River City Girls
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There's trouble once again on the mean streets of River City, but this time the boys are in over their heads! In this all-new entry in the legendary beat-'em-up series, hot-blooded heroes Kuni and Riki have been captured, leaving it to their hard-hitting girlfriends, Kyoko and Misako, to serve up some payback. As you punch and kick your way across town – either solo or with a friend in local co-op – you'll gain new skills, chow down on power-ups, wield an assortment of weapons, and unleash an arsenal of combos, throws, and special attacks that will leave the bad guys crying for mama – all in outrageous 16-bit style! The awesome action is punctuated by manga story panels, anime cutscenes, and an epic synth-pop soundtrack. It’s an old-school rumble for a new generation! Key Features: • Wild beat-'em-up action for one or two players! • Glorious pixel-art graphics plus anime and manga cutscenes! • Fantastic soundtrack featuring Chipzel, Christina Vee, and NateWantsToBattle! • Six large city regions to fight through, complete with shops and side quests! • Loads of weapons, items, and abilities to power-up your heroines! • Guest appearances by classic River City characters!
Steam User 16
「拳で愛を語る」
概要
「River City Girls」は、ベルトスクロールアクションゲームである。くにおとりきを救出するために、きょうことみさこが拳を使い彼らを捜索する物語となる。
開発は「WayForward」で、アメリカのカリフォルニア州に開発拠点がある。1990年代から多くの作品の開発に携わってきた会社となる。
パブリッシャーは「アークシステムワークス」で、日本の企業として1980年代からゲーム開発を行ってきている。そして今作の本流である有名ゲーム「くにおくんシリーズ」の知的財産権を持つ。
くにおくんシリーズは、今な無きテクノスジャパン(ゲーム開発会社)の有名ゲームシリーズであり、1980年代から1990年代前半まで多数展開されていた。当時プレイしていた人たちからは、面白いゲームであったとの声もよく聞く。
音声は英語であるが、テキスト(字幕等)は日本語があるのでストーリーの理解には問題がない。
キーボードで操作できるが、筆者はゲームパッドでこの作品をプレイした。
物語
リバーシティ高校で補習授業を受けていた「みさこ」と、別の学校の生徒だが「みさこ」を待つために、なぜか同じ教室でスマホをいじって時間を潰す「きょうこ」であったが、突然、「きょうこ」のスマホに「くにお」と「りき」が謎の人物にワゴン車へと乗せられる写真が届く。
「みさこ」は「くにお」のことが好きであり、「きょうこ」は「りき」のことを好きである。その二人が愛のため、「くにお」と「りき」の救出を決心する。そう、「みさこ」と「きょうこ」は、「くにお」と「りき」に劣らない強い少女たちなのだ。果たして彼女たちは無事に「くにお」と「りき」を助け出すことができるのであろうか?!
ゲーム性
とてもオーソドックスなベルトスクロールアクションゲームであり、過去にこのジャンルをプレイした人たちならすぐに入り込めるだろう。マップは自由に探索できるのだが、マップ内には敵が登場するので彼らと武器や体術で闘うことになる。そしてマップを探索しながらメインクエストとサイドクエストを進めクリアを目指す。
プレイアブルキャラクターにはそれぞれの技があり、戦闘のスタイルもそれぞれで異なることになる。レベルアップによって習得できる技もあるが、道場でお金を使い習得できる技もある。なお、お金の入手はボス敵や雑魚敵を倒すことでできる。技はコマンド入力式となるので、状況に合わせて使って闘うといいだろう。また技を組み合わせてコンボを狙う楽しさもある。
HPとスタミナがゲージとして表示されている。レベルアップや飲食での効果アップが見込めるので、少しJRPGのようなレベルとステータスの要素を持つ。
プレイアブルキャクターを強化したり特殊な効果を与える装備がある。ゲームを進行させていくと入手できるものから、お店で購入することで手に入れるものまである。装備アイテムは同時に2つまで装着できる。
店舗における飲食は初回に摂取したときだけステータスが向上する。これは永続的な効果となるので、攻略のために優先的に購入すると楽になる。注意点としては、どのプレイアブルキャラクターも初回の飲食時にはステータスがアップすることである。
戦闘中に敵がおびえだしたら、近くで掴めば舎弟にできる。舎弟を使い攻撃できるが使い勝手が悪い。実質コレクター要素しかないのではないかなと感じた。
お金はHPゲージが無くなり倒されてしまうと25%も減少してしまう。そしてこのゲームはお金を預けるという機能がないため、高価なものの購入を狙う終盤以外は、飲食や技、装備にさっさと使う方がいい。
ボス戦は複数あり、それぞれが個性的で特徴を持つ。ボスによってはベルトスクロールアクションゲームらしくない戦闘になる者もいるので、終わりまで飽きずに楽しめるだろう。
以下はネタバレを含む情報。
初回クリア後にくにおとりきもプレイアブルキャラクターとなる。彼らもそれぞれの技を持っているので、店で購入して増やすといいだろう。このゲームはきょうこ、みさこ、くにお、りきの最大4人のキャラクターがおり、各人の技が違うため戦闘スタイルも異なっている。
難易度を一番難しくしても、それほど技にこだわらずにクリアできる程度の難しさ。それなので無理にコンボを狙わなくても完全クリアできるだろう。
総評
くにおくんシリーズのダウンタウン熱血物語のゲーム性(探索パート)と、新・熱血硬派くにおたちの挽歌を原点にした内容となる。ただし、開発がアメリカの会社ということで、アメリカナイズされた世界観を持ち、ポップな英語の歌が流れたりとどこか世界観が大きく異なる。くにおくんシリーズは日本の1980年代の不良たちの喧嘩と友情を描いているので、どこか日本的なギャグセンスや不良の陰湿な面の表現もあったが、River City Girlsは陽気なノリで不良やその他の敵たちも憎めないキャラクターばかりである。そのため内容的には万人が楽しめるかもしれない。難易度も簡単な部類であり、何回か挑めばボスたちも攻略できる人が大半だと思う。並行世界的な世界観なのでシリーズ未プレイの人でも入り込みやすいのもよい。
全体に丁寧に作られているので大変クオリティが高い。一方で雑魚敵の湧きが早く彼らが堅めなため、単調な戦闘が繰り返される。そのため探索時に少し退屈に感じる人たちもいるだろうが、コンボの練習と思える人なら楽しめる。お金をためるために雑魚敵を倒し続けるのもいいのだが、ゲームのバランス的にボスを倒した時に多くのお金が入るため、周回した方が実はお金を簡単に貯められる。そのため雑魚敵とそこまで闘う必要がなかったりする。ボス戦の個性的な戦闘とは異なり、雑魚敵との闘いはそこまで楽しさを感じなかったので、このあたりのバランス調整が欲しかった。
ローカルでの協力プレイに対応しているため、Steam Remote Playを使うことで2人で協力して遊ぶことができる。ただし、筆者は一度試したが、相方がなぜか経験値の入らなくなる不具合が発生した。おま環の可能性もあるが、ここに一応報告しておく。やはりオンライン協力プレイがついている方がよかったと感じた。
音声が英語のため、戦闘中に会話があると字幕を追えずによくわからないことがあった。ここは仕様であるが日本語音声有りの方がありがたかった。有名ゲームであるGTAシリーズでも、運転中(戦闘や逃走中)に英語で話しかけられて内容がわからないみたいなのがあったが、どうしても母語でないと忙しい場面では難しい。
くにおくんシリーズが好きな人たちや、ベルトスクロールアクションゲームが好きな人たちにおすすめしたい。意外と万人受けする内容だとも思うので、興味が湧いたら手を出してみるのもありだろう。なお、続編の「熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ2」が発売しており、そちらでは音声も日本語に対応している。
長所
日本語がある
全体に丁寧に作られている
キャラクターのデザインが可愛い
プレイアブルキャラクターを強化する楽しさ
ボス戦は個性的で特徴があり楽しめる
イベントパートの漫画調の演出が上手
曲が世界観に合っている
2周目以降の要素があり長く楽しめる
短所
雑魚戦がやや単調(敵が堅い)
ダッシュがやりづらい
日本語音声がない(戦闘中に字幕では厳しい)
オンライン協力プレイがない(ローカル協力プレイしかない)
SteamグループSHO Gamesでは、ゲーム関連のコンテンツを扱います。
キュレーターでは、気になったゲームの紹介を中心にレビューも投稿。
興味のあるゲームについて、詳細な情報発信することを心がけています。
Steam User 2
ハードで一周。
アートワークやBGMがセンス良くまとまってる作品。
キャラのコミカルな動きがよくできてるし、
個性的なショップ店員がいるリバーシティをぶらつくだけでも結構楽しめる。
動きに若干癖があり、
特に、ダッシュの挙動が独特。
思わぬところで走ったり走らなかったりと、
最後まで慣れなかった。
キャラのアクションも大きいものが多く、全体的に硬直時間が長い。
動かして楽しむというよりは、
キャラの動きを見て楽しむタイプのアクションゲームかなと思いました。
Steam User 0
くにおくんスピンオフ……を自称するベルトスクロールアクション。日本語可、2人ローカルマルチ対応。
もはやアメリカ風景状態なリバーシティーで、メリケン不良な主人公が、アメコミストーリーを展開する …突き抜け過ぎてむしろ全然アリだな!おなじみのメンバー達も無残なまでの様変わりを遂げているので是非遊んで楽しんで欲しいですね。
Steam User 0
くにおくんシリーズはおろか、ベルトスクロールアクション自体を遊んだことがなかったのですが、ドット絵に惹かれて購入。
結論だけを言うと見た目が気に入ったなら買った方が良いと思います。かわいい
ただ他の同ジャンルを遊んだことがないのでそんなものなのかもしれませんが、雑魚敵が硬すぎる気がします
Steam User 0
音楽が良い。ファミコンっぽいピコピコ感のある、きれいな女性ボーカルでガールズポップな世界観と合っている。街を歩いてるだけでも楽しい気分になる。敵味方含め女の子のキャラが可愛い。
Steam User 0
音楽が神。
ドット絵も最高。
くにおくんやベルトアクションゲーと比べると、コンボ要素がかなり大事になってくる。
そこを理解して遊ぶと、スルメ度は高まるかと。
後半は敵が先に倒れてしまってコンボが当てきれずに少し物足りないほど。
Steam User 2
クリア後も
サントラを繰り返し聞いている