Indivisible
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Indivisible is an action RPG / platformer featuring stunning hand drawn art and animation combined with unique real-time combat mechanics. Immerse yourself in a fantastical world with dozens of playable characters, a rich storytelling experience, gameplay that’s easy to learn but difficult to master, and the trademark razor-sharp quality that Lab Zero Games is known for! Our story revolves around Ajna, a fearless girl with a rebellious streak. Raised by her father on the outskirts of their rural town, her life is thrown into chaos when her home is attacked, and a mysterious power awakens within her. Throughout Ajna’s quest she’ll encounter many “Incarnations”: people whom she can absorb and manifest to fight alongside her. By uniting people from faraway lands, Ajna will learn about herself, the world she inhabits, and most importantly, how to save it.
Steam User 55
ストーリーはフルボイス進行なのですが、文字送り操作をする前に勝手に会話が進むため
え?今ちょっとなんて言った?が頻発します。
割と英語には自信がありましたが僅か20分でその自信は崩れ去りました。もろいもろい。
Indivisible(インディビジブル)はPSソフトのヴァルキリープロファイルに触発されて作ったゲームとの事で
同ゲームをご存知の方ならすんなりゲーム性は理解出来るでしょう。
トライエースのコンボゲーの集大成が海外勢の力で現代に蘇る!いや別に滅んでないけども!
音楽の方は桜庭さんではなく聖剣伝説や双界儀の菊田さんが担当しておられます。
民族音楽ちっくにゲームの持つオリエンタルな雰囲気がとてもマッチしていて最高かな?
これだけでおすすめ出来そう。
操作性はPSコントローラーをコンバーター接続して使っておりますが
セッティングの基準はXBOX360コントローラーのようですが、現状何不自由無く遊べてます。
ややアナログキーの入力感度が高いかな?
丁度パーティ組んだ辺りで今目的なんだった?
ああ、えーとね。説明出来ないけどあれをこれしに行く途中!
みたいな感じになってきたので素直に日本語字幕の実装を待ってやり直したいと思います。
ドット絵RPGがやりたかったんだ!お前を待っていた。4年くらい前から。
期待以上の出来に感無量ですね。素晴らしい・・・!
Steam User 32
戦闘でキャラクターが行える行動は「予め用意されている3つの攻撃パターンだけ」と非常にシンプルなもの。アイテムや装備、新たな技を習得したりといった要素もありません(主人公除く)。
難易度も比較的易しく、それ故に序盤は少し退屈でした。
一転、物語が転換点を迎える中盤からは沢山の仲間が加入することによるパーティカスタマイズ、アクションスキルの習得による行動範囲の拡大など、出来る事が増えて面白くなってきます。
まずは中盤までプレイしてみてくれ!
雰囲気、絵や音楽に関しては見ての通りです。最高過ぎるのでもはや言うこと無し!物語は少々アメリカンなノリですし、ありがちな展開ではありますが、クリア時にはプレイしてよかったと思えた内容でした。快活な主人公アジュナとその仲間達の掛け合いが豊富で見ていて楽しいです。
良い部分も多いのですが、やはり戦闘バランスは大味でボタン連打だけで勝てるものばかり。パーティの組み合わせやコンボの繋ぎ方など、自分なりの楽しさを見つける工夫が必要ではないかと思います。
バトルのガイド作りました
☆残念だった所
・関係無い事を話すNPC達
NPC町民の8割ほどが(おそらく)Backerによって用意されたキャラクター達。
彼らの多くは自身について語るだけでIndivisible・アジュナの冒険に関わる話は一切しません。NPCは世界観を表現する要素だと思うので、乖離した彼らの存在は残念でした。
・調整不足なイベント戦
戦闘はアクション要素が強いため敵の強弱の線引きは難しいが、それにしても終盤・キャラ固有イベントの敵は弱いものばかり。
その辺をうろついている雑魚よりHPが低かったり、あっけなさ過ぎてイベントの感慨が薄い。
Steam User 58
【言語】UI・字幕・日本語
【難易度】やや難しい
【実績難易度】普通+
【実績コンプリート時間】約20時間程
RPGではなく ACT + ウォーキング
見た目から想像したゲームとは全然違うゲーム性です。
多くの人は「ヴァルキリープロファイルみたい」「絵が日本風で遊びやすそう」「アクション性が高そうなRPG」等々……想像する事が多いと思いますが、純粋なRPGとは言えないゲームです。
買おうと思っている人はちゃんと調べてから買う方がいいかもしれません。またネタバレが嫌だという理由やフィーリングでゲームを買うタイプの人も、ある程度微妙な部分があっても楽しめるという覚悟で買った方がいいです。
Skullgirls の開発チームである Lab Zero Games が手掛けたという事もあり、私もスカルガールズが好きでしたし必ず遊ぼうと思っていた作品でした。またこの映像やPVから、かなり期待して遊びましたが……「あれ?」という肩透かしを感じました。決して面白くないわけではないのですが、面白いとも言えない中途半端なクオリティです。素材がいいだけに非常にもったいないゲームだと感じました。おすすめに投票はしましたが、ほぼ好評、賛否両論という評価も納得のゲームだと思います。
※XBOXコントローラーでプレイした感想です。
言語
言語に関してですが、Steam版は日本語字幕のみです。音声まで日本語化されているのはコンシューマー版だけです。スカルガールズのように後で日本語が追加される事は絶対に無いと開発者が発言してますので、音声日本語化は諦めましょう。ただ英語音声でもキャラクターに合ってると思いますので、悪く無いと思います。
日本語訳が一部変な所がありますが、全然問題なく遊べます。1つ注意点は勝手に文字送りされてしまうバグがありますので、オプションで文字の自動送りはOFFにしましょう (デフォルトでON)。
グラフィックは流石
まず一番最初に目に入ってくるのはこのグラフィックでしょう。海外製ですが日本人でも受け入れやすい絵柄だと思います。OPアニメもトリガーが制作したという事で話題となりました。
これは決して止め絵だから綺麗だというわけではなく、ゲーム中もキャラクターの動きが非常に細かく滑らかに動きます。ここは流石スカルガールズを作った開発チームだけあって、似たような感じのクオリティを維持しています。キャラクターの動きを見るだけでも楽しいです。
背景も作品に合っていて綺麗だと思います。光のエフェクトが綺麗に入っており、背景だけでなくキャラクターにもちゃんと映り込みます。またNPCやモブキャラも意外と多く、ちゃんと描かれているのも良いと思いました。
音楽はマニア向けで良質
音楽はそれほど耳に残るBGMは無い感じではあるものの、全体的に良いと思います。個人的な好みはあると思いますが、作品の雰囲気には合っていると思います。
ここでマニア向けと言ったのは、作曲者が菊田裕樹氏だという事です。聖剣伝説2・3の作曲を手掛けた事で有名ですが、意外にも他のゲームにおいて全曲作曲する事はあまりありません。このゲームではBGMを全曲担当しており、かなり珍しい作品となっています。菊田裕樹氏ファンには嬉しい作品となっているでしょう。
メインはマップ移動
■とにかく移動
基本的には探索多目のほぼアクションだと思います。
とにかくマップが広い。ほとんどが移動なので、7割移動。戦闘3割ぐらいです。戦闘はシンボルエンカウントなので、ストレスがないのはありがたいのですが……一度倒すと敵は出てきません。またゲームシステム的に1回の戦闘が長めなので、おそらく敵の配置も少なくしているのだと思います。ある程度倒してしまうと、あとはマップをウロウロするだけです。
■追加アクションで難しさUP
移動中の追加アクションが結構多いです。ゲームを進めていくと、どんどんとやれる事が多くなります。これが面白さに繋がっていない所がなんとも言えません……。アクションが苦手な人は難しく感じるのではないでしょうか。この時点で「RPGのつもりで買ったのに」と思う人も出てくるかもしれません。
単純な二段ジャンプ等ではなく、「下溜めジャンプ」「ジャンプ中に上攻撃」等の入力が必須です。何かしらの上下左右 (+ ジャンプ) + ボタンが必要でちょっとクセがあります。
後半では「ジャンプ → 空中で弓攻撃 → 足場を作って空中ダッシュ → 空中アッパー → 壁に斧で張り付き → 三角飛び」等のようなアクションが何度もあります。1度ミスるとやり直し。これはもう針山トラップを避けてクリアするタイプのジャンプアクション系。ほとんど死にゲーに近い感じになります。戦闘がまったくなく、2時間ぐらいずっとコレが続くこともあります。
ジャンプして着地後の初動が遅いのも気になります。連続ジャンプしようとすると失速するので、ちゃんと歩き出してからジャンプしないといけません。アニメーションの動きが滑らかではありますが、その分クセがあります。
また元々格闘ゲームを作ってる会社だからでしょうか、キャンセルは1回までだったりと全体的にクセが強いです。特にジャンプはミスると下まで落ちてしまうので、もう少しカジュアルでよかったのではないでしょうか。町での移動・拠点の移動もギリギリ届くジャンプがあるのは面倒です。拠点ぐらい平地でいいのでは……。
1つ助かるのはセーブポイントの多さと、それとは別のチェックポイントが用意されている点です。落下ポイントは落下してもすぐ直前に戻されるだけ。また戦闘に負けてもその直前からスタートなのは親切だと思います。
■説明不足
いきなり序盤の「壁ジャンプのチュ-トリアルがない」です。また中盤以降から新スキルがどんどん増えていきますが、一部の使い方がわからない。ヘルプの様な項目も無いので確認する事もできません。ジャンプ中の斧攻撃が槍攻撃になるのは何度試しても原因不明でした。
HP回復方法もわからないですが、どうやらこのゲームにはHPの回復方法はありません。戦闘後に全回復しますが、それよりも一番多く起こる探索中でのダメージは回復できません。
エリアマップは上ボタンで見れますが、そのまま「+Bボタン」で大きくマップが見れるのも気付かなかったです。このままの状態でスタートボタンを押して「マップを見る」を選択すると、広く全体マップが見れる裏技があります。
様々な点において、もうちょっと丁寧さが欲しいです。
目玉となる戦闘もクセが強い
そしてこのゲームの一番のポイントであろう戦闘もクセが強いです。
パーティーは4人制でコントローラーのボタン配置と連動しています。攻撃とガードは同じボタン。相手が攻撃してきそうならば、自動でガード判定となります。
単純にボタンを押せばいいというわけではなく、このあたりも前作は格闘ゲームを作っていたからという流れを感じます。ボタンを適当に押して爽快なアクションができると思っては駄目です。個人的には格闘ゲームが好きなので、このようにクセがあるのは好きですが……苦手な人は多そうな気がします。
■まず第一にガード(防御)
これが出来ないと死にます。2発で死にます。
またガードしても結構削りダメージが大きい為、3、4回ガードで死ぬかもしれません。そこであるのが「ジャストガード」です。攻撃が当たる瞬間にガードすると、完全にガードできます。ここまでは他のゲームにもあるので普通かもしれません。ですがガードのシステムはこれだけではなく、相手の全体攻撃には「全体ガード」しなければいけません。爆風などはわからないので、一度喰らって覚えるしかありません。特に「ジャストガードでしかガードできない攻撃」と「投げ抜け」はタイミングのみなので、ミスると大ダメージを受けます。敵の遠距離攻撃もクセがあり、後衛を狙っているので後衛をガードしようとすると、前衛のキャラに当たります。
■そして単純でない攻撃
ボタンを押して普通に攻撃できるプレイヤーキャラクターは数人だと思います。これもクセがあるキャラが多く、「モードチェンジ系」「設置 → 発動系」「投げキャラ系」「リロードキャラ系」等様々です。ガードもそうでしたが、ここも格闘ゲームを意識している気がします。
また敵側もガードしてくる敵がいるので、上攻撃と下攻撃を両方当ててガード崩しが必要です。他にも浮かした敵にしかダメージが通らない等もあるので、攻撃側も少し難しいと思います。
育成要素がほぼない
この点でもRPGとしての面白さは薄いです。レベルはあるので敵を倒す事でレベルが上がりますが、ステータス表示がないので何が強くなったのかパッとしません。また主人公以外のキャラクターはハートが上がるようになっていますが、イメージとしては好感度?おそらく「ハート=レベル」なのでしょう。一切の説明がありません。
他に育てられるのは「攻撃回数」と「防御力」ですが、これはマップに隠されているリンセルという宝石をいくつか集める事によって数回だけ強化する事ができます。どちらかと言えばやり込み要素や隠し要素というイメージが強いです。武器やアクセサリー等の装備品はありません。
その代わり仲間になるプレイヤーキャラクターがかなり多いです。主人公を入れれば21名います。おそらくこのゲームは武器等を交換するのではなく、状況に合わせてキャラクターを変更してパーティーを組み、ステージを突破していくように考えたのではないでしょうか。しかしそう考えたとしても……このキャラクターを使わないといけないという場面はありませんので、結局は強い・使いやすい・好きなキャラ固定になると思います。
進むべき道がわかりにくい
基本的に自分で探索する作りになってますので、どこに行けばいいのかという指定がないです。またストーリーが進むと、一部マップで「ここに行こう」と表示してはくれますが、なぜか次の表示が無くなったりしてまちまちです。目的地ぐらいはすべて表示してくれてもいいと思うのですが、中途半端に面倒な仕様となってます。
かといって独自にショートカットしすぎるとイベントが進まなくなってしまいます。どうやら正規のルートでクリアしなければいけないようです。
前半のまったり、後半の雑さ
ペース配分のバランスが悪いと思います。ストーリーはそこそこ面白く、先がどのようになるのか気にはなるのですが……とにかく移動が多いのでテンポが悪いです。ワープの様なマップ移動も一部のエリア・一部の場所だけ。通常は入口まで戻って、別のマップに行って、マップの端まで行ってまた入口まで戻って……とウロウロさせられてストーリーが進みません。
後半は敵のバランスも悪くなり、今までの戦闘バランスやキャラの個性はなんだったの?という事になってしまいます。全部のボタンを同時に押してるだけで倒せてしまうぐらい敵が弱い。敵はただの置物扱いで、ほとんどが落下したら終わりの移動アクションをやらされるだけです。開発も途中で中止になってますし、やはり社内でトラブルがあったのが原因でしょうか……無理矢理完成させて発売した感じがしてなりません。
実績・やり込み
それほど難しい実績はありません。ほとんどが勝手に解除されるでしょう。1つだけ時間がかかるのは、上に書いたリンセルという宝石集めだと思います。隠してあるように置いてることがありますので、ちょっと探索が必要です。ただ結構親切な仕様にはなっていて、マップを見て埋まってない場所に行けば大体置いてあります。また数は少し多目に用意されています。全部集めなくてもキャラ強化はMAXになりますので、その時点で実績は解除されます。
実績とは関係ありませんが、もう1つやり込みでサブクエストがあります。しかしながらゲームのかさ増し感が凄いです……。一応全部やりましたが、このミッションが受けれるのは最終ダンジョン前のみ。もう敵がでない昔のダンジョンを端から端までひたすらウロウロするだけです。しかもほとんどのミッションに目的地が指定されていません。自分でマップ中を歩き回ることになりますので、8時間程歩くだけの苦行に近いです。全キャラクター分ありますが、クリア報酬は【キャラクターの別カラー】だけです。
せめて遊んでいて面白いクエストにして欲しかったです。
まとめ
期待していただけに非常に残念なクオリティでした。キャラクター等はクオリティが高く完成されているので、素材がゲームに活かせてないのが非常にもったいない。
戦闘はやや難しいものの、慣れれば格闘ゲームに似た面白さがあります。戦闘中にシームレスにアクションに切り替わるのも面白い演出だと思います。でもあと一歩欲しい。RPGならばもっとRPG要素を増やすか、完全にアクションゲームにしてしまった方が面白かったかもしれません。移動ばかりでどちらも中途半端です。
一応DLCで「Razmi's Challenges」というものがありますが、手が出ませんでした。ちなみに他にもDLCやバージョンアップの予定がありましたが、全部中止となっています。理由は検索すれば出てくるかと思います……。
プレイしたいなと思っている人はある程度レビューを読んでから購入した方がいいかもしれません。同じ事を書いている人が沢山いると思います。「おすすめ」としましたが、文句が多めになってしまいました……。
Steam User 25
Skullgirlsを開発したLab ZeroのアクションRPG。
田舎育ちのおてんば娘Ajnaが
様々な事件に巻き込まれ、世界を冒険します。
映像からターン制RPG系のイメージを持つと思いますが
操作が忙しく、割とガチなアクションゲームです。
全実績解除済みでの感想です。
~ 作品の注目点 ~
主なアクション(フィールド)
初期のアクションは少なめですが
進めていくとどんどん解放されていきます。
・斧を振る
・壁に斧を引っかけて飛び上がる
・ダッシュ
・空中ダッシュ
・スライディング
・ジャンプ
・ハイジャンプ
・バックステップ
・壁蹴り
・弓
・ホッピング
・天井張り付き
他にも高度を稼げる上昇アッパーや
敵を植物で絡めて足場にするなど数多くのアクションがあります。
戦闘システム
四人一組でキャラが対応しているボタンを押す事で
キャラが攻撃を仕掛けます。
攻撃・↑攻撃・↓攻撃や組み合わせで
攻撃パターンが変わり、
上手く攻撃を当てる事でコンボが成立します。
他には
・キャラごとに特性有り
・ゲージが溜まると大技が可能(持っていない仲間もいる)
・敵の攻撃は瞬間ガードをする事で無効化
・ガードを長押しし続けるとゲージダウン
王道を感じる冒険劇
洋ゲー特有の空気はありますが、
根っこは日本人から見ても
違和感の無いくらい王道で熱い冒険劇です。
インド神話をモチーフにしており
ヒンドゥー教のチャクラや輪廻転生説、
インド関連の単語や演出を見かけます。
~ プレイ中に抱いた個人的な不満点 ~
・フィールドアクション
普通の道でも数々のアクションを
組み合わせなければ進めない仕様で
アクションが苦手な人には厳しい内容です。
壁蹴り・斧の引っかけで高度を稼いで
ギリギリよじ登るのは基礎で
中盤からはハイジャンプ・ホッピング・天井張り付き・
弓でギミック操作・空中ダッシュetc.を
組み合わせて先に進むのが当然になってきます。
イージーモードも無いので
RPGは好きだけどアクションは苦手、という人が触れたら
恐らく地獄を見るでしょう。
・ファストトラベル
新しいアクションを解放してから
昔のダンジョンを探索して宝を回収~という要素がありますが
ファストトラベルが少なく、ダンジョンの奥地に徒歩で向かって
徒歩で帰る事を強いられる事が多いです。
上記で書いたギミックまみれの通路を何度も通る事になり、
面倒臭さがあります。
・某キャラの扱い
誰とは言いませんが、
唯一スッキリしない感覚でした。
~ 総評 ~
個人的にはアクションもRPGも好きなので
シナリオやRPG要素、アクション共に楽しめましたが
客観的に見るとアクション難易度は高めで
RPGだけ好きという人には向かない内容です。
バランス面は引っかかる所がありますが、
全体としては高水準な要素が多くお勧め評価です。
ただJRPG系を求めている人は避けた方が無難かもしれません。
Steam User 25
Rev.39017より開始し、Rev.39125にて約29時間で初回クリア。同時に全実績解除。本作とは直接関係ありませんがValkyrie Profileはプレイしたことがあります。ファイルサイズは約5GB。
Pros:
滑らかに動くアニメーション
個性的で魅力溢れるキャラクター
思わず笑みがこぼれる会話の掛け合い
細かく配置されたセーブポイント
1つのファイル内でも時系列に保存されているセーブシステム
感情移入を誘うボイスアクト
世界観を巧みに作り上げるサウンドトラック
適度に散らばった探しがいのある探索要素
Cons:
移動が面倒
アクション適性がないとツライ終盤
細かなパラメータが見れず成長が実感しづらい
ヒントがなく次に進むべき道が分かりにくい箇所がある
NPCとの描き込み乖離が顕著
全体を通して見ると歪な戦闘バランス
夢中になってプレイできる魅力を備えるが、粗もある
概要
Skullgirlsの開発者達が所属するLab Zero Gamesが制作したシンボルエンカウントの横スクロールのアクションRPG。アクション(移動)パートと戦闘パートがシームレスに切り替わるのが特徴。オープニングアニメーションやゲーム内のカットシーンにはキルラキルやリトルウィッチアカデミアなどを手掛けたTriggerが携わったことでも話題を呼びました。コンポーザーは聖剣伝説の菊田さんが務め、ボイスアクトは海外版の「君の名は」などに出演された有名声優陣が固めています。また本作はクラウドファンディングで驚異的な金額を集めたことでも有名。
躍動感のあるアニメーション挙動
まず最初にプレイして目に留まったのは美麗なキャラクターのアニメーションでした。キャラクターがとても滑らかに動き、モーションの繋ぎがスムーズなので感動を覚えます。斧を壁面に打ち付けたときの反動だったり、布の揺れや躍動感が感じられるアニメーション挙動は見事です。それらを自身の入力で制御できることが素直に楽しいと感じられます。またアクションパートのキャラクター挙動だけが優れているのではなく、戦闘パート内のキャラクターも同様にぬるぬると動きます。
個性的で魅力的なキャラクター達
総勢20名を超えるキャラクターがおり、仲間にしてからは自由に組み替えて編成できるようになります。個性を印象づけているのはボイスアクトと会話の応酬。口調と話し方によって陰鬱だったり能天気なキャラクターの雰囲気を本当にうまく表現しており、流石はプロの声優さんといった案配で聞き惚れます。キャラクター同士の掛け合いも面白く、会話のノリやテンポがまさにアニメのそれです。Razmiなどは、まるでリトルウィッチアカデミアのスーシィ。但し、NPCとの会話であったり、初めての仲間加入時であってもボイスがないものもあり、フルボイスではありません。
これはある意味描き分けとも受け取れるかもしれませんが、主要なメンバーがしっかりと描き込まれているのに対して、町の中にいるNPCなどはそれに反して描き込まれておらず、ビジュアルのクオリティ差が顕著となっています。
見慣れた物語
詳細は省きますが、きっかけを通じて精神的な成長を描く「よくあるタイプの話」なので、魅力的なキャラクターに反して、これまでたくさんの世界を救ってきた(話を見てきた)方ほど感じ入るところはないかもしれません。目的を果たすために追っていた人や場所といった物理的な目的は冒険を感じさせるのですが、内面や精神に入った途端にそれは冒険ではなくなってしまうように感じられます。葛藤とでも呼ぶべきもので、次はどこへ行くんだろうという期待感とは違うのです。言葉では少し説明しづらいですが。仲間ごとに用意されているサイドストーリーも1つずつしか用意されていないので、物語に期待する人はちょっと期待外れに映る可能性があります。アニメーションによる演出はとても優れています。
難しい序盤と大味に感じられる終盤の戦闘バランス
序盤は敵の攻撃力が高く、ガードし損ねると数発であっさりと死んでしまう難易度になっています。レベルが低いこととパーティの構成人数が少なく、攻撃回数も少ないことから倒しきれず、敵に攻撃権が移りやすく(見えない)パラメータ差の影響を受けやすいからだと思われます。それに反して、人数が増えた終盤では敵の攻撃をモロに受けても耐えきるHPがあり、豊富な攻撃回数で必殺技ゲージがすぐに満タンになって一気に敵のHPを削り取って倒すことができてしまいます。序盤ほど慎重に繋げたコンボが、後半ではそこまで意識するものではなくなります。
ビルドやパラメータ成長の楽しさが損なわれている
また圧倒的な人数を誇る味方も一部その特性を活用できる場面(直接攻撃か間接攻撃か、物理か魔法か)はありますが、攻撃方法や攻撃速度、攻撃範囲などは違えども大枠でのキャラクターロールが被るものが多く、誰を使っても大体同じようなところに落ち着いてしまいます。これは特定のキャラクターだけの使用に偏らないように、代替キャラクターも使ってもらえるようにする意図だとは思いますが、誰を使っても同じなら変更するのが面倒なので同じキャラクターを使うようになるのではないかと思います。また戦闘中のアクションでコンボを繋ぐ楽しさはあっても、最後の必殺技を単発の大火力にかけたり、特定の敵に圧倒的に優位になる属性を持つなど、攻略に関する駆け引きを考える要素はありません。
レベルだけが存在して詳細パラメーターが存在しない(内部的にあっても見えない)ところからも読み取れるように、個々のキャラクター成長管理の煩わしさを取っ払い、戦闘のアクションにのみ集中できるようにしたことで分かりやすく遊びやすくなった反面、戦闘でのレベルアップによるキャラクターの成長を実感しづらくなっています。逆にイベントを経ることで大幅にHPが上昇するところなどは、露骨に成長を描いているとも言えます。イベントで成長するから戦闘しなくてもいいかと思いきや、そこそこ敵と戦わなければならない点もどういう意図なのかよく分かりません。
こまめに用意されたセーブポイントでリトライしやすい
本作はセーブポイントでの任意セーブを採用していますが、セーブポイントが本当にかなりこまめに配置されているので通過するたびにセーブしていれば、たとえ全滅したとしても巻き戻りは短くて済みます。中盤以降は、むしろ戦闘による全滅よりもアクションパートの落下死の方が目にする機会は多いように思います。その場合も最寄りの足場から復帰できるように暫定的なオートセーブが入っています。こちらは更に巻き戻る距離が短く、即その場でリトライできるようなつくりとなっており、好感が持てます。
セーブファイルに関して上書きを続けていても、実はファイル選択時に左右を押すことで時系列で保存されたものをロードすることができ、特定の箇所からやり直すことはやりやすくなっています。
でも移動は面倒だし、終盤のアクションパートは厳しい
エリア間を移動する手段の大半を徒歩に頼ることになります。中盤頃にいわゆるワープポイントを結ぶポータルのようなものは使えるようになるのですが、設置されている箇所が少なく、目的の場所まで行くには結局徒歩で移動するしかないという状況が続きます。ゲームプレイの大半以上を移動に費やします。過言ではないです。もっと瞬時に移動できる手段があれば、と切に願います。
リトライのしやすさは整っていますが、終盤は落下すれば一撃死で最寄りの足場から復帰しなければいけない箇所だらけになります。アクションゲームが得意ではない方が、RPGだと思ってプレイされたら最後の方で進めなくなることもひょっとしたらあるかもしれません。
目的地を見失うことがある
本作には目的地を記したマップが存在しますが、状況によっては目的地が表示されないタイミングがあり、会話を読み飛ばしたりしていると次にどこへ行っていいか分からなくなることがあります。
臨場感溢れるサウンド
東南アジアを思わせる風土にオリエンタルなBGMがかかれば一気にそこはアジア圏かと錯覚します。全編を通じて状況に応じた音作りがしっかりされている印象です。また菊田さんが携わっていることもあるのか、聞き慣れた曲調のものもあり、例えば「Crucial Fixture」などは聖剣伝説のボス戦BGMとか言われても信じてしまうかもしれません。
総評
要所要所のクオリティは一線級の品質を保ってはいますが、RPGとして見るとところどころで少し物足りなさを感じる部分があります。また詰まらずに進めると約20時間程度のボリュームで4200円の定価は少し高いというのが正直な印象です。ただ夢中になって遊んでしまう魅力や疾走感も備えていますし、どことなく日本のゲームっぽさも感じることができます。アニメが好き、かつアクションゲームが得意、かつRPGも得意、かつ格闘ゲームでコンボを繋ぐのが得意、と条件が揃っている方にオススメです。少しお安くなったときに遊んでみてはいかがでしょうか。
Steam User 8
これはかなりガチめなアクションゲームです
手に入れる前にこれだけは把握しておきましょう。
クラシックJRPGのつもりで手を出すつもりなら、これはたぶん違います。
ビジュアルに惹かれて遊んでみるつもりなら、下記の要素を検討してみてください。
プレイフィールとしてはメトロイドヴァニア+横スクロールアクションです。
シンボルエンカウント的なバトルもありますが、これもジャストガードを基本にしたアクションです。
特にマップ探索は進行に必須な部分でもわりと容赦がなく、特にアクションの解放に従って組み合わせが増えるため、後半に進むごとに難易度が上がります。
アクションゲームやプラットフォーマーが苦手な人は詰む可能性まであります。ほんとうです。
わたしは苦手じゃないので、最悪でも20回くらいチャレンジすれば抜けられました。
バトルについて
・敵のモーションを判断してジャストガードをすることがほぼ前提です
⇒ ただし戦闘後に全回復します。
・敵は非常に硬いので、コンボや必殺技をうまく組み入れることが求められます
プレイヤーの強化について
・敵のリポップは限定的でレベリングはできません
・お金を貯めて装備を揃えるような要素もありません
・マップを探索して赤い石を集めることで、連続攻撃回数と「ジャストガードの」性能を向上できます
⇒ できることは増えますが、プレイヤーを楽にしてくれるわけではありません。
マップ探索について
・メトロイドヴァニアよろしく横スクロールの入り組んだマップを探索します
・探索にはシナリオ進行で解放されるアクションを使いこなす必要があります
・マップの探索にはかなりガチ目なプラットフォーマー要素を含んでいます
⇒ 三角飛びの空中で弓発射してスイッチを押す
⇒ ジャンプして空中スライドをし、足より低い位置の天井に張り付く
⇒ 溜めジャンプ即弓発射、直後に上+ボタンで天井に張り付いて崩れる前に足場までジャンプ
⇒ 空中攻撃でオブジェクトを破壊した反動の飛び上がりを利用して別のオブジェクトにさらに攻撃
・の組み合わせが要求されたりします
・なお進行に必須なものもあります。救済はありません。
というように、これはアクションゲームです。
そう思えばなかなか操作に歯ごたえもあり、インド的要素を含む魅力的なテイスト、多彩な仲間を組み合わせたコンボアクションバトル、滑らかなアクションと爽快な必殺技の応酬など、ユニークな楽しさのある作品です。
アクションゲームである事を念頭に、遊んでみてください。
Steam User 12
アクションRPG。日本語対応(Steam版は吹替無し)。
問題ないと思うが、ラスボス等にも若干言及するためネタバレ注意。
【ストーリー】
親を殺されたので復讐に行く⇒破壊神を蘇らせてしまったため、世界を救うため立ち上がるという王道ストーリー。
【システム】
2Dアクションがメイン。ジャンプ等を駆使してマップを移動し、敵と接触すると戦闘が開始する。移動時にも敵を攻撃し倒すことができるが経験値は入らない(たぶん)。
【マップ・移動】
マップは大きく分けて6つほど。いずれのマップも迷路のようにいりくんでいる上、ミニマップを開いても全体を見ることが出来ない。セーブポイントやチェックポイントは細かく設置されているが、ファストトラベル機能がないため、マップ最奥に進んだ後は最初まで戻る必要がある。ストーリー進行で壁破壊などの移動手段が増えるため、何度も攻略済みマップに訪れる必要がある。ラスボス直前でマップ内及びマップ間の移動がかなり緩和されるため、仲間ミッションや収集品集めはそれまでしない方が精神衛生上良い。
【戦闘・仲間】
主人公+仲間3人で戦う。敵の攻撃をガードをすることが出来、タイミング良くガードすれば逆に回復することも可能。仲間は十数人いるが、回復持ちか否か以外で目立った差別化がされておらず、戦略性に欠ける。状態異常攻撃持ちもいるが、2人くらいしかおらず、効果も雀の涙。自分なりに強いパターンが見つかったらそれを繰り返すだけとなるため中盤戦闘がダレる。攻撃には物理と魔法、近距離と遠距離があるが、ごく一部の敵を除いて大して差がなく、これも戦闘の幅を狭めてしまっている。
【総評】プレイ時間の8割が移動なアクションRPG ★★★★★★☆☆☆
とにかく往復移動が多すぎる!これに尽きる。
とある(複数回往復する必要が有る)トゲと消える床しかない巨大糞マップの存在や、ファストトラベルがないにも関わらず全編を通して迷宮マップを何度も端から端まで往復しなければならないゲームデザインによりフラストレーションが溜まる。ラスボスも今まで身に着けたプレイヤースキルを無視したものとなっている。素材は良いのに色々な場面でそれを台無しにしており、残念なゲーム。普通に遊べるし、面白いゲームではあるが、「何が面白いか」と聞かれるとうまく答えられない。糞ゲーではないし、クリエイター陣の熱意は感じたのでオススメとした。
※開発トップのセクハラ騒動により開発は完全に中止。今後アプデされる可能性はゼロなのでその点注意。