Deathstate
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Deathstate is a Rogue-like, bullet-hell, single stick shooter. You play as a number of unique characters trying to discover the fate of Professor Elinberg, who opened a portal to the endless void. Great and terrible mysteries await if you are bold or foolhardy enough to go beyond the beyond! In Deathstate, you are a traveller of the outer realms. You have discovered the secrets of deep astral projection by entering into a fully death-like meditative state. While in your Deathstate, you can go beyond the beyond to realms previously only imagined by those enlightened or mad enough to dwell upon them. Tread lightly though, for these far planes of demi-existence that you choose to explore are extremely hostile to mortal souls.
Steam User 35
Deathstateは、ローグ的要素を持った全方位シューティングゲームです。
プレイヤーは超能力っぽいショットを撃ったり無敵移動を駆使しながら、エリンバーグ教授が謎の機械でブチ開けてしまった殺意あふれる謎空間を探索することになります。
レビューは大変長文なので、読むのがしんどい方は見出しだけ見れば大体大丈夫じゃないかな、と思います。そうじゃない人は時間があるときにじっくり読んでね!
基本はやっぱりローグっぽい
プレイヤーは裸一貫でダンジョンに突入、道中でアイテムを拾ったり敵を倒したりしながらゲートを見つけて入ることで次のフロアに進むことができます。
各フロアには必ずエリート級の敵が1体出現するほか、特定のオブジェクトを調べることで任意にボス級の敵を出現させることが可能。また、数フロアごとに出現するボスを倒すことで更に先のフロアを目指しましょう。
所謂満腹度などはありませんが、ボス戦以外のフロアは滞在時間に制限があり、時間を超えるとステージ下側から徐々に瘴気が上がってきて、プレイヤーにダメージを与えます。これは回避不可能なので、瘴気に飲み込まれる前に逃げるしかありません。
死ぬとすべての取得アイテムを失います。また条件を満たしていれば様々な要素がアンロックされていき、使用可能なキャラクターなどが増加します。
単純にして明快、腕が問われる戦闘
プレイヤーキャラの通常攻撃は敵が射程内に近付くと自動的に発射されるショット。この自動発射というのが肝で、割と激し目な敵の弾幕回避に集中しつつ攻撃ができるようになっています。
他には任意に発射可能な特殊攻撃&短距離の無敵移動と、戦闘に要求される要素は非常にシンプル。雑魚からボスまで基本的には「避けつつ適度に近付く」だけで戦えます。
とはいえ、ステージが進めば敵は固く強くなっていき、これらのアクションだけで進むのは一苦労。さらにさっさと進まないと瘴気が発生するため、あまり悠長にしてもいられません。
ではどうするか。パワーアップアイテムを取りましょう。これで問題解決めでたしめでたし…となるとは限らないのだなあ。
何でも取れば良いってもんじゃない
宝箱を開ける、拾う、エリート敵やボス敵を倒す、ショップで買うなどすることで、プレイヤーは様々なアイテムを手に入れ、攻撃をパワーアップさせることができます。
パワーアップアイテムのうち、武器は自機のショット性能を変更し、書物は自動発射されるサブショットを追加してくれます。目玉や肺といった臓器はプレイヤーの能力値を変更し、その他のアーティファクト的なアイテムは特殊攻撃を追加してくれます。
この中で比較的判り易く影響が出るのは武器。射程と威力が増すレーザーやスプレッドショットあたりは使いやすいのですが、1発あたりの威力と引き換えに攻撃間隔をダウンさせる武器なんかは少々癖が強く、汎用性に劣ります。また、臓器は基本的に取れば取っただけ能力値が増えますが、中には「移動速度を10%上昇させるが、代わりにライフ最大値を-1」といった具合に一部能力値が下がってしまうものもあります。
いずれも同系統のアイテムを取ることで上書きできますが、逆に言えば同系統のアイテムが出ない限りそのままというのも辛いところ。特にアイテムはエリート敵を倒したとき以外はなかなか出ないので、使いにくい攻撃で強敵と戦うか、使いにくさを我慢して進むかの二択になりがちです。
他にも使いきりのポーションがありますが、グッド効果のものとバッド効果のものがあるうえに、一度飲むまで効果が不明なので、敵がいないところで使って安全に効果を確かめるか、有利になることを見込んで敵のど真ん中で飲むかはプレイヤーのスタンス次第といったところでしょう。
しかしこれらのアイテムを一切取らなくても、恐らくゲームのクリアは可能です(私は無理だけど)。不利になるぐらいならいっそ取らないというのもひとつの戦略でしょう。
グラフィックは省エネ
このゲームは結構良い出来なのですが、ひとつだけ残念なのはグラフィックにはあまり力が入っていないという点。
動きのパターンが少なく、主人公ですら八方向の移動ポーズ+八方向への攻撃ポーズ-左右反転分で10パターンのグラフィックしかありません。敵については更にパターンが少ないので、敵がでかいとか敵が多いとかめちゃめちゃ弾が飛んでくるとかそういう方向のインパクトはあれど、この敵めちゃめちゃ動く!という方向の感動はありません。
スマホ向けゲームメーカーのPCゲーム参入1作目らしいので、まあこんなもんなのかも知れません。
ただ、遮蔽物はともかく地面に空いた穴は正直かなり見辛く、弾を避けようとしたら引っかかって被弾してしまうことが多いので、ここだけはどうにか改善してほしいところです。
押し寄せる宇宙的恐怖…?
最後にゲームシステムから離れた話ですが、このゲームはクトゥルフ神話系列のキャラクターが敵としてばんばん登場します。
古きものや深きものなんかが群れを成して襲い掛かり、時には大物も出てきます。
しかしこのゲームはシューティングゲーム、見ただけで発狂することはないし、弾をいっぱい叩き込めば死ぬのです。恐れずに戦えば必ず…いや、そんな! あの触手は何だ! ああ、窓に! 窓、に…?
パチモンだよこれ!
Steam User 5
ローグライクの全方位シューティングアクションです。グラフィックが若干気持ち悪いですが、アクション部分は軽快でアイテム収集やステータス強化部分もちゃんとできていて良いと思います。
操作が楽なのはいいですね。射撃ボタンが無く何も押さなくても自動で狙いをつけて攻撃してくれます。ザコ敵は数で押してきますし、ボス敵は弾幕で押してきますが、回避に専念してスキルの発動タイミングを狙えるようになっています。
アイテムやスキルのデザインが独特で直感的ではないところがあります。悪魔的?やクトゥルフ的?なもののような気がしますが、どういう効果なのか連想しにくくぱっと見もわかりにくいです。覚えるのに苦労しそうな反面、ローグライクなのでその方がいいのかもしれません。一方でポーションなんかの消費アイテムの方はちゃんとシステム上で鑑定しないと効果がわからない様になっています。