Strategic Mind: The Pacific
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Strategic Mind: The Pacific is a turn-based strategy set in the WW2 period depicting the war between the USA and the Empire of Japan waged in the Pacific Ocean with mindblowing historical accuracy and attention to detail. It offers an immersive experience of commanding both sides of the conflict, allowing you to gain a unique understanding of the situation through the eyes of both sides top commanders, resulting in enjoyable and insightful gameplay. Build up, train and equip your troops with the newest weaponry available to maximize their efficiency and set sail for victory. The core element of the game is large scale naval battles with numerous carrier ships bringing so much more aircraft into the battle for seizing the control over the ocean. Upon overtaking the sea you will have to set foot on hostile land through a series of costly landing operations.
Steam User 11
細かなルールを持つターン制ストラテジー。同類のゲームをプレイしたことがある方は、おおよそおなじみの感覚で遊び始める事ができるはず。
このゲームのユニークな要素としては、ユニットの会得できる特殊技能(レベルアップスキル)の取捨選択と、出撃時に携行させることができる補助装備 の存在が大きい。これによって個々のユニットに、それぞれ得意にする戦法を持たせられるのはなかなかに面白い。
また、海戦がフィーチャーされているだけあり、海上ユニットは特有のルールを持つのもこの作品の見どころである。これには、攻撃を受けると各区画ごとに戦力を喪失する。主砲、副砲、魚雷といった攻撃手段ごとに複数回の攻撃を行える。といった要素が含まれる。
グラフィックやUIに関しては粗削りな印象があるものの、ゲーム情報の多くが開示されているので、ゲームメカニズムの把握が困難という事は無い。
この作品のキャンペーンはWW2の日本と米国の戦争をモチーフにしたものとなっている。
しかしながら、歴史を再生するという観点でみるなら、この作品が提供するものは非常に粗末だ。
歴史上の兵器が登場するが、個々の兵器がどのような観点を持って生まれたかといった固有の要素はほぼ排除され、(兵科として)抽象化された性能のユニットとして登場する。シナリオのストーリーについても、歴史上の人物(を模した気味の悪い人形)に語らせるのは茶番で、まるで個人的な快楽の為に戦争が起きているかのように感じられるチープなもの。そういったところはこの作品の汚点といえる。これらはこの作品にいわゆるスカーミッシュのゲームモードが無いことから尚更に残念な点だ。
上記のようにがっかりさせられる点があるものの、ゲームとしては一定の面白さをきちんと備えている。このジャンルが好きなプレイヤーであれば思わず気になるような要素が取り入れられているので、それらが魅力に感じられるなら触れてみると楽しめるかもしれない。