Godless
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Give humankind a taste of your wrath in Godless — a roguelike strategy auto battler. As the sole surviving god in the war against mortals, you will lead your loyal followers and rain destruction upon the world!
All of the gods have been slain… except you. Amass power and use it to smite humankind, conquering one continent after another in turn-based battles. With each victory, you’ll grow stronger as you gain powerful skills and learn how to outmaneuver your crafty foes.
But remember – you are a god, not a puppet master. Once summoned, your servants will act on their own for the benefit of your crusade. Consider their behaviors, grant them appropriate blessings, and transform the landscape to ensure that no mortal hero can hinder your divine plans.
- Mix of auto battler and roguelike mechanics
- Indirect control — all units act on their own
- Tactical approach to terraforming and placing units
- Crazy synergies to fuel your godlike builds
- High replayability — with ever-changing landscapes, no two battles are ever the same
- Tons of unlockable items that change your playstyle
Steam User 21
アホな子を見守る親の気持ちでプレイするゲーム。
本作はローグライト式の自動戦闘ストラテジーだ。
ゲームの流れは
①戦場に進む
②戦場で神殿を任意のヘクスに配置する(敵は表示済み)
③ターン開始
④マナを使って行動する(ユニット召喚やタイル召喚)
⑤ターン終了
⑥味方→敵の順でユニットが自動的に動く(左Ctrlキーでユニットの移動先が事前確認できる)
となり、戦闘が始まると③~⑥を繰り返し、こちらの神殿が破壊されるか敵を全滅させるかで戦闘が終了する。
細かく説明していこう。
①は地図が表示されるのでそこを選ぶ感じだ。複数のマップがあるわけではなく一本道。戦場と戦場の間にはショップなどがあり、各種通貨を使用することができる。
②はヘクスタイプのSRPG形式となっていて神殿を好きな場所に配置できる。神殿にはHPが設定されていて敵の攻撃を受けて0になるとゲームオーバーだ(ステージクリアしても回復しない)。この時点で敵は表示されているので基本的に敵から離れたところに設置するのが良いだろう。侵入すると毒ダメージを受けたり、動きが束縛されるヘクスもあるのでそこへ敵が侵入するような配置にすると尚いいはずだ。
③の時点でマナが「1」自動回復する。上限は「3」だ。
④マナを使ってユニット召喚やタイル召喚を行う。マナコストは1~3。ユニット召喚は神殿と同じように好きな場所に配置することができ、ターン終了と同時に即座に動いてくれる。ただし移動先や攻撃相手の命令はできず、お任せ戦闘である。思考ルーチンとしては恐らく最も近い敵を目指して移動するので移動先に毒の沼地があろうと突き進む。毒の沼地で3ダメージ受けることになって残りHPが3以下であろうとも、だ。タイル召喚についてはユニットと同様に好きな場所に配置することができ、そこにユニットがいると攻撃力が上がったりといった恩恵が受けられる。発動タイミングはターン終了時なので一つのヘクスにタイルとユニットを召喚すればターン終了と同時に召喚されたユニットはタイルのプラス効果を受けて移動をするという仕組みだ。なおユニットについては「HP」「攻撃力」「スキル」の3つだけでよくあるカード系と同じ。
⑤はこれ以上やることがないと思ったらターン終了を押す。自動ではなく手動。キーボードにも対応している。
⑥は見ているだけだ。戦闘速度はデフォルトが確か100%で最大300%まで変更できるが、「思考」→「行動」の流れの中であくまで早くなるのは「行動」だけであって「思考」時間は短くならないため、そんなに早くなった実感は得られにくい。
これをお互いやられるまで繰り返すのが1戦の全体の流れだ。クリア出来れば次の戦場へ行き、やがてボスとの戦いとなる。負けると最初からやり直しで進行状況に応じて永続強化の通貨が手に入り、タイトル画面のアップグレードから永続強化が図れる。
現状の不満点としては
・「思考」速度の遅さ
・日本語翻訳の硬さ
の2点だ。
1点目は単純にテンポが遅く、ストレス。
2点目はスキルの説明が曖昧で効果が分かりにくい。実際に使ってみればわかるものも多いが確認の一手はどうしても無駄な一手になりがちで、その一手が大きいゲームであるため「読めば効果が一目瞭然」の翻訳精度にしてほしいものである。
なお2回目からのプレイでは難易度変更ができるようになっていて遊び方に幅が出る。
ゲームバランスはSRPGのように寄り道が一切できないので常に全力で戦うガチンコバトルだ。レベル上げ、素材集めなんて甘えは許されない。StS系をストラテジーにしたようなものと考えると比較的イメージしやすいだろう。なので稼げる場所でレベルを上げて圧倒的な力を叩きつけるようなやり方はできず、常に思考しながら最善手で勝利を導く系のまさにストラテジーのジャンルそのもののゲーム性である。
「あぁ、これ自分が好きそうなやつだ」と感じたなら買ってみてはいかがだろう。
<当日追記>
何度か繰り返してプレイしているがやはり説明の分かりにくさがネックだ。戦闘において読み間違いや戦略ミスで負けるなら「自分のせい」で納得できるのだが説明の分かりにくさが原因で負けるとただの不条理感しかない。
繰り返しプレイも中毒性が弱く、何度も繰り返し遊びたくなる魅力はやや欠ける。永続アップデート周りも1段階強化に必要な通貨が多く、それでいて1段階の上昇量が微量なのでプレイに変化が乏しく、立ち回りを変化させることでゲーム攻略の研究を学べるとはいえ、同じような進度で足踏みばかりさせられると単純にエンターテインメントとして娯楽性の弱さは否応なく感じる。
アーリーアクセス初期なので仕方がないとはいえ、バランスはちょっと悪め。シビアなのが悪いとは言わないが、「悔しい、もう一度挑戦しよう」という中毒性の伴わないシビアさはただのゲームデザインの欠陥である。
<翌日追記>
やればやるほどバランスの悪さが気になってくる。
まずリアルラックに依存する部分が大きく、出だしで躓きかねないぐらい影響がでかい。
開幕時はデッキにセットする3枚のカードを3種類の中から選ぶのを3回繰り返すのだが、ここで火力の出るユニットが来ないと最初のボスが倒せない。
次に戦場での初期の神殿配置についてだ。戦闘はWAVE1~WAVE3まで続いてそれぞれのWAVEでは敵が2体登場する仕様となっている。WAVE1は神殿配置時に敵の位置が表示されているので神殿がダメージを受けないためには敵と神殿を遠ざければいいのだが、WAVE2からはランダムの位置に湧くので神殿から1マス離れたところに湧くこともある。それも度々。で、WAVE1の段階で離れている敵を倒すために味方も神殿から離れた位置に召喚するわけだが、WAVE2で神殿付近に出てくると味方の帰還が普通に間に合わず神殿が殴られ放題だ。1ターン1マスしか動けないので神殿まで5マス離れていれば5ターンかかる(味方を神殿付近に単体召喚しても敵はもとより固く、倒すのに時間がかかるので神殿の被害回避という抜本的な解決にはならない)。神殿の初期HPは50なのだが最初のマップから7ダメージ与える敵が登場するのでそんな敵が1ターンで神殿に攻撃できる位置にいるとそれだけでもうどうにもならない運ゲー感。タイマンで倒そうとしても3,4ターンはかかるので仮に4ターンかかる場合はそのシーンだけで28ダメージを受ける。一応味方をワープさせるスキルもあるがコストがでかすぎる上にそもそも手に入らないこともあるのでバランスが悪すぎ。
極めつけは最初のボスが攻撃時に問答無用で神殿に6ダメージのロングレンジアタックをかまし、倒すまでに5ターン以上はかかって当たり前の硬さなので5ターン目に倒せたとしてもそれまでに6ダメージ×4ターンの24ダメージを受けることになるため、ボス前の段階で神殿をぼこられていると最初のボスにすら勝てない有様だ。じゃあ神殿が攻撃を受けないように召喚ユニットをあらかじめ神殿の近くに配置すればいいと思うかもしれないが、召喚後は勝手に敵のほうに向かうのでそれは意味がない。召喚せずに敵が来るのを待つというのならそもそも敵と神殿の距離を離す意味がないし、敵が近づくまでこちらが何もしない、というのはゲームテンポが著しく損なわれるのでプレイヤーが積極的に取りたい手段ではない。
ちなみにそのやりくりをすることになる初期の3枚の手札がいまいちでやり直したい場合はわざと死ぬしかない狂った仕様だ。戦闘中に中断してプレイを放棄することもできるが放棄でやめると初期の3枚×3択が変わっておらず実は固定であることが判明した。なのでどんなにゴミのような手札でも手動でプレイして負けないと初期の選択内容が変わらないというどうしようもない仕様だ。
うーん、なんだかプレイしているのが馬鹿馬鹿しくなってきたぞ。完全にやっていることはテスターである。何が悲しくて商品を買ったこちらがテスターにならなければならないのか。難易度バランスもゲームバランスもゲームデザインも到底見れたものではないので当分寝かすのが良さそうだ。現時点では間違いなく駄作の類。