Dogolrax

ゲーム自体はゴアの入ったアクションゲーム。
２時間以内にはクリアできる程度の規模です。
死にながら憶える必要がありますが、殆どの場合リスポーンはその場で即時始まる為ストレスはありません。
一定の場所まで進む事でコンティニュー用のパスワードを入手するスタイルでセーブと言う概念が無い為好きなタイミングでプレイを中断・再開はできません。
英語しかないのでストーリーを追うには読めた方が楽しいですが、読まなくでも進める事は出来る程度に「謎解き」要素は皆無です。
なお、美少女系の画像は殆どストーリーには関係ありません。
ちょっとした時間にちょっと暇つぶしに、程度には楽しめます(規模は本当に小さいので割引時に購入をお勧めします)。

悪夢の異星サバイバル。
寝て見る夢の奇妙な論理に似た世界がとても魅力的だった。
即死アクション部分などからかアウターワールドに似ていると言われているけど雰囲気は「ファンタズム」という映画が、より近い感じ。
先住種族のいる異星モノということで映画でいえば「エイリアン」を思い出し、さかのぼってクトゥルフも連想させるような世界である上に、
1970年に映画化された「ダンウィッチの怪」（The Dunwich Horror）のオープニングシークエンス(
クリア直前に世界設定などのアーカイブが見られるが、世界の広がりに魅力を感じると同時に作品世界の理不尽さが薄れるのが残念ではあった。
アーカイブなどでほのめかされた続編、もしくは日本のロボットが単独で惑星Dogolraxにたどり着くまでの前日譚に強く期待したい。

1周クリア。クリアまではおそらく二時間ほど。
まず、ゲームスタートしてすぐの画面をパッと見て、アウターワールドを思い起こす人も多いと思うがだいたいそれであっている。
ゲーム内容はアクションだが、小手先のテクニックでバシバシと進んでいくというよりは死に覚えゲーの要素が強くその辺も含めてアウターワールドに近い。
しかし、このゲームで特筆する点は、何かにつけて狂気を感じるというところだと思う。
まず、色々な部分のデザインがグロく、そして性器を思わせるような倒錯的なものが多い。（エロさは無い）
そして唐突に日本のアニメシーンよろしく『萌え絵』が差し込まれるのだが、基本のデザインは上記の通りなのでその驚く程の親和性の無さにも狂気を感じずにはいられない。
それほどの狂気を内包していながら、しかしこのゲームなぜか途中で投げ出す気にはならない不思議な魅力を持っていたことも付け加えておく。
自分自身にも理解ができないことではあったが、なぜか先が気になってプレイを進めてしまうのだ。
この一点に関して言うと、遊ぶのに苦痛を伴い、途中でやめてしまいたくなるゲームも少なくない中で、このゲームが得体の知れない『何か』を持っている非凡な作品であると言えるのではないだろうか。
・・・・いや、それは言い過ぎか？

一言で表せば「奇ゲー」。
風邪引いて熱でうなされてる時に見る夢みたいなビジュアルのゲームだ。
ストーリー自体はある程度一貫性はあるものの基本的にビジュアルが風邪っぴきドリーム。
奇妙で独特なビジュアルの世界をアドヴェンチャーし、避けゲー、死にゲーしながら時々ミニゲームする。
それなりきにゴア表現はある。
たまにアニメ絵の女キャラがスチル絵で脱衣する。
ただし女であろうと容赦なくゴアるのでそこは注意（大スチル絵でスプラッタとかはない）
さてそんな「奇ゲー」な本作だがゲームの出来は良いとは言えない。
インパクトは強烈だが二度目をやろうとは思わない感じのゲーム。
でもセールでお安かったら一見の価値はあるかも、って意味でおすすめは「はい」にしてます。

カオスでシュールな世界観とマ〇コなデザインに惹かれ、99円で購入した激ムズ レトロアクションゲー。
フリーズしたりゲームを終了させられないなど、色々と不具合も連発したけどそれも含めておもしろい。(￣-￣)　セーブ機能はなく、あってないようなパスワードのみ。なので決して万人にお勧めできるようなものではないけど、多彩なステージやギミックなど遊び心満載で抜群のセンスを感じたので、気になっているなら是非セール時に買って遊んでみてほしい。
※英語がわからなくても特に問題ないかと