Styx: Shards of Darkness
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Hired for a critical mission, explore and master huge open environments as Styx, alone or in coop with a friend. Assassinate or sneak past enemies – Humans, Elves and Dwarfs – but also much more fearsome, colossal creatures, and experiment with the new array of lethal abilities and weapons in your goblin assassin's arsenal. Spend experience points in assassination, infiltration, magic, to learn new skills and improve abilities. Explore, recover valuable artifacts and ingredients to craft deadly traps and useful items, and create clones of yourself to deceive your enemies!
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●ゲームの概要等
「Styx Master of shadows」の続編。前作同様主人公のStyxを操作するステルスアクションゲーム。今回は前作から数十年後、とある依頼からクォーツとエルフに関連する問題に介入する物語となっている。
■ゲームの要素
▼クリア時間は収集や探索込みで15時間前後だと思う。早ければ10時間以内も可能。ちなみにスピードラン勲章を狙った際には3時間前後だった。
▼各ミッションには勲章があり、「不殺」、「未発見」、「トークンをすべて集める」、「指定時間内にクリア」するの4つが存在する。達成するとスキルポイントが貰える。ちなみに同時達成する必要はない為、拠点で行えるステージ選択で再挑戦する事で個別に獲得できる。
▼従来通りに使えるアクション
“ステルスキル”
“ローリング”
“崖でのぶら下がり”
ロープ関連とロープスライド
おとりとしての“クローン”
“透明化”
敵や物を強調表示する“アンバービジョン” ※前作とは違いコストが要らなくなった。
▼強力な新スキル
クローンの派生技の遠隔地にクローンを生む“コクーン”
クローンを消してクローンのいた場所に瞬間移動する“テレポート”
透明化の派生のキル時に透明化すると不可視化する“透明伝染”
同じく透明化時のキルが無音化する“無音伝染”。
▼今作からクラフトが可能になった。可能な物や新アイテムは以下の通り。
ポーション類
ロックピック
ボルトやポイズンボルト
トラップ
臭い消しに使える“匂いの小瓶”
遠い場所で音を鳴らす“おとりアイテム”
▼拠点内では前作同様にステージ選択、スキルリセット等が可能で、今作は衣装も変更可能になる。ただし衣装の数は少なめで、着替えると特殊能力が付与される為、好きなコスチュームに着替える要素とは少し違う。
▼クイックセーブがF5で、クイックロードF9で可能。これらのセーブ&ロードをしても、ミッションの経過時間はセーブ段階の時間から進行しない為、セーブ&ロードを駆使してタイム短縮を目指すことも可能。
▼前作とは違い、クリア前でも勲章の達成状況や進捗を確認できる様になり、警戒され、キルしてしまった場合にはポーズメニューでなくても、失敗した事が表示されるようになった。
▼ミッションごとのステージ数が減った。前作はミッションごとに3,4個のステージ攻略だったが、今作は2個のステージ構成のミッションが殆どになった。
▼協力プレイも可能だが、未プレイだから評価しない。恐らく人もいない。実績自体もオンライン要素は記述した時点でも無い。
▼人間種と亜人種以外のキルは基本的に計上されない。気になる場合はポーズ画面で確認が容易に出来る。
●良い点
・操作性が向上した
前作では足場移動が困難で、落下時に意図せずに掴んでしまう事が多々あったが、今作では右マウスクリックの長押しで任意的に行動できるようになった。
同様に視点移動や、敵の感知の仕様も若干変更され、スムーズなプレイがしやすくなった。
またアイテム類の誤発動を防ぐ様にマウス中ボタンを押してから、アイテムを使用するという形式に変更され、ご発動が少なくなった。
これはアイテム使用だけでなく、前作で良く起きたクイックロードをしようとしてF9キーを押そうとして、間違ってF11キーを押して意図しないウィンドウ化をするという暴発もなくなった。何故ならばF11キーを使用しなくなったからだ。個人的にはこれが一番嬉しかった。
・さらに強化された戦術面
前作でも敵の誘因方法、キル、スキルが豊富でルートも複数存在し、戦術的かつ選択肢が多かった。今作は更にアイテムや特定の敵に対する対策アイテムが増えた為、より戦術面の工夫できる選択肢が増えた。
・前作よりも安定性が高いエンジン
フレームレートの低下や、SEやBGMの不具合等もなくなり、使いやすくなった。
・サイドクエストとの同時達成が容易
偶々かもしれないが、暗殺が目的のサイドクエストで暗殺してもキル計上されないのはスムーズで良かった。
●微妙な点
・スピードラン実績の指定クリア時間がシビア
殆どは指定時間の半分でクリア出来るのは前作同様だが、一部はあっちこっちでフラグを立てないといけないのに、指定時間が10分とかなり短いミッションが存在する。筆者はギリギリ9分でクリア出来たが、何度か失敗したので、動画を見ると別かもしれないが、自力達成が困難になる人もいるかもしれない。
・トークン集め
アンバービジョンの特定スキルを獲得すると、見えるようになるが、それでも毎回20個を集めるのは苦痛だった。正直この要素は要らない気がしている。ただ前作よりも集める数は減っているのは良かった。
●悪い点
・ストーリー
核心的な所や、伏線回収が殆どされない。外伝、あるいは続編の序章の様なストーリー。恐らく今度発売される「Styx: Blades of Greed」の前編になるのではないかと予想している。だから今作だけで完結して欲しいという場合にはやや不満点の残る形となりやすい。
・一部のマップが複雑すぎる
簡単に言えば、まともなルートが限定されている事、高低差を利用した構造の多様の2つが原因だ。道に迷いやすく、構造把握がし辛い。
特に困るのがスピードラン時であり、どこからどこに行けるのかがやや複雑すぎる。一応全実績を獲得しているのだが、その状態になっても「ハンターの村」や「聖なる寺院」の構造が未だに全容を掴めていない。
・細かい悪い所
▼ボリュームが少し減った。前作よりもミッションのステージ数が減った事とスムーズ化による影響。
▼大体の操作性は向上したが、飛び移りの動作がやや失敗しやすくなった。
▼敵が偶にスタックする。扉の開閉時に裏に敵がいたら良く起きる。他にも読み込み時の不具合で敵が地面に半分埋まる事も一回だけあった。
▼操作関連のチュートリアルがやや雑。前作プレイした人であれば分かる要素だが、今回初プレイだと、一部の仕様が分かりづらい。
▼一部のステージでアスレチックなプラットフォーマーの様な足場移動を要求される事が多くなり、アクション性の要求が多くなった。個人的にはステルスしたいのにプラットフォーマーをさせられるのは微妙だった。
▼ボス戦がややつまらない。これはボス戦で特定の場所以外でクイックセーブ&ロードが出来ないのも関連があり、難易度も人によっては高いかもしれない。
●お薦めな点・感想等
前作の不満点の多くが解消されている為、かなりストレスが減ったと思う。ゲーム性とアクション面については不満が少ない。
ただし、相変わらず不殺や隠密行動を要求される場面も多い。ただこれは実績目的の特殊プレイに近い為、カジュアルにクリアしたい場合は関係が無い。だから比較的ストレスの少ないカジュアルなステルスゲームになったと思う。
ただストーリーについてはやや不満点が強いので、その点は気を付けてほしい所だ。ゲーム性としてもキル主体よりも、前作同様隠れながら進む方が強く、そのタイプのステルスゲームが好きな人の方がより好みに合致しやすい。実績やスキル取得を気にしなければ、キル主体でも楽しめると思う。
前作は古臭いゲームだったが、今作はかなりモダン寄りになっていると思う。次回作の「Styx: Blades of Greed」が正当に進化して更にアクセシビリティやユーザビリティが向上し、プレイしやすくなることを期待したい。
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👍