BETON BRUTAL
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Climb the tower
BETON BRUTAL is a first person parkour game which tries to replicate and build upon the parkour mechanics seen in Minecraft.
Your goal is to climb a massive overgrown concrete tower which offers multiple stages of increasing difficulty.
Watch your step
Beware, a single misstep might cost you a lot of progress as there are no checkpoints whatsoever.
The course is however riddled with shortcuts which, when spotted, can save a lot of time and frustration.
Vertigo
If things get too stressful feel free to rest for a moment and take in your surroundings, just make sure to not peek over the edge too much.
Steam User 3
俺もクリアしたんだからさ
Steam User 2
謎の縦穴アスレチック その実像に迫った
BETON BRUTALは主人公が長い縦穴の底にポツンと立っているところからはじまる。見上げればめまいのするような高い空間、頂きに立つにはどれほど時間がかかるやら…
ここまでは事前にわかるものの、具体的な内容を知りたくても情報の少なさで行き詰まってしまう。操作はFPSっぽいけど同じなの? ステージの長さは? 難易度のバランスは? 不気味な雰囲気もあいまって不安で購入を見送っていた。しかしゲーム難民になったところでBETON BRUTALを思いだし、謎のアスレチックに挑戦してみようと決意。勇気をだして縦穴に飛び込んでみた。
素直な操作性
底に降り立ってまず安心したのは操作がよくあるWASD移動そのままだったこと。歩き、ジャンプ、ダッシュ、しゃがみでキャラを動かす。ダッシュはキーを押し続けるタイプだった。走ったり大ジャンプしたりとよく使うので指はかなり疲れる(大ジャンプ中も押し続ける必要あり)。しゃがみは狭い足場で慎重に動けるほか端から落ちないという親切な機能がある。これらの挙動はMinecraftを元にしているとのこと。直感的で馴染みやすいのでアスレチックをすぐに始めることができた。
やりこめるアクション
スタート地点には石の柱が並んだ水辺があり、これをピョンピョン渡りながら攻略開始。「操作が普通すぎるから単調なプレイになるんじゃないか」と心配もあったが進んでいくと全くそんなことはなかった。ジャンプの距離は様々だし足場は小さいので、ぴったり着地するためにWとSpaceを押す長さを細かく変えなければいけない。加えてBETON BRUTALは空中制御がよく効くのでそれを利用したアクションもでてくる。飛んでから着地するあいだで左右に動いたり振り向いたり、空中で軌道を変える物理法則ガン無視のテクニカルなジャンプが難所の試練となっている。キーやマウスを素早く入力するので忙しくて大変だが上手くできたときは気持ちよくて癖になる。また足場は平地ばかりじゃなくハシゴというギミックもでてきた。飛び付いて止まるのは難しいが面白い。
足が見えない
ちなみに厄介な仕様もあって、それは主人公の体が見えないこと。足元が確認できないのだ。小さな足場でどれくらい動けるかを体感で覚えないといけなくて、文字通り足を滑らせてスタート地点にお帰りなさいすることが何度もあった。ここが一般的なFPSと違うところだが自分は1時間もたてば誤って滑落することはほぼなくなった。スリルを増してくるがプレイに大きな支障はない。
穴だけど登山
ゲームの骨格は登山ゲーム。いつもどおり登っては落ちてのくり返し。敵もいないし落下ダメージもない、安心と信頼のオートセーブでのびのびとアスレチックができるぞ。楽しいなあ。そう、BETON BRUTALは2023年に大ブームになったOnly Up!と同じたぐいのゲームだ。配信者さんたちが悲鳴をあげて落ちるのをみて爆笑していた人も多いだろう。
理不尽が少ないステージ
ただし3Dで登山ゲームをつくるのは大変なようで、Only Up!では健気なプレイヤーがとんでもない高さを落とされていた。しかしBETON BRUTALのステージはそこをうまく解決しているとわかった。「筒状の空間に足場を敷き詰める」という作り方で理不尽に大きく落とされることを少なくしたのだ。難所には安全ネットとなる足場があり、簡単なとこでヘマをすれば厳しい"罰"が与えられる。落ちるとショックなものの納得できて「まだまだ挑戦しよう」と思わせてくれる。
ステージが長すぎる
そんなよくできたステージだが同時に重大な問題も抱えてることに気付かされた。限られた空間に大量の足場をおいたことで、縦に上がっていくのに対してジャンプの回数が異様に多いのだ。移動も水平方向が多くて登っているという手ごたえがなく「ひたすら目の前のアスレチックをこなす」という感じ。このせいで落ちたときの"戻し作業"も長く、ノーミスでも10分以上かかることがあってキツい。アスレチックは単調ではないが落ちて戻ってのくり返しが続くとさすがにダレてくる。
集中しっぱなしで疲れる
ジャンプの回数が多いのでイージーミスもでやすい。BETON BRUTALは難所だけでなく簡単な場所での失敗が大ダメージとなりやすいのが特徴的。序盤は難所はほぼ無いがイージーミスでスタート地点に何度も帰ってしまった。そして小さい足場がほとんどなので、キー入力をちょっとミスるだけで落ちる危険がある。緊張で神経をぴりぴりさせた状態がずっと続くので1時間遊ぶだけでどっと疲れてしまう。
容赦ない難易度
そうして何とか集中力を保って全体のちょうど半分まできたのだが、ここで一気に難易度が上がった。広い地面があるものの難所を連続して越えなければいけないエリアが現れたのだ。空中制御をフルに使うジャンプでなかなか成功しない。このゲームを始めてスタート地点からここまでは難所はわずかで、イージーミスを減らせば着実に登ってこれた。しかしこの難所連続エリアはそうはいかない。ジャンプを1つミスするだけでエリアの地面からやり直しなので無闇に挑んでもクリアは不可能。完全に壁にぶち当たってしまった。自分はスタート地点からこのエリアまでは4時間でたどり着いたが、そこからすでに6時間ハマっている。ミスによってはこのエリアより下まで落とされるのでプレイ時間はどんどん伸びる。そしてどうやら更に上のエリアも難所が中心の構成のようだ。地獄を抜けてもまた地獄、いよいよ登山ゲームが始まったという雰囲気が漂っている。新登場のトランポリンのギミックは楽しいけどね。
燃えるショートカット
以上のように苦しい時間を過ごさなければいけないが、救いもちゃんと用意されている。あちこちにショートカットが散りばめられているのだ。空中制御をつかったアクションを求められるが時間を大きく短縮できる。失敗すれば余計に落ちるハイリスクハイリターンな場所もあれば、簡単で失敗しても大丈夫なボーナスゾーンもある。これらは知っていないと大きく損をすることになり、自力でみつけるのが困難なショートカットも多い。BETON BRUTALは"情報ゲー"という側面も持っている。ダレやすい戻し作業もショートカットへの挑戦がいい刺激を与えてくれる。失敗する恐怖と成功した達成感を味わえるのは高難易度ゲームならではだ。
いかがだろうか、謎の縦穴はこのような世界だった。道中が長いのが苦行感を増しているとはいえ、遊びやすく多彩なアクションを楽しめるBETON BRUTALは間違いなくおすすめ。自分は出口の見えない難しいエリアと戻し作業の大変さで正直モチベが下がり中。トンネルを抜けて新たな発見があればレビューで報告していこうと思う。インディーズ作品ながらキーコンフィグをはじめオプションは充実している。WASDを愛しチャレンジ精神あふれる人はぜひ縦穴に飛び込んでみてほしい。
Steam User 2
15分攻略実績のために手汗でキーボードとマウスを壊すわけには行かなかったのでアンインストールしました。
Steam User 1
死ぬ気で15分クリアまでして全実績クリアのショーケースに飾ってニコニコしながら眺めてたんですが
つい先日B-DAYとかいうBETONの誕生日を祝うアップデートで実績が追加され、
再度全実績ショーケースに入れるには本家マップより濃密に新要素とアスレの詰まったマップをクリアする必要がある。
デスゲームから生還した主人公が続編でまた同じデスゲームに参加させられた瞬間の気持ち今