Layers of Fear (2023)
あのキャンバスに最後の仕上げを施せ。あの舞台でカーテンコールを浴びよ。あの本の最終章を書き終えよ。己の恐怖に立ち向かう時だ。最後に。もう一度。だけ。
ストーリー重視の一人称視点サイコロジカルホラーゲームとして歴史にその名を刻んだあのシリーズが帰ってくる。『Layers of Fear』で背筋凍る最後の物語を目撃せよ。シリーズの最高傑作である本作には、『Layers of Fear』、『Layers of Fear 2』、全DLC(『Layers of Fear』のストーリーを新視点で味わえる新DLC『The Final Note』を含む)、全ての物語を繋ぐ未公開ストーリー『The Writer』が収録されており、高い評価を得ている本シリーズの決定版だ。開発にはUnreal Engine 5が用いられており、レイトレーシング、HDR効果、4K画質に対応。没入感と臨場感にあふれた素晴らしいビジュアルと悪夢のような体験をお楽しみあれ。
『Layers of Fear: Create Your Magnum Opus』
「心の底から渇望していた、ただ一つのもの…終わらせるんだ。」
古い油絵具がひび割れるように正気を失っていく「画家」となり、芸術作品に囲まれた立派な屋敷を探求せよ。過去を振り切りながら、変化し続ける屋敷の中を隈なく探索し、最高傑作を生み出すために必要なものを見つけ出せ。
『Inheritance DLC: Face Your Past』
「誰かが言った、私の家には悪い血が流れているのだと…もう、終わりにしなければ。」
「画家の娘」視点で語られる本作では、主人公は答えを探すべく赴く。この屋敷にはどんな秘密が隠られているのだろうか?父親が残した狂気を真に理解することができるのか?彼を許すことができるのか?屋敷には知るべきことが全て隠されているだろう…過去を振り返ることに耐えられるなら。
『The Final Note DLC: Delve Even Deeper』
「画家の妻」視点で語られる『The Final Note』は、画家とそのミューズ(芸術の女神)、そして一家にまつわる背景に光を当てることを目的とした、全く新しいDLC。この追加シナリオを通して、一作目の登場人物に対する見方が変わることだろう。
『Layers of Fear 2: Hit Your Marks』
「時間は待ってくれないんだよ、役者さん。私たちの時間を無駄にするな。」
クルーズ船で撮影される映画の主人公となる。目に見えるものが正しいとは限らない。クルーズ船を探索し、「監督(CV:トニー・トッド)」の最新作にとって適役である理由を見つけよ。目を覚ますとただ「演じろ」と命令されたら、どうする?
『The Lighthouse Chapter: Link the Layers』
新たな主人公「作家」として、孤独で不気味な灯台でシリーズ全体を繋ぐ未知の物語を目撃せよ。そこで待ち受けているものは?それは見てのお楽しみだ。
ゲームの特徴:
- 混沌とした世界を探索して物語の謎を解き明かし、一人称視点サイコロジカルホラーゲームの核心に迫れ。
- 「創造」の虜になった三人(画家、俳優、作家)の物語が織り交ぜられることで、臨場感と緊張感あふれる体験/物語を生み出している。
- DLC含む全『Layers of Fear』シリーズを収録。欲しい答えがきっと見つかるだろう。
- 『Layers of Fear』とその続編に全く新しいゲームシステムと追加機能が導入されることによって、全チャプターとストーリーが織り交ぜられている。
- Unreal Engine 5で再構築された『Layers of Fear』は、レイトレーシング、HDR効果、4K画質に対応しており、臨場感あふれるヴィジュアルが楽しめる。
- 新システム「Lumen」により、没入感/臨場感のあるホラー体験が味わえる。
- 高い評価を受け、数々の賞を受賞している作曲家、アレク・レイコフスキ(Arek Reikowski)による、心に沁みる美しいサウンドトラックをご堪能あれ。まるで魔法のような音楽がゲームに更なる緊張感を与え、思わずに身を乗り出してしまうことだろう。
Steam User 6
過去に配信されたLayers of Fearシリーズ(1&DLC+2)のリメイク作品です
旧の2作目は触っていません。ので、主に1の2016年版(以下"旧1")の比較が主になります
一応のエンディングまで完走したのでレビューします
『娘』と『音楽家』の部分は未だプレイしていない為割愛します
何度も立ち止まったり振り返ったり走らずに歩くのがメインで時間をかけて遊んでこのプレイ時間ですが、人によってはもっと早く完走できるでしょう
〇良かったと感じたところ
・ビックリポイントやリメイク箇所の違いを比べて楽しみながら比較的新鮮に遊べた
・こういう感じで作り直したのねーとか、新演出が追加されていたりetc..
・登場人物『作家』の視点で1と2のストーリーを追体験するといった感じで物語が進む
・一部のメモや書置き等はフルボイスで読み上げてくれる
・英語わかんないけど怒気や悲壮感等の雰囲気が出ていたのでヨシ!
・旧1にはなかった新要素( 追跡者パート )はゾクゾクして緊張感があった
・新録で設定が追加されている部分がある
・収集要素がめっちゃ増えててそれを自宅改造した資料館みたく閲覧できる要素が追加された
・チャプター機能の追加
×悪かったと感じたところ(おおよそネタバレなのでほぼ全部伏せます)
・新要素は 慣れると面倒な作業に感じたので、結果的に不要かなという結論に至った
・ 旧1での『捕まると別ルートから再開』といった演出も多分ない。アクション苦手な人は下手したらクリアできないかもしれない。あと 初見殺しが多い
・ 細かい演出が省かれている部分が多く見受けられる(確認できてないだけの可能性大)
・ 首〇りのような風体に変化する湖畔の貴婦人の絵、3回振り向くとポーンと飛び出す陰口の絵、『指輪』の演出場所の変更、子供部屋から出ようとすると現れる巨大ベビードール様、隠しスイッチとそれに連動した隠し部屋の消失など
・ 幕間に差し込まれる『作家』パートがテンポを悪くさせていると感じた
・ 不要とは思わないけど、しっかりと『作家の物語』としてプレイしたかった
・黒い、暗い。と思ったら燃えてたり白かったりセピアだったりモノクロだったり水没したりで画面効果が忙しい
総評
1と2が内包されコスパも良くLayers of Fearシリーズに触れた事のない方には一応【おすすめ】とさせていただきます…が、私のように旧1を細かいところまで何周も遊んた方にはウーン…という評価です
おそらく旧1に限って言えば本作に望まれていたのは『道順、仕掛けは同じで演出やクォリティがブラッシュアップされたもの、かつ要素や裏設定が追加されたLayers of Fear』だったと思います。少なくとも私はそうでした
旧1レビューを拝見した時の「お化け屋敷を歩くホラゲ」という的を射た表現が今作には当てはまらないという事は明言します
最後に、前述の通り2自体は完全初見だったので『役者の物語』は純粋に楽しめました
にしても新要素のせいで周回が億劫なのがちょっと悩みどころですね
いづれにせよ興味があれば 初見さんも、旧の経験者さんもセールでお安くなっていたらプレイしてみましょう
良作である2016年版の1もめっちゃ安い時があるので、こちらもオススメです
以上です、参考になれば幸いです。
Steam User 11
これはLayers of Fear 2023というゲーム。
受け入れられない人はオリジナル版を遊びましょう。
Steam User 4
ストーリー演出等に変更の入ったリメイク作品で、絵がキレイになっただけの過去作リマスターではない。一部別物。
基本的にはゆっくり歩いて鑑賞してまわるお化け屋敷タイプだが、基本じゃない箇所もちらほら。
襲われたり逃げたりがイラナイ人はセーフモードを使おう。
2016も2もプレイ済での感想。
・画家の物語
大きなイベント演出以外は細かい変更が結構アリ。
ランプを持ち歩くようになったためか、画面が暗い。暗いというか黒い。娘の物語も同様。
家具などの絵は良くなったのに、黒の多さと灰色の光のせいでどの部屋も同じ様に見えるのがもったいないと思った。
・役者の物語
2よりも観やすく、わかりやすくなった気が。
画家の話が暗いからと画面設定を明るく固定してると、光が入る場面で「目がっ目がぁぁぁ!!」ってなるので注意。
・音楽家の物語
もちろんあの人物の物語。これには満足でした。