Disco Elysium
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Disco Elysium is a groundbreaking open world role playing game. You’re a detective with a unique skill system at your disposal and a whole city block to carve your path across. Interrogate unforgettable characters, crack murders or take bribes. Become a hero or an absolute disaster of a human being. Unprecedented freedom of choice. Intimidate, sweet-talk, resort to violence, write poetry, sing karaoke, dance like a beast or solve the meaning of life. Disco Elysium is the most faithful representation of desktop role playing ever attempted in video games. Countless tools for role playing. Mix and match from 24 wildly different skills. Develop a personal style with 80 clothes items. Wield 14 tools from guns to flashlights to a boombox, or pour yourself a cocktail of 6 different psychoactive substances. Develop your character even further with 60 wild thoughts to think – with the detective's Thought Cabinet. A revolutionary dialogue system with unforgettable characters. The world is alive with real people, not extras. Play them against each other, try to help them, or fall hopelessly in love. Disco Elysium's revolutionary dialogue system, with partially voiced characters, lets you do almost anything.
Steam User 10
面白いけどめちゃめちゃ難解
メタスコア97点の魅力を感じれるのは相当気合入れてプレイしないといけないと思う
誰しもが楽しめるゲームではない
Steam User 13
全部のテキストを全てみっちり読む必要はないのだと思う。ついていけないように感じる人達はきっと全部読もうとしすぎるのではなかろうか。
これは私的な一例だが、子供の頃に親が見ていた洋画(21時から23時までのやつだ)とか、ビデオテープ(DVDではない。テープだ)映画を横で眺めていた時に、セリフの意味が全て理解できたか?と言うような感じだ。
何言ってるかわからん。が、面白い。そういう楽しみ方をしていなかっただろうか。それでいいのだと思う。
自分自身は、このゲームで流れる膨大なテキストは苦も無く読むことができるが、かと言って中身をしっかり理解したか、と言うと半分以上意味がわからない。わからない、と言うのも少し違うが「理解しようとして読んではいない」状態でプレイしていた。
それでも、全体の話の流れはきちんと理解できたし、登場人物のそれぞれの立場や個性などもしっかり理解できたし、ちょっとした仕草とか表情の変化とかを文字だけで楽しむことができた。
大笑いできるシーンも多々あったし、泣きそうになるシーンもいくつかあったし。お気に入りキャラクターも何人かできたし、文字、と言う部分ではこのゲームに殆ど不満を感じなかった。
むしろ、昨今、ゲーム中の「文字」を大切に扱っていないゲームがものすごく増えていて、日本でも最大手級の会社の最大手級ゲームですら「その文字の使い方は間違ってるぞ…」と思ってしまうぐらいで悲しんでいた所に、久々に心底クオリティの高い文字を見た、と大満足ですらあった。
不満点も当然あった。これ、TRPG要素(ダイスチェック)は必要だったか…?と言う部分。テキスト以外の部分である。
当然ながらダイスチェックをするぐらいなのでTRPGをベースに作られているのは間違いないし、それであればダイスチェックによる不確定要素も含めて楽しんでくれ、と言う意図なのはわかる。
わかるのだが、それが苦手な人を突き放してしまっているのはちょっともったいない。せめて会話中(イベント中)に選択肢を選ぶ状態でセーブ・ロードができたら良かったのだと思う。それじゃ面白くないと思う人はセーブしなければいいだけなのだ。会話中にセーブができないために、長~~~いイベント中にむやみに失敗判定されると戻って来るのがとてつもなく面倒になる。戻らずそのまま進んでくれと言う事なのだろうが、そこはプレイスタイルの自由度としてもうちょっと好きにさせてほしかった。
しかも、97%のチェックをものすごく高い頻度で失敗する。83%ぐらいでもまず体感半分は失敗する。これはダイスが6面2個なのがダメだったとはっきり思う。6面ならせめて3個で判定すべきだったし、2個なら10面ダイスにでもするべきだった。6面2個ではあまりにも能力値よりも運に偏りすぎる。
ちょっと想像してみてほしい。サイコロ3つで、1・1・1、を出してみてと言われたらなかなか出ないだろう、と誰でも思うだろう。ところが、サイコロ2つで、1・1、を出してみて、と言われたら、ちょっとやってたら出るだろう、と思うだろう?…そういう事だ。
とは言え、なんと言うか、スカスカな文章を読んでるとかえって辛くなってくる、しんどい…と言う人には本当にオススメしたい。意味の分からない部分は読み飛ばしていい。幸いにもバックログ機能(ちょっと前の会話をスクロール戻して見る)はしっかりしているので、あれ、今なんか気になる文字あった?と思ったらサッと読み返せる。
自分に合う部分だけ読むのでいい。あ、このシーンたぶんちゃんと読んだら面白いぞ、と直感があったシーンだけみっちり読めばいいのだ。それだけでもこのゲームは凄く楽しい。
一旦クリアまで行ってみて、数ヶ月とか年単位で後になって思い出した時にまた暇つぶしにやってみて、今度はじっくり隅々まで読んでみようか、と言うプレイだって自由なのだ。
雰囲気ゲー、を欲していて、もともと文字をある程度読み飛ばしつつ楽しむことができる人か。時間があって普段から小説とかばんばん読んでるぞ(ラノベを除く)、と言う人か。その辺なら充実したプレイができると思う。
あとは…そうだな、80年代90年代ぐらいの刑事ものとか西部劇とかの洋画が好きだとか、ゲームで言えば…2ぐらいのディアブロの空気が好きだった、とか。古き良き時代に立ち戻れる懐かしい感じのゲームだと思う。
Steam User 11
刑事・殺人・推理っていう側面を見ると、推理アドベンチャーをほうふつさせるけど、なかみは政治アドベンチャーだとおもいました。
選択肢によって主人公の思想を形成し、プレイヤーの思想が主人公を通して世界に干渉するという体験はこのゲームならではです。
The Cosmic Wheel Sisterhoodが好きな人は気に入るかもしれません。
貧しく苦しい人々が生きる悲しい世界に対してどう政治すべきかを考える際、
『 共産主義の中心の島で共産主義の人々が中道主義の人々に皆殺しにされる』という言葉そのままの一面は、どう扱ったら良いかわからない感情、居心地の悪さを感じました
Steam User 8
こんなゲームがあるのか!と感動。
ゲームサイトの紹介記事からの印象と実際のプレイ体験がまるで違うのが良い方に転ぶケース。
きちゃないオッサンを操作して何が楽しいのか、かろうじて刑事バディ推理ものがフックになる程度と思いきやどうしてどうして。
生命の営みが吐き出すあらゆる種類の汚らしさを、生きている以上は切り離せないものだとフォーカスすることで登場人物が活き活きと動いているように感じました。
ただプレイをネット実況配信するとなると、テキストが余りにも膨大すぎて読み上げられる量ではないし、思想面表現をあくまでゲームだと割り切れる視聴者の成熟が求められるなど色々と前提条件を危惧します。
twitchと連動してゲーム選択肢を視聴者アンケートで決められる機能がついてますが、そういう楽しみ方ができるかはわかりません。
操作に慣れてゲーム内での自分の立ち位置を確立するまでに幾度となく失敗を重ねやらかしをするでしょうが大丈夫!生きてさえいればなんとか継続できます!そして延命できる手段は努力を絶やさなければそれなりに用意されています。
まるで人生におけるやらかしを「そんなこともあるよな、でもまあ生きていこうぜ」と励まされているかのようです。
Steam User 12
『ディスコ エリジウム』—— 現実を映す砕けた鏡
『ディスコ エリジウム』は、単なるロールプレイングゲームではない。それは政治意識の試金石であり、現代社会の深層構造を残酷に解剖する体験でもある。
このゲームの舞台「レヴァショール」は、方向を失い、革命は失敗し、資本主義が復活し、主権さえも形骸化した都市である。そこには「未来」も「希望」もなく、あるのは逃避、妥協、そして過去の幻影への執着だけだ。
レヴァショールにおいて私たちが目にするのは、単なる主人公の堕落ではなく、一世代全体の幻滅である:
⌂ 労働者階級は徹底的に周縁化され、蜂起の記憶さえ歴史から抹消された
⌂ 官僚制度は空虚な形式にすぎず、それでも強権的な秩序は維持される
⌂ あらゆるイデオロギーは既に死に絶え、左翼は酒場の笑い話に、右翼は滑稽な模倣に成り下がった
⌂ すべての派閥が世界に再び意味を与えようと試みるが、それは空虚な権力構造の周囲を回っているだけにすぎない。
主人公である記憶喪失の刑事は、社会の敗者であり、歴史からも見捨てられた存在だ。彼の旅は世界を救うものではなく、自分が生き延びるための“意味”を再構築する過程である。
そしてあの有名なセリフ——
「本当の共産主義者なんているもんか。本当の共産主義者は、もうとっくに死んだ」
この言葉はまるで、こう語りかけてくるかのようだ:
この世界はもはやどんな主義も信じていない。ただ、利率、アルゴリズム、翌日配送の消費の約束だけを信じているのだと。
竹節虫が現れたことは象徴している:
⌂ 歴史は死んでいない。ただ深く埋められているだけ;
⌂ 階級、イデオロギー、権力の幻覚を越えて彷徨う者だけが、廃墟の中に未だ果たされぬ未来を見ることができるのだ。
『ディスコ エリジウム』は、“敗北”そのものについての哲学的探求であり、私たちの時代における最も現実的な寓話である。
砕けた鏡として、このゲームは、すでにバラバラになりながらも機能し続ける社会の素顔を私たちに見せつける。
Steam User 5
非常に面白い。気味が悪いほど奥深い。深すぎて理解できない、というか理解が追い付かない。
ストーリーは物書きが作ったというより妄想狂が作ったような奇妙な感じ。わかるようなわからないような独特な世界観。テキストが膨大すぎて迷子になる。でもなんとなくはわかる。これを日本語訳した翻訳家はすごい人だと思う。本物の翻訳家ですね。
キャラクターは個性的だし、やり取りが本当に面白い。選べる選択肢もユニーク。相手に馬鹿にされている会話の途中で「力こぶを作って見せる」?そんなことしてどうなるんだよ。え、内心で尊敬されるの?
唯一改善してほしいのは、強くてニューゲームができないこと。一度のプレイで得られるスキルは微々たるものなので、すべてのスキルチェックを勝つことはできない。できればスキルを極めた最後は100%成功するようにしてほしかった。
製作者は世界観を守るためにそれをよしとしなかったのかもしれないが、私のように頭悪くてゲーム下手でもこの作品をもっと堪能したいと思ったからそうしてほしい。
音楽は常になんか物悲しい。悲壮感漂う。院隠滅滅という感じ。盛り上がるBGMなんてなかったよね?でもすごくよかった。聞いたことのない曲。
Steam User 4
好きな人は沼る。嫌いな人はすぐに飽きる。
大量の文章と行動による分岐が色々あるので
じっっっっっっっっっっっっっっっくりやるのが好きな人には最高!
ライク的な感じには到底遊べません。
二極化する作品ですが、今までに無い世界を体験できます。