Dark Arcana: The Carnival

Artifex Mundi製のアイテム探しゲーム(Hidden Object)。2012年リリース。

ストーリー
★★☆


難易度
★★☆


プレイ時間
3時間半

舞台はサーカス。とある母子がサーカスを楽しんでいると、急にサーカスの様子が変わり、おかしくなったサーカスに母親が捕らわれてしまう。奇妙な事件だということで呼びだされた女探偵がその母親を救出し、サーカスの異変について解き明かすというストーリー。
ストーリー自体は王道と言っても良いけれど綺麗にまとまっていて良く出来ています。パートナー代わりのおサルさんも必要なところではよく動き可愛らしい。また、本編後にちょっとしたアフターストーリーがあり、エキストラコンテンツ→ボーナスアドベンチャーからプレイ出来ます。
アイテム探しとしてはそこまで意地悪なものもなく、難易度としては中ぐらい。お決まりのパズルは多め。これはもうアイテム探しでは定番のパズルばかりなので慣れている人には少し物足りないかも。
とはいえグラフィックも綺麗で、BGMも雰囲気を上手く盛り上げており、全体的に小奇麗に纏まった良いアイテム探しゲームです。好きな人にはおすすめ。
その他：
マップはあるものの、任意の位置をクリックして移動するワープ機能がないので、移動が少し面倒。後半になればなるほど結構移動があります。
実績について：
2週しないと全実績解除不可。エキスパートモードでのクリアの実績有り。
2週まるまるプレイする面倒さを除けば解除することが難しい実績は特にありません。

★★★★☆☆
ボリュームが短いので簡単に遊べれたし、
猿と協力して表と裏の世界を行ったり来たりするのは面白かった。
従来の安定したP＆Ｃ。ハロウィーン雰囲気におすすめ。

サーカスと鏡の世界が舞台のポイント&クリック
このメーカーのより新しいゲームと比べると
システム面で古臭さを感じますね。
でも、ヒント機能やスキップといった最低限の機能は揃っています。
マップはありますがクイック移動はできませんでした。
難易度は中ぐらいで
もの探しは鏡の世界で全く同じアイテムの指定もあるので低難易度です。
悪く言えば使い回しですが、子供には逆に丁度いいのかなと思います。
パズルは大人でも少し悩む程度のものがあります。
メインストーリーと後日談の追加コンテンツがあります。
ゲーム内の画像も含め全て日本語化されていますが
一部翻訳がおかしな部分が残っています。
「☓皿→○レコード」など。

脱出ゲーム好きなら

全クリ（全実績１９個）しました。小規模だけど楽しめました。

古めかしくそして怖い遊園地という設定に惹かれてスタート。確かにホラーな雰囲気があるけれども、それはただ怖がらせるだけでなく意味がある。また、ストーリーの根底にあるのは「愛」。意外にも。最初は「怖い雰囲気の中、女性を助ける感じかな～」と思っていた。でも良い意味で裏切られた。意外とテーマは深かったのだ。
あと、猿が可愛い。一緒にいてくれるし、助けてくれる。つまり一人でとぼとぼと怖い中を探索するわけじゃないのだ。心強いぞ。
そしてこのゲームもまたグラフィックデザインがいい。不気味な世界もありありと表現されている。難易度も低いからストレスも少ない。
実績やエキストラコンテンツもあり、何よりまだ見ていない世界があるとクリア後に気づいたので、後日2周目プレイする。間違いなく。

結論言うと面白いです。
内容はファンタジー絡みのアドベンチャーと言ったところでしょうか？
週末に軽く楽しむ、短編や中篇程度の小説のように楽しむことができます。
総当りクリックのアドベンチャー・ゲームに特有の同じ場所を行ったり来たりして時間を費やされる事も、
ヒント機能が非常に充実しているのでテンポを崩さず物語に集中できます。
次の行き先やアクション、パズルにもヒントは適用されるのでまずストレスが溜まるということもないでしょう。
パズルについては面倒ならスキップまでできてしまいます。
興味があれば購入しても損は無いと思いますよ