Endless Space 2
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Endless Space 2 is a Strategic Space Opera set in a mysterious universe. Your story unfolds in a galaxy that was first colonized by God-like beings known as the “Endless”, who rose and fell eons ago. All that remains of them are mystical ruins, powerful artifacts, and a strange, near-magical substance known as Dust. Endless Space 2 takes the classic “one more turn” formula to new heights. You will explore mysterious star systems, discover the secrets of ancient races, build colonies on distant planets, exploit trade routes, develop advanced technologies of unthinkable power; and, of course encounter new life forms to understand, to court or to conquer.
Steam User 216
自由性の高い研究キューに洗練されたUI。傑作SFストラテジーEndless Spaceの最新作です。
前作同様のSFチックでオシャレな雰囲気がいいですね。UIが整っていて画面が綺麗です。
各勢力の作り込みに力が入っていて、OP・EDムービー、曲、クエスト、艦船モデルがそれぞれが専用に用意されていました。
civilizationシリーズと比べるとタイル制が廃止され、軍事や外交より内政・探索要素が強くなったと思います。
戦闘は種族ごとにおよそ5種類ある艦船を指揮ポイントの制限内で艦隊を編成し、各艦船に研究した武装や装甲のモジュールを装備させて戦います。武器は高火力高リスクの実弾兵器と安定性のエネルギー兵器の弾種と近・中・遠の有効距離で区別化されており、偏りすぎると敵AIが対策を講じてきます。
内政は惑星を1~5つ抱えた星系が1つの都市となり、星系ごとに設備や艦船の建設を行います。施設が人口一人ごとに○○を+1するといった内容が多いため、人口が多いほど国力も大きいです。小国かつ強国は不可能です。
研究は①装備モジュール②工業と商業③科学と惑星への入植技術④政治と艦船の四つのツリーがそれぞれ独立しており、一部のツリーを進めなくてもクリアできます。研究するほど他の研究コストが増大するため絞って研究するのが大切です。
システム面以外のストーリーも魅力的で、何か変な事があればほぼエンドレスのせいだったり、ヒーローの来歴を見ていると人それぞれ個性があり非常に面白いです。
日本語化作業は2018/05/27現在97%翻訳済で、直接プレイする部分の翻訳は完了しています。日本語化ファイルのURLを記載しておきます。
Endless Space 2 日本語化
2022/01/30 日本語化ファイルのリンク先更新
Steam User 66
日本語化可能。
前作が好きだった人は買い。
(9/14追記)
PC環境によって起動時にゲームがクラッシュする現象が多発してる模様。
以下の記事が参考になるかも。
私の環境でも発生し、コーデックのアップデートでは改善せず。
起動オプションに -novideo 追加で無事起動するようになりました。
Steam User 40
●自作MOD●
▼選挙廃止 & Active Low Slot 制限解除 & 同時実行できる政策数100個 & DLC1~Update9含む全ての政策選択可(※尚:敬意必須なヒッショー政策を他勢力で実行することはできません)
最終更新 : 2020/07/07
▼レア惑星へテラフォームできるようになるMOD (全勢力対象)
最終更新 : 2020/06/03
▼レア惑星へテラフォームできるようにします(プレイヤー限定、リンク先の説明必読)
▼プレイヤー限定で、武器射程変更したり特定Trait付与したり技術解除したりします
▼建物とModuleの新規追加
バニラ上書きではなくて新規追加。
アカデミー大使館を追加建設できるから、建設数次第ではヒーローを頻繁に貰えます。
▼最短5ターンでホレイショ完全体になれます
当初はホレイショ限定だったけど今は勢力問わずに実行できます
▼Vaulter勢力の開始地点を居住可能星系に変更します
▼UEのクエスト星系を変更します (詳細はリンク先参照)
▼アンフォールンの……同上
▼ヴォジャニの……同上
▼クレイバーと同盟組めたり、クレイバー選択時に小規模勢力を平和的併合できるようにします
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▼新規さんへ
このゲームはメモリー爆食いです。
最低動作環境や推奨動作環境のメモリー量では各種バグ発生します。
メモリー必要十分以上あっても結局バグりますけど、発生率を抑えることができます。
物理メモリー増設できない場合は仮想メモリーを増やしましょう。
Windows10の場合、【システムの詳細設定】→【パフォーマンス】→【詳細設定】→【仮想メモリ】→【変更】→【カスタムサイズ】→初期サイズ4000くらい、最大サイズ8000くらい→設定押下、適用押下、OK押下
▼バグ
・星系に配置した艦隊が見えなくなる。
セーブ&ロードで直らなかったらクライアント再起動
・星系に配置した艦隊を選択できなくなる
セーブ&ロードじゃ直らずクライアント再起動しかない
・ターンが終わらないバグ。
英語だと "Turn Frozen Bug"。
数年前にhotfixで直ったと宣言したようだけど直ってない。
・セーブできなくなるバグ
セーブしようとすると "Loading..."のままになる
直前のデータ読み込んでもバグ発生ターンになるとセーブできなくなる。
Steam Offline Mode でプレイしていると発生しないような気がする
・ボジャニを選択し方舟含む艦隊にヒーローを置いたまま入植すると、ヒーローが星系へと配置されてしまう。
事前に艦隊から方舟を除外しておけば対処可能。
・アンフォールンを選択時、味方の星系にツタを拡げられないときがある。
「敵地にはツタを拡げられません」と言われるがココは敵地ではなく味方の星系。
・作りたての船がエンジン積んでるのに推進力ゼロになって動けないポンコツ船になってしまうことがある
※イベントによって推進力ゼロになるのとは違う話し
Steam User 94
一言で表すなら、良くも悪くもendless spaceだと思った
前作が合わなかった人は買わないほうがいいです、それくらいゲーム性に違いがありません。
でも前作と比べグラフィックがきれい、洗練されたUIといいところもあります。
なんといってもこのゲームのすばらしさは敷居の低さで、作業が少なくしかもターン制というすばらしいシステムです。stellarisとか惑星が多く、やること多いし長いでそれはもう・・・・それがいいんですけどね。
ゲーム内容は現段階で使えるキャラが4キャラ、Craver Sophonが前作から引き続き登場します。予定ではあと4キャラ追加ですかね。
一番気を付けてほしいことはこのゲームは早期アクセスということ、なので研究テクノロジーが未完成です。
今作はツリー方式ではなくera(時代)という特別な方法がとられてます。公式によるとera5まで導入予定だそうですが現時点ではera3までです。しかもめんどくさいことに上位互換のテクノロジーを取るためには前の時代の技術を10個取得しなければならないといった制約があり、このせいか軍事一択で技術網羅ができなくなりました。少し戦略の幅が狭まった気がします。
この点を踏まえるとゲームは未完成で無利をして今買う必要はなくどうしても今欲しい人以外は完成まで待ちましょう。
え、パブリッシャーがあのSEGAだけど大丈夫?
知りません。
あと言語ですが英語です。あきらめてください。前作も日本語化にこぎつけるまで苦労した様子なので早い段階での日本語化は望み薄です。深い内容を除けば根気で読めます、というか読め。
まだ2時間程度しか触っていないのでもっと知りたい人は、公式フォーラムを拝見するといいかもしれません。
プレイヤーキャラではないのですがあのHisshoが日本テイストな侍の恰好をした姿を拝むことができますよ。
Steam User 16
現在のAwakening拡張までの全てのSteam実績を解除したので、とりあえず。
洗練されたUIは他のゲームよりも圧倒的に優れている。Civ好きな人ならオススメである。
長所短所は散々他の皆さんが書いているので、小ネタや、困りがちな事、効率関連について触れる。
なんか勝てないなーって人は参考にするといいかもしれない。
やりこんでる人なら、大半が知っている事ばかりだと思う。
【勝利を目指すなら】
・速攻でのゲーム勝利を目指す場合は、Supremacy(全首都制圧)が最も早い。
⇒科学勝利や経済勝利で60~80ターン勝利を切るのは、相当の手際の良さが必要。
・Supremacy勝利を目指す場合、敵首都は【惑星破壊】しても構わない。ただし首都保有数で相手に負けない事。
⇒私は一時期Obliteratorで熱核攻撃を連射してマルチに勝利し、総スカンを浴びた。最新パッチでは弱体化されている。
・システム開発に頼るより、良い立地を確保して人口を増やす事で内政を強化しよう。
⇒何故なら、システム開発にターンを割きすぎると軍事面が強化できずに、あちこちから喧嘩を売られる為。
・白兵戦に強い種族(Vodyani/Vaulters/Craversなど)と、艦隊戦に強い種族(Sophon/UnitedEmpireなど)を把握しておこう。
⇒白兵戦に強い種族は地上侵略、艦隊戦に強い種族は軌道上包囲などで攻め落とすべし。
・軍事研究に一切振らずに勝利を目指すなら、土下座外交や貢物外交を躊躇ってはならない。
⇒平和主義や宗教主義の政党なら、そんなものは後からいくらでも取り返せるor稼げるため。
・ハッキングは、敵首都システムにバックドアを設置した後、もう一度ハックを仕掛ければ技術を盗むことが出来る。
【政党政治について】
・政党&政権の使い方を良く知らない人が多く感じられるが、使いこなさないとリソースを1つ無駄にしているに等しい。
・経済勝利するなら平和主義か宗教主義の政党へ変えよう。交易会社の利益等は経済勝利にカウントされない。
・政党はいくつかあるが、マトモに戦争と内政を両立するなら、軍事主義が最も弱く、工業主義or宗教主義が最も強い。
・拡張勝利を目指す場合は、共和制(Republic)にしないと保有惑星上限数が足りない!
⇒通常プレイでも拡張しすぎると不満が大きくなって内政が破綻する。テクノロジーだけでは上限数拡張は不足する。
・種族によってメインの政党は決まっている。政党人口を上手くコントロールして強い政党に固定しよう。
・Craversだけは専制政治(Autocracy)なので、政治形式を変更できない。
【種族のアレコレ】
・種族クエストは他が真似できない固有のボーナスがある為、達成可能ならばどんどん達成していこう。
⇒運悪く無茶振りされる場合や、自己のオーダーの方が効率が良い場合は無視していい。
・最もバランスが取れて平均的に強いのはUnitedEmpire。どの勝利でも目指す事が出来る。
・全種族中、Horatioは開始時点で最も弱い。ただし適切に遺伝子を集められれば最強になれる。
・Hisshoは戦闘に逃げたりすると敬意(Keii)が-10される。何に対しても勝利or死だ!
・UnfallenとUmbral Choirは、種族特徴で平和的譲渡(文化侵略)に対して無敵。
・VaultersやLumerisは海賊を利用する事に長けている。意識して仲良くしよう。
・実はRiftbornはロボットなので人口維持にFoodを必要としない。Riftborn人口のみで惑星を固めると……?
・Riftbornは、過酷な環境の惑星を最大限に活用できる。ペナルティをほとんど受けない。
・Craversの種族特性Slave Driverは、各惑星に1人Craversが居れば発動する。逆に2人以上はデメリットになる。
(惑星があっという間に枯渇してしまうので、逐次Manpowerに変えたり最前線へ出荷してしまおう)
【実績狙いプレイ時の注意点】
・Steam実績を解除したいなら、目指している実績が実装された拡張より後の拡張パックは一旦OFF推奨。
(特に内政をひっくり返される可能性を生む、ハッキングがあるPenumbra拡張)
・ゲームのターン数と、AIの人数、銀河の広さを大きくすればするほど、PCのスペック不足が顕著になる。
(A.I. 10人との200ターン超のゲームは死ぬほど重くなり、ターンエンド出来ない可能性もある)
Steam User 25
☆3つ中の☆☆ Super Quality(素晴らしく上質)
探検・開発・拡張・戦闘の4つをターンベースで行う、いわゆるCivilizationタイプの4Xシミュレーションゲーム。
一癖も二癖もある種族の中から一つを選び、種族の繁栄を目指して他勢力と戦争、あるいは調和の道を探す。
発売が2017年5月というかなり新しい作品であり、数年に一度のレベルでしか「大作」がリリースされないこのジャンルにおいては、まず最先端といっていい位置づけにある。
それを反映して、このゲームは美しいグラフィックや直感的でわかりやすいUI配置、煩雑になりすぎない程度の利便性をもったユニット管理や植民性単位での生産委任など、プレイヤーの負荷を減らすための現代的かつ改良されたシステムを持っている。
また、ゲーム内の設定ファイルの多くはxmlで保存されており、Mod編集の心得がある人間ならば自分でゲームのバランスを調整することは容易く、若干大ざっぱに遊びたいプレイヤーにも優しい。SteamworkShopにも対応しており、バランス調整やユニット追加などのModも豊富にリリースされている。
2018年8月には前作EndlessSpace1に登場した種族Hisshoのプレイアブル化などがメインに据えられたDLCも販売されている。
そのほか、一部の人には重要な事として、かなり高精度の日本語化Modが出ていることも付け加えておきたい。
拡張・探検
プレイヤーは広大な宇宙の一角に母星を持つ種族の一つを選び、勢力を発展させていくのが目的となる。
最初は母星一つから、やがては隣の惑星へ。そして時が来たら別の場所に植民し、時には少数勢力の所有する星系を融和させたり、敵対勢力の惑星を奪い取るという手段も出てくる。しかし、星はブリザードに覆われた極地や、マグマが吹き出す溶岩惑星、全てが海洋に覆われていたり、あるいは地球のように完璧な調和を持つ居住に適した惑星であったりと、それぞれがユニークな性質を持つが、居住に適していない星ほど(おそらくはSF的な技術によって産業利用な可能な資源が山ほど眠っているなどという意味によって)なんらかの分野発展にボーナスを持っている。また、軍事や先進的な産業施設に必要な稀少資源や、きわめて交易価値の高い贅沢品を産出するといった星もあり、ただ保有する星系を増やすだけでは不十分という、没入感とゲーム性を高める役割を果たしている。
この段階で重要なのが、探査船を前もって送り込むことである。
探査用のプローブを持った足の速い探査船は、母星から離れた星系まで足を運び、その惑星の地下にどのような資源が眠っているかを探し出したり、物資を獲得して母星のストックを増やしたり……時にはEndlessと呼ばれる先史時代の文明の遺跡を発見し、強力な兵器や独自の生産施設を獲得し、種族の勝利や経済に対して非常に大きな貢献を果たす。
ただし、近代以前にとって石油が単なる臭い水だったように、高度な軍事資源を使いこなすには事前の研究開発が必要であり、序盤の探索だけで最強の兵器が手に入ることはない。
しかし、これは筆者が実際にプレイして経験したことだが、こうした探索と軍事分野の研究に特化したのち、平和条約を結んでいない勢力(国境を境に領土紛争が年がら年中起こっているようなこともある)の星系まで足を伸ばしては地下資源や未発見の遺跡を荒らし回ってレアアースや先文明の兵器を発掘・生産すれば、コマンダーの旗艦一隻で敵の艦隊を全滅させるような浪漫溢れる展開なども演出できたりする。お菓子の小屋から出てきた騎士で蛮族を蹂躙するようなものだと言えばわかりやすいが、それぐらいこのゲームの探索には結構なうまみがあるという話。
なお、星系を野放図に拡大して生産拠点を増やすやりかたが強いのは誰でもわかることだが、こうしたやり方は所持星系が増えるごとに種族全体の不満度が高まるというよくある手法で抑制されているため、植民する惑星はそれなりに絞ることになる。
産業
産業は主に4つの資源によってコントロールされる。
種族の人口を増やすFood。工業的な生産力を示すIndustry。このゲームの宇宙にみなぎり、貴重な通貨として扱われるDust。そして新しい技術を開発するためのScience。
このFIDSと呼ばれる4つの資源は各星系から産出され、技術開発によって新しく生み出された改善施設や、あるいは種族全体の行動指針を定める法律によって上下するほか、銀河全体に流通経路を作る交易会社の働きによってそれぞれの勢力を発展させる。当然、いずれかの資源がどれか一つでも足りなければ文明の発展にはなにかしらの形でストップがかかるため、種族の中で生産性を高めていくのはゲームに勝利するための重要な指針となる。
ちなみにFIDS以外には「政治的影響力」という特殊なポイントがあり、これは少数勢力やメイン勢力といった相手との外交交渉や、帝国内の法律制定といった政治的やり取りに消費される。Civで言うと文化。この影響力が大きいと、小さい国に対しては自動的に圧力がかかり、軍事的には弱い勢力でも国際的な立場では(金回りや資源量も加味して)めちゃくちゃ発言力がでかいというような面白い事態が起こる。
というかこのゲームの政治はCivよりかなり柔軟というか、どんな頑固な元敵対国でも、目がくらむような大金や稀少資源の山を交渉のテーブルに出されると、遺恨を忘れてお友達になってくれるというなめちゃくちゃ即物的な面があるため、経済・産業面で強ければ、それだけで宇宙全体の勢力バランスを動かせる、ひじょーーーにいやらしいシステムになっている。
金は強い。
文明としての勝利とは
ゲームのゴール地点は明確で、「最も金(Dust)を生産する」「最も文化的」「最も科学的」「敵対勢力を全て滅ぼす」といったもの。
これらの中で説明が必要そうなものは正直一つもなさそうなのだが、実はこのうち「敵対勢力」という部分がゲームの大きな着眼点となっている。
ざっくり言えばこのゲーム、「同盟」の存在が圧倒的に強くフューチャーされている。具体的に言えば、外交メニューから交渉を行って同盟関係が成立すると、専用の「銀河同盟が発足した!」という絵が表示されるぐらい同盟の存在がアピールされている。そして同盟国は互いに「勝利条件を共有する」ため、早い話8つの文明のうち5文明が大同盟を結んだりしてしまえば、残る3文明を滅ぼした時点で同盟はゲームの勝利を達成するのである。スゴイ!7文明を滅ぼすのと3つ文明を滅ぼすのじゃ難易度も手間も圧倒的に違うのは誰でもわかる。
そのため、ゲーム中では下手に独立して戦争勝利を挑むよりも、金と資源と研究力をしこたま集めて近隣勢力とお金で友人関係を作り上げ、同盟のパワーで宇宙を席巻してしまうのが圧倒的に強い。かつてどんなにいがみ合ったライバルだろうと、そいつを後ろから刺したら他の友だちにリンチされるとわかってたら刺したくても刺せないのだ。金持ち喧嘩せず。
ちなみに同盟を組むと自動的に「ボリショイ銀河同盟(例)」だの「ポヨポヨスキ戦線(例)」といったスペースオペラ好きのハートをくすぐるかっこいい同盟名が自動的に生成されるなど、ほんとに同盟の強さとか重要性がフューチャーされている。
Civilizaionシリーズなんかは、宇宙船を建造し始めたら同盟国が突然核を打ち込んでくるのが当然の世界なので、こういう憎しみ合わないで済むゲーム性は非常にすばらしいと思う。だがガンジーは絶対許さねえ。
設計・戦闘
戦闘ユニットは意外とシンプルな下地。
まず技術開発によって船体が開発される。
種類は探索・植民船。それぞれ小・大サイズの攻撃艦・防御艦が2隻ずつ。後半から建造可能な超大型船体。種族によってある程度の特色はあれ、基本的なユニットはこの7つしかない。
しかし技術を開発することで艦船に搭載可能な装備品や装備スロットが増加し、その装備内容によってプレイヤー自らが艦の特性を定められるという非常にユニークなカスタマイズ方式を持っている。
たとえば近距離で猛威を発揮する実体砲を大量に搭載したコルベット艦で敵に対する肉薄攻撃を指示したり、大型の防御艦に友軍のシールドを増強する装置を大量に載せて支援艦にしたり、星系攻略用の兵員降下ポッドを搭載した強襲艦にしたりと、プレーンな船体にプレイヤーの望み通りの装備を載せて、自分だけの船や艦隊を作ることができる。超大型船限定のプラネットクラッカーもあるぞ!
船体は船体技術レベルが向上していくほど装備スロットが増えて質が向上するが、兵器技術を開発した場合は搭載した兵器や装甲の質が高まるほか、レアアースを消費して、高価だが汎用品よりも遙かに優れた性能を特製パーツを搭載することもできる。必然的にレアアースを採掘できる星の重要度が高まるため、戦争のしがいも出てくるだろう。
戦闘はリアルタイムだが、指示はほぼオートで下される。
マップ上でユニット同士に交戦命令が出されると、「突撃」や「回避主体」「遠方射撃中心」などの交戦方針を定め、あとは戦闘シーンを眺めるか、さっさとスキップして結果を見るだけとお手軽。
ただし兵器にはそれぞれ遠近の有効射程やシールドに対する効力といった特性があるほか、戦闘中に艦隊がオートで移動する経路上、どの距離での戦闘が一番頻度が高くなるかといった部分を考慮する余地があり、指示を誤れば脆弱な支援艦が一方的な攻撃に晒されて大損害を被ったり、高性能な大型攻撃艦が射程不足で性能をまったく発揮できなかったりと、極端な結果が出てしまうこともある。とはいえ、軍艦の設計は勢力ごとに「これが好き」っていう花型があったりするんで、そこをメタっていけばある程度有利には進めていける。
政治
若干フレーバー寄りの機能ではあるが、「帝国内の人種割合が政治に影響を及ぼす」というような非常にユニークなシステムが実装されている。
たとえば広い宇宙の中には戦争大好きで軍事派閥を積極的に支持する人種もいれば、平和的で科学を好む人種などもいる。
もちろん、ほとんどの場合は自分の種族が第一人口となる場合が多いが、移民イベントや少数民族の融和、あるいは敵対勢力の星系奪取などによって帝国内の人口密度が変化すると、それまで第一党だった党派が政府の(つまりプレイヤーの)支援なしでは最大議席を獲得できなくなり、「帝国全体の科学生産量を割合で増加させる」といった法案を通せなくなったり、星系単位で反乱を起こしたり、最悪の場合は別勢力に寝返ったりする。
そこまで反乱が深刻化することは稀だが、こうした要素は多民族国家にありがちな政治的混乱を上手く表現するフレーバーでありつつ、種族人口が一定数を超えると帝国に特別なボーナスをもたらすなど、政府にとって都合が良い民族だけ優遇を受けてたりするような絶妙なそれらしさを演出してくれたりする。
ただしデフォルトのバランスだと、「軍艦を作る度に軍事派閥の割合が増える」という効果がやたらと強く、大国へのカウンターとして防衛力を作ってるだけで政治が一変してしまうというリアルなんだかゲーム的なんだかよくわからん設定や、「永久に和平を結ぶことができない種族」と戦争して星系を奪取すると、軍事派閥大好きなそいつらが帝国内でも軍事派閥を支持しまくったりなど、ビミョーにやりづらい要素があったりする。一応Modで解決したりはできる。
総評
きわめて全方位に高水準な、「いま最先端の4X」という感じ。
探索パートがほぼほぼ手動で若干めんどくさいのがプレイのテンポを悪くしてるきらいはあるほか、勢力ごとのパワーバランスは結構めちゃくちゃだったりと難点はある。あとユニット移動アニメーションのスキップがないのはEndlessLegendからなんだけど、これも正直テンポが悪くてしんどい。
一方で、各勢力ごとのフレーバー・没入感に富んだシナリオはEndlessLegendほどではないが素晴らしく、多種族が入り乱れるスペースオペラに相応しい世界観を構築している。
自分自身、あまりスペースオペラというジャンルに食指は動かないというか実弾兵器至上主義みたいなゲームばっかりやってんのだが、4Xゲーとしての出来の良さ、”お作法”としてのSFらしさを十分に備えた本作は、大変楽しく遊ばせてもらっている。
拡張版なしでも十二分に遊べる楽しさなうえ、Amplitudeはセールでも常連。なにかの機会に安売りしていたら、是非手を出して欲しい一作だと思う。
Steam User 42
3日間FREEだったのでプレイしてみた感想としては、
「艦艇の設計を簡略化して、内政バランスをかなりシビアにしたRegional Power」
「萌え要素を皆無にした洋ゲー版シュヴァルツシルト」
…伝わるかなー。
伝わらない気がするので以下にざっくりと。
・銀河系(MAP)にはいくつもの星系が散らばっていて、それらは航路で結ばれてたり結ばれてなかったりします。
・星系は複数の入植可能惑星で成り立っていて、星系の豊かさはこの惑星の質と数で決まります。
・技術開発を進めることで、環境が過酷な惑星にも入植できるようになったり、星系のインフラを充実させたりできます。
・宇宙戦争の主役である艦船は、ベースとなる船体と、船体に搭載するモジュールから成り立っています。
・モジュールは各種兵装、機関、オプション的な補助パーツなどで、これらを組み合わせてオリジナルの艦艇を設計できます。
・船体やモジュールもまた技術開発を進めることでバリエーションが増えたり性能が向上したりします。
・宇宙戦闘は、敵味方が同じ星系内に居合わせることで発生します。
・操作すべきことはほとんど無く、開始前に敵味方の編成を吟味して基本戦術を選ぶだけで、あとは勝手に進みます。
・艦船は自分でデザインできるので、得手不得手は生じても極端なジャンケン状態にはなりづらいです。
・艦隊戦シーンの演出は綺麗ですが迫力はイマイチでした。BGMが大人しいからかな?
・陸戦シーンはパッと見、ボコスカウォーズが始まるのかとびっくりしました。
・内政は大きく分けて、政党政治、入植管理、インフラ整備、技術開発、の4要素で構成されています。
・母国人や異星人達には支持する政治傾向や特定の惑星環境下でのボーナスがあります。
・拡大政策の最大の敵は国民です。彼らはちょっと国が大きくなるとすぐに暴動を起こしますぞプレジデンテ。
だいたいこんな感じでした。
レジオナルパワーが好きな人なら楽しめると思います。
でも個人的にはレジオナルパワーの方が好きです。
なのでフルプライスではお勧めしませんが、75%セールくらいならおススメできます。