Primal Fears

何も褒めるところがないゲーム
・敵はわずか4種類！
・ストーリーもなく気がついたらゴールしてた！
・障害物の当たり判定がいいかげん！
・武器をアップグレードしたかったら何度もクリアしてお金をためろ！
・作戦は後退しながら打つ！以上！
・視点変更が煩わしい！
・低難易度は単調！高難易度はすぐ死ぬ！
・このゲームに10ドル払うくらいなら，レンガやフラフープを買うか，実物のヤギに投資したほうがマシ！

見下ろしシューターと言うジャンルに高いアクション性を取り込んだ良作。
後退速度が遅く、素早いダッシュを行えるこのゲームでは、敵の攻撃を避ける為に常に位置取りを変えながら戦う事を要求される。その為、同じジャンルのゲームの中ではかなりアクション性が高い物となっている。
■ゲームの流れ
ゲームの基本的な流れとしては拠点を中心にミッションを選び、ミッションで稼いだお金を使って武器の購入・強化を行っていくと言う形になる。
ミッションはストーリーミッションとアリーナミッションの二種類がある。しかしどちらも淡々とミッションをクリアーしていくだけで、特にイベントなどが起きる事もなく、その意味ではゲームの流れは非常に淡泊な物となっている。
ストーリーミッションでは、基本一本道のフィールドで敵を倒しながら進んで行く事になる。途中で武器を購入する販売機があったり、お金などが落ちている事もある。ボス的な物は存在しない為、出口に辿り着く事がクリアーとなる。
一ミッションは30分程度であり、途中経過はポイント毎にセーブされるが任意のセーブは出来ない。
アリーナミッションでは、ある程度広いフィールドの上で次々と現れる敵を倒していく事が目標となる。敵はWAVE単位で現れ、各WAVE間にはある程度時間があるので、その間にフィールドに落ちているアイテムなどで回復や補給が出来る。
どちらのミッションも途中で拠点に戻る事が出来る。途中で稼いだお金は無くならないので、クリアーが不可能だと思えばミッションから抜けて武器などを強化して再挑戦する事が可能。
■ゲームの特徴
このゲームの最大の特徴はそのアクション性の高さにある。通常この見下ろしシューターと呼ばれるジャンルであれば、キャラクターが後退しつつ武器を発射すると言うのが基本的なプレイにとなるが、このゲームではそれは殆ど機能しない。前進速度に比べて後退速度が極めて遅く、また敵の動きが非常に速いので後退する事にあまり意味が無い。それよりも常に敵の動きを読み、敵の攻撃の届かない位置を取り続ける事が要求される。結果、攻撃よりも避ける事、キャラクターをどう動かすかが重要になり、それがこのゲームに他とは違った面白さを与えている。
■ゲームの武器
ゲームに用意された武器は比較的多い。それぞれを強化する為には大量のお金が必要になり、最高難易度で全てのミッションをクリアーしても全ての武器は強化仕切れない程だった。これは、最後まで金稼ぎが無意味にならない良いバランスだと思う。
ゲーム序盤、難易度が低い状態では存在価値の見いだせない武器も多いが、難易度が高くなると様々な武器の使い所が見えてくる。特に設置系や爆発系の武器の使いこなしが高難易度クリアーの鍵になる。
■まとめ
見下ろしシューターをただそれだけで終わらせる事のなく、新たな要素を入れてそれが成功した良作だと思う。通常とはかなり違ったプレイが要求されるため「ただの見下ろしシューター」を期待すると評価が低くなるのかもしれないが、中身は十分それ以上の物が詰まった一作。非常にお勧め。

見下ろしタイプの３DTPS。グラとサウンドはインディーにしては高レベル。
しかし致命的にゲームバランスが悪くobjもほとんど鍵壊すか爆破しかない。
敵が異常に硬い上に武器アップグレードがメチャ高額なので、
相当時間を注ぎ込まない限りは爽快感は全くない。
alien shooter系のテイストを少し足すだけで神ゲーになれたのに･･･
点数3/10くらい(グラのみ)だけどDont buy this.
decision 2でもやってください。

good luck