OxU

全77ステージ。全実績解除に3時間強。
よくある線つなぎゲームですが、位置の入れ替え要素があるため、見た目よりは難易度が少し高いです。
ヒントとして「ピースに無駄はなく、余すことなく使う」ので、良いパズルだと思います。

後半の数ステージは少し悩むが、全体的に難易度抑えめなのでパズル初心者にもおすすめ
加重コンパニオンキューブ君に会えるのでやる価値あり
どうせならレーザーはタレット君が担当してくれたら良かったのにな～と思いました

長男Zup!、次男qop、そして三男のOxU。
パズルのおまけにプロフィールのショーケース用の飾りが付いてくるのは兄2人と同じ。
純粋なパズルとしての難しさ(やりごたえとも)は兄2人と比べても頭一つ突き抜けてる印象。

概要
ひとつの「始点」と、複数の「終点」があり、チキチキバンバンの線路のようなパネルを回転させたり移動させたりして、すべての終点が点灯状態になることを目指すパズルゲーム。
パネルは色によって性能が異なり、ステージを追うごとに新たな種類のパネルが解禁されていくので、ゲームの難易度は数ステージごとにじわじわと上がっていく。絶妙なゲームバランス。
じわじわ上がっていく難易度！　調整がうまい
最初の数ステージは、「パズル」とも呼べないくらい考える余地不要な配置から始まるがこれは飽く迄チュートリアルのようなもの。「この色のパネルはこういう挙動が可能ですよ」と説明するため。
移動はできず回転は出来るパネル、移動できるけど回転はできないパネル、移動も回転もできるパネル……という風に種類が増えていくにつれ、想定できる線の繋ぎ方は増えていく。序盤のようにパッと見て「ここをこうすればクリアじゃん」ということにはならず、50面を過ぎてくれば、そこそこに時間をかけて試行錯誤してようやくクリア、というステージにもぶち当たるようになる。
例えば私の場合は、75面で一番足止めを食った。
この面では立体の移動可能ブロックも扱う必要があるし、「消去法でこのゴールにはこの角度からライン繋ぐしかないよね？」という形で進めていっても
あちらを立てればこちらが立たず状態に陥ることが多くなかなかに手強かった。
けれど、時間をかけてよくよく考えてみれば、ちゃんと自力クリアできるようになっているので、少しずつ遊んで計約８時間を￥235と考えると、パズルゲームとして、とてもコストパフォーマンスに優れていると思う。

ところどころにPortalネタが仕込まれた配線パズル
概要
タイルを入れ替えたり回転させたりして線を繋げていき、最終的に全ての線にエネルギーを通すことを目指すパズルゲーム。タイルにはいくつか種類があり、色によってそれぞれ役割が決まっている。
・紫：固定されたタイル。入れ替えることができず、回転させることもできない
・赤：入れ替えのみ可能なタイル
・緑：回転のみ可能なタイル
・青：入れ替えも回転も可能なタイル
他にも立体型のタイルや特殊なパーツがいくつかあり。
全77面。マウスオンリーで操作可能で、右クリックを押した状態でマウスをグリグリ動かすと視点変更ができる。ゲームの難易度を下げられる無料のDLCあり。
感想
開発元がZup!やqopを制作したところで、いわゆる実績解除ゲーかと思っていたら、意外と歯ごたえのある難易度で予想外に楽しめた。特に終盤のステージにはかなり悩まされた。このようなパーツを組み合わせるタイプのパズルゲームでは、いくつかのパーツを使わないままステージをクリアできたりする場合があって、いまいちスッキリしないことがあるのだが、このゲームにはおいてはそれが一切なく非常に完成度が高いと言える。どのステージも全てのパーツをフルに活用しないとクリアできないようになっているので、1つ1つのステージが丹念に作り込まれていると感心した。難易度曲線も絶妙。
パズル好きな人に是非プレイしてほしいゲームです。おすすめ。

難易度
普通


スコア
10点満点中8点
※難易度はDLCを適用しない場合