Hades II
Supergiant Games史上初の続編となる本作では、ギリシャ神話の冥界の物語が、魔術の誕生との浅からぬ関係とともに描かれる。“神”ローグライク・ダンジョンアドベンチャーとなった前作で好評を博した要素をさらに発展させ、今回も無限に再挑戦を楽しめる、アクション満載のまったく新しい体験となっている。
冥界の、その先へ
不死の力を備えた冥界の王女となり、規模も深みも増した神話の世界を踏破せよ。オリュンポスの神々の強大な神力を後ろ盾に、時の巨神が放つ軍勢を蹴散らせ。幾たびもの敗北と勝利の先に、壮大な物語が次々と紐解かれるだろう。
黒魔術を習得せよ
夜母神より授かった伝説の武具を古の魔術で強化し、いかなる敵にも屈せぬ得物に鍛え上げよ。アポロからゼウスまで、十二柱以上のオリュンポスの神々から功徳を授かり、さらに強大な力を帯びることも可能だ。能力の強化パターンは、ほぼ無限に等しい。
(さらなる)神々、亡者、怪物たちと交流せよ
数十名に上る個性豊かなキャラクターたちが、英語フルボイスで登場。なじみの面々に加え、新顔も多数含まれる。新たに追加されたさまざまなアクションを駆使して友好を深め、旅の展開に応じて変化する無数のストーリーイベントを体験せよ。
再挑戦のたびに繰り広げられる、新たな冒険
新たなエリア、試練、アップグレードシステム…… 絶えず姿を変える冥界の先を目指して歩を進めるたびに、予測のつかない要素が次々と待ち受ける。“神秘の祭壇”の謎を解き、使い魔たちを手懐け、“見えざる者の具”を用いて“魔素材”を採取しながら、おのれの目的達成を目指せ。
不死身の恩恵
敗北しても失われないさまざまなアップグレードや、前作でおなじみのゴッドモードも搭載。『HADES II』は、“神”でなくても楽しめる仕様となっている。 もちろん、神がかった強さを誇るプレイヤーは、より困難な試練に挑み、満足度の高い報酬を狙うことも可能だ。
“Supergiantスタイル”
丁寧に練り上げられた趣のある演出とストーリー展開が、テンポのよいアクションと融合――Supergiantならではのスタイルは、今作でも健在だ。新たに制作された色鮮やかな手塗りの背景と、挙動の滑らかさがさらに向上したリアルタイム3Dキャラクターたち、そして、感情をかき立てるオリジナルサウンドトラックが、神話の世界に命を吹き込む。
早期アクセスの開始にあたって
前作『Hades』は、元々早期アクセスでプレイヤーにゲームを体験していただくことを前提に設計したゲームです。これは『Hades II』も同様です。今後は、プレイヤーからいただくご意見やご感想に耳を傾けつつ、大型アップデートで新たな機能、キャラクター、環境などを実装し、作品の完成を目指していきます。
Steam User 79
2018年の初アクセスからその完成度で話題を呼び、2020年の正式リリース後は数多くの賞をもぎ取ってゲーム界隈を荒らし回った伝説のインディーズゲーム『HADES』の正統続編
アーリーアクセスなれど、前作同様完成度は凄まじく、ここから更にブラッシュアップされてクオリティが高まるのかと思うと期待が止まらない
今作は、前作の主人公ザグレウスから代わり、ハデスの第二子であり冥府の王女メリノエにチェンジ
オリュンポスを崩壊させた宿敵クロノスへの復讐を果たすために過酷な旅に挑むことになる
何度も挑みたくなる中毒性の高いゲーム性は変わらず、前作からはだいぶ味付けが変わった印象
まず、メリノエは女の子なのでザグレウスのようにフィジカルにモノを言わせたアクションは出来ない
具体的に言えば、疾走の連発は出来ないし、素の歩くスピードも控えめ。攻撃速度もザグレウスと比べると物足りないものがある
しかし、メリノエは魔女ヘカテに師事したことで得た魔術の知識があり、様々な攻撃を使い分けることが出来る
通常攻撃以外にも、遠距離への高い牽制力を持つ特殊攻撃、敵の進行を防ぎ優位ポジを作る魔陣。そしてこれらの攻撃全てにはマナというリソースを消耗して発動できるチャージ攻撃が付与されている
無論、これらの攻撃には前作おなじみの神々の加護が上乗せされる。これによって前作以上の複雑かつ戦略的な戦いがスピーディに楽しむことが出来るのだ
ビルド面にも大きく変化が加えられている。道中手に入る神々の加護によるシナジーはもちろんのこと、出発前に用意できるステータスバフ、武器の永続的アップグレード、道中手に入るアーマー値の期限付きドレスやデバフをも考慮してビルドを組んでいかなくてはならない
より悩ましく、より選択し甲斐のある飽きさせない1プレイが実現するだろう
また、パワーアップしたのはアクションだけではない。キャラクターの立ち絵もよりゴージャスに描き下ろされている
今回もギリシャ神話おなじみの神々からドマイナーな人物まで魅力的に描かれており、プレイヤーの推しもきっと見つかることだろう
余談になるが、メリノエちゃんがマジで可愛い。 滅茶苦茶良い子である。良い子すぎて本当に冥府の人物なのか疑いたくなる。礼儀正しいし、皮肉も言わない。苦手な相手にもキチンと接する。 ザグレウスは見習え
とにかく、今回も全要素が隙のない前作以上の神ゲーであることは間違いない。オススメである
Steam User 25
アーリーだがすでにVer0.9と表記されており現時点でかなりのボリューム。前作で言うところのパパのポジションまでボスが用意されていて、また前作にもあったようなゲーム中における大小さまざまな要素が実装済みなので、続きは正式版で!となる段階まで相当な時間遊べると思われる。前作を遊んだプレイヤーならば正式リリースまで待つ必要など無いので今すぐ購入されたし。
新たなアクションがいくつか用意されているが、そういった要素がきちんと攻略の肝になるような敵が序盤から用意されており、ガワだけ作り変えたものではなくきちんと2作目を名乗るに相応しいゲームだとすぐに気づかせてくれる。それでいてスタートは前作同様、説明を省いていきなり1周目に放り込まれるのには懐かしさまで味あわせてくれる。文句無しの出来。
Steam User 12
アーリーアクセス版で2種類のボス倒して一旦終わり。
多少不満点はあるもののアクションの面白さは据え置きなので、1のファンなら買って間違いないです。
正式リリースで一番改善してほしいのは素材採集周り。採集用のツールが4種類もあるのに、一回に1種類しか携帯できないので素材採集のために何回もプレイを強いられるのがプレイ時間を無理矢理に引き延ばそうと感じて苦痛だった。デフォルトで全種類携帯させてほしい。
Steam User 23
ひとまず触った感じはかなり面白い 前作はあんまり合わなかったけど今回は楽しめている
前作よりやや飛び道具が強い感じのバランス というか近距離が危ない敵が多くて近接戦は各個撃破用
アクション面も順当に進化してて、最初からやれることが多い
特に新アクションの魔法陣がすごく便利で強くて、素の性能で魔法陣内の敵の動きを止めれるので、突進してくる敵への明確な解答が用意されているのがとても良い
明らかにこの魔法陣をうまく使うことを前提で敵がいやらしいことをしてくる感じなので、良く言えば前作より戦略的になったが、悪く言えばめんどくさくなった感じ
またダッシュのCTがそこそこ長く、ダッシュをするタイミングもシビアになったように感じた ダッシュボタン押しっぱなしで走り続けることができる「疾走」という新アクションも追加されたのでこちらをうまく使って位置取りする感じ
まだ短時間しかやれていないが、やった範囲の感想としては、前作よりやれることは増えた分考えることも多くなった感じ
アクションは相変わらずとても気持ちいいが意地悪なマップ上のトラップは前作同様なのでそこは良くないかなとは思った
それでも個人的には前作よりだいぶ楽しいと思えているので3400円という値段に後悔はなかった
あと登場する女性キャラ達のふとももが良くてですね
まあまあやったけどとにかく敵が硬くて中盤以降の爽快感は皆無
敵がみんなアーマー張って突進&弾幕STGしてくるので近接戦は無理ゲと化す とにもかくにも魔法陣設置以外の攻略法を許さない感じで窮屈
1面は気持ちいいのに2面終盤くらいからめんどくさい成分がどんどん増してきて中和不能になるのでもうちょっとメリちゃんの攻撃力を上方調整して武器の攻撃力にも比重をおいたほうがいいと思う
ぼくみたいに魔法陣置いてDOTダメージでニヤニヤできるならともかく、前作のようなスピーディアクションを期待すると現状では合わない
アーリーの現在はバランスが良いとは思えず、個人的には70点くらいの出来
Steam User 13
前作こんなに敵カチカチだったっけ?
前作の良い部分はほぼそのままで、新しい神様も追加され、新たな気分でHadesを楽しめる(功徳の効果も一新されている)。
シナリオが前作と関連性があるのと、魔陣(補助や範囲攻撃)を用いた戦闘などテクニカルな操作が増えているため、前作を先にプレイするのが良いと思う。
今のところ大変楽しくプレイしているが、いくつか個人的に気になった部分もある。
前作であった功徳の祈り(ゲージ消費必殺技)が無くなって、月の化身による降月術に変わった。
マナ使用量によって、ゲージが貯まるため1戦闘中に何度も使用可能だが、効果が微妙なものも多い(回復と、無敵有の攻撃は良い)。
また、前作と比べると敵が固く、攻撃パターンがいやらしい(ステージ1は爽快感があるが、ステージ2のボスくらいから、異常に敵が固くなる)。
敵の手数も多く、近接攻撃を仕掛けるリスクが前作以上にあるので、魔陣をうまく使うかデメテルの凍結付与がないと厳しい。
デフォルトの自機の移動速度が遅く、攻撃を見てからダッシュで避けるのが難しいことが多いので、死んで覚えるしかない(ダッシュ回数追加の功徳は今の所ないっぽい)。
そのかわり、ボタン長押しでマナを使って攻撃すると、こちらも強力な攻撃が使え、敵の全体の動きも遅くできるので、敵の攻撃を回避しやすくなる。
爽快感が無く魅力のない武器が多いが、斧は使っていて楽しいし火力も結構ある。
武器は5種類あるが、序盤に手に入る松明と姉妹刃が使いにくい。
前作同様、クリアのためのステータス等の永続強化があるので、数時間プレイすると楽になりそう。
追記:クロノス強すぎない?ダメージ1000以上の斧で殴りまくっても全然減らないし、凍結も効かず、こっちは1ミスで50くらい減るんだが・・・(5/9追記:攻撃パターン覚えたら何とかなったけど、前作のハデス戦よりは神経を使う)
逆にステージ3のボスは、攻撃パターンが単調で弱いのに、HPポイントだけ無駄に高い。
ボスのHPを減らすか、射撃武器の威力をアダマント電磁砲みたいにもっと強化して欲しい。
松明使っていると、ヴァンサバの劣化版を遊んでいる気分になる(威力も射程も微妙すぎやろ)。
クロノス戦のために、永続強化用の素材回収するのが辛い。
ネタバレは避けるが、ゲームを進めるともう一つステージが増え、新しい神様や敵も増えてさらに楽しくなってきた(功徳を何にするか悩みそう)。
前作の2倍は遊べそうなので、3,400円以上のボリュームは十分にある。
前作より爽快感が無いと2時間ぐらいで返品する方がおられるが、10時間ぐらいは我慢して遊んでほしい。
Steam User 7
凶怖(HEAT)32で冥界・地上クリアしたのでレビューします。
前作では同じくらいのプレイ時間で凶怖6で限界迎えてた人間のレビューです。
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## 良い点
- 前作よりやれることが大幅に増えた
- 相変わらずグラフィックと音楽は超高品質
- マナシステムでわかりやすく大技が出る爽快感
- 何度も挑戦したくなる中毒性
## 悪い点
- エフェクトが強化されすぎてボスの攻撃を避けるのがとても難しい
- 植物栽培が一括でできないので単純にめんどくさい
- **前作に引き続き**難しい言い回しの英語を難しい言い回しの日本語に翻訳しているので、しっかり読まないと意味不明な部分がある
## どちらともいえない点
- ダッシュ1回とマナシステム、魔陣が前作経験者は間違いなく戸惑う
- 功徳も半分くらいはこのシステム前提なので理解しないとクリアすら難しい
- 一部武器を除いて遠距離で敵を倒していくゲーム性に変わっている
- 強化に必要な素材が前作より細分化されている
## アーリーアクセス後に期待すること
- 冥界地上共々ボスを倒した後は何か追加されますよねw
- 松明だけ明らかに他の武器より力不足なのでアッパー調整してほしい
- ダッシュ2回やマナが存在しない前作基準のザクレウスモードみたいなものが欲しい
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以下細かい点
## 前作より敵が強いけどプレイヤーも強くなっている
初めて5時間くらいはダッシュが1回だったり、マナシステムがよくわからず敵だけが強くなってる印象を強く受けました。
これらのシステムがプレイヤーへの足枷ではなく、明確な強化点だとわかってから一気におもしろくなりました。
前作ではHEAT32なんてとてもじゃないけど挑戦する気になりませんでしたが、今回はプレイ始めてからそのまま走り抜ける感じでクリアしてしまいました。
## 功徳選びは新システムを理解しないとクリアすら怪しくなる
基本的にマナを消費して使用するΩ技を乱発するゲーム性です。
しかしほとんどの武器が初期値だとあっという間に枯渇します。
よってマナ回復を補助する功徳が最優先になるのですが、それも武器によって相性が強くあるので難しさを助長してると思います。
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## まとめ
前作経験者程最初は戸惑うと思います。
特に冥界のラスボスは前作のラスボスと比べて明らかに常軌を逸している攻撃をしてくるので最初笑っちゃいました。
しかしその分プレイヤー側も抜け道が多く用意されており、そこを理解できるかどうかで難易度に対する評価が二分すると思います。
システムが複雑化したことで、前作のような万人におすすめできるゲームとは言えないと思いますが間違いなく面白いです。
アーリーアクセス後が非常に楽しみです。
Steam User 6
ストーリー概要
前作:絶対に家出したい息子
今作:絶対に帰宅したい娘
前作は200時間以上やり込みました。待望の続編。今のところ地下及び地上の実装分まで到達済み。現在周回中です。
前作はインディーゲームながらゲームアワード最終選考にも残った超名作。今作もそれに劣らない完成度と面白さです。
基本的に何度も挑戦を重ねて少しずつ深度を深めていくゲームデザインなので序盤はキツめ。何度も繰り返して挑むことでじわじわと対応出来るようになっていきます。特に死にやすい再序盤はとにかく体力を上げて生存時間を長くして慣れていくのが大事です。
ストーリーは前作のその後の話になるので未プレイの場合はそちらからをオススメ。脱出を図った息子と異なり今回主人公のメリノエはかつてのハデスの館を目指します。両作品ともに家族を取り戻す、と言うメインテーマがあり、そこに多彩なキャラクター達、膨大な量のテキスト(全てフルボイス)が合わさる事で物語の厚みが増しています。キャラクター同士の掛け合いも楽しい。日本語も機械翻訳ではなく、前作同様ハチノヨンの皆さんが行ってくれています。ありがとうございます。
戦闘システムの根幹は前作と同様なので馴染みがある方は違和感なく入っていけるかと思います。新要素の魔陣(魔法陣)の使い勝手も良く、従来通りの通常攻撃、特殊攻撃と合わせて戦況に応じて使い分けていく形式です。武器種は現時点で5種。それぞれにアンロック可能な態もあるので既に相当量の組み合わせが存在します。ここがHadesの妙。武器の特性と神々の功徳次第で全く使えないと思っていた強化が急に化ける事も多く、最適なビルド探しを楽しめればいつまでも周回していけそうです。前作同様一度地下をクリアすれば難度を加えていくあの仕様も健在です。
敵が固すぎる、武器のバランスが悪いと言うレビューも見受けられますが、今のところ固すぎて倒せなかった、と言う敵には出会っていません。単純に強化不足か、ビルドが合っていない、無理攻めをしている、立ち回りが覚束ない、などが原因ではないでしょうか。余談ですが私の地下最速記録は双剣ですし、松明でも問題なくクリア出来ています。
ボスも歯ごたえがあり良いです。個人的には地下2層のボスがかなりキャラが立っていてお気に入り。きちんとBGMと各パート担当がリンクしているのも演出が細かくて良です。3層は前作プレイ済みなら初見時によもや!?となりますし、最下層のクロノスはかなりの強さ。きちんと倒せる調整になっているので攻略にも力が入ります。
ボイスアクター(声優)陣も実力派ばかり。前作から引き続き登場しているキャラクターは全て同じ声優さんです(クレジットで確認済み)。特にLogan Cunningham氏の多彩ぶりにビックリする事請け合いなので興味のある方は是非覗いてみてください。「えっ、あの声とこの声同じ人なの!?」となります。
ゲーム全体のボリュームは既にかなり多め。既にバージョン0.9なのでほとんど出来ていると言って良いと思います。今後の追加は地上部の続きと一部キャラクターの立ちグラフィック及び会話時の立ち絵などでしょうか。地下パートだけでも前作に相当する量なので、そこに地上が加わる事で、最終的に今作はほぼ2倍のボリュームになると思われます。今ならまだ開発中の地上パートでキャラクターのラフ画像なんかも見れたりしますので、今後のアップデートを待ちつつも今しかない仕様を楽しむのも一興。地上部の現時点でのラストは、陽キャパリピなあのキャラですがエグイ強さでした。クロノスより強いのでは(笑)。
総じて高いゲーム性、やり込み要素、魅力的なストーリーとキャラクター達、BGMも良く、日本語ローカライズも完備、値段もお手頃、とかなりオススメ出来るゲームに仕上がっていると思います。パッと見た感じはインディーゲーム感があると思いますが、美麗なグラフィックが良いゲームの必要条件ではない、と言う好例ではないでしょうか。
超オススメ!