威を前に人間とヴァールは戦争を終結させ、同盟を組み、二度の大戦を経てドレッジを地下深くに封じ込めた。
以降ドレッジは地上に姿を見せる事もなく、世界は平和な時代を迎える。
太陽が動きを止めたその日、ドレッジが再び地上に姿を現すまで。
決して後戻りはできない旅
このゲームの目玉とも言える行軍システム。プレイヤーはキャラバンのリーダーとなり、旅のあらゆる局面で判断を下す必要がある。
キャラバンの疲労を考え休息をとるか、一刻も早く目的地に到達するため行軍を続けるか。
ドレッジの大軍の正面を突破するか、見つからないように迂回をするか。
キャラバンを飢えさせないために食料を買うか、それともキャラバンを守るために戦士の強化を行うか。
選択の結果次第では、仲間を失うこともある。
このゲームはオートセーブ1つとチャプター開始時のセーブのみとなっており、イベントがどのような結果になろうとも後戻りはできない。
(どうしてもやり直したいなら、チャプターの頭からやり直すことになる)
ボードゲームのような戦闘
戦闘システムはシンプルかつ独特で、メインとなるステータスは防御力、体力、精神力の3つ。
細かいルールは割愛するが、敵を倒すとRenown、名声ポイントが手に入る。
味方は戦闘不能になると、数日間負傷状態となりステータスが低下する。
キャラのレベルアップにはこの名声ポイントが必要なのだが、キャラバンの食料や装備アイテムの購入にも名声ポイントが用いられる。
イベントの結果であっさりキャラが死んだり離脱したりする可能性があるので、慎重にレベルアップをする必要がある。
また、
・レベルアップによって強化できるステータスは5つあるのに対し、1レベル上がるごとに割り振ることが出来るのは2ポイントのみであり、1レベルアップによるステータスの差はあまり大きくない。
・負傷やイベントによりキャラの入れ替わりが頻繁に起こるので、そのときのメンバーに合った戦略で臨機応変に戦うことになる。
この2点により、「強キャラのレベルを上げて無双する」ような戦い方が通用せず、限られた持ち駒でボードゲームをしているような、シンプルながらも奥深い戦闘システムとなっている。
二転三転するストーリー
後戻りはできない行軍システム
シンプルながらも奥が深い戦闘システム
美しいアニメーションと音楽
設定が盛り込まれたマップ画面
モッサリした戦闘モーション
早送りできない行軍シーン
The Banner Sagaは3部作となっており、今作では壮大な物語の導入部が描かれる。
ストーリーにはところどころで分岐があり、マルチエンド。
難易度ノーマルでクリアするのに10時間ほどで、人によってはボリュームは少なく感じるかもしれないが密度の濃いストーリーとなっている。
2016年4月現在、とても上質な有志日本語化MODが配布されているため、英語が得意でなくても快適にプレイできる。
2では今作のセーブデータが引き継ぎ可能となるようなので、この際にプレイしてみてはいかがだろうか。
Steam User 12
公式で日本語が追加されたのでプレイしてみました。
マス目制のSRPG、敵と味方が1人ずつ交互に行動する。
相手のHPがそのまま攻撃力になるので、敵の数を減らすより敵を倒さないで、他の敵のHPを削るといった戦略が必要。
道中の選択肢で難易度が激変。選択肢の数が非常に多い、それによって育てた味方が離脱したりもします。
セーブはオートセーブしかないので、やり直しができない緊張感があります。
クリアまでは短めで8時間程度。敵の種類も少なく、レベルも5までしかないのでキャラを育てるSRPGがやりたい人には向きません。雰囲気やストーリーが気にいった方向けだと思います。
Steam User 14
ヴァイキング時代の北欧神話という世界設定だけでご飯が進む方も多いかもしれません。
人間とヴァール、2つの主人公グループがやがては一つの終着点を目指し、ストーリーが絡みながら進んでいきます。
世界が滅びようとする中、助けをもとめて逃げ始めた人間のルーク。村を助け始めたことからキャラバンのリーダーに担ぎ上げられこの世界での混乱に巻き込まれていきます。
このゲームではオートセーブやチャプターセーブのみですので、セーブして試すということは難しくなります。(大きく巻き戻されても良いのであればチャプターセーブからやり直しは可能)
様々な選択肢によりメンバーの運命や、自分のキャラバンの運命も変わってしまいます。任意セーブができないことから、その選択により緊張感が感じられます。
また単純にすぐ結果がでる選択肢ばかりではないのも気をつけましょう。あなたがしようとしていることは、いずれ大きな問題を生む可能性があります。
パーティメンバーも割とイベント選択肢の結果では簡単に死ぬことがあります。人を簡単に信じすぎるのはよくないことです。この世界、いつ寝首をかかれるかわかりません。
そして私が面白いと思ったのは戦闘システム関連です。
まずベースとして、このゲームでは体力=攻撃力としてリンクしている点です。戦闘開始直後は最大値なので攻撃力も高く発揮できますが敵の攻撃を受けてダメージを負うと体力が減るつまり、自身の攻撃力も低下してしまいます。闇雲に敵に突っ込ませると体力を削られ、反撃しようにもカスダメージしかだせなくなりどうにもならなくなります。
これを守るために防御という値があり、いわゆるアーマー値のようなもので攻撃力をカットするのですがこれを削っただけでは敵の攻撃力は高いままです。
アーマー値を削ってその後、大ダメージを狙うか、堅実に体力を少しでも削って敵の攻撃力を下げるかなどを考えながら戦う必要がでてくるのです。
また、一般的なゲームだと敵の数を減らすことが最善であるといえますが、このゲームに関してはそうも言えません。
基本的に将棋のように交互に自軍と敵軍のターンを進めていきます。行動順は表示されていますが、もし次に動くはずだったキャラを倒したとしても、そこには違うキャラの動きが入るのです。
たとえば「A>b>C>d」と表示されている際に、bを倒しても敵軍のターンではbの代わりに違う敵が動き始めるという形になります。これが本当に気を使う点です。
もし、1発で倒せるからと雑魚をどんどん倒してしまうと敵のボスクラスの敵が毎ターン行動するようになり逆に追い詰められるという展開もあり得ます。
ここで先述した体力=攻撃力のシステムが活きてきます。あえて敵をHP1で残したりすることで敵の1ターンを被害を減らして過ごすことができるため、敵の数を減らすことが最善ではなくなるのです。
不満点としては戦闘の移動などがややもっさりしている。
キャラバン行軍で早送りができない点でしょうか。
三部作なのでこの1だけでは区切りの良いところで終わるだけでまだまだお話は続くところで終わりますのでその辺も気をつけて購入してください。
2はすでに発売されていて、日本語で遊べます。3はKickstarterで開発資金が集まり開発中です