Energy Hook
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Energy Hook athletes use their jury-rigged gravity beams to perform death-defying stunts. Fall great distances and use your momentum to launch yourself to dizzying heights! Run on walls, and perform loops, spins, and aerial tricks! Energy Hook challenges you to chain together sequence of tricks, wall-runs, and stylish moves for massive scores hurtle through time challenges by using tricks to gain speed and seek out collectibles hidden throughout the levels. Much like a graphic novel might have different chapters by different artists, Energy Hook showcases the work of several different artists: the organic floating islands of Keegan O'Rourke the dystopian future city of Killst4r the soft, pastel colored buildings of Paul Whitehead and the virtual realities of Antonio Revard. Energy Hook is a challenging game that requires a great deal of finesse and practice to master! Do you have what it takes?
Steam User 10
「(企画)逝ったかと思ったよ」
「とんでもねえ。(発売を)待ってたんだ」
皆さんは「スパイダーマン2」というゲームをご存知だろうか?2005年に発売されたPS2のゲームである。知ってる?結構。ではますます好きになりますよ。
このゲーム、ナニが素晴らしいかってビルの間を飛び回るスパイディ・アクションであり、ハイスピードで慣れが必要な代わりに使いこなすとものっそい爽快なアクションが可能なのである。飛び回る舞台も実在のマンハッタンのオープンワールド式であり、当時オープンワールドで世間を沸かせていたGTAと比べても遜色ない出来だった。
この方向で進化していけばおそらくはこの「スパイダーマン」シリーズはバットマンのアーカムシリーズと並びアメコミ二大神ゲーシリーズとして歴史に名を残すことになっただろう。
……で、現在。当時から10年以上経った今、スパイダーマンシリーズが歴史に名を残したかというと…じぇーんじぇんそんなこと無いのである。
何故か?簡単だ。このシリーズ、2以降どんどん目に見えて劣化していったのである。
「スパイダーマン3」では初心者向けになったのか、ウェブスイングがやけにもっさりとし出し、戦闘もフリーフロー方式やQTEの導入により、自由度が大幅に狭まった。
リブート第一作である「アメイジング・スパイダーマン」ではグラフィックこそ劇的に向上したものの、やたら高低差が激しくいまいち爽快感に欠けるスイングにQTE地獄など、やはり2005年の再来とはならなかった。ストーリーは良かったんだけどね。
「アメイジング・スパイダーマン2」は…、お察しください。
まあ何が言いたいかというと、スパイダーマン2は神ゲーだということである。ぶっちゃけその一言が言いたいためだけにEnergy Hookのレビューを書いてるようなもんだ。
さっきからおい全然Energy Hookの話になんねえじゃねーか!とお思いの方、大丈夫、こっからが本番だ。
本作は、その「スパイダーマン2」の精神的後継作とも言える作品で、なんと開発陣がスパイダーマン2のスタッフという気合の入れようである。ストアページにある *Spider-Man 2* の文字に疑問を抱いた方は多いと思うが、要は「スパイダーマン2がすげーから俺達なりにリメイクするぜ!ヒャッハー!」ということである。
当然ながらウェブスイングや壁走りなど、スパイダーマン2のあのアクションを遺憾なく再現しており(さすがに操作方法はだいぶ変わったけど…)、これらのアクションが織りなす凄まじいまでのスピード感は他の追随を許さない、実に爽快な仕上がりである。精神的後継作と銘打ってる分、ウェブスイングの爽快感にかけてはスパイダーマン2を上回っていると言っても過言ではない。ただ、壁ジャンプが再現されてないのは残念だった。あれがないとビル群を飛び回る時の選択肢が減っちゃうんだよね。
プレイヤーは6つあるステージ上の様々なチャレンジをクリアすることで、新しいステージや装備のアップグレードをアンロックしていくのだ。ちなみに未だ実装されていない物もあり、タッチしたのに全然反応がないな―と思ったら多分これだ。最終ステージに多くある。
スパイダーマン2がベースのため、操作難度はかなり高く、慣れるまでに苦労するが、それだけに使いこなした時の爽快感は格別だ。
ただまあ、オープンワールド式ではなくステージ式なので1ステージはスパイダーマン2に比べると小さく、装備をMAXまでアップグレードしていると最終ステージですら手狭に感じる。こればっかりはアップデートに期待と言ったところか。具体的には追加マップとかお願いします!
気になった人は買ってみよう。病み付きになる操作感を体験できるはずだ。
でもってこのウェブアクションに興味を持ったらスパイダーマン2も買おう。街を飛び回るだけじゃなく、多彩な攻撃で悪人たちをボコボコにするのも楽しいぞ!というか買え!買うんだ!(狂信者の目)