Dark Devotion
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The eternal suffering of The Templars is both a blessing and a curse – salvation is born through sacrifice, and no sacrifice is too great to praise your God. A mystical temple teeming with a strange life-like energy of its own awaits you on your sacred crusade of suffering and redemption that will take you to the depths of traditions spanning centuries – and leave you questioning your faith and your own existence. Developed by French studio Hibernian Workshop and published by The Arcade Crew, Dark Devotion features a rich, detailed and immersive narrative that unfolds a sombre tale of your religion’s undeniable calling where every encounter is a challenge of suffering, piety and conviction – but most importantly, it’s a fight to the death.
Steam User 56
<18時間ほどで全ボス撃破&ラスボス撃破したため追記修正しました>
◆概要◆
仄暗いグラフィックが特徴的なソウルライクアクション。
マップは固定マップだが、死ぬと所持アイテムロスト、赤水晶を集めて選択式パッシブアンロック、特定の装備を拾うことで初期装備アンロック、永続ステータスアップありなど、疑似パーマデス養素のあるソウルライクとなっている。
◆戦闘面について◆
戦闘面では知る人ぞ知る名作ソウルライクメトロイドヴァニアであるUnworthyと同じくジャンプが不可能であり、回避がドッジロール(かパリィ)に集約されているのが特徴的。
敵はドッジロールで避けられる前提の攻撃を行ってくるため、どのタイミングでドッジロールすれば良いか考えれば良いだけなのがポイント。
この点に関してはUnworthyと同じだが、Unworthyと違うところとして敵の攻撃パターンが複数用意されている事が挙げられる。
Unworthyでは雑魚敵の攻撃は1種類しか用意されていないものが多かった印象だが、本作では普通の雑魚敵ですら複数攻撃パターンが存在。
弓兵は弓矢で攻撃以外に近づくと短刀で刺してくるなど、単調な動きでないのが非常に楽しめた。
道中で手に入るアイテムはややランダム(※)のため、プレイングが毎回異なるのが面白かった。
※ランダムなのはおそらく障害物を壊した時のアイテムのみ。
特定の宝箱や倒れている人から受け取れるアイテムなどは固定。
一定回数攻撃後に効果が発動するルーンも存在するのも面白かった。
◆探索面について◆
本作では道中で石碑を見つけることで永続ステータスアップが可能(上昇したパラメーターは拠点右上の石碑の前でしゃがむことで確認可能)。
特にスタミナは1つ見つけるだけでかなり変わり、最終的には基礎ダメージアップも意外と重要なため、積極的に起動していきたい。
そのために探索するマップに関してはかなり作り込まれており、ジャンプが出来ない=一方通行の高低差を利用した謎解きなどが豊富にあった。
マップ進行も一本道で戻ることができないため、あそこにある石碑を取るにはどうしたら良いか…と頭を悩ませるのも楽しかった。
当然隠し部屋や壊せる壁もあるため、試行錯誤してみるのも良いだろう。
道中でセーブは出来ないものの、転送の祭壇に祈ることで途中から進行することが可能。
基本的に初期装備状態で進行できるように作られているため、ボス戦のみ練習しやすいのもポイント。
マップ画面では起動済み・未起動の石碑が確認できるほか、ぱっと見た目でもかなり楽しいエリア配置になっていた。
実際は右方向につながっているエリアがマップ画面では上方向に位置していたりと、マップを見るだけで楽しめるのは良かった。
そのエリアの踏破率や残りの石碑数も見ることができるのは良かった。
◆バフ(パッシブ)・デバフについて◆
死亡すると所持アイテム全ロストだが、敵を倒すと祭壇などで必要な信仰心以外に赤水晶(正式名称が不明のため仮称)が手に入る。
この赤水晶は拠点で選択式パッシブをアンロックするために必要であり、死亡してもロストしないため繰り返しプレイするだけで徐々にパッシブを増やすことができる。
ただし「選択式」パッシブと言ったようにパッシブは横1段から1つ、最大5つしか選択不可能。
それ以外は「同じ種類の敵を何度も撃破する」や「敵がガード中に攻撃してしまう」など特定条件を満たすとバフ・デバフ(作中では病と表現)を得ることが可能。
バフ・デバフの種類は相当数あるようで、特にデバフの数は日本語訳の雰囲気の良さもあって思わず取得したいほどだった。
一部、特定の装備は装着時のみ付与されるバフ・デバフがある。
アイテム名の右側に白丸があるのはバフ、紫丸があるのはデバフとなっているため、参考にしても良いだろう。
◆初期装備について◆
死亡してゲームをリトライするとほぼ全裸の素手状態であり、真下にある鍛冶屋で初期装備を選択して装着することが可能。
最初は選択できる初期装備の数は少ないが、道中で特定の新しい装備を拾ったりクエストをクリアしたりで選択できる初期装備を増やすことができる。
特にボスは確定で専用装備をドロップし、拾うと確定で初期装備に登録されるため忘れずに拾っておきたい。
逆に言うとほぼ全裸状態でそのまま挑戦することも可能であり、クリア後にはほぼオワタ式もアンロックされるため、ソウルライクおなじみのやりこみ要素もあるのが良かった。
一方、作中の装備には落ち武者っぽい敵からは落ち武者の刀が、両手爪の敵からは両手爪が落ちたりと装備の種類はかなり豊富だが、
初期装備に登録されるのはごく一部(体感ドロップした装備の4割以下)。
装備には名前を見るだけで面白いものもあり、いっそのことすべての装備を初期装備に登録できるようにすればコレクター要素として楽しめたのだが残念でならない。
また道中でドロップする装備はサブパラメーター(クリティカル率やスタン率など)はランダムだが、初期装備はサブパラメーターが固定(たいてい高め)なのも利点だろう。
◆おざなり感ある設定面について◆
一方で本作唯一の欠点と言って良いのが設定面であり、まず設定画面は音量設定なし。
フルスクリーン切り替えはあるもののウィンドウサイズ変更はなし(ウィンドウ端をドラッグで変更可能だが、指定サイズに変更できない)、キーコンフィグがないのはもちろん、(初回起動時にあったはずの)実際の敵を見ながら明るさ調整も数値だけと非常に味気ない。
さらにいうならばスクリーンショットを撮影するとマウスポインタが写り込んでしまう(スクリーンショット時にはOFFにする設定や処理はできなかったものだろうか)。
似たようなことがマップ画面にも言え、操作方法が右クリックでズームアウト、左クリックでズームインとほぼ初めて見る形式。
マウスホイールでズームイン・アウトできないためかなり戸惑った。
マップ画面もMキーを押さないと閉じられず、escキーを押しても何も反応しないのはやや手抜き感が拭えなかった。
ドロップしたアイテムもいちいちしゃがまないと何のアイテムかわからないのも些か疑問だった。(しゃがんで拾う必要性はわかるが、それなら何のアイテムか立っている状態でもわかったようにしたほうがユーザビリティが上がったのでは?)
上昇気流に登っている時はなぜかマップが開けないなど、やや設定面でおざなり感があったのが残念ならない。
◆明るさについて◆
もう一つの不満点として画面の明るさがある。
…といっても筆者はそれほどソウルライクをプレイしていないため、以下の感想が適切かどうかの判断は諸兄に任せたい。
端的に言うと暗すぎるというより理不尽に暗いという印象が強かった。
似たように画面が暗いソウルライクだとSalt and Sanctuaryをプレイしたが、こちらは暗いエリアは松明ほぼ必須という難易度設定にしているため特に問題ないように思えた。
一方で本作にはプレイヤーから遠くなっていくほどに暗くなっていく。
当然敵はやや暗いエリアからプレイヤーを目視して突撃、弓兵にもなるといきなり矢が飛んでくるということもあり、もはや配置を覚えないと突然の対処に困るほどだった。
本作にも松明はあるものの、そもそも入手できる場所が限られているため手に入れられるかは不明、片手装備のため武器は片手武器しか使えず(といっても他のソウルライクも同じだと思うが)。
周囲が明るくなるアイテムはそのエリアでしか効果が発揮できない。
一応腐敗した下水道のとある場所で初期装備になる松明をドロップする敵がいるため、それまではひたすら運頼みになるだろう。
明るさをMAXの50することでようやくやや遠くの敵やトラップがわかるようになったが、それも少し見つめて理解する必要があったため良くも悪くもこれまでとは違うプレイ感だった。
ぶっちゃけこの初期松明を見つけていなければゲームを止めようかと思うほどの暗さであり、本作を実況されている方は配信用設備で追加の明るさ調整&コントラスト調整をされており、ここまでになるとようやく見やすくなるほど。
できればこれぐらいのグラフィック設定は公式でほしかった。
本作にはゲーム名に「Dark」とついており、暗さを重要視したいという考えがある可能性がある。
しかし欧米人と日本人では明るさの認識率が違うという結果も出でていること、本作はソウルライク=戦闘が最重要であることを考えて、もっと劇的に明るい設定を用意したほうがより多くの人に楽しんでもらえるのではないかと思った。
◆終わりに◆
2DソウルライクではSalt and SanctuaryとUnworthyの2つをプレイしていたが、個人的には本作が一番好みの作品だった。
特にグラフィックと雰囲気が醸し出す仄暗さはなんとも言えず、日本語翻訳の質の高さも相まって世界観に引き込まれた。
戦闘面では雑魚戦すら楽しめ、ボス戦は当たり前のように第二形態あり。
探索面もしっかり考えて探索する必要があったりと文句なしの出来だった。
反面、やはり設定面や暗さが非常に気になったのが残念。
特に暗さは実質松明ありが前提と言えるほどであり、暗いと思われた方はまっさきに腐敗した下水道で松明を探しに行くと良いだろう。
また、終盤ではパズルを解かないと先に進めないエリアが存在。
(一応すぐこのエリアまで来れるものの)初期配置に戻すボタンもなく、ヒントもなかったため、結局ゴリ押しで解くしかなかったほど。
再度訪れた場合も再び解く必要があるため苦手な方は注意されたい。
Steam User 37
ソウルシリーズライクなローグライク2Dアクション。ソウル系ローグライクとでも言うべきか。
雰囲気や戦闘感はソウルシリーズやSalt and Sanctuaryを思い出すもの。
アクションは大味で派手さは無く、SaSと違ってジャンプが存在しない。
必然的に戦闘が平面的になりやすいのに加えてドッジロールが優秀なので、慣れてる人なら戦闘自体の難易度は上2種より低めだろうか。
但しローグライクということで、結構プレイの感覚が変わってくる。
・死んだら装備を失い最初から。レベルの類も無い
・マップと敵・宝箱の配置は固定、敵やコンテナから落ちるドロップが異なる
・ソウル的な物は道中で道を開けたり回復したりするのに使う
・ステータス上昇は道中で石板を見つける事で行われる(永続)
・初期装備はクエストクリアや道中で拾った際にアンロックされていく
→ボスの落とす装備は確定でアンロックされるので一回は拾っておこう
・基本一方通行。来た道は戻れないので、ルート選択が重要になる
優秀な装備をアンロックするまではかなりしんどいが、
石板を見つけてステータスを上げつつ、
運よく強い武器を拾ったら思いがけない深さまで潜れたり、なんてしている内に、
初期装備やスキルが充実してきて、快適なプレイ感覚になってくる、そんなゲーム。
ローグライクの都合上 基本的に死に戻りになるので、
深く潜ると一回のプレイ時間がかなり長くなるのが難点。
帰還用アイテムは最初のクエストでアンロックされるが、アイテム枠を圧迫するので深く潜る時には向かない。
転送地点も要所の区切り以外の道中に一か所しかセットできないので、周辺探索に集中する時用だろうか。
Steam User 32
Xboxコントローラーが反応しない方はSteamの設定→コントローラ→一般のコントローラ設定からXbox設定サポートのチェックを外してみてください。
Steamでコントローラーが反応しない場合、このチェックの付け外しで解決することが多いです。
自分は今回これで解決しました。
Steam User 12
20時間弱でゲーム中盤まで全石版を解除しながらプレイしてのレビューです。
非常に面白くよく作り込まれたゲームです。買ってよかった❗
まず情報共有したいのがインスパイアこそ見られるものの全然(定義も曖昧ですが)ソウルライクではありません。
メトロイドヴァニアです。他にはDarkestDungeonの影響もあるようです。
気に入った点を挙げます。
- 暗月誓約やゼルダのオマージュがあったり他のゲーム作品への愛を感じます
- クリアだけなら20時間ちょっと、やり込み要素も加えると50時間は遊べるんじゃないでしょうか、コスパが高いです
- 薄っぺらな世界観でなく、恐らくテンプル騎士団の末期の設定で、よく作り込まれています
- ゲームバランスは適切、自分で難易度を上げることも下げることも進め方次第でコントロール出来ます
- しっかりと翻訳してあってすごい!
ちょっと気になった点を挙げます
- 1つだけルーンに翻訳漏れがありました(2019-09-01時点)
- ゲーム内にゲームシステムのヒントが欲しい(入手アイテムが鍛冶屋に追加される条件、とか)現状コミュニティ頼り
- 紫のソウル?の使い道が無くなる。既に開発者には追加案があるようなので今後に期待
- NPCの会話がすごく早いので、気を抜くと読めません、ゆっくりにするか会話歴が欲しいですね
探索したり、アイテムや文書を集めながら進めば価格からは考えられないほどボリュームのあるコンテンツに感じると思います、ダークファンタジーしたい方にはおすすめです
Steam User 6
いわゆるメトロイドヴァニアで、ダークソウル的要素のある2Dアクションゲーム。
ドット絵の美しさと荒廃した世界観、死にゲーが好きな人にはたまらない作品。
最初はもっさりした動きや広大すぎるMAPに面食らい、2度目の起動を躊躇していたが
蓄積されるポイントで祝福(永続パッシブ)や初期装備の数を増やしていくと、難易度はぐっと下がった。
特にエリア移動するごとに武器のダメージが上昇する「血を求む者」を入手してからはゲーム性が極端に向上した。(ここまで到達できるプレイヤーが少数なのは置いておいて)
ゲーム内のMAP機能がどうにも淡泊な故、外部サイトの攻略MAPとにらめっこしながらプレイしたが
それでも実績全解除には20時間以上を費やすことになりそうだ。
唯一の問題点は、ダクソのかがり火的なセーブポイントの存在意義。
大半の装備品は死ぬとロストしてしまうため、ラスボス手前のかがり火に到達しても貧相な初期装備でリトライすることになる。
上述した「血を求む者」と、道中の消耗品アイテムを回収していれば幼稚園児でもクリアできる難易度になるのが何ともアンバランス。
初期装備をアンロックしていきながら、詰んだら最初からプレイしつつポイント集めやMAP全踏破を目指すのが開発者の意図なのだと思われる。
Steam User 10
ボスを2体倒した時点でのレビューです。
なお、コントローラーはBigPictureモードのコントローラー設定で、コントローラーのボタンにキーを割り当てすることで使用可能です。(普通のライブラリからの起動ではコントローラーは使えませんでした)
⇒(追記)他の方のレビューを参考に、「一般のコントローラ設定からXbox設定サポートのチェックを外す」でXBOXコントローラーが対応しました。
Salt and Sanctuaryライクなゲームを期待して買いましたが、ステ振りや装備強化によるキャラビルドをするものではなく、その点やや期待とは異なりました。
どちらかというと、所謂ローグライク。死んだら装備ロストして拠点からやり直しのタイプです。探索を進めるにつれ、拠点からのショートカット(マップは固定です)や、基礎ステアップ、拠点出発時装備などが開放されそれによって強化されるといった感じです。
アクションはモッサリめ。ジャンプ・ダッシュはなく、攻撃、パリイ、ロールのタイミングで戦います。距離とスタミナの管理が肝で、操作感ではUnworthyというゲームに似てると感じました。
操作は難しくないけど雑になるとアッサリとやられる、くらいのバランス。演出上画面が暗く段差を降りた先にワナや敵が配置されているなどのマップ構成も合さってプレイ中は集中力を要しますが、その分探索範囲が広がっていくことや新しい装備の発見に達成感があり楽しめています。
Steam User 4
探索が楽しいローグライクアクション
マップごとの探索はもちろん、進むルートを考えるのも面白い
爽快に敵をなぎ倒していくゲームではない
敵のペースでの戦闘が嫌だ、ゴリ押したいって人は買わないほうがいいかもしれない