Mafia: Definitive Edition
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Part one of the Mafia crime saga – 1930s, Lost Heaven, IL Re-made from the ground up, rise through the ranks of the Mafia during the Prohibition era of organized crime. After a run-in with the mob, cab driver Tommy Angelo is thrust into a deadly underworld. Initially uneasy about falling in with the Salieri crime family, Tommy soon finds that the rewards are too big to ignore. Play a Mob Movie: Live the life of a Prohibition-era gangster and rise through the ranks of the Mafia. Lost Heaven, IL: Recreated 1930's cityscape, filled with interwar architecture, cars and culture to see, hear and interact with. Re-Made Classic: Faithfully recreated, with expanded story, gameplay and original score. This is the Mafia you remembered and much more.
Steam User 14
控えめなボリュームながらも非常に良いストーリーの作品だった。
ゲームをプレイするというよりも、映画のなかに入り込んだような気分にさせる本作のナラティブは、様々なマフィア映画を下地にしているのは言うまでもなく、主人公トミー・アンジェロの風貌は若い頃のロバート・デ・ニーロを意識していると思われる。ロバート・デ・ニーロは『ゴッドファーザー』、『アンタッチャブル』、『ヒート』、『グッドフェローズ』などなど数え切れないほどたくさんの名作マフィア映画に出演しているし、おそらく開発に70-80年代のニューシネマの熱心なファンがいるのだろう。あるいはコッポラかスコセッシあたりだろうか。
本作は1930年から1938年の時間軸で進んでいく。舞台はイリノイ州の架空の街ロスト・ヘブン。イリノイ州でマフィアと来たら、言うまでもなくアル・カポネの牛耳っていたシカゴが思い出されるわけだが、巨大な中洲を中心に両側の陸地と橋などでつながっている地形や、高層ビルが林立する都市景観を見ると、マンハッタンを中心としたニューヨークもモデルになっていると思われる。
1930年代のアメリカ社会についての一定の知識があったほうがよりこの作品を楽しむことができると思うので、僭越ながらごくごく簡単に背景を紹介したい。1930年代のアメリカは、1929年に起こった大恐慌の影響ですさまじい不況下にあり、社会全体に不況や失職から来る閉塞感や絶望感が漂っていた。1920年代まではジャズ・エイジと言われる好景気と享楽的な雰囲気の時代だったが、恐慌を境に社会状況が一変したことで、反動的にトミーをはじめとしたキャラクターたちがこのままで大丈夫なのだろうかという将来への強い不安感を時折見せる原因になっていると思われる。
1930年代は、トミーが元々はタクシードライバーだったりというふうに、どちらかといえば、当時のアメリカで社会的に弱い立場にいる労働者階級出身者たちの行き詰まった生活が注目された時代だった。実際に、この時代にはジョン・スタインベックが労働者を主人公に描いた小説(『怒りの葡萄』とか)が高く評価されたし、景気回復のための公共事業なんかも盛んに行われていた。ゲーム内で車に乗っているときに聞くことのできるラジオからは、労働組合にかんするニュースが流れていたり、経済対策についての大統領の声明にかんするニュースが流れているところにも現れている。こういう背景を考えると、どうしてライバルのモレーロファミリーが労働組合の長と手を組んで街を牛耳ろうとしているのかも分かりやすい。色々な意味で社会に対して力を持っていたのが、そういった労働者階級と主にそういった階級から腕っぷしで身を立てていったマフィアだったからだ。
こういった閉塞的な社会状況は逆に原動力の源でもあって、その点はストーリーにも大いに反映されている。この時代はどうにかして成功して身を立ててやろうという野心の時代でもあり、マフィアというのはそれを体現したアメリカンドリームの一種という側面もあった。たとえば、ハードボイルド等の裏社会をテーマにした大衆小説雑誌(ダイムノベル)が収集要素にも入っているし、組織犯罪(要するにマフィア)による治安の悪化を懸念する世論の広がりがあることが時折落ちている新聞の切れ端やラジオに反映されている。だからトミーの物語はある意味ではすごく型にはまったものだとも言える。真っ当な手段ではにっちもさっちも行かない生活から脱却してビッグになりたいという渇望を描いた、この時代を象徴するアメリカ社会のダークな側面を映し出した物語でもある。非合法な裏社会に足を踏み入れてしまったトミーが、暴力や犯罪で他者を虐げることでしかその夢を実現できないという点で倫理的矛盾や罪悪感、いつか自分自身の身に同様の暴力が襲いかかるかもしれないという恐怖感に直面せざるを得ないのも、ビッグになることと真っ当であることとが共存しえないという厳しい社会状況ゆえである。そういったキャラクターたちの心情の機微は非常によく表現されていて、トミーの表情や目つき、声色には物悲しいながらも背筋にゾクッと来るものが感じられる。
個人的には、マフィア映画やニューシネマをはじめとして、ざっくりとノスタルジックなアメリカに魅力を感じるというプレイヤーにはかなりおすすめできる作品だ。オープンワールドの作り込みも美しく、トンネル内でラジオの音声が聞きづらくなったりと細かいところにも気が配られているし、取り立て、密売、暗殺などなど「らしい」ミッションが用意されている。しかしながら、移動してミッション、移動してミッションという繰り返しが多いのも事実で、単調といえば単調である。移動しながら街の作り込みを眺めたり、それこそラジオを聞いてふむふむと思えない場合には多少退屈なプレイ体験になるかもしれない。あとは強いて言うならボリュームがあまりないのが難点だろうか(ノーマルでストーリーを中心に進めた結果10時間ほどでクリアになった)。できればセールで買うのが良いだろう。
Steam User 4
マフィアシリーズは初プレイ。
難易度は最高難易度のクラシックしかやっていないのでそれを基準にレビュー。
ストーリーには触れない。
先にまとめを書いておくと以下の通り。
・ゲームプレイ面は微妙、雰囲気ゲーとしては優秀。
・オープンワールド要素はあんまりない
まずグラフィックについてだが、普通に綺麗。ものすごく良い!ってほどではないが、オープンワールドゲーとしては良い方に入ると思う。
ただ、このゲームは純粋なグラフィックよりも「雰囲気」がよく出せていると感じる。
マフィア映画さながらの空気感や、作り込まれた表情は没入感抜群。
ゲームプレイは基本的に運転して、ドンパチしての繰り返し。
最高難易度だと、銃撃戦は死にゲーでストレスが溜まる。
全体的に銃の命中率が低いので、遠くの敵を倒すのがきつすぎるが、緊張感はあったので一概に悪いとは言えない。
運転については挙動は少しリアルな感じで、荷重を感じる動きをする。
ただ私の環境だと横転したりすると無限に車が跳ね続けるバグがあって、気を使って運転しないといけないストレスが大きかった。
また悪名高いと聞いていたレースも、レースゲームを嗜むため苦労はしないはず…だったが、前述の跳ねるバグにより苦戦を強いられた。
単純に難易度も高く感じたので、ここで脱落する人は多そう。
車の挙動はカジュアルにできるぽいので、変えたらマシになるのかなあ。
正直、ゲームプレイ部分よりもストーリーや雰囲気がよいから遊べているという感じなので、逆にその部分に魅力を感じなければ楽しめないかも。
あと、オープンワールドにありがちな街を自由に歩き回って、メインクエやサブクエやアクティビティをやれるようなゲームではない。
ずっと一本道でストーリーが進んでいくので、オープンワールド感は少ない。
メインストーリー以外にやることは、ちょっとしたコレクティブ要素を集めるくらい。
もちろん、雰囲気たっぷりの街並みを散歩やドライブすることは可能。
これやってると、ゴッドファーザーとか観たくなりますね。
Steam User 2
ジャズエイジの世界観解像度を上げるためにほしかったのが、セールで安くなってたので買いました。
背景美術などは期待以上でしたが、ゲームシステムとしてオープンワールドであることを全くといっていいほど活かせてないのはちょっと残念です。
フリーランモードはイースターエッグ探しに終始するし……。
ただ、リアリティのある狂騒の1930年代アメリカを歩けるのはかなり満足感がありました。
戦闘に関しては結構厳し目のバランスです。
銃で撃たれば人は死ぬという当たり前の現実を思い知らされました。
回復もアイテムを持ち歩くのではなく特定の場所にある回復スポットにアクセスするタイプなので無茶な立ち回りはできない。
しっかり遮蔽をとって撃ち合いをする、良くも悪くもリアルな射撃戦になります。
Steam User 3
1900年代初頭の街やラジオが雰囲気があってとてもいいです
アクション面も申し分なし
ただ吹き替えがないので運転中の会話を追うのは大変
全体としてはとても面白い
Steam User 2
雰囲気も良いし時代を感じさせるディティールが沢山あり感心する。
映画のような体験をさせてもらいました。
ただありがちなのだけどオープンワールドのタグでシームレスではあるが結局チャプター事に区切られプラプラ街を出歩くということが少ない為それが期待できるゲームではない。
主人公がドライバーで米国産ゲームでありがちだが大して面白くもないカーチェイスでコンテンツ埋めてるだけなのが勿体ない
カーチェイスが多く操作も微妙なためそれが嫌な人はセールで安かったとしてもご注意を
Steam User 1
運転が楽しい
雰囲気がいい
荒事は難しい
この手のゲームだと主人公に全く共感できなくて萎えてやめるとかありがちなんですが、少しでもマシな生活を願うタクシードライバーであった男の成り上がりと敵味方含めた凋落っていう切なくも味のあるプロットで家族とか忠義とか普遍的なテーマが語られるのでエンディングまで満足でした
銃撃戦がちょっと難易度高い
最初コントローラーの認識がうまくいかなくて急かされてる中一向にタクシー走らなくて笑っちゃった。big pictureモードから起動したらなんかうまくいきました。
クリア後はシークレット車両集めて一通りドライブして堪能しました
Steam User 1
「ファミリー」の掟と、「家族」との日常。その狭間で生きる男の物語。
概要
『ゴッドファーザー』のようなギャング映画が好きな人に、まず間違いなくおすすめできる一作。
1930年代、禁酒法時代のアメリカを舞台に、平凡なタクシー運転手だった男がマフィアの世界に足を踏み入れ、その生き様を通して「家族」の意味を問い直す重厚な物語が展開される。
ただし、注意したいのは本作がオープンワールドゲームではないこと。美しい街並みは存在するが、基本的にはチャプターごとに区切られた一本道のストーリーを追体験していく形式。自由度の高い『GTA』のようなゲームを期待すると、肩透かしを食らうかもしれない。
良かった点
こだわり抜かれた1930年代の雰囲気
禁酒法時代の特殊な空気感が見事に再現されている。街を走るレトロな車のデザイン、人々のファッション、そして重厚な街並み。特にグラフィックの作り込みは素晴らしく、金属の鈍い反射や、キャラクターの皮膚や髭の質感といった細かな描写が、この世界への没入感を極限まで高めてくれる。
心に響く、王道のマフィアストーリー
本作の最大の魅力。主人公が「家族は最大の弱みだ」と考えながらも、数々の経験を経て「弱みでもあるが、強みでもある」と理解していく心情の変化が丁寧に描かれている。まるで一本の映画を観ているかのような、見ごたえのある物語だった。
気になった点
序盤を阻む、伝説のレース
難易度クラシックでプレイした場合、序盤のレースミッションが異常な難易度と化す。クリアに10時間以上を要し、プレイ時間の大半を占めるほど。ピーキーすぎる難易度調整であり、レースゲームが苦手なプレイヤーはここで挫折する可能性が非常に高い。
見た目に反したゲームシステムとボリューム
前述の通りオープンワールドではなく、本編はレースの時間を除くと実質10時間程度でクリア可能。収集物などのやり込み要素も少なく、ボリュームはやや物足りない印象。
字幕の壁と、ささやかな不便さ
日本語吹き替えがないため、アクションやレースシーンでは字幕を読む余裕がない。キャラクターの重要なやり取りを見逃してしまうことも。また、ラジオのトークが同乗者の会話と紛らわしく、没入を妨げる一因になっていた。
リアル志向の戦闘
クラシック難易度では、エイムアシストがなく手ブレも激しい。ライフルで一撃死も当たり前という、リアルでシビアな銃撃戦が楽しめる。一方で、武器は拳銃ともう一丁しか持てないため、「トミーガンとショットガンで大暴れ」といった派手なプレイはしにくい。
まとめ
禁酒法時代の雰囲気と、王道のマフィアストーリーはまさに極上。この二点だけでもプレイする価値は十分にある。
しかし、その体験にたどり着くには、理不尽とも思えるレースの壁を越えなければならない。また、オープンワールドではないリニアなゲームデザイン、少なめのボリュームなど、人を選ぶ点も多い。
ギャング映画の世界にどっぷり浸かりたい人、そして歯ごたえのある挑戦を求める人におすすめしたい一作だ。
★★★☆☆