I Wani Hug that Gator!
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Wait, what do you mean we’re moving?!
Just great; just when Inco was getting ready to move on into his Senior year, his parents decide to uproot his life and move half-way across the country!
Guess it’s time to start all over. Sure, Inco didn’t have many friends (or any) back at his old school, and sure, he was so low on the social ladder that he had to get a deep-sea diving lesson…. Wait, why was he complaining about moving again?
I Wani Hug that Gator is a multi-ended, choices-matter visual novel about second chances and the power of accepting who you are. Shape how Inco makes the most of his final year, and how the relationships he makes along the way will develop. One relationship in particular has him feeling all fuzzy inside…
The Prehistoric Romance a Million-and-One Years in the making!
If there’s one good thing to come out of Inco’s sudden relocation, it’s Olivia. Bold and brash, Olivia seems particularly gifted in getting under Inco’s skin. No matter how Inco slices it, he and Olivia seem destined to go together like a particularly scaly sandwich. But the outcome of such a pairing is yet to be determined…
Wait, am I being graded on this?!
Make friends, reconcile enemies, and figure out how Inco could possibly repair his miserable excuse for a social life. But be warned: The choices you make expands the relationships with Inco’s classmates and determines which of the four unique endings you receive. Maybe Inco should’ve spent a little less time studying and a bit more time learning how to relate to people…
Steam User 5
概要
現在9言語にサポートされていますが、日本語は実装されていないのでワークショップに日本語化MODを投稿しています。
Jp translation(日本語化)
プレイ時間は全ルート回収で25時間程度(日本語MOD使用)。
選択肢ありでエンディングは4つに分岐。全てのエンディングを回収した後にエピローグが解禁されます。
スチル等の他に要所要所でアニメーションが入り、Renpy製ビジュアルノベルの中ではリッチな演出になっています。
他にも劇中でお絵かきが出来る機能や オマケで劇中スチル等の閲覧ができるgallaryやワークショップでのMODの追加など、ユーザーに対してかなり寄り添った作りだと感じました。
この作品について
高校四年の秋に西海岸の街に引っ越してきてアート指導に秀でた高校に転校する少年インコ。
その高校は(というか都市自体が)恐竜ばかりが集うところで、そこで何も秀でたところがない無個性人間のインコが誰のことも意に介さない無口な車椅子恐竜のオリビアに出会い、オリビアの心の氷が少しずつ溶けてふたりの仲が深まっていくという話です。
ここまでの説明だと一見「芸術タイプの偏屈な車椅子恐竜少女を攻略するデートシミュ」なのですが、実際のところは自身の未来や人生について考えさせられる、人間讃歌が真のテーマだと言ってもいいストーリーでした。
基本的なRenpyビジュアルノベルにアニメーションがプラスされてリッチな演出が印象的でした。
劇中ではないですが、Steamのゲーム紹介動画にメインテーマに歌詞をつけたものが流れててあれが結構好き。歌詞もこの物語の要約みたいなものだし。
キャラクターでは唯一の攻略ヒロインであるオリビアに当然目が行くのですが、他のキャラクターたちも十分に魅力的で、中でもダミアンがいい奴で。我々ホモ・サピエンスから見たら異常な学校の内外でオリビアやダミアンに他の学友や先生を交えて繰り広げられるコミカルな描写が楽しかったです。もちろんオリビアのこともプレイしてたらだんだん可愛いく思えてきます!ヒロインなので!
舞台は 2億と4000年ほど前(となっているがほぼ現代のアメリカ)で、高校四年の新学期(9月)から年末のダンスパーティまでの四ヶ月を舞台にした物語。
大きなルート分岐は中盤から後半にかけて精神的なダメージを受けてしまったインコとオリビアがそれぞれ立ち直れるかどうかで、それまでの選択によってデート先とダンスパーティでの内容が4つに分岐します。
一番ひどいENDはもう見たくないくらいにひどいし、一番良いENDは本当に大団円を迎えられて心からホッと出来ます。全ての終わりを見た暁に出てくるエピローグ(最良のEND4の続きを描いた)では成長して未来を歩む彼らの姿を観れていい読了感を得られました。
ただ最良ENDを一番最初に見てしまうと悪いENDをあとで見る必要があるので、その場合は少ししんどくなるかもしれません。
要素盛りだくさんのヒロインに不安を覚えつつも蓋を開けてみれば、時代や種族を超えて人の心は変わらないのだと、美しさを感じられる作品でした。
未プレイ時とプレイ後で印象がガラリと変わった一作です。