Ion Fury
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While Shelly “Bombshell” Harrison earned her codename defusing bombs for the Global Defense Force, when evil transhumanist mastermind Dr. Jadus Heskel unleashes the members of his cybernetic cult onto the streets of Neo DC, she knows it’s time to start causing explosions instead of preventing them. Her quest to slay Heskel leaves a trail of carnage throughout huge, multi-path levels filled with gigantic explosions, more secret areas than we can count, and inhuman foes behind every corner. There’s no regenerating health here; stop taking cover and start running and gunning. Shelly’s crusade to take down Heskel’s army will see her leave destruction in her wake with a wide arsenal of weapons, complete with alternate fire modes and different ammo types. Her signature revolver, the tri-barreled Loverboy, brings enemies pain and players pleasure with both single shots and Old West-style hammer fanning action. Who needs a regular shotgun when you can load buckshot into your grenade launcher? Violent, over-the-top Bowling Bombs rip enemies apart with ease.
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90年代のFPSを現代風に完璧にリブートしたお手本のようなゲームで操作性もゲームバランスも秀逸で大変おすすめです。
各章ごとに4つ~5つのステージに区分されていますが章ごとのステージ間の移動はシームレスで、章が変わらない限り自由に行き来が可能なマップデザインになっているのが特徴的です。しかもステージを移動する毎に「あと何個シークレットが残っています」と表示してくれる親切仕様で、シークレットの隠し方も破壊可能な壁の裏や水中に通路があったりオブジェクトを破壊すると発見できるもの等わかりやすく古典的なお約束を守ってくれています。
ゲームのボリュームは上記の通り複数のステージから構成された章による7本立てになっており、ステージ数だけで言えば30もありかなりのボリュームになっています。加えてキャンペーンモードとは別のゲームルールで遊ぶボムオンリーモードやホードミッション、アーリーアクセス時のモードがあります。アーリーのステージは正式版のリリースの際に本編に組み込まれたので、メインキャンペーンをやれば十分かと思います。
各章各ステージのボリュームは段階的に増えていきますが、ゲームの進め方はオーソドックスにカードキーを拾ってロックされた扉を順番に開けて進んでいくリニア方式になっています。マップ構造が複雑なステージもありますが、おそらくあまりマップに迷うタイプのゲームではありませんし、キャンペーンのシナリオを進めるためのスイッチ類を小さくしたり、分かりにくい場所に配置してプレイヤーを困らせるような嫌がらせ的なものはありません。敵のいるほうに向かっていって目につくスイッチを片っ端からONにしていけば順路を進めるようになっています。
敵の強さについては、ちょうどいい感じだと思いました。敵mobはこちらを発見したり足音などで接近を感知すると"Contact!"とか"Over there!"などと言ってプレイヤーに気付いていることをしっかり声に出してくれます。わざわざ親切に教えてくれるのにバランスがいいとはどういうことかというと、敵の攻撃力がそこそこ高めに設定されているからです。このゲームは敵と向かい合ってお見合いのように交戦するようなゲームではありません。そんなことをしているとあっという間に回復キットが足りなくなってしまいます。
逆に主人公のシェリーも敵に気付かれずに一撃で倒したり、ヘッドショット一発で殺したりするとそれに応じたセリフを喋ってくれるので、プレイヤーはまるでシェリーと二人三脚で敵を蹴散らしているような錯覚を覚えます。
武器については9種類くらいあり、ゲーム中全くなんの説明もありませんが右クリックでセカンダリアクションが取れるようになっています。左クリックの通常使用だけでも問題ないのですが、セカンダリの使い方を覚えればより適切な立ち回りができるようになる程度の違いです。なんでチュートリアルを用意して教えてくれないのだろうかと思うかもしれませんが、これは昔のゲームが大体こんな感じだったからとしか言いようがありません。"使って覚える""誤って操作したらなんか出来た"こういうのが昔のゲームでよくあったので不親切なのはご愛嬌です。
ただやはりエンジンの仕様の問題で少し厳しい評価になる部分もあります。例えば真上/真下を向くことが出来ないことと虫サイズの敵のヒット判定の難しさはどうにかしてほしかったなという思いがありました。よく天井にクモ型の虫モンスターが張り付いていてプレイヤーが通ると落下してきて足元に纏わりついてくるのですが、真上と真下の前後10度くらいはカメラを向けることができないせいで直上及び足元への狙いが不可能になってしまいます。このクモ型モンスターは序盤から終盤まで何度も何度も繰り返し登場してくる雑魚敵だったので、いつの間にかHPが減っているなと思ったら足元にクモがいたということが少なくありませんでした。
そういう細かいクレームはありますが、大体の部分ではゲームバランスに寄せるクレームは特にありません。敵のAIはプレイヤーの反応にワンテンポ遅れて動き出すので対処は容易ですが、その代わり被弾時のダメージはかなり大きいのが特徴です。通路の真ん中で待ち構えている敵もいれば、ドアの裏に潜んでいて背中を無警戒に部屋に入ると開けたドアの裏からこちらに狙いを定めていてしっかり撃たれます。通路の死角になる位置にもしっかり配置されているため、走り抜けながら敵をバンバン撃ち殺すスポーツシューターではありません。初見はしっかりクリアリングをして安全マージンを保って慎重に進んでくタイプのFPSになっています。
ボスは4体だったと思いますが、ラスボス以外はちょっと可愛げがありませんでした。とにかく固いかターン制か、いずれにせよ面倒なばかりであまり爽快感はありません。ラスボスだけはちゃんと伝統的なタイプで、手順に沿って倒すというお約束を守った良演出でした。
総合するとボリュームもそこそこにあり、難易度が適切に管理されたデザインになっており、往年のFPSゲーマーならほぼほぼ不満のない良いゲームです。
加えてコントローラープレイにも対応しており、オートエイムON/ヒットスキャンのみオートエイムON/オートエイムOFFから自由に選択できるようになっているためシューターが苦手な人でもエイム精度と難易度調整を行えば初心者でも楽しく遊べるよう配慮されています。
初期設定ではオートエイムONになっているためFPSに慣れた人は気を付けてください。私は最初気付かず1時間くらいプレイしていて、弾が変に吸い寄せられるのに気付いてオプション設定があることに気付きました。
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レベルデザインの秀逸さは皆さん褒めていらっしゃる通り。気を抜くとすぐ死ぬから緊張感が続く。
たまに迷ったのと一部のボスが硬すぎてめんどくさい。あとBGMが結構好き。
レトロFPS/boomer shootersに興味あるならマスト。