Pure Logic

論理回路をテーマにしたパズルゲームでひたすら論理回路の問題を解いていく。
”パズル”という枠にきちんと収められており、論理回路の知識がなくても遊べるようになっている。
チュートリアル問題では、ビート板のような記号から白い線と黒い線が繋がっているものが複数のパターンあるので法則性を自分で見つけてみましょう、という感じで始まる。
論理回路の問題というと論理式とか真理値表とか出てくるかと思いきやそういうものは一切ない。
回路図が表示され、その一部分だけ真偽（白か黒の線）が確定されているので、それ以外の部分の線を埋めましょう、という形式。矛盾が出ないようにするとちゃんと答えが一意になるようになっている。
出される問題はAND,OR,XOR,NOTの組み合わせだけで、フリップフロップとかそういう系のは無い。なので難易度は高くない、というかまぁ題材的に難しくしようにも限度があるよなとは思う。
ちょっとした頭の体操がしたい人や、これから論理回路を学習してみたい人などにおすすめ。

「仮にここをTRUEだとして、ここがTRUEならこことここがFALSEで破綻、もしFALSEだとしても破綻するから最初の仮TRUEは間違いなのでFALSEっと・・・」を繰り返して解けた時に脳汁出まくっててついトロコン点いたよね
難易度もそこそこ歯ごたえアリだし、サウンド設定開くと「俺達の作ったゲームは音が素晴らしいから設定する必要は無いぜ！」とか言ってきて良いゴイム。（シームレスで手慣れた動きで音量ミキサーからゲーム音量を下げる）

論理回路パズルゲーム。6パターンの論理ゲート(AND, OR, NAND, NOR XOR, XNOR)から成る回路を解いていく。序盤は使用されている論理ゲートの数や種類が少ないが進めていくにつれ徐々に増えていき最後は中々の手応えに...。
最初に各論理ゲートの法則について例題とともに教えてくれるので論理回路未履修の私でも問題なく遊べた。問題数は200問強存在し全問クリアまでにかかった時間は15.7時間だった。最後まで楽しめた。
最終確認時に解答が不正解だった場合にRestart(最初から)ボタンだけではなくUndo(1手戻る)ボタンも操作可能だとより良かった。どこが間違っているか分かっているのに最初からひとつひとつ埋め直す作業が発生するのがやや手間に感じた。
【※プレイ時の注意】
私の環境下においてオプションで全画面表示設定に変更したらゲームがフリーズした。強制終了し再度起動し直しても操作不能のままであり再インストールしても直らなかった。同様の状態に陥った際にはゲームのアンインストール後にローカルのインストールフォルダ内に存在する『Settings.sav』のファイルを手動で削除してから再インストールすると再度操作可能になる場合がある。参考までに。