Telling Lies
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Telling Lies is the new video game from Sam Barlow, creator of Her Story and Silent Hill: Shattered Memories. An investigative thriller game with non-linear storytelling, Telling Lies revolves around a cache of secretly recorded video conversations. It stars Logan Marshall-Green, Alexandra Shipp, Kerry Bishé and Angela Sarafyan. Telling Lies sits you in front of an anonymous laptop loaded with a stolen NSA database full of footage. The footage covers two years in the intimate lives of four people whose stories are linked by a shocking incident. Explore the database by typing search terms, watch the clips where those words are spoken and piece together your story. Unlike anything you've played before, Telling Lies is an intimate and intense experience. A game where you decide the truth.
Steam User 42
断片的な実写映像を自由なキーワードで検索して視聴することで
ストーリーを組み立てていくアドベンチャー。
本レビューでは前作『Her Story』との違いに着目していく。
序盤の手探り感がアップ
前作では「過去の殺人事件の証言から真相を明らかにしていく」
という目的が最初から明確に提示されていたのに対して
本作ではなんのために映像を検索し視聴しているのかが
明確でないところからのスタートになった。
登場人物やロケーションの増加
本作ではメインキャラだけで4人、脇役も含めれば10人以上の人物が
映像に登場するようになった。
撮影場所も屋内外・乗り物の中など多様になった。
「証言」ではなく「会話」へ
本作の映像は一方的に話すだけの「証言」ではなく、登場人物同士の「会話」になった。
ただしひとつの映像ファイルで映像と音声が再生されるのは片方の通話者だけなので
「会話の相手は誰なのか」を考える必要が出てきた。
相手の話を聞いているだけの時間も増えたため、ややテンポが悪くなった面もある。
操作面
映像の早送り/巻き戻しが可能になり、再生中の字幕から直接検索も可能に。
シークバーは廃止され、長い映像の特定の場所まで移動するのが手間になった。
ボリュームの増加
エンディング到達までの所要時間は前作は3時間程度、本作は5時間程度だった。
総評
前作のゲームシステムを受け継ぎながら現代的に進化。
映像のテンポの悪化やシークバーの廃止など前作より見劣りする部分もあるが
ユニークなプレイ体験のできる良作アドベンチャー。
前作同様プレイングに難しい推理などは必要なく
気になった単語を自由に検索していくだけでエンディングまで到達できる。
登場人物が増えたが個性がはっきりしており役者の演技も見事。
なお一周クリアしただけですべての映像を視聴していない現時点では
解明が十分でない場所もあるのでストーリーの批評は差し控える。
Steam User 27
インゲームにVer.表示なし。約6時間で初回クリア。全実績解除まで約14時間所要しました。前作Her Storyもプレイ済み。ファイルサイズは約6.1GB。
Pros:
俳優の演技
多角的な視点で形作られていく物語
ディスプレイの前の演出
Cons:
検索語句が残ったままになることがある
特定の文字が入力できず消える(日本語)
メモ帳の記入内容が正しく保持されない
早送りや巻き戻しが遅い
映像を冒頭から再生する手段がない
操作性とローカライズに難はあるも時系列の入り乱れた探索的な物語は健在
Her Storyをプレイされた方はご存知だとは思いますが簡単に概要を説明すると、数十秒から長いものでは10分近い映像アーカイブが収録されたDBストレージに対して任意の語句を検索入力します。映像の会話内容はメタデータとして保持されており、該当する語句が含まれていると最大5件まで同時に映像を探すことができ、閲覧することができます。日常的に使われる言葉で検索すればヒットはしやすいですが、候補がたくさん現れるといったことになるため、意図した映像を抽出するためにユーザーは最適な語句を考えて選ぶ必要があります。最初は手短な情報しか得られませんが、新しく見つけた映像の中から別の映像に繋がる手掛かりを得て、事の真相に迫っていきます。
率直な感想を言えば、サスペンス映画などを見慣れているとHer Storyよりも話の筋は掴みやすかったように思います。本作では独白が少なく、ほとんどの場面に対となる対話者がいます。単純に話す量が半分になれば、得られる情報量が半分になったり、下手をすると聞くばかりになって情報がほとんど得られないといったことも生じます。ですが、複数の人物がいるので疎となる筈の断片的な情報の数を集めやすく、状況的な証拠からおおまかな形が想像しやすく感じられました。登場人物、俳優陣の演技に関しては流石本職と言うべきか、のめり込んで見ていられます。
本作では検索した語句の位置から映像の再生が始まるため、私が気付いていなかっただけかもしれませんが、冒頭から見たいと思ったときに素早く巻き戻す手段がないのが手間でした。巻き戻しや早送りも三段階の速度が用意されてはいるものの、最大速度がそれほど速くない点は頂けませんでした。また起稿時点では、日本語でのプレイに既知の不具合があると言われています。私が遭遇したのは、分かりやすいものでメモ帳の内容が正しく保持されないものや、一度入力した語句が別の映像を再生するまで消えなくなるもの、「幻」「如」のような入力しても表示されないフォントがあるもの(使われると想定していなかったもの)です。本作は入力した語句で別の場面に繋げるという仕様である以上、それが正解でないにしろ思った語句が入力できないとすぐ違和感に気付いてしまいがちです。(修正中とありますので、これらはそこまで気にしなくてよいかもしれません)
日本語でのプレイに不具合があり一方的に不利かと思いきや、言語的に優れているところもあります。英語は単語ごとにスペースを挟み、単語ごとに独立している形になっています。日本語は漢字+平仮名のような形で、漢字1字でも、漢字+平仮名でも別の意味を持つ場合があります。「熱」「熱い」であれば、「熱」だけを入力することで両方拾うことができますし、「悪かった」「美しかった」「凄かった」であれば「かった」さえ入力すれば全部拾える可能性があります。本作ではメタデータと部分一致しているかしか見ていないため、英語よりも遥かに早い段階で物語の核心に迫ることができます。ただ、そうした言語的な特性と仕様に気付いていれば、ローカライズの時点で同じ単語を同じように訳すことはできたと思いますが、場面によってバラバラだったりするのはきっと作業担当者違ったんだろうな、とか想像したりします。
本作で全ての動画を見ようと思うと、リプレイ性はそれなりにあります。私のように英語のヒアリングが得意でない人には一部聞き取りづらいもの(80_A)もあります。サウンドは本作においてそこまで大きく印象に残りませんでしたが、それは俳優の演技を前面に出すための意図的なものだと思われます。エンディングは合計3種類でどれぐらい映像を見たかによって短いものから長いものへ派生します。クリア後に、動画を対話として見せるものが仕組みとして用意されていれば、もっと評価されたのではと思います。物語はHer Storyよりも分かりやすいと記載しましたが、断片的に得られる情報から主軸となる物語を推測し、想像した通りのものであるかを確かめるワクワク感は健在です。サスペンスドラマが好きな方にはオススメです。また実績も比較的集めやすいと思われますので、実績好きな方にもオススメです。2000円ぐらいしますけど、映画1本見るよりは長時間遊べますよ。
Steam User 20
前作HerStoryは冒頭からサスペンスが発生していました。理由は、すでに事件が起こっており、「彼女が嘘をついている可能性が高い。それを見破ってやる」というモチベーションが発生するからです。
よって、全映像が基本的に、「モチベーションに答える映像」になります。彼女の一挙手一投足がヒントになる(と思える)からです。
一方でTellingLiesは、冒頭から何をやっているのかわからないので、映像をみるモチベーションが弱い。
モチベーションが発生するためには、「解きたい問題」を提示されなければなりません。
色気で釣っていますが、その効果もすぐに切れます。
序盤は、「何を考えるべきなのか」もわからず、検索キーワード候補も潤沢なので、単純にしらみつぶしの作業的な検索が続きます。なかなか退屈です。
中盤以降、物語の大すじがわかってきますが、HerStoryのように「いろいろな解釈の可能性がある」わけではなく、普通に、「◯◯は、こういう嘘をついている」ということが提示されます。よって、「そうだったんだ」という理解の感覚はあっても、「Aだと思っていたのにBだった!」という予想外の快感があまり発生しません。
さらに、この時点で「このゲームでは、自分は何かを推理する必要がない」という事がわかってしまうため、
「見るだけ感」がさらに強くなります。
単純にプロット自体にもあまり驚きがないですし、「ちょっとその行動は……」という無茶な部分もあります。
ただし、終盤以降は面白くなってきました。
自分は、ほぼすべての映像を見るまで(話の流れをちゃんとつかむまで)クリアしない、と決めてプレイしていたので、後半のビデオをすべて見たかったのですが、そういうフェーズになると、やっと頭を使う必要がでてきます。
「この会話の相手は、どういう発言をしているだろうか」と推測し、相手側のビデオを探そうとしたり、ビデオの時系列を整理して、「この日付周辺には、こういう発言がありそうだ」と推測したりしていると、「探索している」という感覚を味わえます。
そういう推理が綺麗に報われることはあまりないですが、頭を使って解きたい問題がある、ということ自体が楽しいのです。
特に全体の終盤のビデオは、感情の起伏が激しくなり、単純に物語として盛り上がるので、未発見のビデオに到達することは、しっかりと「推理に対する報酬」として機能していました。
HerStoryでは、彼女の正体が判明するころには、別の映像を見たいというモチベーションはやや低下しますし、物語的な盛り上がりがあるわけではありませんでしたから、この点では今作に軍配が上がります。
序盤中盤はサスペンスフルなHerStoryに軍配、終盤の穴埋めが楽しいのはTellingLies、
同じようなシステムでも、プレイフィールが結構違う(メインで頭を使う場所が違う)ということ自体が面白かったです。
結論としては、他にはないシステムで、満足感もありますので、定価でおすすめできます。序盤は苦痛とは言わないまでも、やや退屈なので、我慢してください。たまにちょっとエロい映像があります。
Steam User 18
ほぼ調べ終わったなと思ってクリアしたときの時間が12時間。全実績解除したときの時間が14時間でした。
ひねくれた検索などはせず、素直に至極普通にプレイしてこの時間ですので、大体の目安にはなると思います。
私はHer Storyが大好きなので、この作品については発表時からとても楽しみにしていました。
感想ですが、結論から書くと、オススメです。
前作を遊んで気に入っていたひとには勿論、前作を知らないひとでも私が前作で味わったのと殆ど変わらない楽しさを体験できると思います。
登場人物やロケーションが前作とは比べ物にならないほど増えており、一本の良質な映画やドラマを見たときと同じような満足感がありました。
ただ、
前作と比べると、能動的に頭を使って遊ぶゲームとしての評価は大きく下がりました。ドラマとして、見て楽しむ分には圧倒的に今作が上です。
推理小説で例えると、前作は本格、今作は社会派といった感じでしょうか。
前作は、何が起こったかを順序立てて並べ替え、事件を完全に理解する、探偵的な楽しみがありました。それに比べ今作は、何が起こったかは全て勝手に動画を見ているだけで明らかになります。自分で頭を使って推理する楽しさはありません。
そういう意味で、前作はゲームの為の、このシステムの為の脚本という感じがしましたが、今作は、別に映画やドラマでよかったであろう動画群を、無理やり分断しているだけに思えました。
しかし私はこのゲームが好きです。主役であるデイビッドをはじめとした俳優の皆さんの演技が素晴らしく、台本も少々陳腐ながらもドラマティックで、映像作品としてとても上質な体験が出来ました。
なので、推理を期待されると、肩透かしを食らうと思います。
最後に、これからプレイする方に向けて少しだけアドバイスを…。
動画は全てブックマークすることをオススメします。そうすると時系列順に並べることができるので、見ていない動画を探すときに便利になります。あと、動画の巻き戻し早送りが遅くて最初はイライラすると思いますが、巻き戻し早送り中にも字幕は表示されていて、十分読み取ることも出来るので、早送り巻き戻しをしている間は字幕を目で追い、新たに気になるワードを探すようにしてみて下さい。私はそうすることで、いくつも新たな動画につながるワードを拾うことができました。
Steam User 8
Sam Barlow氏が現時点(2023年)までに制作した3作品の中で本作のみ評価が低めなのだが個人的にそれが納得できない。
もちろん好みは人それぞれなので低評価のレビューを否定するつもりはない。主に欠点として挙げられる出来の悪いUIや作劇の都合上動画が冗長になっているという指摘については全くもってそのとおりだと思う。
ただ最終的には事件のほぼ全てが語られる明快さは良いと思う。明快ではあるが単純ではなくプレイ中は想像力を刺激され続ける。他の2作の霧の向こうに真実が見えるような構成も美しいが本作のストレートな物語は胸を打つものがあると思っている。
Sam Barlow作品全てが苦手だという人がいるのは理解できるが本作だけが半ば駄作のような扱いを受けているのは……冒頭では納得できないと言ったがどちらかというと俺にはその理由がわからないと言った方が正確かもしれない。ストーリーに関してはこれが最も万人受けするのではないかとすら思っている。
Her StoryやImmortalityを楽しくプレイしたがTelling Liesは評価が低いのでスルーしているという方は試しに遊んでみてほしい。そしてレビューを書いてもらえると俺がうれしい。それがポジティブなものであれネガティブなものであれ読んでみたいので。
Steam User 3
全実績を解除済みのレビューです。
前作HER STORYの大ファンですが、今作も非常に面白く、絶対にオススメです。
前作と異なり、かなり数多くの俳優さんが登場します。そして全員、演技力が圧巻。
そこらのサスペンスドラマよりも遥かに面白かった。
動画の操作性も現代風になっており、字幕の該当部分をマウスクリックするだけで、その言葉が含まれる動画を自動検索してくれるので、利便性が向上しています。
今作の真骨頂は、大体のストーリーが判明した後の、物語の「背景」をより深く探る作業の楽しさにあります。
「何故、この結果になったのか」の理由を自分で推理し、例えば「●月にこれが起きたということは、●月頃にこんなことがあったはず」と推測して、関連する動画から該当月の周辺の動画を発掘していきます。
この作業が非常に楽しく、そして、推測通りの動画を発見した時は大興奮です。
自分の場合、その繰り返しで全実績解除までモチベーションを維持したまま完走しましたし、終わった後も高い満足感を得られました。
エンディングも数種類あり、見た動画の頻度により、内容が変わります。
特に海外ドラマ好きな方などには、是非オススメしたいゲームです。
Steam User 3
これは大人向けなタイトルだったと思う。しかもわりと一部の人向け。
有名な俳優さんを最後までなんとか諦めずに追っかけることが出来たけど
人によっては操作性以上に耐えられない人もいるのかも知れない。
自分もあれだけのボリュームの動画にシークバーは絶対必要だろ!
と思ってはいるんだけど、俳優さん達のなんともいえない表情なんかを
サクサク飛ばさなかったからこそ、このしこりのような気持ちがしつこく残ってる気がする。
あとはとにかく主人公がクズ。クズなりに色々考えてたり浅はかだったりでツラい