Cliff Empire
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Message for survivors on the Earth's orbit! After a nuclear war life on the surface became impossible. A 300m thick radioactive fog covered the Earth. Our scientists in the past decade predicted such course of events and used all available potential to build cliffs in the mountain region to restore life on Earth. We are looking for bold active people to manage the process of restoring life on Earth. Join! - develop in parallel the economics of several independent cities - trade between your cities and the orbital station - a dynamic climate change that will test the strength of your cities' economies. - choose between ecological and harmful power supply - 48 additional university researches to improve the city structure - over 120 structures for constructing the city - 15 goods for trade and consumption - possibility of switching between the 3D and the orthographic camera, as well as a free camera for walking around the city. - additional 15 quests that open access to orbital station and huge location in lategame - sandbox mode - tower defense more The compact gameplay involves the construction of three small cities in each randomly generated level.
Steam User 177
パッと見では単に崖の上だけを開発する小規模な都市開発シミュレーションかな?といった印象でしたが、
実際プレイしてみると新しいアイデアがコンパクトに実装されていて、独特な味わいのあるゲームになっていました。
値段から想像できるとおりボリュームは小さめなので、あまり大きな期待はせずに買うとよいかも。
値段相応の楽しさは確実にあります。
特徴としては、
1.リソースが運べる
電気・水・食料といったリソースが、全て貯蔵可能なコンテナ状のものになっている。
特に電気や水をバッテリーに貯蔵可能というのは、ミニスケープでは意外とユニークではないでしょうか。
2.リソースはCliffごとに独立して管理される
資金やリソースの管理はCliffごとに独立しています。
また、獲得しやすいリソースもCliffごとに異なります。
風が強いCliffでは風力発電がしやすく、土壌の良いCliffでは食料確保が容易。といった具合です。
3.Cliff間でのリソース輸送ができる
Cliff同士は鉄道を通してリソースの売買を行うことができます。
これにより、相互に不足したリソースを融通することができます。
上記1~3の特徴があることで独特なパズル的な楽しさが味わえます。
どんな楽しさかというと、
①Cliffという単位で区切られた複数の都市を並行して開発することになる
②1つのCliffが拡大再生産をするたびに、Cliff間の輸送量を調整し、他都市との連携を再調整することになる
③Cliffごとの役割分担を活用し、地域全体としての効率化を進める
もちろんCitiesSkylineなどメジャーな都市開発ゲームでも、地域ごとの役割分担がなされた都市設計は楽しめました。
しかしそれは、あくまでもプレイヤーのプレイスタイルとして許容されているというだけでした。
このCliffEmpireにおいてはCliffという単位で区切られることによって、
プレイヤーは強制的に各都市の特徴を活用せざるをえない状況になります。
それによってCliffEmpireは都市開発シミュであるにも関わらず
パズルゲームのような味わいをもたらすことに成功しているわけです。
制限された環境でいかにやりくりをするか、という都市開発に楽しみを見出せるタイプの市長さんにはオススメです。
逆に、都市開発に高い自由度を求めるタイプの方にはオススメできません。
Steam User 58
核戦争により地上が荒廃し、高所にあるCliffでしか人類は生存できない状況となった世界が舞台です。
衛星軌道上に居留地があるようで、そこからCliffに移民を送り都市を発展させて地上の再生を目指すのが目的となっているようですね。
ゲーム内容としてはCliffという限られたスペースに各種施設を建てて各種資源の消費と生産のバランスを取りながら拡張していく、というものになります。
Cities:Skylinesのように自由に拡張できるゲームではなく、制限された環境での拡張を目指すという点でBlock'hoodあたりが近いでしょうか。
ゲームが進行すると2個目、3個目、とCliffが増えていき、それぞれのCliffは独立した管理が必要になります。
このため、Cliff単位で資源や収支のバランスを整えて放置しても問題無いように設計しなくてはならず、そのバランスはそこそこシビアです。
建物を1つ建てるたびにバランスの調整が必要となるので、どのように拡張するかなかなかに頭を悩ませてくれることになりますね。
好きな建物を好きなように建てていてはすぐにバランスが崩れて破綻してしまうので、自由に街を作りたい人にはお勧めできません。
バランスを調整しながらチマチマと拡張していくようなプレイ感が好きなら値段以上に楽しめるかと思います。
Steam User 46
2018.05.03 追記
参考程度までに不完全ではありますが一部(意訳)翻訳したガイドを作成しました。
アップデート毎に随時更新していますが、もし不足や不備がありましたらコメント頂ければ幸いです。
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2018.05.01 時点でのレビューであり、下記内容は追記/修正されるかもしれません。
特徴
製品としてのジャンルタグに「街づくり」が含まれますが、厳密には「パズル感覚の都市管理シミュレーター」というのが正確かもしれません。プレイヤーが思うままの街を無制約で作り上げていくという内容ではない点には注意して下さい。
Unity製でファイルサイズは 372MB と小さめ。価格帯は安価で要求スペックも高くはありませんが、グラフィックは非常に綺麗です。もしかするとノートPCなどで気軽に楽しめるかもしれません。
1.都市は Cliff という単位の崖上のエリア毎に独立している
資金や人口、食料/水/電気といったリソースも個別に管理されます。
これらのリソースは「食料/水/バッテリー」としてパッケージ化された資源として扱われ、都市間での売買交換という形で取引することも可能です。これらのリソースは ライフライン であるという位置付けなので 供給元の都市で何かが欠乏すると他の都市でも次々に影響が及んで瞬く間に全都市が機能不全を起こす という危険性も秘めています。
機能不全に陥った都市から住人が離れ、施設を稼働させるために必要なマンパワーが不足して必要なリソースが生産効率が悪化し… という悪循環に陥ることも決して珍しくありません。細心の注意を払って取引する必要があります。
また各都市エリア毎に土壌の豊かさ、風速、漁獲量、地表の水量、日照率、鉱石埋没量といった設定も存在するので「何に特化した都市にしていくか」を考えながら建築物を決めていく必要性もあります(研究施設での各種技術研究によって、ある程度は改善することも可能です)
また、現時点では都市エリアは三ヶ所に限定されていますがアップデートで崖下にも専用施設が建てられるようになるようです。
2.都市毎に大小様々なサイズのタイルが存在する
マップは(おそらく)ランダムに生成されます。 ※複数種類の中から一つをピックアップしている可能性もあります
建てられる施設の種類はタイル毎に異なります。小さなタイルには大きな建物は作れませんし、大きなタイルを自分で分割して小さな建物を複数建てるというようなこともできません。有限のタイルにパズルのように建物を作っていき、産出と消費、収入と支出のバランスを取って発展させていくというのがゲームの主要な目的になります。
3.天候の変化(雨, 嵐, etc)と各種イベント
雨や嵐で天候が悪化すると食料や水、電力の生産効率も低下します。(悪天候でも安定生産可能な施設も存在します)
ゲーム外の都市からこれらのリソースを求められて制限時間内に取引を行うといった各種イベントも発生します。
4.テキストは英語/ロシア語/ウクライナ語表記のみ
残念ながら日本語はありませんが、内容はシンプルですので慣れている方なら苦労することはないかと思います。
総評
アーリーアクセスのゲームですが、根幹部分がきちんと調整されていて展開が単調にならず楽しめる良作です。
条件制約された範囲内で都市を作って発展/管理するようなゲームを遊びたいという方には、特におすすめします。
開発元によれば今後のアップデートで各種要素の追加や調整等を追加すると公言されていますので将来が非常に楽しみなゲームです。
Steam User 18
狭いエリアをいかに開発するか、に重点を置いたシムシティ。
大体一か所の崖(Cliff)だけでどうにかしようとすると、何かの要素が欠けてそこから致命的な不足へと繋がる。
故に大体複数の崖を並行開発する事になる。
地形も資源も異なる崖をいかにマネジメントしていくか…と言う数値とにらめっこが楽しめるゲーム。
都市開発系ゲームが好きな方には是非お勧めしたい。グラフィックも綺麗なので眺めているだけでもいい。
他ゲームと比較して明らかに狭いスペースで奮闘する事になる為、他とひとくくりにして触れないでおくにはもったいない。
いくらか不満な点もある。とは言ってもまだ出来立てのゲームであるから、長い目で見ていけばいいのだと思う。
今感じている不満点は下記の様な所。
・各種資源の需要・供給量が分かりにくい。一日単位で記入するなら生産・支出の両方を明記しないと分かりにくい。
・栄養バランスで必要な「魚」を供給する手段が乏しすぎる(「港」しかない上における場所が無い・実質輸入のみ)
・崖ごとに自立させて遊ぼうにも、輸送機関や生産期間が耐えにくく、ある程度の構成が偏りがちになる。
とは言え、とは言えどまだこのゲームは出たばかりである。
今後も非常に楽しみである。
Steam User 26
2019/9/19
ゲームに求める要素についての評価
0点<-----50点----->100点
不評 中立 高評価
オススメできる
・狭い土地にビッシリと建物を建てたい方。(80点)
本作は狭い土地をいかに有効活用できるかが肝。需要供給バランスを取りながら、パズルのようにあれこれと街に詰め込んでいく作業が好きな人は、楽しむことができるだろう。ただ、小規模建築や極小建築といった建物の種類が少なく、まさしくビッシリと、とはいかないのが現状であり、その点は減点せざるをえない。
・町づくりシム初心者の方(60点)
不評価の方の理由として挙げている方もいたが、私は評価要素としたい。
1.建物の種類が少ない故にとっかかりは楽である。
建築できる建物は多くないことは街づくりシムにおいては時にマイナス要素であるが、裏を返せば初心者にとってはとりかかり易い。インフラ供給網の整備や効果範囲考慮の必要が無い分、その辺はシムシティなどよりも簡単だと言えよう。
2.難易度の調節が比較的容易
現在は資金無限、建材無限、災害や襲撃無しなどの難易度調節が可能なため、はじめたての方はまずイージー設定でどんなものかいじってみるのがいいだろう。初期テンプレにサンドボックス、通常、タワーディフェンスとあるので、とりあえずサンドボックスモードを選択してみれば良い。難易度は慣れて来たら上げれば良い。
3.需要供給について
この手の経営ゲームにつきものの需要供給だが、本作は災害に備える貯蓄を要求されるために一段と難しくなっており、それが低評価につながっているように思える。初心者の方は先ず、災害をオフにして楽しむのがいいだろう。災害がオフであれば、需要供給バランスはそれほどシビアとは言えない。
オススメできない
・100時間以上遊ぶ方(20点)
攻略方法を確立してしまうとどうしても作業ゲーになるため、超長期に渡って遊ぶのには向いていない。先述した建物の種類の少なさはこちらではマイナス要素となり、都市レイアウトの変更なども限界があるため、一度大都市を築いてしまえば何周したところで同じような都市になってしまうため、ループしてもう一度、とはなりにくいのが現状である。
・待つのが嫌いな方(0点)
基本的に時間の流れが遅い。資金などを貯めるために待ちが発生することが多々あるのだが、早送り設定が6倍と微妙な速度にしかならないためにひじょーに時間がかかる。設定からバックグラウンド実行にチェックを入れ、youtubeで暇をつぶすなどすればいいのだが、余暇を楽しみに来ているゲームで発生した暇をさらに別の娯楽で潰すなどというのは余りに非生産的ではないだろうか…。
・厳選がキライな方(20点)
基本的に発展性のある崖というものは決まっているので、そのスタイルが出るまでひたすら再生成を繰り返す羽目になり、ストレスがたまる。いっそのこと自由に設定させてくれれば…。やはりガチャは悪い文明。
・交易ゲーだと思っている方(0点)
本作は確かに崖間でのやり取りが重要なゲームではあるものの、基本的に輸送のキャパシティがすごい小さいために都市が中規模に達するころには、食料などの基幹消費財はボトルネックに引っかかって輸入では需要を満たせなくなる。結局のところ、水や電力や食料といった基礎資源は各々自給する必要があるのだ。では大都市は何を交易できるかというと、建築資源と嗜好品が主となる。ゲームが進むと特定の資源や崖の資本はある程度統合できるようになるので、交易主体の都市運営だと思って手を出すと少々残念な結果になるだろう。
総評
値段を考慮すればオススメ寄り。
正し熟練市長の方々にとっては少々不足気味の内容であると思われ、新米市長の方をいきなり本編である通常モードに放り込むと少々難易度が高いと言える。タワーディフェンスに関してはStrongHoldをやったほうがいい。ワークショップでユーザーメイドの建物を許可したりDLCで大幅な追加があれば評価は変わるかもしれないが、個人的な雑感としては長期にわたってやり込んで遊べるゲームとは言えず、総評としては70点ほどとしたい。買って損はしないだろう。
なお、ゲーム内でのプレイヤーの肩書は皇帝の模様。
Steam User 14
日本語対応される前に購入しました。
当時は一通り地表を埋めてこの値段なら充分楽しんだなあと思いしばらく触っていなかったのですが日本語対応したと聞いて久しぶりに遊んでみるとびっくり。
使える土地という意味でのボリュームは変わっていないのですが色々な仕組みがたくさん増えていて単純な支出パズルゲームではなくなっています。
具体的には敵襲をナメていて防衛費をケチったら案の定都市が粉砕される等のワクワク要素が追加されています。
新しい施設も続々追加されているようなので今後が楽しみです。
Steam User 14
良いゲームだと思いますが、事前説明なしに定期的に訪れる数日間の「災害」がやっかい。
というか、災害にも耐えうる強い都市をつくり、いかにしのぐかを考えるというところが面白いのですが、
次に来る災害がどのようなものなのか詳しく教えてくれず、事前準備なしに災害に直面してゲームオーバーになります。
コツを学ぶのにある程度のトライアンドエラーを要するタイプのゲームと言えども、
「死んで覚える」が適切と言えるほど短時間で遊べるゲームではありませんから、
いくらなんでもこの点はゲームバランスとして不親切と言えます。
他の方のレビューが低評価である理由も多くがこの災害にあるようですが、
そのとおりということです。
それでも狭い崖の上に所狭しと並ぶ白くてきれいな建造物が愛おしくてたまらく感じてしまった人は、
事前に災害について攻略を見るなりなんなりした上で遊べばかなり楽しめると思います。
災害の例:
・雷雨:火災が発生する、ドローンが破壊される、農産物・太陽発電の効率低下
・猛暑:火災が発生する
・吹雪:農産物・太陽発電の効率低下
・濃霧:ドローンの速度低下、農産物・風力発電の効率低下
・地震:全ての原子力発電所が一時停止する
とかそんな感じで、
・農産物の効率低下は「屋内農場だけ設置」でしのげる
・発電効率低下は「原発だけ設置」でしのげる
・火災は「十分な消防署を設置」でしのげる
という対策があるのですが、さきほど初見の地震が来て原発が全て止まり、
12時間くらいかけた原発依存都市が壊滅してちょっとうんざりしました。
・電力は風力・太陽・原発をまんべんなく起き、どれか1種が全停止しても一週間耐えられるだけの余力をもたせる
・セーブはこまめに
ではもう一度チャレンジ。