Blues and Bullets

これはBlues and Bullets Episode 1プレイ後に書いています。
プレイ時間：2時間
アップデートで追加された日本語版でプレイ
元警官とマフィア。復讐する者される者。
”アンタッチャブル”エリオット・ネスとアル・カポネのその後のifを描いたストーリー。
スクリーンショットを見ても分かるようにモノトーンの色彩の中に紅が映えるクールなビジュアルに包まれたハードボイルドなアドベンチャーゲームになっています。
物語の導入からそうくるか！とこれが欲しかったんだよ！というシチュエーションの連続で2時間夢中でプレイ出来ました。
特に良いのはゲーム中に登場する様々なゲームに影響を与えないと思われる小さな選択肢。
本当に小さく、それでいてハードボイルドを演じるための重要な選択肢群。
皮肉を言う、嘘をつく、酒を飲む飲まない…これらの些細な選択肢がプレイヤーをアンタッチャブルな男にシンクロさせていきます。
グラフィックはどうしてもテクスチャやモーションに多少アラが見えるもののアートワークのセンスでまるでモノクロの映画を見ているような気分にさせてくれ、スコアはゲームを見事に盛り上げるかっこ良くもでしゃばり過ぎないものが揃っています。
日本語翻訳に関してですが、素人が英語音声と日本語字幕を見ている限り破綻もなく、またハードボイルドさをスポイルするような珍妙な訳も見当たらない良い翻訳がされていると感じます。できれば字幕はフォントや文字色を映画準拠のものにしてもらえればもっとかっこ良くなると思うのですが、残念ながらフォントと黄色い文字色がYoutubeのファンサブ動画のような印象を与えてきます。
総評
プレイヤーの望むままにハードボイルドに振る舞える様々な選択肢と魅力的なキャラクター達、そして謎を振りまきプレイヤーを引き込む暴力に満ちた事件を描くストーリー。全5エピソードの走り出しを飾る第1話は上質な2時間ドラマ（あるいは映画）を見た後のような満足感と次回への飢餓感を大いに煽ってくれます。

20161225追記：
もう半年以上更新が無く、新エピソードが配信される気配も無いので購入する際には注意。
エピソード2時点でのレビューは以下。
禁酒法時代前後のアメリカを舞台とした、エピソード順次配信式のアドベンチャーゲーム。日本語対応。
全5エピソードで、現在はエピソード2まで配信されている。1エピソードのプレイ時間は大体2時間くらい。
あらすじ
禁酒法時代当時、暗黒街の顔役とまで言われるアル・カポネを追い詰めた主人公エリオット・ネスは、その功績からサンタエスペランザの警察署長に抜擢される。
その後に発生する、児童誘拐事件の調査を行うが全く手がかりを見つけられず、市民からの責任を追求されネスは辞職に追い込まれてしまう。
そこから20年後、ダイナーの主人としての生き場所を見出したネスに、20年前に追い詰めたあの男から依頼が舞い込んでくる。
「誘拐された孫娘を探しだしてほしい」
ゲーム内容
基本的には選択肢付きアドベンチャー。
選択肢の中には後々に影響を及ぼすものもあるが、基本的に気にならない程度の一本道。
主人公であるエリオット・ネスの立場は探偵役であるため、操作できる場所では簡単な推理調査ゲームになる。
レールシューターのような銃撃戦もあり、見てるだけのアドベンチャーとは一線を画す。
操作性はいまいちではあるが、ストレスを感じるほどではない。
誘拐犯の実情が分かって行くに連れ、不気味になっていく謎が謎を呼ぶストーリー。魅力的なキャラクター達と選択肢による主人公のキラーマシーンっぷりや、皮肉屋っぷりを醸し出すセリフはとてもセンスがあり楽しい。（もちろん冷静な人物として進行することもできる）
ストーリーには当時のアメリカの時代背景が色々と織り込まれており、KKKやら実在のマフィアやらカルト宗教やら普通のゲームでは触れないような内容も盛り込んである。
演出
アートスタイルはシン・シティのような、白黒に赤色、炎だけ色が付いている形。
これは全体的なシリアスな雰囲気と合致しており、幕間に入る文字での演出時などは特にかっこよく映る。
血がドバドバ出るゲームでもあるので、その不気味さの引き立てとグロ軽減にも役に立っている。
キャラクターや背景のモデルはよく作りこまれているが、モーションが明らかに不自然な部分が残念（Rambo The Video Gameくらいの不自然さ）。
音楽は推理物やノワール物の映画音楽のようで非常に良い。
エンドロールで流れるボーカル曲はこの年代風のバラードでありこれも素晴らしい。
総評
プレイする海外ドラマであり、ゲーム版The Walking Dead、Life Is Strangeのようなゲームが好きな人は間違いなく買い。
ただ結構グロい部分があるのでそこは注意。
備考
アル・カポネは言うまでもないが、主人公であるエリオット・ネスも実在の人物であり、ストーリーの下地はエリオット・ネスの自伝、アンタッチャブルから来ていると思われる。
ちなみに少しだけではあるが、アル・カポネを自分で操作することができる。
アル・カポネを操作して遊べるゲームって地味にこれが世界初じゃないだろうか。

警察を引退したエリオット・ネスが、ある人物の依頼で猟奇事件の捜査に乗り出すというストーリーのアドベンチャー。
狂気を感じさせるゴア表現に満ちたストーリーと、モノクロに赤色のみというシン・シティ風のグラフィックが実にマッチしている。
事件現場を捜査し推理するモードや銃撃戦アクションなども含まれているが、実際のプレイは良質のドラマを見ている感覚に近い。
なお全5話構成となっているが、2016年2月時点でリリースされているのは1話のみ。
あくまで事件の導入部分であり、主要登場人物の顔見世といったところか。
5話まで先払いで買っても良いが、全エピソードが出揃うのを待っても良いだろう。
このゲームの面白さは絶対に色あせない。

EP1をクリアしましたが、これはとても面白い作品です。
探偵物や推理物ADVが好きな人にはたまらない1本かと思います。
ゲームシステムはシャーロック・ホームズ罪と罰やウォーキングデッド等の
良作ADVの良い所を全て取り入れてる感じですね。
現場での捜索シーンはシャーロック・ホームズそのままですし
時間内にセリフを選ぶ部分や、基本的な移動等の操作面はまんまウォーキングデッドです。
少しですがアクションシーンとなる銃撃戦もあります。
難易度はとても低いので、アクションが苦手な人でも安心して進められます。
日本語訳は多少ニュアンスが分かりにくい箇所もありますが
物語を理解する上で特に問題となる事はないですね。
今からEP2が待ち遠しくてたまりません。
とても充実した2時間を堪能できました。

映画っぽい演出・雰囲気が、とても魅力的なアドベンチャーゲーム
Episodes 1を遊んだ感想としては、映画好きの方ならかなり楽しめると思います
（ただし難易度は極簡単・解くというよりストーリーを楽しむゲームです）
なかなかイカしたアメリカンジョークも冴えてて、日本語翻訳も良かったです
まだ全編購入してませんが、続きがとても気になるところで
終わってしまったので、残りも全て購入して楽しむつもりです

まったりハードボイルドな世界に浸りたい人向けのゲームです。
スピード感のあるゲームではないので、短気な方にはおすすめできません。
また、未だに二話までしか公開されておらず、制作スピードに少々難ありかと思います。ゲーム自体はとても良いと思うので、なるべく早く制作を終わらせて欲しいですね。

アンタッチャブルの二次創作アドベンチャー　1話クリアまで2時間で気に入らなければ速攻でクリアして返金もできる　500円だが独特のグラフィク、雰囲気でおなか一杯　操作性にいらつく部分もほとんどない　今なら登録して1ケ月無料のNetflixで本編予習しておくとさらに楽しめる