Dex
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Explore, fight, talk and hack your way through a rich cyberpunk world in this 2D action-RPG! Wanted dead by a mysterious and far-reaching organization, you will traverse the futuristic city of Harbor Prime and make unexpected allies on your quest to bring down the system! In this cyberpunk adventure inspired by Blade Runner and Neuromancer, you are free to choose your playstyle: will you be a silent assassin, a hacker, a diplomat or a straightforward gunfighter? Designed as a throwback to earlier 2D platforming and action games combined with modern RPG elements, Dex offers real-time combat, a mature storyline and interactive dialogues. Customize your character’s skills, equipment and even augmentations – implants which grant you superhuman abilities and open up new paths within the game’s open world.
Steam User 55
Do Androids Dream of Electric Sheep?
初回プレイ約17時間でエンディングに到達したのでレビュー。
肉体の機械化や肉体とサイバースペースを接続する技術などが普及した、いわゆるサイバーパンク的世界を舞台としています。ある夜自宅を武装した兵士達に襲撃され、Raycastというハンドルネームを名乗るハッカーの手引きにより間一髪難を免れるところから物語は始まります。プレイヤーの分身であるDexは襲撃の理由を追い求めるうちに、陰謀に巻き込まれていきます。
ゲームのジャンルとしては横スクロールのアクションRPGとなります。アクションとしてはシビアなタイミングでの操作を要求されず、マウスとキーボードでのらりくらりとプレイできるため、アクションゲームが苦手な人でもプレイできるように思います。RPG要素としては、戦闘で与えるダメージや経験値などは都度数値によって可視化されており、必要経験値を稼ぐことでレベルアップしてスキル獲得用のポイントを割り振る形式になっています。最初は1ポイントしか割り振れませんが、レベルが上がるにつれて徐々に貰えるポイントと必要なポイントが増加していきます。
ゲームを構成するパートは2Dドットで緻密に描かれた街を探索するアクションパート(生身)と、端末にアクセスした際の平面かつ記号的なハッキングパート(サイバースペース)に二分されます。
アクションパートでは街の様々なところに住んでいる人々からクエストを受注したり、アイテムの回収や売買、格闘戦、銃撃戦、機械化した敵へのハッキングなどの戦闘行為を行うことになります。街は区画によって分かれており、区画ごとの貧富の差がドットによって見事に表現されています。もし貴方がブレードランナーという映画を知っているなら、あの雑多で退廃的な雰囲気と言えば納得できるところがあるかもしれません。NPCとの会話では選択肢によってどのように問題を対処するのかによって結末が異なることがあります。物語を楽しみたい人にとっては全ての選択肢を選択することもリプレイ性の1つとなり得ます。
アクションパートではところどころに端末を発見することができます。この端末よりハッキングを行うことができ、ハッキングパートでは他人には知られたくない秘密がデータとして隠匿されており、クエストで依頼されたこれらの情報を得ることが主な目的となります。ハッキングパートは生身とは異なり、シューティングゲームのような作りとなっています。迫り来るウイルスが大量に湧くのですが、例えフォーカスゲージが0になったとしても生身の体に若干のダメージを受けるだけで再チャレンジできるため、身構える必要はありませんでした。
全体を通じて進行のテンポが良く、よく分からなくて詰まるといったことはありませんでした。シナリオを理解するとなるとそれなりの英語力が必要とされますが、英語が分からなくてもなんとなく雰囲気で進めることも可能です。移動時に水平方向で頭部の位置が同じなど、細かいところでキャラクターのアニメーションを改善して欲しいという欲求はあったものの、格闘戦にて敵を殴るときの感覚と効果音が気持ちよく、プレイフィールは総じてよいものでした。メトロイドヴァニア系がお好きであれば試してみる価値は十分にあります。
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良かった点
ファストトラベル不可の箇所でない限り、マップ画面からいつでもファストトラベルが可能。
ジャーナルとクエストログで重要なログを読み返せる。
サイバーパンクの世界観とシナリオがよくできていた。
一部独特の荒さが見られるところもあるが、全体的にドットのグラフィックはよくできている。
場所と状況に応じて盛り上げるサウンドトラック。
シナリオのクリア方法は、会話の選択如何によっていくつかの解法がある。
悪かった点
セーブが全てオートセーブ依存となっており、新しい区画に入ったところでセーブされるのでイベントによってはミスすると結構戻される。
準備せずに進めると当面補給に戻れない場面がある。
不具合
一部キャラクターボイスが割り当てられておらず無音となる箇所がある。ほとんど全ての部分でしっかり音声が割り当てられているだけにないところが目立つ。勿体ない。
スタッフロールでテキストが重なっている。
ショップのUIが強制的にスクロールされてしまうため、表示させるのが面倒。
ハッキング中に敵が画面端に出現しているのがギリギリから見えるところから撃つと反撃を食らわずに倒すことができるものが多数いる。これによりハッキングパートの難易度を引き下げることができてしまう。this might be a glitch.
Tips
早めにロックピックLv2を取得するとアイテム取り逃がしを気にせずに済みます。
ショットガンのゼロ距離射撃は圧倒的な破壊力を持つため、攻略を大幅に楽にしてくれるでしょう。
オーグメンテーション手術で再生能力を手に入れると治療費が大幅に浮きます。
手術で必須なのはジャンプ力強化と毒ガス耐性のみであり、他は好みでOKです。
おそらくマルチエンディング対応です。
ステルスキルは取得経験値にボーナスがあるため、積極的に背後から狙うべきです。
サイドクエストを優先すると体力回復拠点を見つけるまで時間がかかるので人によって苦労するかもしれません。
Steam User 46
改訂履歴
2015.3.30 初稿 (Early Access)
概要
サイバーパンクな世界観の横スクロール型アクションアドベンチャーRPG。ゲームの骨子は実装済みで一通りプレイでき、評価版としては十分な内容となっている。複数の解法・ルート・結末が用意されており、生きた世界を感じることができ、ツボを押さえ方が上手い。
期待値 8.5 /10 点
・サイバーパンクが好きなら買っとけ!
・探索と戦闘はやや好みが分かれるかも知れない
・ハッキングとサイバースペースが未実装
・ステルスが事実上機能不全
・装備品や売買などアイテム回りが意味不明
・メインストーリーがない
・数個のサイドクエスト
・5〜6時間程度で一通りプレイ可能
・上記の問題点は今後開発していくと明言されている
世界観
現状ではメインストーリーが準備中のため、主人公が何者で、何のために戦っているのかは漠然としているが、実装済みのサイドクエストはサイバーパンクの世界観をよく表している。たとえば、人体の機械化と人間性の喪失や、機械化を受けていない純粋人間(すなわち機械化手術を受けられない貧困層)の希少性に付け込んだ人身売買など、1つ1つの小話がこの作品世界の抱える矛盾を突きつける。
プレーヤーの選択はそうした人々の人生を左右し、物語の中にいる感覚を与えることに成功している。派手な演出がなくても魅力的な作品を作れる好例と言って良い。このジャンルの SF 小説を読んで心を躍らせる人なら、きっと気に入るはず。
グラフィックスと演出
本作の最も特徴的な部分。懐かしささえ感じさせる 2D のグラフィックスだが、背景は全て手書きとのこと。退廃的で猥雑な雰囲気が感じられ、 NPC のバストアップも人物像がよく表されている。移動可能範囲がやや分かり辛いが、これは探索やシークレットを意図してのものかも知れない。
ゲームプレイ
横スクロールのアクションゲームに RPG が融合されている。随所にいる NPC と会話し、クエストを受け、報酬をもらって主人公の能力を高めていくのが基本的な流れ。場合によっては会話と探索(あるいは現ナマ)だけで解決する。パズル的要素もあるが、即死トラップもあるので難易度はやや高め。
探索と戦闘はシームレスに繋がっており、往年の名作『ファイナルファイト』よろしくパンチとキックで敵を薙ぎ倒していく(歳がバレる...)。火器に特化することもできるが、格闘戦の方が楽しかった。現時点ではステルスが事実上機能していないが、使えるようになるのが楽しみ。いずれにせよチンピラのマシンガンが初見殺し級に痛いので、早い段階でライフの最大値が増えるインプラントが必要になる。
アイテムの装備や売買は非常に複雑で、いろいろ問題も多い。まず銃の装備は、クイックバーに銃を入れて数字キーを押すという厄介な仕様。一部のクエストアイテムは売却できてしまうが、その NPC から離れると売却したアイテムがロストするので詰むことがある。など。
言語等
基本的に NPC との会話が重要なので、ある程度の英語力は必要。 "Shadowrun" ほどではないが、高校英語くらいはスラスラ読めないとストレスが溜まると思われる(一部、会話が始まった瞬間に脱出までのカウントダウンが始まる場面などがあるので、悠長に読んでいると時間切れになる)。製品化の前にローカライズすると明言されているが、日本語については不明。
Steam User 25
「さて…どこへ行こうかしら、ネットは広大だわ……」
ー映画『攻殻機動隊』
ストーリー
いつものようにアパートの自室で目覚めた青い髪を持つ女性DEX。
何の前触れもなく〝レイキャスト〟なる人物から警官隊が間もなく突入してくることを知らされたDEXは、レイキャストの指示に従うかたちでデッカーという男に接触するため街へと飛び出す。
感想
2037年の未来世界を舞台にしたサイバーパンク・アクションゲーム。
ティーザーを見ていただければ分かるように、本作は『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』『攻殻機動隊』といったサイバーパンク作品の影響を強く受けた作品である。
内容としては、主人公のDEXを操作して自分に起きた出来事の謎を解き明かしながら、その背後にある陰謀を暴くというもので、多彩なサブクエストも準備されている。
主人公DEXが持つ「格闘」「射撃」「説得」といったスキルは要所要所でレベルアップが可能で、攻撃系のスキルに特化すれば武力突破が可能、「説得」等のスキルを上げればリスクを伴わないで問題解決など、スキルの割り振りによって攻略方法が異なるため自分のスタイルに応じてプレイできるのが特徴的だ。
また、ネット端末にDEXの分身をダイブさせ、セキュリティを解除したり、機密文書を発見させる「AR(拡張現実)」というパートも独創的で、単なるミニゲームに留まらない面白さを持っている。
良くできた作品である本作だが、ストーリーやシステムの作りこみの甘さも目立つ。
上記のスキルシステムは非常にユニークだが、ある程度スキルの伸びしろが尽きてしまうとクエスト攻略が単なるお使いや反復作業に堕してしまい、ひいてはプレイそのものが苦行と化す心配がある。加えて、本筋となるメインストーリーがやや盛り上がりにかけるため、それが作品への没入感を阻害してしまっているきらいがある。
手書きと思しき2Dで作りこまれた未来世界、独特のプレイスタイルなど美点も多いが、全体的に極めて凡庸な出来と言わざるを得ないのが残念だ。
Steam User 18
サイバーパンク世界を舞台にした、サイドビューアクションRPG
とある事件に巻き込まれた主人公が、メガコーポのさまざまな陰謀に立ち向かう・・・というのが主なストーリー。
未来都市内のマップを行き来しながらサイボーグやパンクスどもを蹴散らし、さまざまなミッションを実行していく。
基本はサイドビューアクションだが、サイバースペースでのハッキングを開始すると、全方位シューティングに切り替わるのが面白いところか。
戦闘はパンチ、キック、飛び蹴りなどの格闘アクションと数種類の銃器を使用できる。
ただし北斗の拳もかくやというくらい弾丸の価格が高いため、たとえ銃を持っている相手でも、距離を詰めてぼこぼこ殴るというのが基本だ。
残念ながらアクションゲームとしてはきわめて貧弱で、熱血硬派くにおくんの方が良く動くという印象。
敵の種類が少なく攻撃も単調で、とにかく作業感が強い(ノスタルジーを感じるともいえる)。
絵がきれいな16ビット機のゲームを遊んでいる感覚といえば、分かってもらえるだろうか。
とはいえつまらないゲームなのかといえば、アドベンチャーとしては実に楽しめるので評価に困るところ。
話としての面白さは、上記の欠点すべてを凌駕する。
サイバーパンク世界でさえあればその他の要素には目をつぶれるSFマニアや、16ビットゲームに耐性のあるファミコン世代、または割引率の高いセール期間中であればオススメ。
Steam User 15
サイバーパンクなお話に期待して買いましょう
お話重視なのでそれなりの英語力は必要
物語のメインストーリー以外にも結構細かくお話が広がっているので、のめり込んだら完全回収していっても面白い
ポイントが高い点として、なにげにフルボイスである
舞台がおそらく香港であることから中国訛の英語なのだが、これがなかなか上等である
このボイスのためにセールで買ってもいいくらいだ(当方500円で買って大満足)
アクションゲームとしては中の下かもうちょい低いくらい
動きが悪いのと簡単すぎるという結構飽きる組み合わせ
でもアクション苦手な人でもすんなりストーリー進められるので良い点なのかもしれない
謎のシューティングゲームを結構な頻度でやらされるのが苦痛だった
総評:英語がイケるクチでサイバーパンクが好きなら買え。それ以外は買うな。
Steam User 11
サイバーパンク・アクションRPG!!
だけど比重は、シナリオ&世界観>>RPG>アクション>シューティングなゲームだと思った
本格的な2Dアクションやりたい人には物足りなそうだけど、サイバーパンクなシナリオ読みたい人にはおすすめ
テキストが多めで翻訳も丁寧、サブシナリオも選択肢次第で結果が変わる洋ゲーRPGでよくあるやつで面白いよ
ちょっと難解な用語が多いけど、クエストログはDEXちゃんが3行でまとめました。くらい簡単に要約してくれてるから、読めば流れは分かる
戦闘は序盤だけ歯ごたえあるけど、インプラントつけまくってサイボーグ女になると一気に簡単になるやつ
以下、簡単なTIPSみたいなの
戦闘
・難易度はオプションで下げることができる
・倒した敵は復活しない
・HP自動回復効果のあるインプラントが超便利
これがあれば回復アイテムはもういらない
(メインストーリーを進めれば医者から買える)
・ほとんどの武器は拾えるから買わなくてもいい(ショボい銃よりパンチの方が強い)
・バックスタブは一撃で倒せるだけじゃなくて経験値も増える
・ガンタレットをハッキングすると敵を攻撃してくれる
ハッキング
・フォーカス回復装置は何度でも使える(トニーの近くにある)
・敵は復活しないので、一匹づつ確実に処理する
・十字キー左右でソフトウェアスキルの切り替えができる
・ソフトウェアスキルが上がるディスクは惜しまず使っていい
・自機の射程は敵タレットより長い。画面外から一方的に攻撃できる
Steam User 6
攻殻っぽいサイバーパンクな探索RPGです
積んでいたのですが念願の日本語公式対応したのでプレイしました
翻訳具合はなかなか良い感じです
文字が詰まってて読むの結構疲れますが随所にサイバーパンクっぽい用語が溢れていて雰囲気はバッチリです
あまり広くはないですがゴミゴミした汚い街を自由に歩き回れ小さくまとまったオープンワールド感も中々です
キャラの育成や攻略もそこそこ自由度がありやり込みなど期待すると微妙ですが普通に遊ぶボリュームは十分あります
ハッキングのミニゲーム(ツインスティックシューターみたいなやつ)が全然面白くないのが残念でした
PV見て良さそうだと思った人や攻殻好きな人やあちこち徘徊できるゲームやりたい人におすすめです