Read Only Memories: NEURODIVER
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
You Are A Psychic Agent
Take on the role of ES88, a young esper employed by MINERVA, a powerful organization specializing in information science, neurotechnology, and extrasensory phenomena. She has been tasked with tracking down Golden Butterfly, a mysterious psychic entity hiding in and fragmenting the memories of Neo-San Francisco’s citizens. Who are they? Why are they doing this? And how will you stop them?
The NEURODIVER
The Neurodiver is a bioengineered psychic creature made to assist in boosting an esper’s natural abilities. With its help, you’ll be able to collect clues and thoughts in your subject’s memories in an effort to piece together distorted fragments inside them, pushing Golden Butterfly out!
New And Old
Read Only Memories: NEURODIVER is a return to the vibrant sci-fi world of Neo-San Francisco from 2064: Read Only Memories with a whole new story, and a whole new cast of characters. It’s an adventure that newcomers can easily dive into, but those familiar with the original game might notice a lot of familiar faces making a comeback!
An FM Sound Sensation!
NEURODIVER’s soundtrack is inspired by the OPNA/YM2608 sounds of the PC-8801 and PC-9801 series of computers, brought to you by Scarlet Moon composer and sound designer, Ken “coda” Snyder (Tree of Knowledge)!
If you love the sharp and glossy tones generated by late 80s and early 90s FM chips found in a variety of old computers, sound cards, arcades and consoles, then you’ll be right at home here. Long live the power of FM sound! 🎹
Steam User 24
日本語訳は一見するとよくできているがツメの甘さが目立つので改善希望
※ゲーム自体は楽しんだのでポジティブ評価ですが、このレビューでは日本語版翻訳の悪いところにのみ触れています。
また、つまんで読んだところで見つけたものを挙げているだけなので全てを調べたわけではありません。
・文脈を読み落としている誤訳
分厚い本を読むことを嫌がったES88が言う「極秘文書がオーディオブック化される(turned into an audiobook)わけないよね」が「極秘文書がオーディオブックの代わりになるわけないんだけど」になっていて開始早々ひっくり返ってしまいました。
タイトルには細部と書きましたが、実際のところ重箱の隅をつつくような僅かな誤訳ではなくこうした意味が通じなくなるくらいに重大な間違いもあります。
・パロディを読み落としている訳
トムキャットの記憶にダイブする時の決め台詞の一つ「Welcome to this crazy time!」はトムキャットの名前の由来であるTOM★CATの「TOUGH BOY」の英語で歌われている部分の歌詞をそのまま引用しているのですが、日本語に訳されていました。※「このイカレた時代へようこそ」に置き換えられているということではないです
どれだけの割合で元ネタを把握していない箇所があるのかはわかりませんが、ダイブするキャラクターに関連したものが取りこぼされているということは全てが調べきれているわけではないのかなと思いました。
・theyを性別を男女に特定しない単数形の代名詞として使っていることを読み落としている訳
アンドロイドのパーツを指して「it(モノ)のパーツ」と呼んだのを「their body(人体)のパーツ」として訂正しているのが「そいつは”彼らの体”だ」という要領を得ない表現になっていました。
また、チューリングが機械である自分には人間と同じように性別の概念が適用されないと感じていてhe(男性)でもshe(女性)でもない性別を表すためにtheyの代名詞で呼ばれることを望んでいるという前作で触れられている設定はRead Only Memoriesの世界観において重要な要素なのですが、ES88が初めてチューリングに会うシーンの「they're so cute!」が「カレって超可愛い!」になっていて、ここでは気づいていないのを通り越して完全に本来の意図を削っているので正直に言ってがっかりしました。
同パブリッシャーの他作品と同様に翻訳の固さを感じさせないテキストの雰囲気は素晴らしいのですが、意味が通じなくなることでプレイ体験を損なってしまっている部分がちらほらあったので修正されることを願っています。
(追記:4年前のトレーラーを見ると制作中のものとして出てくる画面の内容が全く違っていることやテキスト周りのもっさり感などゲーム自体に気になるところがないわけではないのでフィードバックとして書いておきます。セーブスロットを増やすのとチャプターセレクト機能を追加してほしい…)
Steam User 10
全実績解除済み。
グラフィック、BGM、世界観は好きなのでおすすめとします。
前作のように街を広く探索するということもなく、ほぼ一本道のアドベンチャーゲームです。
EDまで色々探索して4時間と見ていいです、早ければ3時間程度かなと。
謎解きのような要素も何も難しくはないですが、一回でもつまるとノーヒントというところです。
前作登場のキャラが出てくるので、これをやる前に前作の2064をプレイすることをおすすめします。
何回か同じ箇所をクリックして反応を楽しむ要素というのはありますが、それもかなり少ないので物足りない。
前作2064が楽しかっただけにプレイ時間が物足りず、ドットのグラフィックがいいだけ勿体ない。
アメコミ読み、続編に数年待ったファンなので、本当にストーリーがもっと欲しかった…。
Steam User 12
サイバーパンクインディーゲームの佳作として名高い『2064: Read Only Memories』待望の続編。
今作にもおおいなる期待をもって臨んだが、残念ながらやや平凡な作品に成り下がってしまった印象は否めない。
『2064: Read Only Memories』はサイバーパンクものとして素晴らしいリアリティを伴った物語と世界設定、適度な遊び心も盛り込まれた作品だった。
サイバーパンクSFに欠かせない古典的なフィロソフィを備えていながら、かつて20世紀の作品で描かれた「少し遠い未来に起こるかもしれなかったこと」だったものが、いまや「近い未来に起こりそうなこと、あるいは既に到来していること」となった現代に再構成したサイバーパンクな近未来観は、強い親近感や説得力をもった魅力的なものだった。手垢のついたサイバーパンクのジャンルを生活感や説得力をもって描くそれは、類型の傑作『VA-11 Hall-A』にも共通するものだ。
そんな素晴らしいゲームの続編となる本作だが、残念ながらその魅力は半ば失われており、期待に応えるほどの内容ではなかった。
先に述べた独自性のあるリアリティや生活感を感じる設定は影を潜め、シナリオは特に驚くべき要素もない普通のSF推理アドベンチャーになってしまっている。テキスト量も前作から大幅に減っているし、物語全体のボリュームも食い足りなさを感じる。インタラクトできるオブジェクトも物足りないし、行動の選択肢や自由度が殆ど存在しない。目に付いたものに片っ端から腐った牛乳をぶっかけることもできない。キャラクターも前作の登場人物が半分程度を占め、その掘り下げも大してなされておらず、意外な一面が見られるような驚きも何もない。とにかく、前作にあったエキゾチックな体験があらゆる面で退化しているのだ。
もちろん進歩してるところもある。8bit風の演出をそのまま高精細に進化させたような背景グラフィックはレトロチックでありながら今風で趣深いし、何よりエモーショナルにコロコロ表情を変える主人公のES88はとても可愛らしい。むしろこのゲームでもっとも印象に残るのは、ES88の溌剌としたコメントと、オーバーリアクション気味の笑い顔や狼狽する顔の表情芸だと言えるだろう。
言ってしまえば平凡極まりないキャラゲー(しかも前作のファン向け)に成り下がってしまった作品だが、それでもサイバーパンクSF世界で推理ゴッコができて可愛い女の子が目を楽しませてくれるゲームと割り切れば、決して質の悪い作品では無いと断言できる。
しかしながら、かつては感じられた気概や勢いがもはや感じられず、日和った無難な内容に落ち着いてしまったことには、前作に感銘を受けた身からすると残念でならない。
その他細かい感想
・第一章に当たる未来の釜山のバーの雰囲気は素晴らしかった。相変わらずアジア文化に対する造詣が深い
・ダサい髪型で紫色の肌なのにこんなに可愛い女の子、ほかに存在しないだろう
・腐った牛乳がオマケ程度にしか出てこない
・ 結局ルナとゴールデンは何をもって分離されたのかが不透明だ…分離することで超能力が安定したのだろうけど
・前作のキャラクターがどかどか出てくるのに、主人公の探偵が存在すら触れられないのは不満だ。チューリングの一番の相棒は主人公だけ。皆そう思うだろう?
Steam User 10
チューリングが園芸にハマって植物語りをしてるところを見て、おれの心はサムズアップしかなくなってしまった。
ありがとう……。
元気でいてくれてうれしいよ……。
Steam User 8
近未来のネオサンフランシスコ、他人の精神に干渉できるエスパーの主人公が、突如現れた謎の賊エスパー・ゴールデンバタフライの足跡を追いながら、記憶を歪められた人々を治療していくというストーリーのアドベンチャーゲーム。
歪まされた記憶に適切な組み合わせのアイテムを使用する事で物語が進行します。
九十年代日本のサブカルチャーを彷彿とさせる独自の世界観を楽しむ作品です。
クリアまでに要したプレイ時間は約四時間で、これは前作の約半分に相当します。
プレイ時間がかなり短いためか、世界観の掘り下げが前作より大分浅いように感じました。
物語は多少の分岐はあれど基本的に一本道で、前作にあったクリア後の会話を楽しむEndlessモードはありません。
キャラクターは大変魅力的ですが、治療対象の大半は前作のキャラ。
本作を最大限楽しむためには、前作のプレイが必須でしょう。
欲を言えばもっと新キャラが欲しかったです。
セーブ周りは前作と比べて快適になっています。
一応楽しめたのでおすすめしていますが、悪い意味で値段不相応なボリュームなので、軽い気持ちで購入すると後悔するでしょう。
本作に強く惹かれた方は、大型セール時に前作と併せて購入する事をおすすめします。
ちなみに詰みポイントであるレクシーの記憶攻略の鍵は、壊れたロボットの周辺です。
Steam User 3
全クリに4時間強でノベル寄りの内容ですが、短く纏まってて個人的には好みです。サイバーパンク感や多様なパロディ等の雰囲気はそのまま、格段に進化したビジュアルで前作キャラもしっかり登場する上に掘り下げもしっかり行われるので、ROMファンには嬉しいゲームでした。
Steam User 3
総評
若きエスパーES88になって傭兵ゲイトを相棒にしたSFアドベンチャーゲーム
☆このゲームの良い所☆
前作のキャラがいくつか出てきたり音楽も前作同様テンポがよく気持ちいい
カットインや魔法少女などの決めセリフなどの演出も相まって前作から進化
も感じられる。前作のネタも一部引き継がれててニヤリと出来る部分もあり
★このゲームのイマイチな所★
前作の2倍近くの価格でボリュームが半分近くなっている所が全体の賛否と
思える部分。一周4時間もあればクリアは可能であり前作キャラの扱いも
決して良いとは言えない。ES88が記憶にダイブするのが今作の肝だが記憶
の修復に使われるキーの選択肢も総当たりに近くてせめて当たってるキー
だけは何か色でも変えて欲しかった(持ち物6個位から2個キーを選んで治す)
後は主人公の生い立ちが不鮮明やもうちょい遊び心が前作程度には欲しい。
毎回エスパー仕事、帰って悩んで寝て夢でゴールデンに会うで終わる流れ
もほぼ変わらないしキャラによってはどうなったの?と投げっ放しな部分
もそれなりにある。しかもスキップ機能なくないか?
前作キャラで言えば
レックス…捜査官だったがとある事件以降干されて探偵に
トムキャット…会社にハッキングして選択肢によっては記憶一部消される
チューリング…自由にトムキャットの家で絵を書いたり植物育ててる
ジェス…親友とのイベントで一部記憶植え付けられる
★今作に感じた部分★
ボリュームがせめてもう少し欲しい所とせめて分岐を作って各キャラを
掘り下げるなどしてほしかった。ゲイツやES88もそうだが前作キャラの
レックスやジェスやチューリングやトムキャットなど1エピソードのみ
の登場はもったいないし決して良い登場でもないので分岐によってキャラ
が活きるようなものであってもいいと思う。いきなり今作からやるには
ハードルが高すぎるので前作楽しめた人がセールで買うぐらいで丁度いい。
★全実績解除記念ネタバレ有★
ES88の存在とゴールデンバタフライの正体やトムキャットとジェスのお話
他にも前作主人公の存在や序盤に出てきたクロウなどの動向など
レクシーが嵌められた事件もそうだし今作はキャラは立っている
ただ掘り下げずあっちこっち調べやすくなってるが前作の牛乳ネタ
以外は何の実績もない遊びがないほぼ一本道のゲームになっている。
前作遊んでないとまともに評価すら怪しい。せめてフォルトゥナや
ゲイト、トレース位はキャラを掘り下げないと伏線を回収していない
ADVとなっている。終始あいつどうなったんだって思う作品。
やれば解る、賛否両論ゲーです。