Ion Fury
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While Shelly “Bombshell” Harrison earned her codename defusing bombs for the Global Defense Force, when evil transhumanist mastermind Dr. Jadus Heskel unleashes the members of his cybernetic cult onto the streets of Neo DC, she knows it’s time to start causing explosions instead of preventing them. Her quest to slay Heskel leaves a trail of carnage throughout huge, multi-path levels filled with gigantic explosions, more secret areas than we can count, and inhuman foes behind every corner. There’s no regenerating health here; stop taking cover and start running and gunning. Shelly’s crusade to take down Heskel’s army will see her leave destruction in her wake with a wide arsenal of weapons, complete with alternate fire modes and different ammo types. Her signature revolver, the tri-barreled Loverboy, brings enemies pain and players pleasure with both single shots and Old West-style hammer fanning action. Who needs a regular shotgun when you can load buckshot into your grenade launcher? Violent, over-the-top Bowling Bombs rip enemies apart with ease.
Steam User 73
プレイ状況:初見Maximum Fury難易度でノーヒントプレイ、9~10時間ほどでクリア。
なぜか2019年になって1995年に作られたエンジンのFPSがリリースされるという、よくわからない事態が発生した。
これがきっかけになったかはわからないが、Quake 1エンジンの新作も近いうちに同じ販売会社(3D Realms/1C)から出るとか。
Build Engineの代表作であるDuke Nukem 3Dの開発元、3D Realmsが関わっているだけあって、当時のFPSのスタイルを理解しながらも、今のFPSでよくみられる要素がある程度盛り込まれている。
当初はIon Maidenだったが、Iron Maidenと名前が似すぎて訴訟されたせいでIon Furyに改名することになった。
良い点
・eDuke32によるWindowsネイティブサポート。安定性は高いほう。
・戻ることが可能なレベル構成。多くのBuild Engineゲームは一本道のエピソード制だったが、Ion Maidenはいくつかローディングがはさまれるものの広大なマップを行き来できるようになっている。
後戻りが出来なくなる箇所はあるのだが、直前で未発見シークレット数を教えてくれる親切設計となっている。
・シークレットの隠し方もクラシック。とても小さなスイッチを探したり、色の違う壁を調べたり、絵画の裏に道があったり、高所へよじ登ったりすると見つかったりするのが多い。
・敵には部位ダメージが用意されており、ヘッドショットならかなり少ない弾数で敵を倒せる。
・武器の使用感はかなり良く、全て等しく使い分けて生き残れるバランスである。
・主人公がよくしゃべる。主なBuild Engine作品のプレイヤーは敵を爆破したり、強い武器を入手したりすると個性的なセリフをキメるが、このゲームでも健在。
・敵は攻撃する前に音による警告(大体は装填音)がある上に、Hitscanではなくトレーサー系が多いため被弾を避けることは比較的容易。ただし一発のダメージがかなり重い。
・これでもかと言うほどパロディやイースターエッグが盛り込まれている。Doom、テトリス、コマンドー、RoTT、ストリートファイター2、Dopefish、カーマゲドン、Dangerous Dave、Star Wars Dark Force、Doge、The Room等がネタにされており、シークレットだけでなくメイン進行ルート上にまで仕掛けられているのでじっくりプレイしよう。
問題点
・上下へのaim補正がかなり厳しく、ボウリングボムを投げる際に不自由することが多い(Buildエンジンの仕様ではあるが)
・セクター制によるマップの区切りにより、爆発ダメージが通らないケースもある(Buildの仕様)
・総じてボスが極端に硬い。ラスボス戦は敵が無限沸きじゃなかったのが救いだと思えた。
Build Engine信者として、だけでなくシングルプレイヤーFPSガチ勢としてはDUSKとあわせて遊ぶべきと言いたい。
Steam User 20
1990年代のFPSゲーム(Wolfenstein 3D/Doom/Heretic/Hexen/Duke Nukem 3D/Shadow Warrior(Classic))が好きなので買いました。
Build Engine(Duke3D/Blood/Shadow Warrior等のエンジン)を使っていて、それらのゲームに似ています。
マップは流石に2018年製なだけあって凄くこっており、結構広大です。
お決まりのシークレットもたくさんあり、一部を除いてHalf-Lifeのように特定の場所に行くとローディングが発生し戻ったりすることも可能です。
すでに他のレビューでも書かれていますが、戻ることができない場合には、その前にこのマップで見つけていない隠しエリアはいくつありますというメッセージが出ます。
開始直後は弾薬が不足気味ですが、進めていくごとに武器等も増えていくので心配ありません。
ただ、敵が弾をほぼ落とさないためマップ内を探さないと弾が足りなくなります。
製品版では新しいエピソードやマルチプレイ(多分PvP)が追加されるそうなので楽しみです。
id Tech 1エンジンとBuild EngineのFPSゲームが好きな方はプレイするしかないですね!
Steam User 3
2DスプライトのレトロFPS需要の高まりに応じて『Duke Nukem 3D』とか送り出した3D realmsが2018年に出した、とんでもなくリッチでやたら古臭い古典派FPS。前作『Bombshell』はFPS全然関係ない見下ろし視点シューターだったので、FPS作品としてはこれがシリーズ唯一。
魔改造してはいるものの1996年のゲームエンジンであるBuild engineを使用していて、ヌメヌメ動くリッチな2Dスプライトは見ていて気持ちが良い感じのやつ。初期装備のマグナムリボルバーが終盤まで第一線で活躍したりショットガンの収束と有効射程が優秀だったり爆発武器がやたら豊富で手段によって使い分けられたりと、レトロFPSの武器周りによくある悪しきお約束は粉砕しようとしている感じがあって気持ちが良い。反面レベルデザインは古臭い(特に開放的な空間の多い前半のマップ)ので、『Duke Nukem 3D』を既にクリア済みとかでないと正直気持ち良く遊ぶのは難しいかもしれない。
終盤になればなるほどマップ構造は親切になり、武器は増えて楽しくなり、歯ごたえのある敵たちも多数登場するスルメめいたゲーム。ボス戦だけはどいつもこいつもめんどくさかったが、ラスボス戦だけはそうでもなかったので良かった。
『Duke Nukem 3D』、『Shadow Warrior Redux』、『Blood: Fresh Supply』をクリアしてまだBuild engineが好きでいられる人であればおすすめできる一作。
全体的に良いけど、どうせならロケットランチャーが欲しかったです。
Steam User 2
dope