Inertial Drift
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Forget everything you know about drifting. Inertial Drift tears up the racing rule book with innovative twin-stick controls, completely re-imagined driving mechanics and a roster of fiercely individual cars. Set in a 90's retro future, Inertial Drift is an Arcade Racer with a devastatingly unique handling model and unbelievably satisfying twin-stick drift mechanics. Inertial Drift offers a whole new level of accessibility and challenge to the arcade racing genre – for a driving experience genuinely unlike anything you've played before. The left stick is used for steering, while the right hand Drift Stick gives you independent control over your drift. Intuitive for new players and uniquely challenging for pros.
Steam User 8
特異な操作が描き出すマシンの個性
前置きしておくと、日本語版には特有の難点がある。ほかのレビューでもたびたび指摘されているように翻訳は無茶苦茶で、はっきりいって会話の多くで日本語が成立していない。フォントレンダリングもちょくちょくおかしい。
これについては独自に改善Modをこしらえたので、気になる場合はお試し頂ければと思う。少なくとも何について話しているのかは分かるようになるはずだ。
タイトルの通りドリフトを主眼に置いたレースゲームで、架空の公道を舞台に若者たちがドリフト勝負を繰り広げる。パーツ交換やセッティングのような要素を持たないという意味では、アーケードライクと言ってよいだろう。
最大の特徴はストアページにもある通り、左スティックでステアリング、右スティックでドリフトアングルを直接制御するというおよそ類を見ない操縦システムだ。
このドリフトスティック・システムに慣れてくると、誰でも簡単にドリフトができるという楽しさだけではなく、車種ごとの特性の幅を豊かにするという意味が見えてくる。
本作のマシンには、加速・減速・旋回・安定性能だけではなく、「ドリフトスティックへの反応特性」というおよそ類を見ない(当たり前だ)性能軸がある。
それらの複合的な挙動の差がマシンの個性となって、それぞれに全く違った走り方を要求することに私はいたく感心した。
言ってみればドリフトスティックは、車体の安定を意のままに崩し、復元する装置だ(ドリフトとは姿勢の安定が負の状態だといえる)。
ではドリフトとアクセルは組み合わせると安定するのか、それとも離せば安定するのか? 答はマシンによって異なる。そもそも安定させた方が速いのか、不安定な方が速いのか? それもマシンや状況によって異なる。
スピン寸前の舵角を神経質に維持したパワードリフトで「曲げていく」マシンがある一方で、慣性ドリフト姿勢のままコーナーに飛び込んで左足ブレーキで速度を調節すれば自然と「曲がっていく」マシンもある。
本作のドリフトスティック・システムは、そんなコーナー中のバランスを制御する舵であり、またマシンの性能バランスをさまざまに振り分けるスパイスでもあるわけだ。
また本作のマッチレースには、フェイズシフトの装甲(というより量子化)というSF設定によって車同士の接触が一切無いという特徴がある。
要するにすべての対戦(特にCOM戦)がタイムアタックと大差ないということで、これは一見して問題なのだが……。
ただ、車種ひとつひとつが別のゲームかと思わせるほど性能がかけ離れていれば、そこに習熟するまでのマシンとの対話こそがこのゲームの本題であって、ライバルとの接触を伴うデッドヒートなどはむしろ邪魔なのだろう……とまで言うと、いや、まあ、それは言いすぎかもしれない(コースレイアウトやテクニカルな都合もあっただろうと思う)。
結論としては、派手なドリフトの気持ちよさやレースの駆け引きというよりは、マシンとの対話で神経を通わせてタイムを伸ばしてゆく、そんなストイックな体験の比重が案外高いレースゲームだと思っている。
ゲームの瑕疵としては、ゴーストの記録・再生条件が不明瞭(解消する外部Modがあるようだ)、ストーリー中のタイムアタックでプラチナタイムを出すと負け扱いされる、大差をつけて負かしているCOMドライバーが優勢時の台詞を喋るなどの粗削りな不具合はあるが、先に挙げた美点を損なうほどではない。日本語ローカライズのほうが個人的には深刻だった。
Steam User 7
アーケード系レースゲームの救世主
※ストーリーモード4キャラ100%達成済み。DLCは未プレイ。本気で気に入ったので熱強め※
最近のレースゲームは重いのが多くて動かしにくい、もしくは求める迫力に欠ける、あるいはスピード感が足りない。そんな不満を抱えてたレースゲーマーにとってInertial Driftはまさしく救世主と言える。少なくともゲーセンのイニシャルDがZEROで実質死んでしまい、8 INFINITYまでのあの手のゲームを求めてた私にはこれは求めるゲーム性をほぼ完全に満たしていた。
といってもさすがにアレほどのストーリーは無い。翻訳がちょっと怪しい走り屋たちのサマーグランプリに向けた切磋琢磨の練習物語といった正直ありきたり気味かつ地味な物。けどこれは売れた原作をテンポよく極力壊さないよう入れてくれた(ZEROからは知らん)あちらと比較する方が酷か…。実質チュートリアルと世界観フレーバーなおまけと思うと悪いものではない。個人的にはこれも好き。
挙動についてはまさしく欲しかった物。スピード感抜群。コース構成は冗談抜きで神懸かり。車の個性は誇張抜きの千差万別。エンジン音はちょっと好みが出そうだが、それでも並大抵の出来ではない。音楽と効果音についてはストアページのトレーラー2本が大体聞くことになる音と曲調なのでそれを参考にしていただけたらと思います。
以下挙動とコースと車の個性について詳しく書き連ねます。
挙動と操作感
これ読んでいただいてる以上他レビューやトレーラーで散々取り上げられてて見飽きてるのは承知だが、このゲームのステアリングは左スティックと右スティック両方で行うことになる。wipeoutシリーズやRedoutに代表される反重力レースのそれが感じとしては近いか。
左スティックで微調整し、右スティック(とトリガーのアクセルブレーキも)でグッと車を曲げて出せるスピードで急カーブを一気に曲がる。両手でやるにはちょっと忙しいが、慣れるとこれが本当にクセになる。急なヘアピンカーブをけたたましいタイヤの音とともに抜け、長いS字コーナーをイン側の壁にキスするように曲げながら突っ切る。
こういうゲームじゃないと得られない栄養が確かにあるしたっぷり補給できる。中々戸惑う操作だろうが慣れる価値は充分。むしろ他じゃ物足りなくなってくる(禁断症状)
箱1コンでしかやってないからキーボードマウスは分からんが…正直キーボードマウスは大分修羅だと思うので大人しくゲームパッドを買うことを推奨する。というか予想多分無理だから持ってないなら買おう。
神懸かったコース構成
種類こそ少なめだがどれも走り応え充分。1エリアにつきサーキットタイプと一本道タイプの二種類にその往路復路で4つ、それが5エリアの系20コース。そのエリアも湖畔、都市部(ここだけ一本道無しのサーキットタイプ二種)、雪山、海岸沿い、山奥の峠と欲しい場所をキッチリ取り揃えている。ストーリーでは大体で1エリアにつき1コースしか走らないが、残りのコースはアーケードモードで選べるのでご安心を。
そして語るに欠かせない理由はヘッダーテキストにもしているコース構成。表情豊かな景色とそれを損なわないけど分かりやすい絶妙な標識で、ミニマップが無いのにコースが覚えやすいというとんでもない事をしている。どういうことかというと景色でコースを覚えやすい。というか3回ぐらい走ればザックリでも覚えられるほどに優れたコースをしている。
「それお前が記憶力いいだけだろ」とか「レース中にミニマップ無きゃ無理」とか思った人絶対いると思うけど安心してください、私も10秒前に言ったことすらよく忘れるしミニマップがあっても覚えられない人類ですが、それが覚えやすいと言うぐらいなので大丈夫です。…多分。恐らく。maybe(過剰な念入れ)。
まあそれは置いといて…。更に言うと次項目で細かく言いたいところなのでザックリに留めますが、どのコースも車によって攻略法が変わるのでこの景色で覚えられるというのは大きな利点。これは走ればわかる。本当に。
千差万別な車たち
一番の特徴が独特な操作体系であれば、二番目に特徴的、人によってはこっちが一番となりえるのが車の個性。
どういうことかというと、ドリフトのやり方が車によって全く違うのである。ストーリーで使う4台で例に挙げると、
右スティックを曲げるだけで機敏にドリフト体制に入り、深く切りたいならブレーキかアクセルオフする必要がある、ゲーム入門枠のエドワード。
チュートリアルでも使う、アクセルオフやブレーキで角度調節をするある意味一番オーソドックスなエイダ。
アクセルオフしながらブレーキし、ブレーキを放すとほぼ同時に再度アクセルオンでガクンとドリフト態勢に入るものの再度ブレーキを踏むと即座に元に戻る超絶ピーキーなイバ(正直言うとコイツの車の動きは把握しきれてないのでざっくり体感。ただ全車で見てトップクラスにムズイのには違いないのでお覚悟を)
直前でアクセルオフにした時間だけ踏んだ際に角度が付く、エイダとイバを足してマイルドにしたような感じのヴィヴ。
ストーリーで使う4台だけでこれだけの個性があるのである。解禁される車も似た操作はあれど厳密には全部違う。というか加速の仕方すらヤバいのがあるから気が抜けない。だから車を変えるとコースが持つ顔も大きく変わる。あの車では楽だったここが、この車だと油断ならなくなるといった感じで車のクセがモロに出てくる。
悪く言うと車ごとにいちいちポイントを覚え直さなきゃならないというわけでもあるのだが…個人的にはアクセントとして受け入れられたし、単調になりがちなストーリーに良い一石を投じてくれた。
あとこれは分かる人は分かると思うが、初見or久々に乗った際に振り回されるのすら楽しくてたまらない。新車でドリフトしようとして大回転するのは誰もが通る道。そして乗りこなせたら一気に楽しくなるんだこれが…。
尚ちょっと面倒な点として、アーケードとかで使う車はストーリーをしないと使えるようにならない。詳しく言うとストーリーモードで乗り手に会い、チャレンジで追加されたという告知が入ったらそのチャレンジをクリアして、それでようやくアーケードとかで使えるようになるという仕様。これについてはちょい手間。
更に言うと4人ともで出会う人物が違うので、全車使いたかったら全員でストーリーをほぼクリアまで進める必要がある。イバ(全車屈指のクソムズ挙動)とヴィヴ(純粋にタイム設定がキツイうえに救済処置も無し)の難易度が飛びぬけてるが、苦労に合う楽しさはある、と個人的には思う。
総評
高評価に違わない最高のレースゲームの一つ。速えー!タイヤギュワワワワ!ギュイーンヒャッハー!と雑に脳を車のスピード感でやられたい身としては最近のレースゲーのずっしり重いリアル系挙動主義に不満タラタラだった心を大いに満足させてくれた、正直信仰までしたいぐらいには嬉しかった一作。
重量感から解放されたい方は是非。この手の挙動もハマると最高に楽しいですよ。
Steam User 3
リッジレーサー以降のドリフトする系ゲーム総決算
リッジレーサー、湾岸ミッドナイト、イニシャルD…
あとリッジよりは前だけどアウトランも。
これらの要素が大好きな作者が、
マッシュアップしまくって作ったゲーム。
良いところと悪いとこがあって、
普通に一番面白い楽々ドリフトできる車は所詮チュートリアルレベルで、
真面目にやるならもっと難しいドリフト方法の車を乗らなきゃ話にならないってこと。
これが他の人も書いてるようにドリフトの仕方から違うんです。
最初はドリフトスティックとかブレーキとか楽しいね~^^って感じなんだけど
難しい車はカウンターステアを入れたり、これもうルール違うんじゃね…ってなってしまいます。
各ドリフトはアレだったりコレだったりするので見どころはあって面白いんだけど、
さすがに別のゲームでやるべきだろ!!!ってめっちゃ思ってしまった。
アウトラン2SPが好きな僕にとっては最初のお気楽な車が一番楽しいんだけど、
イニDやってる人とかには物足りないんだろうとは思う。
でもなールールが違いすぎるやろ。
最初の車だけでも結構買いなレベルで面白いんだけど(500円くらいならね)
2000円出すならもうちょい遊べるゲーム欲しいかなって気持ちかも。
コースがかなりスポーツ系なので、アウトランみたいなだらだら走れるモードが欲しかった。
Steam User 0
good