Outer Wilds
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Outer Wilds is an open world mystery about a solar system trapped in an endless time loop. Welcome to the Space Program! You're the newest recruit of Outer Wilds Ventures, a fledgling space program searching for answers in a strange, constantly evolving solar system. Mysteries of the Solar System… What lurks in the heart of the ominous Dark Bramble? Who built the alien ruins on the Moon? Can the endless time loop be stopped? Answers await you in the most dangerous reaches of space. A World That Changes Over Time The planets of Outer Wilds are packed with hidden locations that change with the passage of time. Visit an underground city of before it's swallowed by sand, or explore the surface of a planet as it crumbles beneath your feet. Every secret is guarded by hazardous environments and natural catastrophes.
Steam User 15
ネタバレ無しでのレビュー
ネタバレ無しでレビュー。
ストア内での公開情報である
・ループもの
・宇宙が舞台のSF
以外の情報には固有名詞含め触れません。
よって、ストーリー面に関してはほぼ言及しない。
総評
話や世界観は良いがゲーム的にはストレス要素が多い。そこそこ難易度のあるゲームであることに注意が必要。
ストーリー
面白い。と言ってもドラマチックで手に汗握る感じではない
奇妙な星々を探検する面白さやループが発生した理由が徐々に紐解かれる過程がとても良い。
広い宇宙の色々なものが垣間見える感じで想像力を掻き立てられる
システム
正直言って良くはない。
概ねこのゲームのストレスを感じる部分は計算され、良い点と表裏一体になっていると思うのだが、
「世界観を重視する姿勢」「謎解き」「アクション要素」が一部よくない噛みあい方をしている。
まず、本作はストーリーを追っていけば自然とクリアできるタイプのゲームではない。
どちらかというと謎解きゲームに近い。それもかなりクラシカルなタイプ。
色々な場所を探検することで徐々に情報が集まり、
それを元にさらに次にやるべきことを類推して進めていく必要がある。
インターフェース類も簡素でありすでに行った場所に対して大まかにマーカーをつけることができる程度となっている。
オープンワールドRPGによくある新しい目標へのマーカー更新や未知の場所にマーカーをつけてくれたりはしない。
そのためプレイヤーの勘が悪かったり見落としがあったり、ゲームの進行を忘れたりすると
何をすべきなのか手元の情報を読んでも分からなくなることもあり得る。
ただ、これはゲーム的お約束を減らして没入感を高めることを優先したのだろうと思われる。
また、ゲームの進行において「あるイベントをこなしていないと答えを知っていても次のステップに進めない」
といったことが無い作りになっているのは素晴らしいと思う。
謎解きも上記の姿勢が反映されていてある程度ヒントを出しつつプレイヤー自身で考えて気付くことを重視している。
このおかげですべての星はゲーム開始から即行って最後まで探索ができるし、
手詰まりになって飽きたら別の星に行く、といったことも可能なようになっている。
ただ、ヒントと答えがロジカルに繋がっていないこともあり場合によっては
謎が存在することに気づくところから難しかったりする。
逆に、おそらくここを進むには何らかの形で隠されてるギミックを解く必要があるんだな…
と思ったら無理やりアクションで進むのが正攻法だったり区別が難しい。
操作性もあまりよくなく、少し飛ぶだけで強烈に慣性がかかり時には少し先の足場にすらうまく着地できず墜落する。
そして、その操作性で結構シビアなアクションを要求される場面がいくつも存在する。
その結果としてこのゲームは非常によく死ぬことになる。
操作性の悪さによる事故死や各所にある即死トラップ、移動不能状態に追い込まれ
次のループに行かないと何もできず実質死亡などが何度も起きる。
またタイミング管理も重要な要素になっている。
1ループの間である場所を通過できるタイミングは一度のみ、かつ猶予は数十秒…といった場合もあれば
いつ発生するかある程度運に左右されるためそれを根気よく待つ必要がある場合もある。
結果、何度も何度もループをやり直しては試行錯誤を要求され、
ループものによくある「ループにうんざり」を実感をもって理解させられることになる。
「ネタバレ攻略見ずに最後までやろう!」という点には同意する程度には面白いが
それを遵守しようとすると詰む人も出ると思うのでかったるくなったら素直に攻略見よう。
Steam User 11
FPS且つ3Dアクションが苦手なので太陽に突っ込んだり着陸で死んだりしましたが、それでも抑えられない好奇心と探求欲で宇宙に挑み続ける。そんな作品でした。
Steam User 9
万人にオススメ!というゲームではないが私にとって印象深く、魂に刻まれた神作。
宇宙的恐怖を初め「恐怖」という感情の幅が広がった。好奇心が刺激されまくったことも含め、自分の中身の代謝が行われたような気分になった。
個人的には自由度の高さも好き。
自由度の高さは「何をしたらいいかわからない」になりがちだが、このゲームはどこに行っても何かしらの情報が得られる(特に序盤~中盤)
また、ループもの、という大前提から辿る順序を気にする必要があまりなく、気楽にあれこれ試して情報を得て、と進んでいる感があるため夢中になり続けることができた。
結末もひじょうに良く、私は好きだった。本当にこの終わりで良かった。
操作は少々クセがあるが、コントローラーを用いれば詰むほどではない。
むしろ途中の謎解き要素、記憶と発想、結び付けが必要な部分の方が難しい。
Steam User 9
わけのわからない状況に放り出されてなんとかする感じはサブノーティカに近い!
サブノーティカから食料、クラフト等の要素を全て排除して
その代わりに探索&謎解きの要素だけを抽出して煮詰めて濃くした感じのゲームです。
これは人を相当選ぶゲームだと思う。無重力に放り出されてグルグルするので3D酔いする人は絶対にダメだろうし、あとはとにかく不親切。
ファストトラベルとか、ああいう便利な機能は一切無い。
何時間詰まってもヒントが出るような機能も無い。ひたすらうろうろして自分で考えるゲーム。
結果、何時間も経ってるのに全く何も進んでないとか普通にある。何度もある。
そのうち「このゲームは何をどうやったら終わるんだよ」って気持ちになってくる。
オススメか、そうじゃないか、の二択しかないから「オススメ」を押してはいるが
誰にでもオススメできるゲームではない。このゲームが合わない人のほうが圧倒的に多いとすら思う。
それと同時に刺さる人にはとてつもなく刺さるゲームだとも思う。評価むず~。
Steam User 11
確実に人を選ぶので注意!
評価の高いゲームだけど、合わない人には本当に合わない。
ゲームの流れ
Hearthianという種族の若者となって、かつて存在したNomaiという種族たちの痕跡を追うことを目的として宇宙に飛び立つ。
するとなぜかループに巻き込まれてしまう。
ループを繰り返しながら様々な惑星に点在するNomaiたちの痕跡を追ううちに、この宇宙で起こっていることがだんだんと分かってくる。
すると徐々にある1つの行動が浮かび上がってくる。プレイヤーはゲームを通して育んできた好奇心に押されるようにその行動を取り、エンディングを迎える。
おすすめできる人
宇宙を自由に探索し、情報を集めて謎を解いて一つの回答を導く流れは刺さる人には魂の髄まで刺さるような内容だった。
情報を整理し、じっくりとこの世界で起こっている内容を整理していく。
トライ&エラーを繰り返し、考察→実践検証していく。
こういったことが大好きな人は買って後悔しないだろう。
おすすめできない人
ゲームのストーリーに山と谷を求める人には、目的の見えない場面がずっと続く虚無ゲーに成り下がるだろう。
以下のような問題点もある
画面酔い
宇宙空間を彷徨うので画面がぐるぐると回る。画面酔いしやすい人はまともにプレイできないかも。
謎解きが難解
最近のゲームと比べると圧倒的に難解。”ヒントはある”というレビューもたくさんあるが、ひらめきが必要な場面も多々あり詰まりやすい。(日本語訳が微妙なせいだったりする?)
時間経過で変わる環境
ゲーム紹介にあるとおり、時間によって宇宙は姿を変えていく。このゲームの面白い点でもあり、難しさを上げている部分でもある。単純に探索不足なのか?それともタイミングが悪いのか?だんだんと疑心暗鬼になってしまうだろう。
タイミングがシビアな場所もあり、ずっと気付けないままもう次どこに行けばいいのかも分からない、という状況に陥りやすい。
特に画面酔いは耐えられない人には耐えれないだろうと思う。
「ゲームプレイの特定の場面だけ」であればまだいいが、ゲームの性質上常に画面酔いしやすい状況が付きまとう。
まとめとおすすめの遊び方
このゲームは”好奇心”と"実践&検証"が大切になってくる。
ゲーム内でも集めた情報を整理してまとめてくれたりはするが、ノートを用意して自分なりのフライトログを作るのもおすすめ。今回はどこに行ったのか?次はどこに行ってみるか?どうすればあそこにいけるのか?登場人物の関係は?などなど
情報を集めている序盤は低飛行、なにが起こっているのか分かり始めると徐々に上昇していき、エンディングに向けて一気にクライマックスを迎えるゲームなので、やる気を保てずやめてしまいがち。一日◯回ループするまで、といった自分なりのルールを決めてじっくり付き合っていって欲しい。
結構詰まりやすいので、場合によって攻略を少し見てしまうのもあり。
最後に、小型探査機はこのゲームにおける最高の相棒
Steam User 3
これほどの衝撃を受けたゲームはこれまでにありませんでしたし、これからも無いと思います。
Steam User 3
宇宙をテーマに太陽系一つを舞台にしたSF謎解きゲームというと難しく感じるかもしれません。
私も触る前はどんな深淵に叩き落されるんだろうと思いました。
実際には丁寧なガイドと誘導によって一つずつ仕組みを理解し、適度にプレイヤーにひらめきを与える、簡単とは言いませんが優しいゲームです。
マップを開き、現れる惑星達に心躍る好奇心があるならばどこまでも食らいついていけるでしょう。
好奇心は猫を殺しますが、タイムループしてるので存分に好奇心に殺されましょう。
そして本編が終わったならDLCもやりましょう、このゲームが描くテーマを強く焼き付けるために