KARDS – The WWII Card Game
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
KARDS, The World War II Card Game, combines traditional CCG gameplay with innovative mechanics inspired by classic strategy games and real battlefield tactics. Take command and challenge other players in grand-scale warfare on the ground, air, or seas. KARDS is completely free to play with all features available from the start. You can earn all cards through regular gameplay, daily missions and an extensive achievement system. KARDS blends familiar trading card gameplay that make it easy to learn and are combined with innovative mechanics that provide strategic depth and tactical diversity. The innovative frontline mechanics allows you to better protect your support assets and take the battle to your enemy. Rush your enemies with Blitzkrieg tactics, gain air superiority or dig in for bitter defensive warfare until you outproduce and outgun your enemies.
Steam User 11
はっきり書くと「きらいなゲームではありません」。
でも、いろいろ粗のようなものが目に付く作品でもあります。
現時点(2023年6月)でサービス開始から3年経過しているゲームですが、
いまからスタートする新参者にはキビシイ部分が多いです。
運営側がアップしている動画を見ると
「勝利ばかりがすべてじゃない」「様々なデッキのコンセプトを楽しんで!」と
いう考え方のようですが、そんなのは古参の(一部)プレイヤーには
通用しないわけで、カード資産(とハンドスキル)の差からくる
ある種「ナマ殺し」のような展開となる対戦プレイも多く、
正直いって萎えるものがあります……。
一例と挙げると、こちら側に圧倒的不利な展開で
「あとは(味方)司令部に一発、攻撃されれば負け」という局面。
この状況で、あえて司令部へは攻撃せず粛々と「ターンエンド」を選択する輩。
ご丁寧にエモートで「ガハハハ!」とか送られてくると
「そりゃないでしょうよ、センパイ……」ってな気分にもなります
(不愉快に感じたらエモートをOFFに設定することは可能)。
もちろんカード資産に起因する戦力差も相当なもので、
プレイしていると終盤、敵側に「スターリンII 重戦車登場!」で
味方がワタワタしているところに悠然と「装甲列車が走ってくる」…という具合。
(いずれのカードも当然、最高レアリティ“エリート”のカードですネ)。
でも……でもなんです。このゲーム、
音楽だとかカードのデザインだとか、とにかくセンスが素晴らしい。
カードを選択すると「カチャッ!」というか「チャキッ!」というか、
心地よい効果音(←おそらく銃の装填音をイメージしてる)が響き渡り、
部隊に物資を空中補給すると、落下傘が鮮やかに開いてカードの上に降下していく…。
見ているだけで「この開発者、いろいろと“わかってるなー!”」と感心させられます。
第2次大戦のメイン・プレイヤーとなった5大国(米・英・ソ・独・日)ごとの
ドクトリンが反映された、各陣営ごとのカードの特色も
「おれ、ミリタリー関連の知識には自信あるぜ!」の貴兄にはたまらないハズ。
特に、旧日本軍の「おそろしいまでの人命軽視ぶり」には唖然とさせられます
(兵士使い捨てといえば「旧ソ連軍も相当アレな感じ」ですが、完全にその上を行ってます)。
で、結論。このゲーム、
「お好きな方にはとことんタマラナイ作品」となっているんですが、
ミリタリー全般(というか第2次世界大戦)に疎いフツーの方々、
あるいは、対戦カードゲームに「厳密な競技性を求める」ような方にとっては
かなり……というか、ほぼ確実に「きびしい仕上がり」になっていると思われます。
食べ物で例えるとドリアンとか、海鞘(ほや)とかを
イメージしてもらえると、伝わりやすいのかな?
それでも、あえて……という好き者の方々。そんな貴兄であれば
ぜひともこのゲーム、試していただきたく思います。
本作最大の難点であった「日本語非対応」という部分についても、
(2023年)6月下旬に導入予定という大規模アップデートで
ついに日本語版導入! ということになっているようですし、ね。
タブレットやスマホからのクロスプレイを可能にする
『KARDS MOBILE』の投入も控えている今、
新たにスタートするには、いい時期なのかもしれません。
でも……キビシイ古参プレイヤーに「ぎったんぎったんにヤラレても折れない心」。
これだけは決してお忘れなく! (私は……いま、ちょっと折れかかってるかもw)。
Steam User 4
ついに日本語化されました。
Steam User 3
ベータですが日本語に対応しました