Peaky Blinders: Mastermind

日本語でレビューしている人がいなかったので軽く感想でも。現在10ステージ中4ステージクリアしました。
このゲームはイギリスのPeaky Blindersというドラマを原作としたパズルゲームです。
とはいえ、原作を知らなくても十分に楽しめます。実際私も原作は未視聴です。
ゲーム内容としては、ストーリーにそって複数のキャラクターを操り、クリアを目指すものですが、特に面白いのは時間を巻き戻せるシステムです。これによって最適解を得やすく難易度も控えめとなっています。また、あるキャラクターAの行動を指定してから時間を巻戻して別のキャラクターBを操作すると、Bを操作している間Aは指定した行動をしてくれす。これを利用して複数キャラを使った謎解きを行えます。
この謎解きが忙しいですが、とても面白い要素となっています。
また、このゲームは日本語対応となっていますが、日本語訳についても今の所違和感はありません。このゲームの欠点を上げるとするならば、ボリュームはそこまで多くない、ということでしょうか。(とはいえまだ全ステージをクリアしたわけではないのであくまで推測レベルです。全ステージクリアしたら追記します)
総評ですが、かなり面白いゲームなのでパズルゲームが好きな方は買ってみても損はないと思います！
追記:
全ステージで最高評価,懐中時計全取集でクリアしましたが、特に隠しステージなどはありませんでした。だいたい10時間強でクリアできると思います。

ドラマみたことないけど超おもしろかった！
１０ステージクリア後のレビュー（１０ステージしかない）
タイムラインを考えるパズルゲームって感じ
タイムラインにそって誰が何をするのが一番効率いいのか考える
そのキャラ固有のスキルのようなものもあるので考えるのたちーって人はドラマとか見てなくても余裕で面白い
でもこれ２５００円？って思うとウーンって感じだから
セールで買って正解だったよ
収集物もあるけど１回じゃほぼ達成不可だと思うから何度も繰り返し要素があるから１０ステージなのかもしれないけどね…

原作のドラマはシーズン1を視聴済み。
ストーリーとしてはシーズン1の前日譚…とのことだが話のつながりは全くと言っていいほどない。
内容的には原作の世界を守りつつ当たり障りのない話が展開。
原作視聴済みの者としてはもうちょっと！もうちょっとだけ世界観とかキャラの掘り下げとかをだな！と、もどかしさを感じることも。
逆に言うと一つの話としては完結しているし、話に破綻もないので原作未視聴でも安心なのが良いところ。
ゲームのメインは各キャラクターのタイムラインを操って、人や物を操り、道を進むパズルゲーム。
Aさんが人と話して視線をそらしているうちにTさんが通ったり、
Pさんが物を動かして、その動く物の影に隠れてJさんが通ったり、
という操作を全部プレイヤーがやる。Aさん、Tさん、Pさん、Jさん全部操作する。
と書くと忙しそうに感じるが、ご安心あれ、このゲームには時間の巻き戻し機能がついております。
一人を動かし終わったら巻き戻して次のキャラの操作、そしてまた巻き戻して…ということを繰り返してあたかも全員を同時に操っているように見せかけることができる。
これが綺麗にキマってスムーズに進行できると結構気持ちが良くて楽しい。
だがしかし、その気持の良さが感じられるのは終盤の2ステージくらいしかない。
他のステージはパズルとしては簡単すぎることや操るキャラクターの少なさなどでどうにも歯ごたえがなく物足りない。
あと2、3ステージくらい難易度高めのステージあると満足できたのだが…
ストーリーもゲーム内容も、あと一歩！あと一歩なんだけどなぁ…と感じるなんとも惜しいゲーム。
ただ、物足りなさはあるけれども質は高く面白さは十分にあるので、さっくりと一つのパズルゲームをやりたい人は是非。

Steam Deck対応になってはいるが、OSで言語を判断しているせいかDeckだと日本語にならない。起動オプションをいくつか試しても効果が無かったが別方法で日本語にする方法を見つけた。Deckの内蔵SSDにインストしている場合、デスクトップモードでhome→.local→share→steam→steamappsフォルダにあるappmanifest_1013310.acfの中身をKateで編集する。下の方にlanguage項目が二つあってenglishになっているので両方japaneseに変更して保存。ゲームモードに戻って起動すると日本語になっていた。実績解除出来るかどうかは後日確認する予定。
↓　Amazonプライム版を利用した古い情報も下に一応残しておきます。
Amazonプライムゲーミングでこのゲームが配布されたが、そちらはゲーム内から言語の切り替えが出来るのでDeckで日本語プレイするならプライム版をDeckにコピーして登録するのが簡単。そのまま非Steamゲームとしてプレイしても良いが、Steam版として日本語プレイする方法もある。
やり方はまずSteam版をDeckにインストール（互換性は一応Proton GEにしておいたが必要ないかも）→プライム版の中身をDeckのSteam版フォルダに上書きコピー→pfxフォルダ（compatdataの1013310フォルダ内にある）を削除→Steam版を起動、の手順でゲーム内で日本語に言語変更出来る様になる。このやり方の場合、クラウドセーブは機能しているが実績は解除されない模様（ステージ1をDeckでクリアした後にPC版でステージ1をやり直してパーフェクトクリアしてもステージ1クリアの実績解除が出来なかったが、PCでステージ2をクリアすると未解除分の実績も一緒に解除出来た）。そのままだと操作アイコンがキーボード表示になっていてやりにくいが、タッチパッドにマウス操作を割り当てて一度画面のどこかをクリックしてからボタン操作をすると操作アイコンがゲームパッド表示に変わる（PCでのプレイでも最初はアイコンがキーボード表示なので同様の手順でゲームパッド表示に出来る）。

戦間期バーミンガムを舞台にした、ギャングストーリー
同名のNetflix配信ドラマを元ネタにしたゲーム。
ドラマはキリアン・マーフィ主演だが、主人公が似ても似つかないのは、まあいろいろ大人の事情でしょう。
しかし、見た目からしててっきりCommandos系のステルスアクションかと思っていたが、実はリアルタイム要素のあるパズルだった！
さまざまな能力を持つ仲間を操作しつつミッションをこなしていくのだが、いちどにコントロールできるのは1人だけ。
そのためアクションのタイミングを見計らいながらメンバーの行動をプロットしていき、互いに支援・協力させる必要がある。
たとえば1人が見張りの気を引いている隙に、残りの仲間がこっそり通り過ぎるといった感じ。
ただし、シーンごとに割とシビアな時間制限があり、秒単位で手際よくタスクをこなしていかなければならない。
このあたりは、『Crookz - The Big Heist』あたりに近いか。
ちょっと分かりにくいかもしれないが、画面下部に各登場人物の行動を示すタイムラインが表示されており、時間を巻き戻しつつアクションの細部を詰めていくことができる。
このあたり、動画編集ソフトを使っているような感覚でなかなか面白かった。

言語依存度
なし（日本語対応）


難易度
★★★☆☆


原作知らなくても大丈夫だよ度
★★★★☆

タイムラインを操作して複数人を操作し最適解を目指す系パズル?ゲーム
なんだけど、別にスタイリッシュにコンビネーションが決まるわけでもなく、基本的にチマチマムレムレと扉を開けあって進んでいくようなことが多い。
ステージは全10ステージでそれぞれのステージもコンパクト。クリアしたあとには多少の物足りなさを感じる。
クリア前にステージ最初からの動きを再生するのが楽しい。リプレイ機能をつけて欲しかった所。
実績は全クリを目指せば全実績解除は容易だろう。因みに、ステージ8の"150秒以内でクリア"は130秒以内っぽい模様。
全ステージ、パーフェクトクリア(最短・全収集・未発見)があったら禿あがっていたな...

マフィアゲームと言えばゴッドファーザーやMAFIAなどのアクションゲームを連想するがこのゲームは計画と言うより時間を駆使する戦略ゲーム。タイムシームレスシステムを使用し複数のプレイヤーを使っていかにゴールドタイムを目指すかが腕の見せ所。
失敗（時間切れ）になっても巻き戻しがあってやり直しができタクティスゲームが苦手な人でも割と難易度やや低めです。
（スタンダード版を軽くプレイした人のより）