Fobia – St. Dinfna Hotel
著者はまだあなたの言語で説明を提供していません。
Treze Trilhas is home to the St. Dinfina Hotel, a decadent site that is the subject of numerous rumors including mysterious disappearances and paranormal activity. Hoping to break the story, amateur journalist Roberto Leite Lopes travels to Santa Catarina following a tip from his friend Stephanie.
His investigative skills will be needed not only to uncover the truth but to survive when reality is turned upside down with his discovery of a camera that reveals different timelines, a fanatical cult, human experiments, and apparitions roaming the halls. Solve puzzles and scavenge for anything to stop their hunt as the past, present and future collide.
Key Features
•Explore a Grand Hotel – The Unreal Engine brings terrifyingly realistic visuals to this first-person horror experience.
•Survive the Horrors – Scavenge for supplies while you run, hide, or fight the monsters that stalk the corridors.
•Unravel the Mystery – Worlds collide in a twisting narrative full of puzzles and conspiracies.
•Look to the past and the future – Interact with different timelines using an enigmatic camera that connects parallel realities to uncover the many secrets hidden in the walls of the hotel.
Steam User 3
ブラジル産ごった煮ホラーゲーム
正直、他人におすすめできるかと言えばあまりできないが、
目立ったバグなどはなかったし、それなりにやり込んだのでオススメにしておく。
総評
一言で言えば、
『バイオレントヒルトラスト .feat F.E.A.R. ~SF風味を添えて~』であり、
開発がインスパイアするホラーゲームの要素をごった煮にしたサバイバルホラー。
ゾンビっぽい何かとか、タイラントっぽい何かとか、地下研究所を始めとして、
理由は説明されないが血と肉に侵食された崩れかけのホテルとか、
特定の位置で異なる時代が見える暗視カメラとか、
アルマママを彷彿とさせるサイキック少女とか、
果ては未来的タイムリープ技術まで出てきてもう闇鍋感がすごい。
まるでサマータイムレンダのホラーゲーム版みたいなコンセプトだあ...
似たようなコンセプトに「Nightmare of Decay」があるのだが、
ケレン味なしでバキバキにインスパイアしていくあちらと比べると、
名店の味を再現してる割に、店主が妙なところでこだわりを見せるせいで、
「そういうのじゃないんだよ」感が結構強くなってしまった店のような感じがする。
ゲーム開発のスタンスとしてはこちらの方が正解だとは思うんだけどね...
以下にプレイしてて気になった箇所を挙げておく。
気になったところ
・初回プレイの進行テンポがかなり悪い
鍵を探す→進行に必要なキーアイテムを拾う→そのアイテムでまた鍵を手に入れる
みたいな典型的バイオ形式のゲームにありがちではあるが、
キーアイテムを使う箇所が複数あったり、忘れた頃に手に入ったり、
一緒に番号を入力する必要があったり、いざ開けたら進行に必要ないアイテムだったりで、
どこに何の鍵がかかっていたのかをメモしておかないと、
初回プレイが非常にスローテンポになってダレる。
わしは初回で15時間くらいかかりました。
・アイテムがわかりづらい
一応フラッシュライトはあるのだが、頻繁にチラつくのに加え、
総じてホテル内は暗めなため、アイテムを見落としやすい。
また、演出でホテル内が一瞬暗転することがあり、見落としに拍車をかけている。
拾えるアイテムにカーソルを合わせるとカーソルが変化するのだが、
一部がバグで変化しないことがあったり、変化しても気づかなかったり、
入っている箱が深くて反応しなかったりで、アイテムを見落とすことがしばしば。
アイテムに近づくか、カーソルを合わせた時にハイライトしても良かったのでは。
・エレベーターが遅い
特に謎解きに慣れていない初回プレイでは
ホテル各階を行き来することになると思うのだが、
各階にはエレベーターでないと行けないくせに案外遅いので、
プレイ時間の1/3はエレベーターに乗ってるんじゃねえかと思うくらい
エレベーターに乗ることになる。
セーブとアイテム管理のために3階か5階に足繁く通うことになるのは非常にダルい。
序盤で道が崩れる5階西側、お前のことやぞ。
・アイテムボックスとセーブポイントのバランスが悪い
何故かセーブポイントとアイテムボックスが同じ場所にないことが多い上、
話が進むと崩落などでマップの構造が若干変わるため、
アイテムボックスの場所を把握していないと、
アイテムボックス探しに奔走することがある。
その割に終盤の地下研究所では、
それはもう頻繁にセーブポイントとアイテムボックスが出てくる。
ホテルにももっとセーブポイントとアイテムボックスを置いてくれ。
・1作でちゃんと終わらない
「未来がわかっている状態に自由意志はあるのか?」をテーマにしているせいか、
1作で原因・理由などが全て語られず、後に謎を残すスタイルなため、結構消化不良。
スッキリ終われるホラーゲームを求めているならおすすめはできない。
ブラッシュアップされればわりと楽しめる作品にはなると思うので、
出るのかどうかはわからんけれど、FOBIA2が出るならこの辺が改善されてると嬉しい。
Steam User 2
バイオハザードリスペクトfromブラジル。
呪われたホテルでアイテムインベントリやパズルとにらめっこしつつ、時々襲い来るクリーチャーと戦いながら事件の真相を追う。
脅威のダウンロードサイズ3.8GB(ダウンロードされた後も3.8GB!!)。しかしながら、ゲームはしっかりサバイバルホラーゲーになっていて、クリア後にはタイムや収集アイテムでランク評価され、ニューゲーム+もあるなど、ファイルサイズの割にちゃんとしている。ただ、戦闘よりもパズルや探索が多く、8階構造のホテルを東奔西走し続けるので途中の恐怖演出があまり効果的で無い感じを受けた。このあたりはまだまだ本家に及ばない。デフォルトでは一人称画面が揺れまくり3D酔いしやすいので、オプション→アクセシビリティから「手ぶれ」をオフにすることを推奨。(CAMERA SHAKEの直訳で「手ぶれ」になっており見つけにくい)
サバイバルホラーが好きで、戦闘より探索/謎解きを好む人には特におすすめ。