Rad Rodgers

XBOX Oneコントローラーを使用。クリア後に追記予定。ストアページに日本表記が無いが標準で設定から字幕を日本語化可能。
90年代のアクションゲームにインスパイアされたステージクリア型横スクアクション。ゲーム大好き少年の「ラッド」とその相棒ゲーム機「ダスティ」が冒険を繰り広げるコメディチックな物語になっている。
【良い点】
◆ どこか愛嬌のあるグラッフィック、憎めないキャラクター達、アメリカンジョークや映画とゲームネタが時々挟まられるストーリー。一部のアイテムやステージ中のオブジェクトは他の有名ゲームのオマージュになっているものも多く、プレイしていて思わずにやけてしまう。
◆ ゲームのシステム的にはオーソドックスな横スクアクションになっている。マップ画面からステージを選択し、クリアしていく。唯一特殊な点は「チャンク」というアイテムを四つ集めゴールにたどり着けばクリアとなることだろうか。所持していない場合は再度探索することになる。一定ステージ毎に「ジャンピングパズル」という特殊なステージもあるが、こちらはクリアしなくとも先に進めるようになっている。
◆ 操作は基本的に撃つ、殴る、ジャンプをする。ステージ内で入手できるパワーアップアイテムで一時的に銃を強化可能。主人公にはハート（HP）と残機が設定されており、ハートが尽きるとやられてしまい、チェックポイントへと戻されてしまう。残機は難易度毎に設定された規定数の「ジェム」入手することで増やすことが可能（ノーマルであれば100個）。
◆ 難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」から選択可能で各難易度毎の違いは「残機を増やすのに必要なジェムの数」「主人公のハートの数」「ハートの回復量」「敵の移動速度と攻撃頻度」「武器のパワーアップ時の弾薬数」。
◆ 90年代のゲームに影響を受けているだけあり、古典に忠実なステージ構成でプレイしたことのないステージなのにどこか懐かしいものになっている。決してパクリなのではなく、あくまで「昔のゲームにこのタイプのステージありそう！」という感じだ。
◆ やり込み要素も充実しており、ステージラストにはクリアスコアが表示され各ステージにある隠しエリアを見つけた数、「ライオントロフィー」という収集要素、ステージ中の敵を全て倒したか、ステージ中のジェムを全て集めたか等が表示される。
【悪い点】
特にないがあえて挙げるなら：
◆ 「チャンク」を見つけないとステージをクリアできないので、見つからない時はステージ中を何度も回らないといけないところ。
【総評】
古き良き横スクアクションになっており、リプレイ性とやり込み要素も高く、横スク好きにはたまらない作品。難易度選択もあり、このタイプのゲームが初プレイの方にもオススメになっている。
プレイ動画をアップしているので、気になった方はこちらを参考までにどうぞ。